KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 人生論

kimutatsu

まだまだ人生楽しむ

Posted on: 2012年10月10日(水) 22:53

 

 

 

 

 

 

 

 

 
おかげさまで2ヶ月連続で本を出させて頂きました。旺文社の荒川さんと
啓林館の廣田さんには深く感謝しています。

上の本に関しては多くの先生方からご連絡を頂戴して、こちらこそ恐縮し
ています。必ず使います!というメールが多く、嬉しく思っています。

速読プラス音読・暗唱ツールとしてお使いください。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
こちらのほうはこの1年で10万部近く売れた啓林館の『リスニングボックス
センターリスニング』の続編となっています。

30分のセンターリスニング演習ですが、単語力および音の認識力をあげる
ために工夫してあります。

こちらも何人かの先生方からご連絡を頂戴しました。

また来年には大人向けの本も出させて頂くことになりました。また時期が
くればお話しさせていただきます。

こうして多くのオファーを頂戴できるのは嬉しいものですね。

本業は学校の教員なので、合間をぬって執筆しています。時期次第では
遅筆にならざるを得なくなりますが、編集者諸氏の寛大さで本という形に
なっています。本当に感謝しています。

今はちょっとある本のリライトに苦しんでいます。

保護者の方々対象なのですが、落としどころが難しいなと思っていまして
もう3年ぐらい?苦しんでいます。

だけどこれも満足のいく本にしあげたいと思っています。

来年の仕事のプランもそろそろ決まりつつあります。予定がどんどん決ま
っていきます。嬉しいことです。

と同時に人生の楽しみも追求したいなと思っております。具体的に言えば
僕は海が好きなので、forthcomingな50歳に向けて準備をします。

占いによると90歳以上生きるらしいので、残り時間はあと40年以上ある。

人生の成功法則にしたがって、楽しく生きます。

人生の成功法則:我々の人生は絶対に望んだとおりになります。ホントに。
今、成績が悪い人は実はそれを望んでいる人だと僕は思っています。

望んではいない? 

確かにそうかもしれないけど、でも本当に心の底から望んでいるのだとすれ
ばもっともっと必死になって成功をつかみにいくんじゃないかなぁ。

実は「成功すること」よりも「楽すること」を望んでいるんじゃないですか?
「楽すること」を望んでいるのだから、人生そのとおりになっているのです。

僕は別に楽なんてしなくていい。

それよりせっかく生まれてきたのですから、1つぐらいは何かを極めたい。
その上でやりたいことは全てやって旅立とうと思っています。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
岩村圭南先生の本にはまっております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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運転手さんとの会話

Posted on: 2012年8月13日(月) 7:45

 

 

 

 

 

  

  

  

  
昨日乗ったタクシーの運転手さん曰く、「60になったら沖縄行きますねん。」と。

「ほぉ、向こうで家を買ってですか?」と僕。

「いや、もうだいぶ前に買おてますんや。」と。

運転手さんは被災者で、それまで頑張ってきた喫茶店が丸焼けになったそうです。
それからはタクシーの運転手をしているとのこと。

被災者は神戸にもたくさんいらっしゃいます。1995年に被災された人たちです。

「喫茶店はなくなってしもたけど、自分の土地に喫茶店作って自宅兼お店でやって
ましたんや。だから土地を売りましてな。今は借家住まいです。」と。

「神戸の土地を売ったお金で沖縄に家を買いはったんですか。」と僕。

「沖縄が好きでね。こっちで家を買い直すぐらいなら、人生の晩年を向こうで過ごす
ほうがいいわと思って、60歳までは我慢して、その後に住むための家を沖縄で買
いましたんや。」と運転手さん。

僕も沖縄が大好きなんですよねと言うと、まるでテストをするかのように、「お客さん
北谷から恩納村に抜けるところに〇〇っていうお店あるのご存知でっか?」やとか、
「許田の道の駅の近くに〇〇っていう店があるのご存知です?」やとか質問攻め。

全部知っていますよと答えたあとに具体的にお店の体を僕が説明すると、とっても
嬉しそうに「お客さん、だいぶ好きでんなぁ」と笑って。

降りるときに「お互い健康に気をつけなあきませんで。年に2回は検査受けて、夢に
向かっていかなあきません。これからは病気や老化との勝負ですわ」と仰いました。

僕もまだまだやりたいことがあります。健康に注意をしないとあきません。

素敵な運転手さんと出会えて刺激を頂きました。強烈な刺激。モード変更中です。
自分の「サボりたい」には負けませんで。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
人生を楽しみながら生きるのってほんまに素敵やなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

かめへん!かめへん!

