KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2017年12月22日

kimutatsu

本のご紹介

Posted on: 2017年12月22日(金) 7:32

02

冬休み前に生徒たちに本を2冊紹介しました。そのうちの
1冊です。『外資系トップの英語力』です。

生徒たちに向けて書いたコラムです。

*************

骨太という言葉があります。どことなく安定感があって、
信頼できそうなイメージに溢れていて、僕は骨太という
言葉が大好きです。だから、木村先生の勉強法は骨太で
すねと言われると、まるで見知らぬ人に子どもを褒めて
もらったような嬉しさがこみあげてきます。
骨太の反意語を対義語辞典でひいてみると「骨細」とあ
りました。骨細の勉強法というのはきっと「試験に通用
するためだけの勉強法」とでもいうことになるのでしょ
うか。来週の月曜日に単語テストがあるから勉強しよう
というのはきっと骨の細い勉強法なので、そういった勉
強法から強烈な力を発揮することはないはずです。

この本に書かれている英語の勉強法は、ファイザーやア
フラック、ボッシュといった外資系の企業のトップが語
る勉強法であり、したがって骨太です。こうすれば楽に
英語が身に付きますよ的な表現はどこを探しても見当た
りません。以下は本書からの抜粋です。

◎英語ができればいいことが待っているという話ではな
い。英語は参加資格なんです。

◎デキるなと思ったアジア人の給料は僕の五分の一以下。
これはヤバいと思いました。

◎留学レベルの英語はビジネスでは通用しないと痛感さ
せられました。

◎英語に耳を慣らせばいい、はウソ。語彙力がなければ
どんなに聞いても力にはならない。

君たちには骨太の英語力を身につけてほしいと願って教え
てきました。目の前の試験をクリアするだけの勉強法では、
仮にその試験に合格したとしても、後から振り返ったとき
に「どうしてあんな」と悔やむことになるでしょう。ある
いは定期考査はいいのに実力テストはと悩むことになるは
ずです。将来を見据えて今こそ骨太の勉強を。

矛盾を承知で言うなら、3年後の入試にしか通用しない勉強
法ではきっと入試には通用しません。それに気づいた人だけ
が栄冠を手にすることができるのです。

*************

皆さんもよかったら読んでみてください。

楽な方法で成績を上げられると信じている人にはお勧めしま
せん。本を読んでいるだけで力が上がると思っている人にも
まったくお勧めしません。

「使える英語力」というのはこういうことなのです。もがき
苦しみながら、やっとたどり着ける「高み」なのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
『ユメタン』はきついから無理という人がいますが
そんな人が英語を使えるわけがありません。
スポーツや音楽と同じで、メンタルの強さと継続力が
ないと語学なんて極められない。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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