灘・開成・洛南、洛星、東大寺、ラ・サール・・・『ユメタン』の採用校を石川君に
見せてもらったけど、ありがたいとともに、みんなちゃんとCD使ってくれよと願
ってやまない著者です。生徒たち、ちゃんと音ごと覚えるんやで!
綴りを見て意味が言える。それはOK!
意味を見て単語が言える。それもOK!
でもそれだけじゃ、英語は使えるようにならぬ。音もちゃんと覚えてほしい。
ヒアリングマラソンの松岡先生と対談をしたけど、「木村先生の授業法で英語
ができないわけない」と言ってもらって本当に嬉しかった。
嬉しかったけど、1点だけびっくりしたことが。
単語ってクイックレスポンスで勉強するのは当然だと思う。それは意見が一致。
でも松岡先生は学生に「0.3秒で単語が出てこなかったら、その単語は覚えて
なかったものと思え」と仰っているとのこと。
『ユメタン』でも0.3秒ってことはないぞ。1秒はあると思う。
厳しいなぁ。そういう悪魔に教わってる学生の英語力が伸びないわけがないよ。
0.3秒か、それはさすがに僕も生徒には言ったことがないなぁ。
月曜日の授業で言ってやろう。
「犬」→0.3秒以内→dog
「紙」→0.3秒以内→paper
これは大丈夫でしょ?
「様々な」→0.3秒以内→various
「快適な」→0.3秒以内→comfortable
これも大丈夫ですね?ここまで『ユメタン』ゼロ(中学生・高1レベル)ね。
「偏見」→0.3秒以内→prejudice
「差別」→0.3秒以内→discrimination
「蒸気」→0.3秒以内→vapor
「特性」→0.3秒以内→property
ここまで『ユメタン①』(センター試験レベル)です。
「~を誓う」→0.3秒以内→swear
「中世の」→0.3秒以内→medieval
「多様性」→0.3秒以内→diversity
「適性・素質」→0.3秒以内→aptitude
これが『ユメタン②」(国公立大2次・難関私大レベル)やねんけどね。
これらを全部、生徒たちが0.3秒以内に言えるところまで鍛えてやったらそれ
はそれは大変な力になろう。
ちなみにうちの高1生徒がTOEICを受けたらしい。730点ぐらい。まぁまぁか。
っていうか、中学3年を終わったばかりの生徒にしては上出来か。
これをほぼ全員が900超えができるところまで、松岡先生以上の鬼になって
鍛えてやろう。もちろん僕も自分の勉強を、彼らに負けずに頑張ろう。
0.3秒か、凄いな・・・。まずは僕ができるようになることが大事やねん。それ
が実は何より最大のポイント。
(追記)7月16日に関西某所で「ひとり勉強会」を行うのですが、非常に多くの
先生方がお申し込みになり、ありがとうございました。内容は偏差値で
言うと50以下の生徒たちを難関大に導くために、どういうことをすべきか
というような内容にします。参加される先生方、宜しくお願いします。