Posted on: 2012年7月12日(木) 19:57

 

 

 

 

 

 

 

 

 
僕は気が長くて、同僚の前川先生からも「ホント、怒らないですよね」と言われて
います。まぁね、怒ってもしょうがないし、短気だと周囲に人が集まらないしね。

血圧が低いのと何か関係あるんかな。ないか。お医者さんに聞いてみよ。

ここまでの人生、いろんなことがあって、怒ったところで何があるわけでもないなぁ
と思っているので、腹立たしいことがあってもあまりイライラしないのです。

あぁ腹立つなぁとは思うけど。

前に勤めていた学校にK先生という友達がいまして。中学時代からの友達やった
んですけどね。僕が辞めたあとに彼も奈良県にある他の学校に移られていますが、
極めて優秀な英語の先生で、友達とはいえいろいろと教えてもらっていました。

ある時にKちゃんと飲みに行った帰り。(Tは僕です)

K: たっちゃん、俺らってかなり神経質で気にしいやろ。
T: まぁそうやな。なんかしょうもないことをウジウジ悩むことが多いわ。
   それにKちゃんはイラチで、すぐに怒るしな。あれは子どもっぽいで。
K: そやねん。短気なのって要するに子どもやねん。呑み込むのが大人
   っぽくて格好ええやん。
T: うん、俺は短気ではないけど、気にしいやなぁ。
K: そこで提案なんやけどな。もっと大らかになりたいと思わんか。
T: ええなぁ。大らかさって俺らに最もないものやなぁ。素敵やなぁ。
K: そやろ。これから大らかな性格になろうや。
T: なろうやって、お前それどないしたら大らかになれるん?
K: 何があっても「かめへん!かめへん!なんとでもなるわ」って笑うねん。
T: 大らかやないのに大らかなフリをするわけ?
K: せや。そのうちホンマに大らかになるんちゃうかな。
T: そらオモロイな。よし、今から大らかになろうぜ。

という会話を彼の自宅のすぐ近くにある駐車場でしたのをいまだに覚えています。

それ以来、僕らは大らかになりました。嘘みたいなホンマの話です。K先生もそれ
からは嘘のように大らかになり、短気でなくなりました。彼が怒ってるのを見たこと
がないし、嘘のように寛大になって魅力的になりました。

ダメなところを直そうとしなくても、それが個性なんだから放っておいてもいいんだ
という意見もある。でもそのダメなところが嫌でしょうがないなら直すべきですよね。

あるいは誰かの迷惑になるようなケースとかは。

何ごとも習慣やなぁと思いますが、めっちゃ長い目で人生を見れば、性格も習慣で
変えることができると僕は思っています。井上陽水さんも言うてるけどね。

僕を気の長い人間に育ててくれた両親に感謝するとともに、Kちゃんに感謝してる。
あのときの会話がなかったら、大らかになれず、やっぱりイライラしたり悩んだりして
たかもしれん。

座右の銘を尋ねられたら「かめへん!かめへん!」と答えようと思っているのですが
未だに尋ねられたことがないので言うたことはありません。

ありませんが、何があっても「別にかまへんわ。人生楽しんだろ。」と思っています。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
仙台の中野先生、葉書きをありがとうございました!
また行くからしっかり勉強せいよと生徒さんたちにお伝え下さい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

モチベーションを維持する方法

Posted on: 2012年6月25日(月) 23:19

 

 

 

 

 

