KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 人生論

kimutatsu

来年もいい年にしようぜ!

Posted on: 2007年12月26日(水) 14:19

Christmas Club

画像は善ちゃんのバーです。OPENして10年。かなり有名なバーになりました。
昨日は友人3人と一緒に年末恒例ともなった飲み会をしました。みんなありがとう。

学生時代はバンドばかりやっていたのですが、ちょっとは勉強しとくべきやったな
なんて言いながら、今の自分と当時の自分を比べて色んな話をしました。

で、そのうちのひとりが当時のステージをCDにおとして持ってきてくれてね(^-^)

ちょっと聞いてみたのですが・・・下手やなぁ(笑)

確かに当時は全く勉強しなくて社会人になってから凄く苦労することになるんやけど
あの頃はあの頃で一所懸命に音楽やってたんやなぁと振り返っております。

僕はギターとボーカルでしたが、ステージの経験が教職に活きてるのは間違いない。
そういう意味では、ESSではなく、バンド活動を選んだのも悪くはなかったのかなと。

まぁでもやっぱり生活のためにバイトばっかりして、時間ができるとスタジオに入り、
試験前に真面目な連中にノートを借りてコピーしてはそれを暗唱しまくる・・・

こんな大学生活が当時は当たり前やと思い込んでいたので、今から思えばですが
やはり時間の使い方としてはもったいなかったなと思ってしまいますね。

時間が経たないとわからないことってあるからねぇ。

大人になってやっとわかることがある。で、振り返ってみて反省や後悔するんやけど
でも残念ながら時間をカセットテープのように巻き戻すことができないことに気づく。

だからこそ当時の時間を取り戻そうとして、大人になってから勉強をし始める人が
多いのかもしれへんよね。高校時代や大学時代の時間を再経験しようとするのかな。

勉強法の本がどれも売れているそうです。でも実はほとんどの大人が、大事なのは
勉強法なんかではないことを知ってる。

そうじゃなくて、勉強するという、まさにそのことに価値を見出しているんやろうなと
僕は思っているのです。勉強する理由は後から付けたもんじゃないやろうかと。

そんなわけで昨日は楽しかったし、とても刺激を受けました。

ちなみに飲み屋のママさんが僕の手相を見てくれてね。すっごく驚いていました。
手相って手の筋や肉付き、指紋などから見るんですね。初めて知りました。

手の筋だけで見るものなのかと思ってた。

でね、ものすごく良いらしい。いろんなことを言われました。お金もこれから貯まるし
なんと驚いたことに、5年後には政治などの日本全体を動かす仕事に携わってるらしい!

僕が「へぇ~、でも政治家になる気持ちも予定もなにもないよ」と言うと・・・

「5年後にまだこの店をやってたらその時にもう一度手相を見せて下さい!
もしも先生がそうなってなかったら、よっぽど運気の悪い人と付き合ったことになる」

って言われましたがな( ̄▽ ̄;)

運気の悪い人ってどういう人?って聞いたのですが、その答えも納得できるものでした。
そして僕の周囲に来る人たちは全員運が強くなっていくそうです。嬉しいなぁ(^-^)

曰く、「運が悪い人であっても、先生の周囲に来ると運気が絶対に上がるよ。
でも気をつけて。先生の運気を吸いとろうとしてるような人と付き合うと、
その人の運気は上昇するけど先生の運気はその分だけ下がる。
だから付き合う人は考えたほうがいいよ。」とのことでした。

何にしても周囲に来る人たちの運気が上がるならそれでいいや。僕は僕でまた
別のところで徳を積んで、自分で運気を上げればいいんじゃないかなと思う。

その方は中国の方なのですが、信じてみようと思ったし、さらに上を目指そうって
気持ちになりましたね。政治家になることはきっとないとは思うけどさ(笑)

2007年も今日を入れてあと6日。来年はさらに良い年になりそうな予感がしてる。
本当にいい飲み会やったな。O森、M谷、S谷、そしてママさん、ありがとうね(^-^)

来年は(来年も、来年こそ)運気を上げて、良い年にしてみせるぜ!
・・・と思われる方は力強く愛のクリックをよろしく!(^-^)

  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)来年以降の予定を友達に話すとびっくりされました(笑)
     大学時代ぐうたらだったので、余計にびっくりするんやろな。

 
 

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

我が生涯に一片の悔いなし

Posted on: 2007年12月25日(火) 13:15

一片の悔いなし

お笑い好きの木村がM-1グランプリを見なかったわけがありません。
優勝したのはサンドウィッチマン。決勝の3組で一番オモシロかった。

3組が終わった瞬間に「こりゃサンドが優勝やろ」と家族で言うてたら
(特にお笑いにうるさい娘)やはりサンドウィッチマンが優勝でしたね。

僕は初めて聞いたんやけど、どうもM-1って準決勝までの採点方法が
不透明で、不評なんだそうです。吉本の芸人は有利とかなんとか・・・

サンドウィッチマンは準決勝で敗退したのですが、敗者復活戦に選ばれ
結果的に本選の予選に出場。そして優勝をかっさらいました。

オール巨人さんが「このコンビが決勝にいないのはおかしい」とコメントしました。
準決勝の審査員はきっと真っ青になったことと思われます。

それはそれとして・・・

サンドウィッチマンって小さい事務所所属なんだそうですね。吉本なんかの
大手事務所じゃないそうです。だからこそ痛快なんですよ。

芸能界に限らず、事務所の大きさってのはやはりかなり個人の仕事量に
影響を及ぼすものです。出版社だってそうですよね、大手の仕事を誰でもしたい。

でも本当に力があれば、こうやって大手事務所に所属する人たちを押しのけ
見事に陽の目を見ることだってあるわけです。

さて、本当の力ってなんでしょうね。

ガッツポーズ

例えば、ここで「○○大学に行きたいんだけど、そのためにはこれこれこういう
教材までやらないとダメですか?」ってコメントが非常に多いんやけどさ。

答えとしては「本当に行きたいならやったほうがいいし、どっちでもいいのならば
やらなくても合格はできるかもしれないね」となります。

合格はできるかもしれない。でも合否に関係なく、本当の英語力をつけたいなら
読書も含めて、良いと思われることは全てやるのが当たり前なんじゃない?

時間が限られてる???

時間が限られてるから何なん?漫画は読まないの?ゲームは?それ以外の
勉強に関係なさそうな全ての活動はどうなるの?時間がないならテレビも見るな。

・・・ってことになるよ?

