作成者別アーカイブ: kimutatsu

kimutatsu について

kimutatsu / kimutatsu23748

kimutatsu

小学校英語に関して

Posted on: 2010年8月15日(日) 19:42

 

 

 

 

 

いろんな人たちから「この画像をブログで使ってくれ」といって写真が僕の
PCに送られてくるのですが、こういう写真を文章もなく添付してくるのは、
まず間違いなく山田君ぐらいです。山田君、とりあえず使ったよ。

チームキムタツのメーリングリストにはいろんな先生方からの投稿がある
のですが、橋本先生からの投稿の一部を読んで考えさせられた。

***********************

数年前にベネッセの研究会で、耳を疑いたくなる報告を聞きました。
小学校の特区で英語を勉強した小学生の大多数が英語嫌いになって
中学校に入っていくというのです。
私自身は小学生に英語を教えた経験がないのでしっかりしたことは
言えません。しかし、小学校の英語授業を中学、高校とどう連携していくか、
などについての具体的なことは一部でしか進んでいない様子です。
せっかくやるのであればもったいない現状になっているように思います。
************************

文部科学省でどういう議論が行われてるのか、具体的には知らないんやけど、
少なくとも英語に関してはもう少し冷静に議論したほうがいいと思う。

「話せて聞ける」日本人を増やそうということで、小学校から英語を導入するの
であれば、それはちょっと違うと思う。

日本の環境は、例えば英語を必死に勉強している高校生たちでさえも、英語が
終わった次の瞬間には日本語で話しだすし、日本語でモノを考えるのです。

英語ができないという理由で、明らかに生活上不利益を被らない国にいるのが
われわれ日本人なのです。

それに東大を出ても京大を出ても、つまり日本で一・二を争うトップ大学を出た
連中でさえも、社会に出てから英語で苦労するのが日本という国なのだ。

それなら早いほうがいいだろっていうんで、小学校から英語を導入することにな
ったわけですが、小学校の受け入れ態勢が整ってない現状では効果は薄い。

特に勉強をスタートする時点で気をつけねばならないことがあります。

たとえば僕が中1を受け持ったときに、一番注意していることは何か。

それは英語に対して苦手意識を持たせないということです。だから中1や中2の
定期考査の平均点はだいたい90~95点に設定します。

「自分は英語ができる」という考えを持って中2を終えた生徒と、そうでない生徒
とでは、その後の勉強態度に大きな差が出ます。

勉強することは本来楽しいことなのです。勉強はしんどいけれども、しかしだなぁ
という論点は間違っていると僕は思ってる。知識欲を持っている我々からすれば、
勉強してエラクなるというのは、本来ハッピーなことなのだ。

だからこそ教壇に立つ我々教員が持っておかねばならないアティテュードがある。

まして評価には入れないということになっている小学校英語で、英語嫌いを作る
なんて意味がない。「もっと英語を勉強したい」と思わせてナンボじゃないか。

もう一度官僚のエライ人たちには議論をお願いしたいな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

文法が定着しない原因を考える

Posted on: 2010年8月12日(木) 11:37

 

 

 

 

 

 

 

 

   
どうして英文法が定着しないんですかねぇ・・・と連絡が入りまして
ある先生と長電話をしていた木村です。

例えば『NextStage』のような一問一答問題集を高3の直前期や
浪人してから必死にやっているという状態はあまり良くないです。

あれは本来高1や中3のような導入期のほうが力がつきます。

『NextStage』とか『Upgrade』のような「文法」問題集を、文法の
問題集だから知識が定着するはずだと思うと、ちょっと違うと思う。

従来からそういう考えできたんですが、でも現場は「文法が苦手」
という生徒で溢れかえってますよね。

一学期、中3生徒に『NextStage』を使って文法テストを行いました。

結果は学年の平均点が96%ぐらいありました。

でもまだうちの中3生徒たちは文法ができません。英作文をさせる
と文法的なミスばっかりするし、英文の中の文法的誤りを指摘でき
ません。要するに文法力がないのです。

96%の正答率を誇る生徒たちが。

これが答えだと思うんですけどね。執行先生、どうですか?