 
いまモチベーションについてのコラムを書いています。よく受験生から「どうすれば
モチベーションが上がりますか」と聞かれることがあります。

あるいは社会人の方からも「モチベーションを維持する方法は何でしょう」と尋ねら
れて困ることがあります。

それは必死になることですとしか言えません。

モチベーションが維持できない理由は3つ。

1.必要性がないのに何かにチャレンジしようとしている。
2.目的がないのに何かにチャレンジしようとしている。
3.チャレンジし始めたはいいけど、計画性がない。

この3つのいずれかやと思うんです。

例えば勉強して大学に入ってやろうと思っている人がいたとします。将来は立派
な人物になって日本を支えてやる!という作文を書いていたりする。

あるいは「将来は医者になって、この世から病気をなくしてやる!」なんて大層な
決意文を書いていたりする生徒がいたとしましょうや。

この人が鼻くそをほじりながら漫画を読んで「なかなかヤル気出ませんわ」と言う
てたとしたらどう思いますか。

要するに「どうせ自分が日本を支えるなんてできるわけないわな」と思ってるので
す。自分がやる必要なんて感じてない。

あるいはそれほど医者になろうなんて思ってない。目的意識がないわけです。

あるいは、ではそのためにはどういうことをしなければならないのかを掘り下げず、
適当に龍馬モノなどの本を読んでいたりする。計画性がないのです。

逆に考えてみればですね。

1.必要性のあるものにチャレンジする。
2.目的意識を持たざるを得なくする。
3.綿密なる計画を立て、それを周囲に公表する。

というようなプロセスを経ることで、モチベーションを維持せざるを得なくなります。

必死さが足りないのには理由があります。ならば必死さを生み出すための工夫
をすればいいのではないかと思っています。

 
 

 

 

 

 

 
 
僕は必死さ、気合い、気迫、そういったものこそ何かを成し遂げる上で最も重要だ
と考えています。スキルはその次です。

自分の授業をなんとかしないと教員なんて続けていけないなと思っている先生と、
なんとかしたいなと思っているレベルの先生とでは絶対に差が生まれます。

そのうえでスキルを知ることで、前者の先生はかなり伸びます。真剣さが違う。

自分で自分を高めるためには、そうせざるを得ないように自分を持っていくことです。
そうせざるを得ないように、工夫するのです。

そうでないと人間甘えてしまいますからね。

例えば。

僕は来年の3月までにあと3冊は本を出します。絶対に。

まだ1冊分しかできてないけど(滝汗)頑張ればなんとかなると思う。

もしできなかったら?

できなかったら僕の生徒たち全員に『東大英語リスニング』をプレゼントしてやろ。
出費は50万ちょっとか。家計的には相当痛いな(汗)。

でも自分のお尻を叩く材料になるし、仮にできなくても僕の生徒たちの英語力は
上がるし、一石二鳥や。

さぁ、必死にやろ。これで後戻りできなくなった。頑張ろ。

明日、生徒たちから「ごっつぁんでぇす」と声をかけられそう。いや、頑張るってば。

要するにこういう感じでモチベーションを上げざるを得ない状況を作れば、モチベー
ションなんて一発で上がります。

あとはそれに向けて綿密な計画を練ればいい。それに従って仕事なり勉強なりを
するだけです。

宣言もできないヘタレでは何ごとも成し遂げられんですからね。宣言をした上で、
計画を立てればいいのです。あとは狼になるだけです。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今日は放課後にノックを打ったからか腰が(泣)。
無理したらあきませんねぇ。カイロの福井先生にお願いしよう。

 


kimutatsu

信念

Posted on: 2012年6月16日(土) 18:31

 

 

 

 

 

 

 
消費税の引き上げが決まりましたね。しかしそれより何より野田さんって人は
大したもんですねぇ。

コイズミでもできなかったし、自民党の面々も誰もできなかったんやけど、野田
さん、やりましたなぁ。

消費税10%で日本の借金がどうなるもんでもないが、支持率も政権も何もかも
そんなもんどうでもええわ、とにかく今の日本はカネがなさすぎて潰れかけてる
んやから俺がやったる!と、信念を持って行動したのはなかなか素晴らしい。