そういうのは「言い訳」って言うんや。

本当に自分が成功したいとか、目標を達成したいとか、あるいは夢を叶えたいとか
そんなふうに思うなら、「どこまでやらないとあかんのか」じゃ叶わないよね。

それにさ、本当に力がつけば周囲が放っておかないよ。

灘に入ったから、東大に入ったから、官僚になったから、成功なんじゃないわな。
それは単なるスタートラインに過ぎないわけでね。

だって中学や高校のスタート時には灘に合格なんて到底できなかった生徒でも
東大に合格するのに、灘の生徒の約40%が不合格になってるじゃない?

受験のテクニックなんてもんじゃなく、本当に英語や数学の力をつけた人こそ
東大に限らず自分の入りたい大学に選ばれて入っていくわけです。

ガッツポーズ2

本当に力をつけようと思ったら、どこまで本気になれるかってことなんよねぇ。
それは箱(事務所や学校)の名前とは全く関係がない、個人の努力なんやな。

で、そんなんしんどいし、できっこないわって言うならそれもいいと思うよ。
自分の人生なんやから、ぐうたらに生きても全く問題ないと思ってる。

僕は学歴至上主義者じゃないからね。

でも「大きいことをやりたい」とか「こんなことをやってみたい」とか言うんやったら
(それが大学入試レベルのちっちゃいことであれ)やるべきことは全てやらな。

そうやってもがいているうちに、気がついたら身についているのが「本当の力」
ってやつじゃないかと思ってるのです。

この感覚って勉強法の本ばっかり買ってきて、どこかに効率のよい勉強法が
落ちてるんやないかと探してる人にはわからんと思う。

眠くなったらすぐ横になる人にはわからんことやと思う。

ある時期に気がついてそこから始めるなら問題ないよ。僕もそうやったからな。
でも人生の時間ってのはどんどんなくなっていくので用心は必要やろう。

僕は東大英語シリーズをはじめとして何冊かの本を出してるけど、言うまでもなく
これって木村達哉って人間の単なるスタート地点やと思ってるんや。

ここにも「参考書やエッセイの執筆などで有名」なんて書いてあるやろう?

ここまで来るだけでもめっちゃ大変やったんやけど、ここからまだまだやること
めちゃくちゃよぉけあるから、休んでられへんねん。

参考書やエッセイの執筆っていうレベルで止まりたくないんやな。

本当の力をつけるためには、この状態では全くあかんのを自分でわかってる。
TOEICで満点取る程度のことなら何てことないけど、そんなん宣伝にしかならんやろ。

「TOEICで満点取った木村先生の本!」なんてどうでもいいレベルで満足できん。
それでTOEICの本を出したら?そんなん満点取らなくても良い本は書けるよ。

世界中の人たちのために役に立ちたいから、そんなレベルでは満足できん。
でももっと上に行こうと思ったら、「本当の力」が必要なんよね。

僕は灘という箱にいるねんけど、それは自分の夢とは全く関係あれへんね。
本当の力がなかったら、なーんもでけへん。

予選で敗退したサンドウィッチマンが敗者復活から見事に優勝を飾ったのを見て
ものごっついやる気を刺激されました。

僕も負けへんで。今はまだまだ未熟やけど、5年後を見ながら頑張るねん!
僕自身が考える「本当の力」に近づくために、誰よりも努力しますわ。

『北斗の拳』のラオウにみんなが惹かれるのは、「我が生涯に一片の悔いなし」
と言って自分も死にたいからじゃないのかな?僕もそうです。

お互い頑張りましょうや(^-^)

夢が叶わないまま死ぬのは、どうもやりきれん!
・・・と思われる方は今日も愛のクリックをよろしく!(^-^)

  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)人生楽しいですね。一片の悔いなし!と叫んで死にたいな。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

褒め言葉は人に伝わる

Posted on: 2007年12月20日(木) 13:37

tokyodome 

 しかしラミレスまで獲得したかぁ ┐( -”-)┌ ヤレヤレ

大昔のことやけど、立教の長島茂雄は南海への入団がほとんど決まってた。
それがふたを開けると読売に入団。

早実の王貞治は阪神に入団かと言われてた。これも読売に。
そしてご存知、江川卓事件。

ちょっと前、清原、ペタジーニ、江藤など、ファーストばかりを集めまくって失敗。
今回はヤクルトのエースと主力打者、そして横浜の抑えのエース・・・

来年の優勝、これで中日か阪神やったら爆笑なんですけどねぇ。
そうなることを祈ろう。

僕の周囲の読売ファンがどんどん読売ファンをやめていってるだけじゃなくて
野球の視聴率が下がっていってる現状をプロ野球関係者はどう思うんやろね。

広島をはじめとするお金のない球団と金持ち球団との格差をどうする?

FA制度は確かに選手の権利ではあるけど、こんなに一部の球団に選手が
集まるとね。今のままじゃプロ野球がますますつまらなくなるよなぁ。

思えば昭和48年まで読売がV9を達成したが、その時も野球ファンが減った。
そして昭和49年に中日が、昭和50年に広島が優勝したのです。

そのあたりからドラフトのシステムを読売の意見に従って変更させたりしてさ。
今みたいに一部の球団だけが強くなるような感じになったわけやな。

去年、パシフィックリーグは日本ハムが優勝したよね。
でも新庄・小笠原・岡島が抜けた。弱くなるんやない?と言われたもんや。

ところが今年も日本ハムが優勝!

戦力的にはソフトバンクのほうが上回るんやないかと思うねんけどさ(´・ω・`)

ここに監督の能力、選手の起用法など、野球の面白い部分が出てくるわけや。

なのに今年優勝した読売がこんなに乱獲に近いような補強したらバランスが
崩れてしまうし、野球界全体がつまらなくなってしまうよね。

だから来年もアンチ読売の立場は崩さないぜ!\( `ロ´)/

兼六園の梅

さて、昨日「褒める人になろう!」というタイトルの記事を書きましたが、概ね
好評でした。同僚や知り合いから「今日のはいいね」とメールを頂きました。

ヽ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪アリガトウ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ

