KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 灘校

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勉強法の説明は終わり!

Posted on: 2018年4月19日(木) 23:21

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家ではあまり酒を呑まないのですが、お気に入りの焼酎とか
泡盛とかをこういう形で置いています。

そうするとさくらが匂いを嗅ぎにやってくるのです。

飲んだらあかんで!と声をかける木村。

ちなみに泡盛は琉球王朝と北谷長老が好きです。

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高校1年になって授業が始まり、少し落ち着いてきました。

まだそれほど授業はないのですが、特に新しく高校から入った
40人の生徒たちに英語の勉強法について教えながら
授業を進めているところです。

中学から上がった子たちは、勉強するかどうかは別として
勉強の仕方についてはすでに3年間で教え込みましたので、
いまさら説明しなくても、英文が配布された瞬間に小さい声で
素読に入る子がほとんどなのです。

それと復習ですね。以前も書きましたが、点数を伸ばすためには
復習をしなければなりません。それは塾に行っていても同じです。

塾で学んだことを復習するから力がつくわけです。
学んだまま放っておいても成績はほとんど上がらないのです。

でも復習の方法を知らなければ復習できないわけですから、
この1週間かけて復習の方法を説明しました。

それと多読といっても授業で与えられる数は知れていますので
単語集などを使って基礎トレをしながら「多読」することになります。

それの方法も教えました。

いよいよ今日から新しく入った子たちも中学から上がった子たちも
そういうオリエンテーション的な授業ではなく、実際の文章を
読みながら英語の勉強をし始めました。

単に対策的な方法では数字は上がらないものですから、
しっかりと地に足をつけた方法で学んでもらいます。

 

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は関西学院大学で出題された文章を使って
リスニング→リーディングを行いました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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入試が変わっても何も変わりません

Posted on: 2018年4月9日(月) 19:40

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今日は入学式でした。僕は高1なのですが、39名の新入生を
迎えました。73回生が220名となりました。

僕はおそらく高2・高3と担任をするので、今年は担任では
ありません。誰がクラス担任をするのかは学年で決めます。
管理職が決めるのではありません。学年会議で決めました。

明日が始業式、明後日から授業です。

中学から上がる在来生はすでにセンター試験レベルの読解を
授業で行っています。ですので、新高生もそこに合わせて
努力をしてもらうことになります。

在来生も新高生も語彙力がまだまだ難関大に対応できるほど
身に付いていないはずですので、知識を増やしながら
読んだり聞いたりする量を増やしていってもらいます。

英語を話したり書いたりする力はある程度の語彙力や表現力
がないと伸びてこないものですので、まだ今年はインプット
中心の勉強となります。高2までに単語や文法については
『ユメタン②』レベルまで持ってきてもらいます。

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センター試験が廃止されて新テストになりますが、それって
おそらく灘のような私学の進学校は以前からやっていたこと
ですので、特に指導法や勉強法を変える必要はありません。

今までどおりにやっていってもらいます。

明後日の授業ではそういう話をしようと思っています。

特に東京大学に入ると「話す」と「聞く」ができることが
前提とした授業が行われますので、大学に入ってから
困ることのないよう、それらの力は上げてもらいます。

しかし、大学は文章を「読む」「書く」場所です。
ですので、4つの技能を全て上げておかないと東京大学には
合格しないのです。

こちらとしては一次試験がどう変わろうと、まったく関係なく、
今までどおりに「英語の力を上げる」という観点で指導します。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
入試が変わっても勉強法は変わりません。
入試が変わっても指導法は変わりません。
対症療法的な指導をしても力は伸びません。断言します。

 


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合宿終了

Posted on: 2018年4月5日(木) 17:00

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合宿の最後は地元の中学校との練習試合でした。一昨日と昨日、
一生懸命に取り組んできたことが出せるかがテーマでした。

とは言っても僕は「2日やったぐらいでは変わらない」という
気持ちは強くありました。勉強にしてもスポーツにしても、
その程度の努力は努力とも呼べないものです。

ただ、少しでもいいところが出せればいいなと思っていました。

相変わらずミスがたくさん出て負けました。

でも昨日やった走塁の意識は、ほんの少しではありますが、
たとえば塁に出たときの姿勢などに出せていたように思います。

これから何日も何週間も反復することで刷り込まれていくもの
です。即座には出ません。それは勉強も同じですわ。

彼らには夏の大会で「春合宿からの継続のお陰で勝てたな」と
思ってくれることを期待しています。

疲れましたが、いい合宿だったと思います。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
淡路島の中学校に勤める大学時代の先輩が会いに来て
くださいました。久しぶりに話ができて嬉しかったです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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追い込んで刷り込む