次に選挙をやったら民主党は負けると思うけど、野田さんは続けてほしいなぁ。

こういう首相はすくなくともこの数年はおらんかった。

ロンドンの『エコノミスト』が絶賛してます。

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15日発行の英誌エコノミストは野田首相に関する記事を掲載し、消費税率の
引き上げを柱とする税と社会保障の一体改革が前進しつつある現状を「過去
数代の自民党出身の首相の業績を足し合わせたよりも大きな仕事を成し遂げ
ようとしている」と高く評価した。

記事は、ここ数年の首相が「かつての指導層にあった政治家の子孫ばかりが
首相になることが多かった中で野田氏は予期せずその地位についた」と紹介。
高齢化と経済縮小に苦しむ日本の再建が自分の仕事だと首相は自覚している
と指摘した。

消費税率の引き上げ法案が成立した後に首相が解散総選挙に打って出れば野
田氏率いる民主党は敗北が濃厚だが、「氏はそんなことはどうでも良いと腹をくくっ
ているから力を発揮できる」とその覚悟を称賛した。

******************************

誰かの仕事を批判したり批評したりすることは誰でもできる。居酒屋の酔客たち
が寄り合えば、日本はかなり良くなるみたいやし阪神は毎年優勝するようや。

でもプレーヤーとオブザーバーとは違う。

やってみないとわからない大変さってあるし、オブザーバーは一生かかってもプ
レーヤーの事情はわからんのです。

責任の有ると無いとでは大違い。無い人は何とでも言える。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
生徒たちにもプレーヤーになろうぜと呼びかけているのですが、「いつかは」や
「時期がくれば」や「自分には無理」を封印して前に出るほうが絶対にいい。

他の人たちの役に立つのは、前に出る人だ。

前に出ると、出ることができない人たちに叩かれる。でも叩かれたほうはさらに
前進するから、前に出た人はさらに成長できる。そしてさらに責任を持たねばな
らなくなる。だからまた成長する。

僕は生徒たちに「叩かれもしない奴になったらあかん」と言うてる。

ネットが広がって情報が錯綜し、リテラシーのない人たちが嘘を嘘と見抜けず、
あたかも真理のような「情報」を情報として受けとめるようになりました。

そうすると叩かれることを恐れて前に出ることができない、人の前で発言するこ
とができない人たちが多くなってきました。

そういう人は叩くほうにまわります。出た人のことが羨ましく思っている自分に
さえも気付かないで。本当は自分も出たいのに。

綺麗なことならいくらでも発言できるけど、でも思っていることで、これは大多数
の人たちとは違うかなということは思い切って発言できない。

 
 

 

 

 

 

 

 
絶対にこうしてやる!と心に決めたことを、我々は信念と呼びます。

信念は誰かの目を気にして曲げるべきではないけど、だけど批判を怖れてしま
って、ついつい曲げそうになることがあります。

周囲にあわせるために作りたくないも笑顔を見せ、自分の信念を信念の座から
引きずりおろしてしまうことがよくあります。

でも信念は曲げるべきではない。

ホントにこうだと思ったのであれば、他人がどうであれ突き進むべきだ。

僕は「もっと日本人が英語を話せるようになったらいいのに」と思っていたけれど
このままじゃ絶対に無理やろうなと思ったので、「自分の本で日本人の英語力を
あげたるわい」と思って作ったのが『ユメタン』やった。

すでに『ターゲット1900』や『速読英単語』や『システム英単語』など、いい単語
集が出てたけど、リスニング力とスピーキング力をアップさせることを念頭に置い
てる単語集がなかったから、たぶん従来なかった単語集ってことで、使い方わか
らんがな!と叩かれるやろうなと覚悟して作った。

最初は売れなかったけど、今では年間に13万部売れるようになった。特に各都
道府県のトップ校や私立の進学校でごっつたくさん使ってもらってる。

想いが通じた。

信念を曲げなくてよかったなと思っています。

僕たちはプレーヤーになるべきです。叩かれるプレーヤーになろうとする人たち
がもっともっと出てくれば、きっとこの国はさらに良くなると僕は信じています。

まずは「やりたいな」を「絶対にやったるわい」に変えて、今すぐ始めることです。
始めるのが1日遅いと、それを叩かれることを怖れない他の誰かがやります。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
九州はえらい雨みたいですけど、皆さん大丈夫ですか。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