でね、今日も調子に乗って褒める話なんです。いろんな人たちが「褒める」って
ことに関して良い言葉を残しておられます。

ちょっと紹介しましょう!言葉の部分を太字にしときますね。

有名なところからね。まずは連合艦隊司令長官の山本五十六の言葉。

「やってみて、言ってきかせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」

今は僕もヒラ教員として仕事をしてるけど、前任校のときは名ばかりとはいえ
学年部長ということで何人かの部下がいたのですね。

このときに「人を動かすってのは本当に大変なことやな」と実感したものです。
人の上にいる立場の方なら頷いていらっしゃるのではないでしょうか。

次の言葉は小出監督の高橋選手を指して言った言葉です。

彼女はもっと伸びる選手ですよ。この1~2年のうちに大記録を立てる。
なにしろあの子はかけっこが三度の飯より好きなんだ。
走るために生まれてきたような子なんだ。

このマスコミに向けての言葉は以前も紹介した「ピグマリオン効果」もあります。
この言葉を聞いた高橋選手がどう感じたかを考えればわかりますよね。

次はアメリカの作家であるマーク・トゥエインの言葉です。

褒め言葉をもらえば、それだけで二ヶ月間、幸せに生きられる。

二ヶ月間というのは作家特有の表現であり、英語特有の表現なんだけどね。
(英語ではdozenは必ずしも12を意味するわけではなく、多いことを意味する)

褒めてくれる人が周囲にいる人ってのはヤル気が出るし、気持ちが安定する。
そういうことを言いたかったわけですね。

最後に永六輔さんの本から抜粋です。

人間、ヒマになると悪口を言うようになります。
悪口を言わない程度のいそがしさは必要なのです。

夢に向かって忙しく動いている人ってのは、他人が頑張ってるのを見ると
自分も頑張ろうって思うし、決して悪口や陰口は言わないのですね。

逆に立ち止まって「ヒマやな。なんかええことない?」なんて言ってる人たちは
頑張っている人たちが眩しくてしょうがないものだから悪口を言うのですね。

だから悪口や陰口を叩いている人を見たら「ヒマなんだな」と思えばよろし。

2日連続で「褒める」ということをテーマに書きました。いかがだったでしょうか。
僕は怒ることも教育においては大事やと思っているのですね。

褒めて伸ばすのは否定しないけど、腹が立ったら怒ればいいと思うんですよ。
親や教師が子どもに遠慮する必要なんてまーったくないのです。

でもそこには一貫性というか継続性というか、そういう姿勢がないとダメです。
それに褒めるっていうても、変に下手に出ておだてるようなのはバレます。

うちの親父、俺にビビっとるな。
うちのお袋、何を遠慮しとるんや。

子どものことを本気で叱ってやるのも親の役割ですが、それこそ子どもが人の
陰口や悪口を言うてるのを聞いたら、遠慮なく怒ってやればいいと思います。

本人の目の前で言うのは問題ありません。それは建設的ですからね。逆にさ、
面と向かって言われて怒る人がいるけど、それは怒るほうが悪いわけでね。

いない人のことは褒めるべきです。陰口は必ずその人に伝わりますが、実は
それ以上に褒め言葉もその人に伝わるのです。

どちらが建設的でしょうね。

上に紹介した言葉をぜひ覚えておいて頂いて、今後の人生に活かして下さい。
人間関係を円滑にし、協力を頂きながら夢を叶えるのですね(-^〇^-)

悪口や陰口を言うてる人の顔っていい顔じゃないですよね・・・
と思われる方は、今日も愛のクリックをお願いします!m(_ _)m
  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)ちなみに僕は小学校時代、永さんのモノマネをよくしてました。
     「遠くへ行きたい」って番組、知ってます?(ふるぅ)

 

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

褒める人になろう!

Posted on: 2007年12月19日(水) 19:05

kimutatsu 

そろそろ浪人生たちが調査書を取りに来ております。まだ来ていない生徒もいますが、私大を受験する生徒は結構取りに来ました。学校も金曜日で終わりですしね。

ところで昨夜書いたホッと♪ホームルームですが、こんな感じで書きました。

しばらくこんな感じで書いていこうかなと思っています。
毎日の更新は無理やから最初に言うときますでぇ。

しかし・・・毎日毎日よく書くことがあるよね・・・

と、人に言われますが、好奇心が強い上に本が好きでよく読むのでネタには困らないのです。さらに言えば、これが原稿ならもっと推敲が必要やけど、ブログの記事やとササっと書けるし。

ブログを軽視しとるのか?と言われると困るし、決して軽視してるわけじゃないけど、原稿の場合は書店でお金を出して買って下さる人が相手になるよね。

小さい誤植でも申し訳ないなと思うのに、まして情報そのものに間違いがあるとトンデモナイことになる。財布からお金を出していただくというのはそういうことです。

そんなわけでブログのほうは空いた時間にぱっぱと書いているし、だいたい1つの記事が30分ぐらいかな?それぐらいしかかからないので、気楽に読んでくださいね。

モモ

年末になると忘年会が増えますね。中学生や高校生には縁のない世界やろうけど、大学に入るとまったく意味もなく忘年会をやったりもするはず。

でね、そういう飲んで酩酊状態になっている時の自分って、実は素の自分であることが多いんやないかなと思っているのです。酔っ払ってるから余計に素の自分が出る。

上司や同僚の悪口を言いながら飲んでる人がたくさんいます。

きっと翌日になると悪口を言い合ったメンバー同士でニヤっと笑ったりするのかもしれんね。
その笑顔の自分を鏡で見たら、きっととてつもなく嫌な顔をしてるんやろうと思うんや。

たぶんでも、その笑顔こそがその人の本質なんやろな。

僕と体育科I教諭は二人ともまだまだたいしたこともないが、唯一たいしたことあるのが(笑)飲んでるときに他人の悪口を絶対に言わないってことやな。

我々以外に3人目の人がいることもあるが、その人が何か悪口めいたことを言い出すと二人ともそいつを無視するし、相槌さえもうたない。そうなるとその3人目は浮きます。

生徒の悪口は絶対に言わないし、同僚の悪口も陰口も、ついでに愚痴も言わず、ひたすら今後の自分たちについて話をしてるのが楽しくて楽しくてしょうがないのです。

目の前にいる人のことなら何を言ってもいいよね。それは陰口じゃない。
喧嘩するのなら喧嘩してもいいけど、陰口よりはずっと建設的でいいわ。

飲み屋でさ、周囲にいる人たちが「あいつ、ほんまにわかってないよな」とか「あの人、カネにセコいのよね」とか言いながら爆笑している集団ほど間抜けな人たちはないよね。

だってそこにいる人たちも、他の集団になるときっと今は目の前にいるけど、そのときになるといない人のことを悪く言ってるはずやないか?建設的でもないし、うっぷんが晴れるどころか悪酔いするわな。

