英語A(英文法)の採点がおおかた終わりました。まだまだ
勉強が甘いですねぇ。あきませんなぁ、こんなんじゃ。
いくら英検2級とろうが準1級とろうが、これじゃあかん。
英文法ってそんなには要らないという声があります。
確かに英語なんてだいたいできればいいというのであれば、
それも正しい意見ではないかと思います。
I wishもI hopeもI wantもだいたい意味が同じなんだからさぁ、
そんな堅いこと言わなくてもいいじゃない?というような
浅い英語力でいいのであれば全く問題ないと思っています。
リーディングをしていても「だいたい意味がわかれば著者の
言っていることが理解できるんだし、だいたい読んでいる
うちにわかるようになってくるよ」というのであれば、それ
もいいのではないかと思っています。
でも僕は自分の生徒たちにそういうEnglish Learnersになっ
てもらいたくないのですよ。そういう浅い読み方しかでき
ないような英語学習者であってはならないと思います。
それに著者サイドだって「I hopeもI wishもだいたい同じ」
というような読み方をされたくないと思うんです。
書いている側は1語1語に意味を持たせて本を書きます。
僕の本だって同じです。日本語一字一句に意味があります。
もっと言えば、句読点の位置にも。
読み手の側だって、楽しんで読むのも時にはありでしょう
けれども、しかし初期段階では1語1語にこだわりながら
しっかりと読む精読だって大事です。
何ごともバランスですよね。
今の彼らではまだ精読はできません。この英文法力では。
というわけで、中3になったら引き続いて英文法をしっか
りと定着させるための取り組みをやろうと思っています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
採点は全ての業務の中で一番嫌いです。
特にこういう出来の悪い試験の場合はストレスがたまる。