レーゾン・デートル

Posted on: 2012年5月30日(水) 22:56

 

 

 

 

 

 

 

 

 
カネに無頓着なので、各所にご迷惑をかけてしまいますが、以前カネで困った
ことがあってカネなんてすぐになくなってしまうことに気付いたお陰で、こんなも
んのために働けるかな感じが強くなり、今に至るんでしょうなぁ。

ないよりはあるほうがいいが、カネのために働くのはまっぴらなので、今みたい
に「教員、執筆、野球」という、言うなればやりたい仕事をして生活している状況
はとても幸せだなぁと思っています。

植松さんが仰っていたようにカネなんてのは夢をかなえるためのツールなので
あって、カネそのものを目的にするのはボンビーな発想と言えよう。

問題はどう貯めるかではなく、貯めたカネをどう使うかだ。

というか、貯めたカネで何を成し遂げるかだ。

こんな家を建てた、こんな車を買った・・・それはそれでいいけど、その程度なら
アラブの王様には到底敵わないうえに、誰も幸せにはできない。
(アラブの王様ぐらいあればかなりみんなを幸せにできるのになぁ。)

カネに使われる人間になるべからず。カネを使う人間になるべし。

僕は皆さんに買っていただいた本の印税を、これからどのように使っていこうか
と考えていて、一番関心があるのが奨学金という形ですねん。

キムタツ奨学金というようなものを作って、ヤル気はあるのにカネがないという、
言うなれば苦学生みたいなのにばら撒ければいいなと思ってる。

それからやっぱり日本人が英語をペラペラ喋るようにするのが自分の最大の夢
というか、そういう国にしたいなと思ってるので、学校を作るのもいいな。

すでに東大何人合格!いえぇい!というような時代でもないし、東大を出たって
英語がロクに話せんようなのでは世界を舞台には闘えない。

むしろ東大出じゃなくっても英語(をはじめとする外国語)を使いこなせる人材は
すでに東大出の英語を話せない人より重宝される時代なのです。

ならばそういう人材を育てる学校が作れれば面白いなぁと思ったりしてる。塾で
は何もできないので、学校な。

植松さんに出会って、これからどうやって生きていくべきかについて、思っている
だけではなく実行できるかどうかが大事やなと気付かされました。

自分は何のために生まれてきたのかを考える時、その日暮らしで汲々していて、
何も考えられないような状態では夢を追うどころか、夢を見つける段階で足踏み
してしまうわけで、やはり時間をとってしっかりと自分の人生を考えたい。

そのうえで毎日やるべきことを、クオリティーにもクオンティティーにも拘りながら、
しっかりとやっていかねばなりません。

人生の長期計画と短期計画を作り、それに従ってポジティブに生きましょう。

旅立つときにはカネは持っていけぬ。多額のカネを遺したって、それのお陰で子
孫がダメになる可能性だってある。社会のためにも相続税は高いほうがいい。

ならば「自分の人生、これだけのことをやったったぜ」という誇りを持って、閻魔様
に逢いに行ってやろうじゃないか。

「自分には無理」という呪文を唱えなければ大概のことはできる。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
やっと採点が終わったので、PCの前に座れました。
さて原稿を書こう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

支えていただいてこそ

Posted on: 2012年5月29日(火) 22:01

 

 

 

 

 

 

 
以前、宮脇書店秋田本店さんの写真をこのブログにアップしたところ大反響があ
りまして、多くの出版社さんからご連絡を頂戴しました。

あれはすごい!見たことない!