問題が解決するわけでもないし、つまらん刹那的結束が強くなるだけや。

僕はもしそういう集団の中に入ったら、場の空気を白けさせる犯罪を犯したくはないので「陰口はやめろよ」なんて言わないと思います。何も言わないで消えるか、それが許されないのであれば、その人を褒めます。

黙ってると「陰口の場所にいた」ってだけで同罪となるのが陰口の恐ろしいところでして(笑)黙っているだけでもダメなのです、これが。だから褒める。

誰かが「Aさんさ、あいつ失敗ばっかりしてるよね」と言い出して誰かが頷く。
それを受けてまた誰かが「にぶすぎるやろ。挨拶とかさえできんし。」なんて言う。

いい雰囲気だよねぇ(笑)、だってそこにいる人たちの結束が固くなった気がするじゃない?俺たちはAさんを批判するに相応しい能力の持ち主なのだ!ってみんなが宣言してるみたい。

僕はそうなったら「ええ格好するな」と言われようと「偽善者め!」と言われようと、「大器晩成タイプなんやないか。ほっといたろう」ぐらいは言うと思う。体育科I教諭もきっとそう言うやろう。

ビールは美味い!

陰口をたたいている人たちって、自分はどうなんやろうと思わんのだろうか。上の例で言うと、自分は完全に迅速に仕事を行い、失敗もしないんやろうか。

あるいは自分もそこにいる人たちによって批判をされてるってことがわからんのやろうか。否、批判されることは構わん。陰口を言うなら、言われるほうがずっとずっといいよね。

褒められる人になろうなんて思わないし、そんなことしたら自分の行動様式が守りに入る気がするんよ。それこそ偽善者っぽくなってしまう。

僕はブログではこうやって書いているが、実際の僕と付き合いのある人たちは僕がどんなに悪戯好きで、どんなに口が悪いかも知ってると思う。

でも陰口は言わない。愚痴は言わない。

なぜならそういうのを言うと神様が許してくれなくて、どこかで酷い目に遭うことを知ってるし、運気が下がることも知ってる。徳の高い人はそういうことは言わないし、成功する人は言わない。

失敗者は必ずといっていいほど陰口と愚痴が大好きなのですな。
これはホント、真理中の真理といってもよかろ。

僕の周囲にも陰口を常食にしている人がいる。

そういうタイプの人とは深く付き合わないように気をつけているのです。
なぜなら運気が低いはずだから。運気の低さはうつるのです。

受験生!周囲にそういう人がいたら離れたほうがいいよ。運気が下がるよ!

他の人に「あいつはええ格好しいや」とか「あいつは偽善者だ」とか言われてもいいじゃないか。言われるぐらいに褒める人になろうや。人を褒めるのが上手い人になろう。

最初は慣れないかもしれんが、人を見たら褒められるところを探す習慣をつけること。
それが第一歩やろうね。それが習慣になれば、口に出して褒めよう。

嘘をつく必要はないよ。おだてろと言うてるんじゃない。魅力的やなと思うところを見ようとして、そして見つけたらそこを中心にその人物を見ようとすることです。

「難しそうやな」と思ってる人はきっと陰口や悪口を今まで好きだった人なんじゃない?
違ったらゴメンやけど、ナントナクそういう気がする。

僕も以前はそうやったのでわかるねんけどね。

でも習慣にすれば難しくない。褒めることだって習慣化すれば楽しいしね。
そうすれば運気も上がる。きっと成功につながる。キミは運が強いねと言われる。

そうなると今度は陰口をたたかれるほうに回ります。孤独感を味わうこともあろう。
しかし夢を叶えるってのは、成功するってのはそういうことなんだと知れ。

絶対に陰口と愚痴は言わないと決めてみ。そして褒める人になると決めてみ。
それが成功への第一歩目なのです。これを読んだ直後から実践してほしいな(^-^)

自分も「褒める人」になろうと決めた人は愛のクリックをよろしくお願いします。
僕は自分をそういうふうに矯正するのに数年かかりました。
  ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)夢を叶えるのも習慣作りからなんよね。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

1つあきらめると癖になる

Posted on: 2007年12月18日(火) 10:22

bunpou 

昨日は仕事で大向先生と会っていました。
この時期はどの学校の先生方も採点が大変ですわ。

ホンマこれさえなければ・・・って言いたいところをぐっとこらえ(って書いてるやないかという突っ込みをすべし)前向きに採点しとりますねん(´・ω・`)

というても明日返却なので今日中に仕上げなあかん。

なのにブログ更新しとってええのか?って思ってるでしょ?

トウヒ┐( -”-)┌ トウヒ

それに今のところこのブログを立ち上げて以来、一日も欠かさず更新しとるのです。
どこかで抜けるとクセになるからね。だから少しでも書いて更新したいなと。

毎日更新してる木村に愛クリよろしく!\( ^o^ )/

上にも書いたけどさ、人間ってのはサボるとサボるのがデフォになってしまうんよね。
あきらめるのがクセになってしまうねん。

1つあきらめる、1つサボってしまう、1つ「今日はええかな」と思う。
明日からでいいか、なんて思う。

それがクセになるねん。怖いね。

毎日やるのが当たり前な人にとっては「毎日コツコツと」っていう僕ら教員の言葉が、
当たり前すぎて胸に響かないんよね。「当たり前やがな」って感じになるわけや。

でもそういう人って最初から努力家やったわけじゃない。
サボらないのが習慣になっただけやねんね。

定期考査の点数が伸びないと悩んでる人は必読。

毎日やること。計画を立てること。サボることをクセにしないこと。

これだけでかなり伸びます。伸びないわけがないのです。

一番大事なことは何度も言うけど「効率の良い勉強法」ではないのだ。
キミのサボり癖を克服することなのだよ。

僕みたいなぐうたらな人間でもこうして毎日やると決めたら毎日やってる。

勉強だけじゃないよ。夢を叶えることだってそう。1つあきらめるとクセになる。
怖いやろ。あきらめるクセがつくねん。そんな人間にはなりたくないわな。

受験勉強を無味乾燥やと批判する輩がおるが、とんでもない。
あきらめない癖をつけるという、かなり大事な要素にも貢献しとるのですぞ!

さて、今日あなたは何をあきらめましたか?可能性あるのにもったいな!