文法の一問一答問題集ができることと、文法力があることとは必ず
しもイーコールとは限らないと僕は思ってる。

一問一答問題集すらできないレベルではどうしようもないけど。

あれができた上で、次のステップに移るから、文法は定着するのだ。

それは音読とか暗唱とかいうステップでもありません。確かにそれらは
ツールにはなりますけど。

文法の定着に関しては、19日の東京セミナーと21日の広島セミナー
で話をするので、参加される先生方は少しお待ちください。

僕も今までいっぱい失敗してきたので、その失敗談を話します。そして
今の僕の授業についてもご紹介いたします。参考になれば。

外国からきた人に日本語の文法を教えた経験はありますか。

僕は何度かあります。

ペンは「1本2本(いっぽんにほん)と数え、人は「1人2人(ひとりふたり)と、
箸にいたっては2本一緒に「1膳2膳」です。あぁややこしい。

これをその外国の方に定着させるためにはどうしたらいいんでしょうね。

『NextStage』が96%できるのに文法力がないうちの生徒たちですが、
おそらく2学期以降から文法はできるようになっていくと思います。

高校1年あたりで文法が完成すればいいかなと思っています。

 

 


kimutatsu

Rushing through things is going to ruin your work.

Posted on: 2010年8月11日(水) 23:06

 

 

 

 

 

 

   
2年前の総体の折に、65回生を中心としたチームが湊川中に負けたのですが、
今日はその湊川中と試合をし、3-1で勝ちました。リベンジを果たしたぜ。

終わってから合同練習もさせて頂き、両校の選手たちが交流を持ちました。

こういうのっていいな。

試合だけじゃなく、一緒に練習するってのも。今後もいろいろやってみよう。

夜はいつもどおりやる気満々でPCに向かうのです。今日もワクワクしながら
帰ってきて、さぁやるぞ!と思ったのですが・・・

何かを創造するときってのは、ダラダラしていないとダメなのです。

以前、糸井重里さんが「クリエートする人に忙しいでしょって聞く人がいるけど、
実際には考えている時間が長いので、傍目にはダラダラしてるように見える」と
おっしゃっていて、まさにそのとおり!と膝を叩いたことがあります。

やる気、ワクワク感、出来た時のイメージなどを頭に詰め込んで、そのイメージの
とおりに作品を作っていきます。イメージと重ならないと前に進まない。

何でもいいというものではない。やはりこだわりたい。

ただしいつものことながら、編集者の方々も締め切りを気になさるので、その辺の
あやちが大事なのですな、これが。こちらの我を通してばかりもいかん。

ただちょっと今日はダメです。

焦るとまったくいい発想が生まれず、むしろ停滞してしまうので、今日は寝よう・・・

明日からまた頑張ろう。ダメなときはそれでいいや。それでも5時間は頑張った。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

愛すべきマスクマン讃歌

Posted on: 2010年8月10日(火) 21:40

 

 

 

 

 

 

 

 

   
今までいろんな方々のマスク画像をアップしてきたのですが、
そのなかでこの大仏画像だけは複数ありました。

え?どうでもいい話題?まぁそう言わずに。

マスクをかぶっている人が誰なのかは置いといてやなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

  
 

 

 

 

 

 

  

 

  
そういう話を北海道の先生にしていたのですが、今回なんと!
女性の先生がチャレンジしてくださり、画像を送ってくださった。

山田君、十督君、石崎君、西山君、負けてたらあかんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

  
美人で長身の、言うなればキムラテキニハチカヨリガタイ系の
先生なのですが、ロフトで買ってこられたそうです。

これで北海道の教員間でもマスクが流行ることになるのか?

17日から英語教師塾。

毎日反省会があります。

教師塾の反省会は単なる飲み会ではないにしてもやな。

とりあえずマスクをこよなく愛するチームキムタツのメンバーたちよ!
特に最終日の夜は期待しているので、よろしく頼むで。


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

私学大会は3位でした

Posted on: 2010年8月10日(火) 10:15

 

 

 

 

 

 

   
総体で勝ったときの写真を保護者の方が加工してくださいました。
雑誌『NUMBER』と同じような感じで。ありがとうございます。

ちなみに私学大会、終わりました。

最後の3位決定戦で関西学院中に4-2で勝ち、3位となりました。

結局、六甲と9-6、報徳と0-11、関西学院と4-2でした。

だいぶ試合らしくなってきました。神戸市優勝を目指してまた明日から
練習が始まります。お盆休みはありますが、とにかく練習!練習!