中経さんやZ会さんのうえに燦然と輝く「キムタツ」の4文字。

小説コーナーでも「浅田次郎」とか「村上春樹」とかいう案内札はないやろうのに
なんと学参コーナーに、しかも他にもかなりメジャーな著者の方々がいらっしゃる
というのに、なぜか書店デビューして数年の私が・・・

ありがたいというか、恐縮することしきりというか。

というので、僕も8月末に秋田に行くことになりそうですが、うちの野球部の保護
者でお医者さんをやっているWさんが「学会出席のついでに」、なんとありがたい
ことに書店さんに行って挨拶をしてきてくださいました。

学参担当の方(写真の左の方だと思われます)に挨拶をして頂き、写真を撮って
きてくださいました。

宮脇書店さんにももちろん感謝していますが、そのWさんにもかなり感謝してい
ましてね。「ついでですから」と仰いましたが、本当に嬉しかったです。

なんかこうしてみんなに支えていただいてるんやなぁと嬉しく思っています。

いくら優秀な人間であっても1人では何もできません。周囲に人がいてお互いに
助け合ってはじめて、その優秀さが役に立つというものです。

だからこそ挨拶ってのは何より大事やし、謙虚さがないと人が離れていきます。

僕なんか全く優秀でもなんでもない、単に運がいいだけのオッサンやけど、こうし
て多くの人たちに助けていただいているのを忘れずに努力しないとあかんわ。

いや、まじで。

とにかく先般は仙台で先生方や生徒たちにお世話になってきたけれど、次は夏に
秋田に行こうかなぁと。山形にも行ってみたいなとか考えてるけど。

カネなんか要らん。手弁当下げて行くぜ。それより自分の力が誰かの役に立てば
嬉しいし、出逢った人たちと友達になれたら更に嬉しいな。

チームキムタツも1700名ほどになりました。さらに多くの方々とこれから出会うこ
とになるのでしょうが、英語教育を根幹から変えてみたいという夢に向かって、その
人たちと一緒に頑張れたらいいなと願っております。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
めっちゃ久々にOutlook Expressを立ち上げたら物凄い数の
メールが届いていました。皆さん、すみません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

勉強の方法は画一的ではない

Posted on: 2012年5月7日(月) 15:33

 

 

 

 

 

 

 

 

 
GW中は本当にたくさんの人にお逢いしました。仙台ではセミナーに30名程
の先生方が、そして仙台白百合学園の先生方と生徒たち。

仙台で全部合わせたら400名強の方々にお逢いしたことになります。

東京ではTK関東支部の面々60名ほどが、翌日の東大本郷キャンパス近くの
啓林館のセミナーに100名ほどがいらっしゃいました。

5月5日の岡山で行ったセミナーに100名強の先生方が、岡山、広島、四国の
各県、島根や鳥取からいらっしゃいました。

全部単純に数字を足すと、4月末から昨日までに700名ほどの方々とお逢いし
たことになります。これって凄いことですね。

僕の教材を使って授業をされている先生方ってとても増えてきまして、お蔭様で
『ユメタン』は単年度10万部以上売れているそうです。

旺文社から出させていただいたピーターセン先生との共著も好評らしくて増刷が
毎年かかっているし、先般出させて頂いたチャートの『5STAGE』の採用校もか
なり増えているということで、本当に喜んでおります。

ただやはり買っていただくだけではダメで、著者の責任としては「こうやって使っ
て勉強してほしい」ということを伝えることが大事なのかなと思っております。

買っていただいたけど使い方がイマイチわからなくて、お蔭であまり伸びなかっ
たと言われるのはやはり辛い。ちゃんと使えば絶対に伸びるのに。

なのでセミナーでは『ユメタン』などの著書をこう使えば普通は語彙力が付くと
いう話も織り込むようにしているのです。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
で、こうしていろんな先生方と出逢って話を聞いていますと、先生方自身が僕の
本を使って英語などの勉強をしているという話になることが多い。