あきらめ癖がつかないように気をつけながら、
今日も愛のクリックをよろしくお願いしますm(__)m
 ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)クリック癖をつけてもらえるとですね・・・(笑)

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

世界を見て、自分を見る。

Posted on: 2007年12月16日(日) 13:59

tokyo1 

浅草が大好きな木村です。東京といえば浅草ですよね。なんかさ、僕のイメージっていろいろ一人歩きしていて人によって違うものですが、田舎モノの木村は例えば歌舞伎町とか六本木を歩くのは好きは好きなんやけど、気後れするのです・・・

なんて言うと「絶対ウソ!」っていうB社Y君の声が聞こえる・・・

ほんまやって!\( `ロ´)/

確かにネオン街は好きやけど、それより浅草みたいなところでぼけーっとしてると本当にいいよなぁ。東大でも三四郎池などでホワ~っとしてるのが好きなんよね。

今年はタヒチ旅行に当選して、3月に行ってきたけどさ。面白いなと思うのは日本人客ってオプショナルツアーに参加して、ものすごい忙しくしてはるねんね。

朝早くからダイビングツアーに参加し、それが終わると買い物ツアー、最後はクルージング・・・そういう感じのツアー(それぞれがexpensive)がたくさんあって、参加するのはほとんどが日本人。

それに対して外国人客(まぁ現地では日本人も外国人やけど)ってのはビーチのパラソルの下で1日じゅう寝そべって海を見たり読書を楽しんだりしてる。時間をモッタイナク使ってる。

パラソルの下で同じようにモッタイナク時間を使ってる日本人は僕と家内ぐらいで、ホテルには他にも日本人客もいるんやけど、みんな買い物かオプショナルツアーに参加してはる。

まぁ悪いとは言わんけど、せっかくタヒチに来てるのに、時間を「有意義に」使うことに忙しくしていて、結局「何かをしなければもったいない」という強迫観念にとらわれるのは上手な旅行の仕方じゃないよね。

ロンドンに行くと美術館や博物館への入場料が無料なので、大英博物館やテートギャラリーや自然史博物館なんかを散歩がてらウロウロするのもいいし、それ自体、タウンウオッチングの一部になってる。

まさか大英博物館などをオプショナルツアーのひとつとしてまわるのは馬鹿らしいので、言うなれば散歩の一部なのです。で、歩きつかれたらパブに入り、店先の歩道に置かれたテーブルに座りビールを飲みながら行き交う人々をぼけっと見る。

街を見るってのは、実はその国や都市の文化を目だけじゃなくって身体全体で感じようとする行為で、だからタウンウオッチングが好きな人が何もしないで街中に座り込んでぼけっとしてることにも意味があるのです。

北京は北京の、ソウルはソウルの、ワイキキはワイキキのそれぞれ文化があって、それはオプショナルツアーで忙しくまわることだけではわからないことがたくさんあるのですな。

高校生も世界中のあちこちを見てまわってほしいなとは思う。そりゃたまにはオプショナルツアーに参加するのもアリなんやけど、市バスに乗ってみようとかタクシーに乗ってみようとか、あるいは今日は何も乗り物に乗らないで一日中歩き回ってみようとか、そうやって街全体を五感全てを使って感じ取る経験をしてほしいなと思ってる。

以前ある有名な作家が「海外にいって街を見るというのは、実は結果的に日本を見るということなのだ」と仰ったことがあってね。僕は膝を叩いたものです。

国旗や国歌に対して普段は何も思わない人であっても、海外に行ってたまたまそういうものに触れたときにやはり感じるものがあると言います。僕もそうでした。

ニューヨークやシドニーといった世界の代表的な都市に行ってみたいし、ヨーロッパの歴史ある都市にもいってみたい。そして海外から日本という国、あるいは日本人という民族を見て、「いったい自分って何なんや」という問いに対する答えを見つけてから死にたいなと思ってるのです。

今はカネも暇もないので行けないけど、そこのところはブレないように気をつけながら生きていきます。家のローンのせいで世界じゅうを歩けないなんてことにならないように気をつけながら。

若い人たちはバイトで稼いだカネを守ろうとするなよ。
若いうちに世界を見ておいたほうがええぞ・・・と思われる方は

今日も愛のクリックをよろしくお願いしますm(__)m
 ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)英語教師塾、そろそろ満席になります。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

人を励ます方法について

Posted on: 2007年12月13日(木) 10:42

kimutatsu 
(朝日カルチャーセンター芦屋教室での様子です)

今日はえらい雨が降っていますね。中谷彰宏さんが「雨の日に楽しめてこそ本当の遊び人だ」と書いておられますが、雨の日は読書するのが昔からの過ごし方やんなぁ(-^〇^-)

本当の遊び人は仕事も全力でやり、1週間に1度か2週間に1度の「遊び」も全力でやるものです。そしてそれが終わるとまた切り替えて全力で仕事に打ち込みます。

僕の周囲にも遊び人はおられますが、仕事もかなりできる人たちが多い。

それに翌日に残らない遊びをされますなぁ。例えば深酒をして翌日にフラフラになってるのは遊ぶ資格がないわな。翌日が休みの日で最初から寝たおすぞと決めてても朝は起きたい。

と・・・自戒の念を込めて・・・ですね。

ヽ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪イヤッホー♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ

早く「本当に遊び人」になるわ。仕事は一所懸命やっとるんやけどね。遊びも全力なんやけどね。でも翌日にフラフラしてるのはよぉないわな。

あ、ドラゴン桜コラムを更新しましたのでご覧下さいね。
今回は「12月の過ごし方」について書きました。こちらからどうぞ!

宮沢賢治

先日の朝日カルチャーセンター芦屋教室の講演でピグマリオン効果について話をしました。教員として僕がよく使う方法なんですけどね。まぁ親としてもそうかな。 

最近いろんなコメントが受験生から寄せられてるけど、「今こういう状態なんですが間に合いますか」とか「頑張ってるのですが伸びません。このまま○大学を目指していいのでしょうか」という声が多いよね。

わかるわかる。みんなそういう壁を乗り越えて大学生になったんや。

でもなぁ、みんな僕に「間に合うから頑張れ」とか「最後まで諦めるな」って言うてほしいんちゃうかと思ってる。背中を押してもらいたいのちゃうかなと思ってるんや。

大人でもそうでな。

ここにはまだ書けないけど、来年結構面白い企画があるねんね。でもそれを実行しようと思ったらかなり大変で、僕も「寝れるんかな」って思ってるし、実際大変やと思うねん。

で、その企画を誰かに喋ったとするわな。

先生、面白いですね!と言うてくれはる。

で、僕は「しかしできるかなぁ」って言う。

そうしたら確実にその人はこういうてくれはる。

先生らしくない!絶対できますよ!