Posted on: 2018年4月4日(水) 20:41

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合宿2日目は一日中走塁の練習でした。一塁のリード方法、
ランナーだけでなくランナーコーチの指示の出し方とか
出すタイミングなども含めて、終日走塁でした。

生徒たちは朝9時からお昼ごはんをはさんで夕方5時まで
ずっと走っていました。最後はヘトヘトだったと思います。

追い込んで追い込んで、走塁の基礎知識を頭ではなく体に
刷り込んでもらいました。でもまだまだですけどね。

勉強と同じで、追い込まないと伸びないんですよ。

楽しもうっていう段階に行くためには、どこかで追い込ん
でレベルを上げておかないと、楽しめないんです。

英語だって同じです。

英語ができる人たちって、どこかの段階で語彙をガンガン
頭に入れているんです。それは英語を使うという経験を
しながらできた人はラッキーな人生でしょうけれども、
日本にいながらの人の場合には単語集と多読多聴を反復し、
基本的な語彙(ここでの「基本的な」というのは、例えば
『ユメタン』で言うならば⓪~②程度を指します)を
頭に入れる経験をしているはずなのです。

明日は打撃練習をし、午後からは淡路島の地元の中学校と
練習試合を組んでいます。

それが終わると神戸に戻ります。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
一日中グラウンドにいて、かなり日焼けしました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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淡路島にて

Posted on: 2018年4月3日(火) 19:49

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淡路島の洲本にありますサンライズ淡路さんに来ております。

大きいグラウンドがあるものですから、野球部の合宿を行っ
ているのです。26名プラス顧問3名で。

今日は守備練習でした。

明日は走塁中心になると思われます。

生徒たちはみな元気です。

夏の大会で1つでも勝てるよう、頑張ってもらいます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
以前はひとりでノックしていましたが、今は若い先生方が
やってくれるので、僕はゆっくりさせていただいています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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私学大会一回戦

Posted on: 2018年4月2日(月) 9:10

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昨日のエントリーに「私学大会の1回戦は勝った」と書いた
ところ、「それもエイプリルフールでしょうか」という内容
のメールをいただきました。

いや、勝ったんです。これ見てください。

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今日は2回戦。相手は報徳です。強い相手との対戦が続くの
ですけれども、練習でやっていることを出せればいい勝負が
できるんじゃないかなと思っております。

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大きかったのは満塁のピンチでも冷静にプレーできたことで、
あのプレーがなかったらサヨナラ負けしていたなと思います。

勝っているとイケイケドンドンで冷静になれませんし、逆に
ピンチになってもドキドキして冷静になれません。

それは大人でも同じです。

どういうときでも俯瞰的に物事を見ることのできる冷静さを
持っていることが大切なのではないかと思っています。

さて、あと1時間半ほどすれば第2試合が始まります。

僕もようやく声が戻ってきましたので、かすれる声で応援し
ようと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
写真を送ってくださった保護者のSさん、ありがとうございます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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卒業式

Posted on: 2018年3月19日(月) 15:18

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NHKを見ているんですけど、参院予算委の共産党の小池さん
の質問が鋭いですね。よく野党がだらしないと言われますが、
小選挙区って野党がだらしなく見えるんです。

与党も相当だらしないのは言うまでもないです。

さて、今日は終業式と卒業式が行われました。中3生徒らは
終業式には出席せず、卒業式に参列することになりました。

もちろん我々担任も同じです。

今日で「義務」教育が終わりました。

4月からは義務ではなくなります。生徒たちが勉強すること
を願って高校生になるのですから、これまで以上に鍛えてあ
げたいと思っていますし、彼らもそれを望んでいるでしょう。

すでに入試まで3年を切りましたし、高校でいろんな経験を
して経験値を上げながら知識をつけ、その結果として知恵を
発揮できるようにしてもらいたいと思います。

以前も書きましたが、机上の勉強だけでもあまり意味があり
ませんし、経験だけでも駄目です。

自分が進むべき人生の選択肢をいろいろと考えながら、自分
はいまのうちにこういう知恵をつけておこうという考え方を
しながら、高校生活を送ってもらおうと思います。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
東京五輪のときは誰が首相をやっているんでしょうね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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答案返却