英語の教員は毎日生徒たちに教えていますので、普通でもかなり英語力は付
いてくるのですが、それでも自分の英語力をもっと伸ばしたいと思っています。

多くの先生方は『ユメタン②』の単語やフレーズをクイックレスポンスできるように
頑張っていますが、国公立二次試験レベルをクイックするのはきついと仰います。

でもできるようになれば、かなり英語が話せるようになりますので、頑張ってくだ
さいねと申し上げます。西山君みたいに『ユメタン③』を頑張ってる人もいます。

なかには思いもよらない本を使って、ご自分の英語力を磨いている先生にお逢い
することもあります。このGWがそうでした。

僕がお聞きした話を箇条書きにしてみますね。

・『私立大学英語リーディング』を使って勉強しています。CDをまず聞いてリスニ
 ング力を鍛え、だいたい聞きとれるところまで聞き込めば、後は速読しています。

・『英語長文速読特訓ゼミ』の難関レベル編を暗唱しています。ピーターセン先生
 が書き起こした英文はかなり素晴らしく、暗唱に値します。

・『ユメジュク』が愛読書で、ipodに入れてクイックレスポンスができるよう通勤の
 間に勉強していますが、2周目に入って自分の英語力、英作力が驚くほど上が
 ったのがわかります。

『ユメジュク』は確かにしっかり覚えると英作文の力は付くと思うけど、先生ご自身
がやられているというのはあまり聞かないので、なんか嬉しかったなぁ。

それと上の2つを暗唱するってのは僕は思いつかなかったけど、頑張っておられる
先生方もいらっしゃるんやなぁと。僕も難関レベル編は暗唱しようかなぁ。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
続いてセミナーのアンケートや懇親会でお伺いした話から。これがなかなか面
白くて、僕も自分の振り返りになりました。

・今日は先生の目線を追い続けました。先生が話し始めると空気が変わるなと
 前から思っていたので、そのコツを知りたくて。

・マイクの持ち方と目線の配り方がかなり勉強になりました。

・セミナーでの立ち位置、全体に話すときの表情とある先生個人に話すときの表
 情が違うのがいい勉強になりました。生徒全体に話すときと誰かを指名して立
 たせて話すときの違いに反映させようと思いました。

・なんといっても話すときの間が他のセミナーとはあまりに違いすぎ、知らず知ら
 ずのうちに「キムタツワールド」に引き込まれてしまうのが前から気になっていた
 ので、今回は録音させていただき、家に帰ってからじっくり聞き込みます。

マイクの持ち方・・・鋭いなぁ。ピンマイクのときは気にならないけど、手で持つマ
イクの場合って持ち方があるんよねぇ。知らない人が多いけど。

「間」に関してはブログにあまり書いたことがないし、授業中の立ち位置について
も書いたことがないけど、効果的に「間」と「位置」を使えば授業が上手くいく。

言うまでもなく講演やセミナーも。

勉強しようと思ったらどんなものでも「師匠」になるし、「教材」になりますね。

その点では「何かいい本はありませんか」と言っている人って、要するに自分の
学ぶ姿勢こそ一番まずいのです。確信を持って言えます。

僕も以前はそうでした。

「間」や「位置」や「目線」などに興味を持つと、人前で話すのが得意になります。
マイクの持ち方は鋭すぎるけど。

こういう驚異的に熱心な先生方と触れ合うからこそ、実は僕も鍛えられるのです。
僕が下手だとみんな離れていきます。セミナーのリピーターも少なくなります。

今週末のセミナーは4月22日、4月29日、5月5日にやったのと全く同じものを
行うのです。それも言うてあるのです。

なのにそれらに来られた先生方がまたまたいらっしゃるのです。

前に聞いた話を聞きに来る熱心さが、僕を鍛えてくれます。同じ話をするのです
けれども、同じ話し方はしませんので、どうぞいろいろ盗んでくださいませ。

みんなありがとう。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
22日から北海道に行きます。修学旅行なのです。

 


kimutatsu

凄い人っていうのは

Posted on: 2012年5月2日(水) 13:01

  

 

 

 

 

 

 
人間っていくら正しいことを言っていても、誰かを批判していると、要するに口で
はどう言っていても「俺のほうが凄いぜ」な空気が流れて嫌なものですね。

常識も正義も倫理も何もかもが現代は多様化してしまって、だからこそブログや
掲示板などで誰かが誰かを批判して、その結果批判された人が病んだりとか、
あるいは批判している当人が職を失ったり逮捕されたりということがあります。