そしてそういう声に後押しされて頑張ることができるわけやね。

ところが人間ってのは弱いもんやから、しんどいことが続くとなかなか気持ちを維持することがでけへんのです。「もうええかな」って思うことが多々あるし、易きに流されてしまう。

僕はそういうときに味方というか、励ましてくれる人がおるってのは強いことやなと思ってるんです。嘘でもええから「できるよ」と言うてもらえる人の存在が大事やんね。

中には「他人事やと思ってええ加減なこと言うな」なんて筋違いの怒り方をする人がおるかもしれんが、そういう人ってのは人が離れていくから、独りで頑張らないとあかん。そりゃ自分で自分の首を絞めてるわな。

でも普通はそうやない。今は特にメールがあるからね。また励ますほうもワンパターンに「頑張れ頑張れ」って言うんやなくて、いろんなバリエーションで励ますと効果的やね(笑)

僕が生徒や息子によくやるのは(息子はこのブログを読んでないので書けるが)「負けん気の強いお前のことやから大丈夫やと思うが頑張れよ」なんてメールをするわけです。

僕のところによくメールをくれる編集者などもおだてるのが巧い人がおってね。「先生の凄いところは・・・ですよね。原稿待ってます!」なんて来る。

こっちは「やられた!」って思いつつも(笑)頑張るしかないわな。

それが作為的じゃなくて本当にそう信じてる場合はまさに強力な「後押し」となるわけです。生徒に僕が「お前なら絶対にできるわ」という場合、心底そう信じてるわけです。

そうするとその生徒たちは力を発揮する。

いや、最初は無理やけど、それが習慣化すると自分でもそうかなと思ってくるのです。これがピグマリオン効果ってやつです。

東京
(浅草で撮影しました)

僕らは子どもの頃から「頑張れ」って言われ慣れててさ。今はもう「頑張れ」ぐらいでは頑張れなかったりするわけや。そう思う人はこちらをクリック!(愛のクリック)

だから励ますほうもいろいろ考えないとあかんわけでね。

僕が野球部の生徒を励ますときもピグマリオン効果を使いますねん。

「お前はチャンスに強いからな。」とか「あと2ヶ月ほどでコントロール良くなるよ」とか「うちのチームは本当に強くなった」とか。

で、大事なことはそれを作為的に使うんやなくて、本当にそう信じること。

「いや、僕はチャンスに弱いですよ」なんて言うたら、本当に「え!お前の性格からすれば絶対にチャンスに強いやん。お前は自分で気ぃついてないだけや!」なんて言う。

信じてないと嘘になるからね。うわべの嘘で励まされる奴はおらん。

ピグマリオン効果を使うためにはその人とある程度はじっくりと付き合わないとわからん。そしてきっとこういう人になるやろうなと思ったら、自分でそう信じてみるのです。

励ましが先に来るのではなく、信じることが先なのですな。

その人が「大丈夫かな」とか「無理ちゃうかな」なんて弱気になってるとき、本当に信じてる人の存在は大きい。自分の息子に対して、娘に対して、生徒たちに対して、本当に信じてやれる親や教師の存在は大きい。

僕の指導の基本はそこにありますねん。

あるいは人との付き合いの基本はそこですね。

この人、ホンマ凄いなと思ったら凄いと信じ込む。

もちろんそこまで付き合いが深くない人には使わないけど、自分が信用して付き合ってる人の能力は全面的に信じてるので、だからこそピグマリオン効果が発揮されるわけですね。

というかピグマリオン効果なんてのを知ったのは後からやけど、僕の方法がピグマリオン効果って言われるんやと教えてもらって、意を強くしたものです。

人を信じるのはパワーが要るけど、能力の有無を信じるのはそれほどエネルギーも要らないのです。それに誰かの力になってやれるのであれば、それは自分の存在意義にもつながりますしね。

作為的ではなく、信じてみて下さい。

そして本当に心から「キミならできるはず」「負けず嫌いな君なら」と言うてあげてほしい。そうすれば自然とその人は(最初はそうじゃなくても)だんだん本当に負けず嫌いになっていくのです。

誰かの力になれたらいいなと思われるかたは
今日も愛のクリックをよろしくお願いしますm(__)m
 ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)でも編集者の皆さん、そろそろ新しい方法を考えてください(笑)

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

試しに笑ってみ!

Posted on: 2007年12月12日(水) 17:30

朝日カルチャーセンター芦屋教室 

今日はいろんな学校から連絡が入って、また出逢いが増えそうな予感がしている木村です。が、なぜか職員室に置いてあったカステラをバクバク食べてトトロ状態でもある木村です。

~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~

上の画像は先般行いました朝日カルチャーセンター芦屋教室での講演の様子です。こちらに詳しく書かれてありますのでご覧下さいね。

気がついたらHPをオープンさせてから11万アクセスを突破しました。この調子で行くと、来年の受験シーズンには30万アクセスぐらいになるかと思われます。

ありがとうございますm(_ _)m

ここで書くことが受験生や保護者の皆さん、あるいは同業者の方々に共感をいただき、同じように頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです。本当に嬉しい(^▽^)

灘の木村ではなく、木村達哉個人の考えに共感をもらえたらいいなと。

生きるってのは楽しいことばっかりやないけど、頑張るプロセスが何よりも大事なんですね。そして自分は絶対に伸びると信じて努力するわけです。

「どうせあかんやろうな」なんてネガティブな状態では前に行けません。

2年前にブログを始めてから同じことを延々と言い続けてきましたが、誰もが易きに流されがちになるなかで、何とか頑張れてるんだという人が増えているのであれば嬉しい。

いくらポジティブであってもしんどいときってのはありますわなぁ。

それでも矢吹丈みたいに立ち上がって歩いていかなあかんわけでね。

どうせ歩いていかないとアカンのであれば、「しんどい」だの「疲れた」だの言わないで、嘘でもええから無理してでも笑いながら歩いていったほうがええのです。

試しにちょっとやってみましょか?

皆さん、笑ってみてくださいな(^▽^)

次に眉間にしわを寄せてください(>_<)

意味がなくても笑った瞬間に気持ちがほんわかしません?