Posted on: 2018年3月16日(金) 21:24

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今日は答案返却日で、30分5限授業でした。単に5教科の教
員が教室に行って答案を返却するだけの授業なので、30分
なのです。各教科の教員が各学年のプロパーでいますので、
その人たちが全部の答案を返却することになります。

僕は英語A、英語B、授業中に行った灘高校の入試、そして
GTEC for Studentの4種類を返却しました。

正解についてはプリントで配布しています。

各問題の解説なんかよりも、それぞれのテストの意味や今後
の指導方針について生徒たちに話をしました。

義務教育はこれで終わりですので、これまで部活動やその
他の活動にかまけて、やるべき勉強をしてこなかったくせ
に大学に行きたいのであれば、今日から計画を立ててやら
ないと合格なんかできるわけないし、すべきではないとい
う話をしました。生徒たちはよく聞いていました。

春休みの宿題はなし。

でも『一億人の英文法』1冊の試験を4月にすると伝えて
おきました。たった500問しかありませんので、春休みに
3周ぐらいはするように伝えました。

彼らがどれだけ自分を鍛えるかにかかっています。

おおいに期待しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうござました。
さぼってしまった子は残りの3年間かなり苦労するけど
それはしょうがない。ここまで部活動との両立をした子
たちは、いまのままで進んでいってください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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Flu Again

Posted on: 2018年3月6日(火) 23:49

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現在、期末考査中なのですが、実は数週間前に学年閉鎖を
したばかりの中3なのに、またしても増えてきたんです。

インフルエンザで欠席する生徒が。

本当は明日、考査3日目を迎えるはずだったのですけれど、
ちょっとこのままでは考査が成立せんだろうということで
水曜日は臨休となりました。

木曜日はもともと試験の中日で休校でしたから、生徒たち
(と教員たち)は思わぬ連休となりました。

体調が悪い生徒についてはこの間にしっかりとケアをして
また金曜日からの試験に臨んでほしいと思います。

予定が狂ったので、採点を頑張らないといけません。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今年はえらい流行っているんですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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この夏はロンドンです

Posted on: 2018年3月3日(土) 7:53

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今年は生徒たちと一緒にロンドンに行くんですよ。7月から
8月にかけて約3週間。楽しみにしています。

昨日ある生徒が僕に話しかけました。

生徒:夏にロンドンに行きたいんですが。
木村:申し込めばいいよ。
生徒:人数が多いとどうやって選ぶんですか。
木村:英語力とか普段のやる気とか、まぁ諸々やな。
生徒:僕、やる気はあるんです。
木村:いいんじゃない?人間みんなそうだ。
生徒:自分なりに頑張っているつもりなんです。
木村:それもほとんどの人間がそうだ。
生徒:僕、選ばれますでしょうか。
木村:そんな遠い未来のことはわからないわ。
生徒:まーじーかー!
木村:自分なりに頑張ってる程度の頑張りじゃ無理かも。
生徒:じゃあどれぐらい頑張ればいいんでしょう?
木村:誰が見てもあいつは頑張ってると言われる程度で。
生徒:確かに。自分なりにって便利な言葉ですよね。

行く生徒たちを対象にして、英語を話す講座を放課後にやり
ます。これは66回生のときもそうやったのです。

ロンドンに行く生徒たちじゃない子でも参加できます。

ただ、みんな間違ってるのは、英語を話すのはそれほど難し
いわけではないんです。『ユメタン①』をやったうちの生徒
たちも「英検2級は『ユメタン①』をやっていれば楽勝」と
言っています。要するにあの程度の語彙があれば、基本的な
ことなら英語が確実に話せます。

問題はですね。むしろリスニングなんですよ。

自分だけで勝手に話しているわけにはいきません。

相手が何かを話す。
自分がそれに対して話す。
相手がまたそれに返事をする。

こういうことを相手が言ったんだなと認識できない人が好き
勝手に話していると会話が成り立ちませんよね。

相手:Where are you from?
自分:I’ve never been to your mother country.
相手:No, I’m wondering where you’re from.
自分:Oh, I am here from morning till night.

会話にならへん。

したがって上に書いた英語を話すための放課後講座はリスニン
グ力を伸ばすために行うという意味もあります。

話す力を伸ばしたければリスニング力を同時に伸ばす必要があ
るんですよ。スピーキングだけなら楽なもんです。

いずれにしても楽しみです。

僕も生徒たちに負けないよう、リスニングとスピーキングの力
を錆びつかせないようにしておこうと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ロンドンに行く生徒たちには集中的に語彙や表現を
たくさん覚えてもらいます。
I want them to arm themselves with a lot of words and expressions.

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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