KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2018年1月19日

kimutatsu

NHKニュースを見て

Posted on: 2018年1月19日(金) 10:08

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30年後には小学校が現在の3分の1ほどになるというニュース
がNHKで流れました。

ずっと前からわかっていることで、僕のメルマガでは繰り返し
言っていることなんです。10年後には学校が今みたいに
たくさん要らなくなりますし、失職する教員がたくさん出ます。

単純計算ですが、各県100名ずつぐらいは英語の教員が不要
となってしまいます。英語だけで。

10年後にそうなります。

もうほとんど確定していることなのです。

僕はあと12年で定年なのですが、いまの20歳代や30歳代
の先生方は、公立といえども教員のままでいられるかどうか
わかりません。私学の場合はかなりまずいことになります。

私大の40%が現時点でも定員に達していないのですが、国公立
大学も今年から倒産してもおかしくない状態になります。

我々大人は言うまでもないですが、子どもたちには組織に頼ら
ない力を身に付けてほしいと願っています。

少子化、2人の夫婦から1人の子どもしか生まれない場合には
単純に1減となりますし、結婚しないとか子どもを作らないと
かいう場合には、もっと大きい減となります。

若い人たちが年寄りを支えるのは絶対に無理な社会になってき
ています。数年後に日本人の3分の1が65歳以上になります。

それを残りの人たちが支えるなんて到底できません。

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どうすればいいのか、僕にはわかりません。おそらく政治家に
もわからないでしょう。僕が生きている間に日本人の人口が
8000万人ぐらいになるのですから、国力が低下するだけで
なく、日本を維持するための警察や消防をはじめとする公務員、
自衛官などが不足するはずです。国を維持するためは税金を
今よりもずっと上げないといけなくなるでしょう。

遺産を全て没収する(相続税100%)と言っている政治家が
いますが、そうなったら若い人たちは大変です。

ひとつだけ言えるのは、個人の力を身に付けようというしかな
いのではないかということです。

以前は大企業に就職すると安泰な時代がありました。

これからはどうでしょう。

大企業を維持するための人材が確実に不足しますので、海外の
人材を積極的に採用することになるはずです。

すでにそういう企業は増えていますけどね。

今日の授業で少し生徒たちに言ったのですが、英語と中国語が
話せる自分を作ったり、海外でも使ってもらえるものづくりを
したりすることが重要だと思っています。

日本の市場だけでは生きていけないのですから。

変に煽ることは意味がないですが、しかし人口推移については
現在の1~8歳ぐらいの子どもの数から鑑みると、確定してい
ますので、危機感を持ちながら自分の力を高める努力をしてい
くことが何より肝要だと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕の母校もなくなっていくんだろうなと思うと、やはり
少し寂しいなと感じております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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