僕が言うとるのはそういうことなんです。

受験生だってしんどいに決まってるし、受験生の親だって先生方だって精神的に100%ハッピーな人ってのはなかなかおらんのです。

でもだからと言うてネガティブな言葉や姿勢で生きるとますますしんどい。

しんどいこっちゃなぁと思いつつも、少し笑みを浮かべて生きたいものです。

真剣に集中してるときにまで笑えなんて言わんけどさ(笑)

こう言うてる僕だって結構しんどいこともある。せやけどね、そんなもん悩んでても解決せぇへんのやから、それなら前向きにどんどんアクションを起こしていったほうが面白いわね。

英語の成績が伸びんって悩んでる生徒でも、それでため息ついてしまうからますます伸びんわけでね。ため息ついて伸びるならもっとため息ついてたらええよ。

でもそうじゃないわけやから、「悪いなら悪いなりに1日ちゃんと1長文は読んでいくぞ!」とか「基本に戻って文法を整理してみたろか!」などと動いていくことが大事なんやね。

というわけで、さぁどんどん頑張ろう!前向いて進もうぜ(^▽^)

楽しく明るく頑張っていったろう!!!と思われるかたは
今日も愛のクリックをよろしくお願いしますm(__)m
 ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)ちなみに私、小学校のときの通知簿に「消極的過ぎます」と書かれてた。
     人間ってのは変わるもんですなぁ。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

人を育て、組織を強くする

Posted on: 2007年12月12日(水) 9:47

Lake Towada
(十和田湖です。かなりきれいでしたよ。)

今日は学校がないのです。期末考査は長いので、2日やって休み、2日やって臨休、そして残り2日という感じになっています。今日は臨休です。

ゆっくりできる?またまたそんな。職員室で試験作り&採点ですがな(*_*)

しかし年金、開き直っとるなぁ\( `ロ´)/

今回、年金のチェックがでけへんやろうなって最初から思ってた人が多かったんやないかと思うんですよ。5000万を3月までにチェック?それは無理。

でも安倍さんも舛添さんも「やる」と言うたんやから、それを破るってのは公約違反やなぁ。

で、僕思うんですけど、「やろうと思いましたができませんでした」と謝るのが筋やないかと思うんです。そりゃ頑張ってできなかったならある程度はしょうがない。

でも昨日からの舛添、町村、福田のコメントを聞いてるとね。

単に逃げてるだけですねぇ。それが残念です。

僕は町村さんや舛添さんの言った「選挙の時だから『できるかどうかわからんけど一生懸命やります』なんて言えない」って言葉は、政治家として何をするかではなく、まずは選挙ありきっていう姿勢を如実に表したもんやと思います。

それと福田首相の「そんなこと言ったかな」ってのは無責任の極みですねぇ。

お金持ちの人は年金がもらえなくてもなんてことないんやろうけど、我々庶民は収入がなくなって年金に頼らざるを得なくなるのに、どうするねん?ってなるわなぁ。

選挙の時やからこそちゃんと公約を掲げてほしいのに、「選挙の時やから大げさに言っただけ」なんて俺たち国民を舐めてるとしか思えんわ(怒)

年金問題に関しては彼らが悪いわけやないけど、少なくともチェックに関して公約に掲げたのは彼らなんやから、それは責任持ってやってもらいたいと思っています。

そうでないなら自民党以外の政党に日本を任せるしかないですな。民主党を批判する人がいる。その気持ちもわからなくはない。でも民主党、今まで政権担当したことないやん。

したことないならやってみたらいい。どうせ自民党がやっても何もしてくれへんのなら、一度やらせてみたらええのです。失敗したら?また自民党にやらせたらええねん。

二大政党制の基本的な考え方ってそうですからねぇ。

保守的な考え方で凝り固まるよりも、やったことのない組織に一度やらせてみたらええのです。そりゃ自民党で成功してるなら政権交代させる必要はないけど、自民党で失敗してるんやから。

奥入瀬

ここまでは政治の話でしたが、ここからは「人を育てる」話にしますね。 

落合監督が中日の監督になる前に、中日OBや一部マスコミ関係者から「落合は組織人じゃないから監督としては無理だろう」なんて決め付けていました。

「どうせ失敗する」と。

僕はこういう姿勢って絶対にあかんと思うんです。

やったことのない人に、やったことのない組織にいっぺんやらせてみるからこそ、その人や組織は多少失敗しながらも成長するわけですね。

結局、若手を育て、投手を育てた落合は就任して4年間で2度優勝、2度の二位。そして今年は落合を批判していたOB(星野含む)が誰一人成し遂げられなかった日本一に中日を導きました。

読売は若手が育たずに来年もヤクルトのエースと4番打者を取り、中日に挑戦する立場となりました。やはり読売が強くないと面白くないのですが、確実に野球ファンは減るでしょうね。

やらせてみるって大事なんですよね。

僕の周りでもそうですが、同じ人が同じ仕事をしていたり、同じ生徒が同じ役割をしているんです。それって無難は無難なんですけどね。

でも人を育てるって観点からすれば、同じ人の中に1人か2人、新しいスタッフを混ぜるんですね。そうするとその人が仕事を覚えて、何年かして前からいた人たちがいなくなっても、今度はその人たちが引っ張っていくことになります。

落合のチーム作りもそうですね。

少しずつ森野を使う。少しずつ堂上や平田を使う。

そして実績が出せないと二軍に落とします。なぜならそのまま一軍に(試合にあまり出ないのに)置いておくと力が出せないからです。やはり実戦を積ませないと意味がありません。仕事をさせないと。

すでに森野は一軍でクリーンナップを打つまでに成長し、オリンピック予選のメンバーにも選ばれました。この数年で一番成長した選手ですよね。

投手には当時新人の中田にエース背番号を与え、お前に期待してるという意思表示をしました。新人に星野や小松がつけていた20番を渡すなんてどういう了見だと批判を受けても、耐えました。

結果的に中田は川上に次ぐポジションにまで成長しました。

人間っていっぺんには成長できません。少しずつなのです。

今回、中日は西武から和田を獲得しました。中日ファンの中からは堂上を使えとか平田を使えという声があるようですが、まだまだ一軍で定着するのには全く力不足なのは監督が一番よく知ってる。

おそらくベテランが疲れた時期、あるいは北京オリンピックで抜けた時期にそういった若手をどんどん起用するのだと思うのです。それまでは小出しにして、育てるのですね。

失敗してもずっと出していれば若手はそれなりに育つと思ってる人もいるようですが、それは極めて危険です。

なぜなら失敗しても出していればヤッカミや嫉妬の対象になるでしょうし、精神的に潰れる選手だって出てくるはずです。その点で落合は非常にうまい。

出したり引っ込めたりのバランスが極めて巧いのです。

宮沢賢治

これから生徒たちも何らかの集団に所属し、その中で「人を育てる」という場面に遭遇することが多々あるんやないかと思うんですけどね。

大事なのは、頼りなさそうに見える人にでも仕事をしてもらうことです。「意外と使えるな」と思ったらそのまま使い続ければどんどん成長していきます。人が人材へと変わります。

