
福岡で英文法指導セミナーが開催されました。文英堂主催。
場所は東福岡高校さん。とてもいい学校です。
久留米大附設の大藪先生と僕が登壇し、それぞれに英文法の指導
をどのように考え、どのように行うべきかという話をしました。
軽い英会話ができる程度の英語でよければ、英文法をしっかりと
行う必要はありませんし、単語の羅列でも通じるといえば通じる。
でも英語をビジネスやアカデミアの世界で通用する程度に使える
ようにするとなると、英文法をしっかりと学ぶ必要があります。
以前はグラマーという単位が学校にあったのです。
文部科学省はあまり重視していませんが、大きな間違いです。
英語ができる人であれば、英文法の重要性は誰でもわかりますし
その点では残念ですが文科省の担当者は英語ができないのでしょう。


ただ、たとえば四択系の問題集を何周も何周もやったところで
英文法の力はつきません。特に英作文での文法ミスは四択系の
問題集をいくらやっても減りません。
実際、書かないと駄目です。書きながらミスを矯正してもらい
ながらでないと、英作文やスピーキングの際のミスは減らない。
子どももそうですよね。話しながら間違ったら親が直す。
そうこうしている間に徐々に母国語が話せるようになります。
ではどう指導すればいいのかという話をさせていただきました。
多くの先生方が九州各地から集まられました。感謝しています。
大藪君にも久しぶりに会いましたが、元気そうでした。
熊本と福岡には先日行ってきたばかりですが、縁があって今回
また行かせていただけました。九州は大好きです。
九州の生徒さんたちが英語をもっとできるようになればいいと
思うし、今回のセミナーで学ばれた先生方が各教室に持ち帰り、
その先生方の生徒たちが文法的に正しい英語を書いたり話したり
できるようになればと願っております。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
預かってもらえるペットショップがなかったものですから
さくらを連れていきました。先生方に頭を撫でてもらって
彼女もご満悦でした。新幹線の中では吠えず、お利口でした。