3位という結果はまだまだプロセスなので、よかったにはよかったけど、
報徳には歯が立たなかったわけで、春には勝てるよう頑張ります。

ちなみに・・・

今日の甲子園で先発した報徳の高1の田村投手、うちも練習試合で
対戦したことがあります。まったく手が出なかったけど。

中学で軟式やったのに、凄い投手になったものですなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

ようやく初勝利!

Posted on: 2010年8月8日(日) 20:32

 

 

 

 

 

 

   
先に業務連絡ですが、17日と18日に英語教師塾を行うのですけれども
それにご参加される先生方、2日ほど前にメールをしてあります。

必ずご返信くださいと書いて送ったのですが、まだ返信のない先生方が
いらっしゃいますので、大急ぎでご返信ください。

よろしくお願いいたします。

さて、連敗続きの新チームですが、ようやく初勝利をおさめました。

私学大会の1回戦、3-6の劣勢から一挙に6点を取り、9-6で勝ちま
した。やっと勝ちました。勝ったけど、ミスが続出しました。

今日の2回戦は報徳戦でしたが、大敗しました。

ただし今日の負けは力負けでした。ミスが出たわけではありません。

その点では鍛えれば何とかなりそうな予感のする試合ではありました。

明日は3位決定戦。相手は関西学院中等部です。また1日グラウンドです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

夢をかなえるリスニング

Posted on: 2010年8月7日(土) 8:27

 

 

 

 

 

 

 

 

   
この本、『夢をかなえるリスニング』という本がアルクさんから出るのですが
一般の方々は残念ながら手にしていただくことはできません。

これ、学校採択品と言いまして、いわゆる「薄モノ」なのです。

書店さんではなく、学校や塾などで使っていただく用なのです。

今月末に出るそうです。内容はまた近くなったら書きますけれども、ビリーズ
ブートキャンプなみにタフなリスニング本だと思います。

INPUT→INTAKE→OUTPUTを意識して作りました。

リスニングっていくら問題をこなしても、意識を高く持ってディクテーションであ
るとかシャドーイングであるとか、そういうことをしないと上達しませんのや。

僕の本はどれもディクテーションをするようになっていますが、今回のこの本、
OUTPUTを意識し、聞いた英語を使って英作文(OUTPUT)してもらうところ
まで要求しております。

それ以外もINPUT→INTAKE→OUTPUTを意識したつくりになっています。

今回は②センター標準編ですが、いきなり②から出るということは、この次の
展開が(笑)すでにお読みしていただけると思いますが、よろしくお願いします。

ちなみにCDですが、普通のと速いのと2種類入れてもらいました。それぞれの
使い方も本書の各ページに指示してあります。

なんで速いのが必要なのか、どうやって使うのか、ということが『ユメタン』同様、
わかるようになっています。

というわけで、先生方、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(追記)今から私学大会です。いつでも勝つ気満々な私やから
     負けると悔しいんかなぁ。「代打俺」って言いたくなります。

 


kimutatsu

明日から私学大会

Posted on: 2010年8月6日(金) 21:54

 

 

 

 

 

 

  
今日は神戸市第1ブロックの学校と練習試合をやって、また負けました。
これで新チーム6連敗。まぁ、いつかは勝つやろうし、負けるのはいい。

でも今日は試合前に相手の選手の動きを見て、これは勝てるなと思った
のですが、サインの見落としが10回ぐらいあって負けました。

途中で「これは今日は勝ったらあかんな」と思いながら指揮を執っていた
木村ですが、ミスが続出している場合は負けないとあきません。

今日はうちの学校の野球部関係者に「今、高校野球部が強くなったのは
中学で木村君がちゃんと指導してるから」と言って頂き、正直嬉しかった。

でも来年からは校舎の立て替えによってグラウンドが使えない。だからね、
今の間に強くしておきたいなと思っているのです。

明日から私学大会。場所は関西学院中等部のグラウンドです。

灘・六甲・甲陽学院・報徳・仁川・雲雀丘学園、甲南、関学による大会で、
親善大会なのですが、言うなれば新チームにとって初の大会なのです。

灘の一回戦の相手は同じ進学校の六甲。

今の時期は勝っても負けてもええのですが、少なくとも今日みたいにサイン
の見落としで暴走したり詰まらんミスをしたりして負けるのは御免被りたい。

毎日グラウンドに出て指導している私は真っ黒に日焼けしております。

監督の日焼けに報いるためにも(笑)お前たちはちゃんと野球やってくれ。頼む。

また明日からは1日中グラウンドにおります。夜は執筆を頑張ります。
ちょっと過労が心配になってきましたが、まぁ頑張るしかないので頑張ります。

 