いずれにしてもエラそうに語る人に大したひとはいないわけで、本当に凄い人は
腰が低くて、だからこそ凄味があるものです。

だからエラそうに語っておられる系のブログって逆に楽しい。コメント欄なんかも。
蠅たちが犬のウンコにたかっているみたいに見える。

皆さんは柴原智幸先生のブログを読まれたことがありますか。

彼は皆さんご存じの英語のプロですが、本当に腰が低くってね。

NHKラジオの講座を開いていらっしゃる柴原先生が「大したことないんです。木
村先生のセミナーを聞くと本当に凄いなと、勉強させられます」と仰います。

いや、先生あのね、それはちょっと・・・いくらなんでも・・・

柴原先生および奥様が後ろで聞いていらっしゃった仙台と福島のチャリティーセ
ミナーがどれだけやりにくいものであったか!\(◎o◎)/!

先生のブログを愛読しているのですが・・・

本当に凄いなぁ・・・だからこそ説得力があるというか・・・

英語の教員で「生徒たちの単語力がなかなか上がらない」とお嘆きの皆さんに
(including me)ぜひとも読んでいただければ。

こちらです。

凄いなぁと思うのは、ご自分も『ユメタン』のCDをかけてクイックレスポンスをやろ
うとなさった点。

そしてCDに付いていけなかったことをカミングアウトされている点。

そして「学習効果が上がらないとすれば、それは学生の怠慢と私の指導力不足
が原因である」と書かれている点がものすごい!!!

いいですか、こんな人いないよ?

「学生の怠慢か、あるいは私の指導力不足」と書かれる人ならたくさんおられる。

でもな「学生の怠慢と私の指導力不足」やで!

教員ってのはしたり顔で生徒や教材を批判し、「これこれこういう本があればな」
とか「うちの生徒たちは全くダメだ」と言うようなことが多いように思うんよね。

自分の指導力が不足していると自覚することこそ、成長への第一歩ではないか。

僕も今こそ自分の姿勢を猛省し、GW明けの指導に反映させよう。

柴原先生、ありがとうございました。僕の本を使って学生たちを鍛えてくださって
ありがとうございます。僕も頑張ります。僕の生徒たちにも頑張らせます。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
何事も自分の姿勢が招いたことですね。
どんなことがあっても他の人のせいにせず、主体的に生きましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

おもろく生きてやろう

Posted on: 2012年5月1日(火) 22:48

 

 

 

 

 

 

 

 

仙台で「たまに出てくるあの女の子は娘さんですか」という質問を受けましたが
違います、この子は酒井社長の娘さんです。

酒井社長ってのがまた面白ぉてなぁ。わははは!(-^〇^-)

ベネッセの山田君が「天才ですねぇ・・・」と褒め称える酒井社長。営業のプロ中
のプロやけど、決して品行方正なわけではないところがいい。

なんて書くと怒られそうやけどな。わははは(-^〇^-)

長いこと酒井社長にも会ってないな。たまには飲みましょうや。

この人がまた口が悪いのに、他人の悪口は言わんわ、仕事はできるわっていう
んで、とても気持ちのいいオッサンなんや。

そういえば先般ある女の先生から「木村先生って生真面目じゃないのがいいで
すよね」と褒められた。

人間って面白いな。

小学校時代の通知簿の通信欄には

・生真面目である。
・やや物事に消極的である。

と、担任の辻井先生に書かれていた木村少年はいつからこんな風に変貌を遂げ
てしもたんやろう。大学時代かなぁ。それとも社会に出てからか。

まぁ生きてるうちに成長し続ければええわ。変化し続けるのは楽しい。

これからも酒井社長のように面白く楽しく、ポジティブに、人の悪口を言わないで
生きてやろう。悪口は言うより言われるほうがいい。

明日と明後日は文化祭やけど、どうも雨っぽいな。皆さん、どうぞおこし下さいね。

 
今日も僕のブログにおこし下さってありがとうございました。
サンドウィッチマンのコントがつまったDVDを4本も買っちまった。
あの人たちは上手いなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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