もし失敗したら少し引っ込める。そして時期が来ればまたやってもらうのです。少し成功したら褒めて自信を与えます。また失敗したら?また引っ込めます。

そういう出し入れをしながら人を育てるのですね。

こいつ頼りないなと思って何もさせないと結局同じ人だけが成長し、組織は弱体化するのです。それは会社もそうやし、学校もそう、部活動などもそうなんですね。

野球の場合だと練習試合ってのがありますから、そこでいろんな選手を使います。

練習試合は負けてもいいですからね。それより「このバントの場面でこの選手を代打で出したらどうやろ」なんて試しながら人を育てていくわけです。

実生活にはそういう練習がないのですが、それでも「ここなら失敗してもまぁいいかな」という判断ができれば、そこで未経験の人たちを使うわけです。

人を育てると組織が強くなります。巨人が強くないのは実はそこにポイントがあるわけですね。大事なのは人の育成と、そして上に立つ人の判断力と決断力かなと思っています。

新しい人や組織を育てることが大事!と思われるかたは
今日も愛のクリックをよろしくお願いしますm(__)m
 ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)受験生は大学に入ったら、その「新しい人」として人材になってくださいね。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

親も教師も悩んでるねん

Posted on: 2007年12月11日(火) 10:41

aomori 

試験中は野球の練習も試合も当然ないので運動不足です。運動したい(>_<)
ジムにも長いこと行かず月謝だけ払ってる状態やし。やめよかな。

体脂肪計に乗るといつも20%前後をうろうろ(・.・ )

これってどうなん?

最近、若い先生のブログを読んでちょっと触発されていますねん。
若いとき、自分もこうやって悩んでたなぁと。

僕が西大和で教師になった頃にお世話になった先輩も2つか3つ年上なだけでしてね。
本当に若い学校だったので、みんなが手探りやったのです。

その中で東大や京大にどうすれば生徒たちを入れてあげられるかと毎晩議論してた。

今の僕のベースになってるのは当時の議論ですねぇ。

灘方式なんて言葉があるらしいけど、そんなのはないですね。

灘って学校は学年や教員が違うと方法も違うし、修学旅行先も採用する教材も何もかも違うので、それをひとくくりにして灘方式ってするのは極めて不自然です。

講演で話をさせていただく英語の勉強法も木村方式です。

若い先生のブログを見て、当時の酸っぱい気持ちを思い出しているのです。

どうしたら生徒をひきつける授業ができるんやろ?
どうしたら効果的に生徒を怒ることができるんやろ?
そもそもいい授業って何なんやろ?

そういったことを毎晩議論しながら少しずつ成長してきたのですね。

2月に行う英語教師塾でもそういう議論ができればいいなと思っています。

講演の様子

でもその若い先生ね、ごっつい成長されると思います。手探りやとは思うし、まだどうやって教師としてやっていけばいいのかわからへんと思うけど、「なんとかしたい」という気持ちはごっつ強い人なのです。

先般のアルクの僕の講演会にもわざわざ新幹線に乗って参加しに来られた。

そういう熱意ってのは伝わるものです。

若いときに僕が考えていたのは「早く年をとりたい」ってことですね。

ある程度の年齢の先生の話には重みがあるし、保護者も若い先生より信頼を置く傾向があるからね。そりゃ場数から来てる部分が大きいわけです。

僕はまだ43歳で、教員歴も20年で未熟ではあるけど、でも20歳代の先生よりは多くの場数を踏んでるし、そういった先生よりたくさんの失敗をしてきましたからね。

僕が教員になったときに中学生時代の先生に挨拶に行ったのですが「教師ってのは楽しようと思ったら、頑張ってるふりしてなんぼでも楽できるぞ。でもそういう教師になるなよ」って言われましてね。

教員になって思うのは確かにそういう部分ってあるよなぁってことです。

例えば教科指導ひとつとってもそうです。教科書には指導書があって、こんなふうに教えたらええんやってことが事細かに書かれてあります。全訳も載ってるし、英語の文章の背景知識的な資料もついています。

僕は高2以降は教科書を使わないで授業をするので(ちなみに『国立大学英語リーディング』は僕の授業を本にしたものです)指導書ってほとんど見ないのですが、逆に指導書のないテキストは売れないんだそうです。

僕はそれってどうなんかなと思っています。

すでに定年退職された灘のある先生はそういう資料をいろんな本から抜粋してきて生徒たちに配布されていました。驚異的な読書量を誇る先生だからできたことですが、そのご努力たるや大変なものでした。

結局、教員だってベースになるのはヤル気であり、気迫なんよね。

何歳になっても「しんどいな」と思うのではなく、生徒のほうを向きながら、同時に自分を成長させたいと思って実践されてる先生ってのは同僚から見ても魅力的やし、当然生徒たちにも人気があります。

さまざまなシーンでの方法論ってのは先生によって異なりますが、ベースになるヤル気や自己成長意欲は共通のものなんやないかと思っています。

その点でその若い先生もすごく成長されると信じています。

わからないことがあれば尊敬できる先輩の先生にどんどん聞けばいいし、悩んでいるのであればそれをぶつければいいと思うのですね。教員だって人間ですからね。

えらそうなことを言うてる僕もまだまだこれからなので、生徒や保護者のほうを見ながら、同時に自分を成長させたいなと思っています。日々勉強です。

最近保護者の方々とお話をする機会が多いので特に実感するのですが、教育ってのは難しいですね。生徒も保護者も教員もみんな悩んでるわけでね。

教育再生会議がどういう提言をするかってのは僕は二次的やと思ってるのですよ。
大事なのは教室であり、家庭ですからね。現場にいないとわからんことだらけです。

こうすれば絶対に大丈夫!という方法があればいいが、そんなのはない。
結局は失敗を重ねながら、経験値を上げていくしかないんやろうなと思っています。

で、すでに経験値の高い人たちの話を聞くのってのは本当に大事です。

そういう意味で講演や勉強会への参加にしても、僕へのメールにしても、そういったものを通じて若い人たちがヒントを見つけて、少しずつでも成長してもらえたらいいなと思っています。

生徒も親も教師もみんな頑張れ~!と思ってくださるかたは
愛のクリックをよろしくお願いしますm(__)m
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)受験生諸君、何度も言うが悩んでるのはキミだけじゃないんやで。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

ACCESS COUNTER

Total 38031213 Hits!

▲PAGE TOP