(追記)こんなに寝てないのに熱中症にならない私は体力があるのかなぁ。
     ガキの頃の身体の弱い私はどこに行ってしまったんやろ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

心の雄叫び at midnight

Posted on: 2010年8月6日(金) 0:37

 

 

 

 

 

 

 

 

   
酒井社長も札幌に行ってるらしくて、写真付きのメールが来るんですが、
パソコンから返信しようとすると「宛て先不明」というメールが・・・

酒井社長の携帯、パソコンからのメールが受信できない設定になってて
ところが携帯から携帯にメールすると時間がかかって面倒くさい。

なので酒井社長、ブログ見てると思うので言いますが、身体に気をつけ
て頑張ってくださいね!それとジュンク堂札幌店の前田さんによろしく!

 

 

 

 

 

 

 

 

   
私のほうは甲子園のオフィスでわき目も振らずに執筆中なのですが・・・
職員室で大仏のマスクをかぶった写真を送ってくださったS先生に負けた
くないので、自室で阿修羅になってみました。

もう深夜12時を過ぎたなぁ。あと3時間だけ頑張ろう!

明日も朝から灼熱地獄の中、練習試合2試合です。午後から怒涛のごとく、
執筆を頑張ります。がんばるぞぉぉぉ!やったるでぇぇぇ!

なんか・・・46歳、生きてるな、俺。

ダラダラしてる時間が1日の中でほとんどない。なのに痩せないのは何故?
ま、とにかく頑張ろう。

  

(追記)17日からの東京滞在中に新しいかぶりものを買おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

   


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

出会いが転機になる

Posted on: 2010年8月5日(木) 21:04

 

 

 

 

 

 

  
上の画像は札幌でのセミナー風景です。広い会場に100名を超える
先生方があちこちからお集まりになられました。

その後も参加された先生方と連絡を取り合っております。

中にはこの週末に関西にいらっしゃる先生もおられるということなので、
さっそく「会いましょう」ということになりました。

人と人との縁はこうやって深くなっていきます。

 

 

 

 

 

 

  
こちらはある高校にお伺いしたときの光景でして、使っている『ユメタン』
にサインをしてほしいというリクエストがあったので、しているところです。

僕の拙いサインでも喜んでくださる方々がいるというのはありがたいもの
です。1冊ずつ気持ちを込めてサインをさせていただきました。

博多から札幌に移動して、いずれでも多くの先生方や生徒たちと触れあ
っては、自分の意見や勉強法をお伝えしてまいりました。

17日から始まる東京での教師塾とセミナーでは、のべ300人の先生方
と話をすることになりますし、その後の広島でも100名と触れ合います。

結局そういう経験を通じて、僕自身が学んでいることが多いなと思う。

今日もある先生と話していて、自分では気づいていなかった人生哲学に、
あるいは知らなかった生き方にある日突然出会うことがあるという話題に
なりました。人との出会いによって気づかされたりします。

例えば僕が灘に入ったとき、懇意にしていただいていた化学の先生から
「お前、いろいろやれ。誰に何を言われても自分の信じたとおりに進めよ。
ただし45歳までに形として何も残せなかったら、その程度の人生やった
んやなと思え。それまでは遊ぶな。必死にやれ。」と突然言われました。

当時、僕は34歳だったのですが、やりたいことはあっても「忙しいから」、
「時期を見て」なんて言いながら言い訳ばかりしていたものです。

そのくせ飲んでばかりいた。

今は当時より忙しいし、時間なんて全くないし、毎日2時3時に寝ているし
昼間は灼熱のグラウンドでノックバットを振ってる毎日なのです。

なのに当時より「形になって残る」ものが作れてる。

何もない日なら20ページから30ページは書ける。いや、もっと書いてる。

これはどういうことなんやろうと思ったけど、やはりその化学の先生と出会っ
て声をかけて頂いた内容が、自分の中ではショッキングやったんやと思う。

あの一言がなかったら今でも「忙しいから本なんて書く時間はない」と言うて
たように思うんですよね。

人との出会いによって、頭をぶん殴られるような思いをすることがあります。

頭をぶん殴ってくれる人は神様です。

僕もいつか誰かの神様になれたらいいなと思いつつ、頑張っているのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論