KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2018年3月4日

kimutatsu

新しい入試になると言っても

Posted on: 2018年3月4日(日) 15:27

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大学入試が2020年度入試から変わるっていうんでいろいろと
話題になっているのですが、英語に関して言えばぶっちゃけ
国公立大学の二次試験に合わせた勉強をしておくべきです。

私立大学に入りたいというのであればセンター試験に合わせ
た勉強をしておけば対応できるわけですし、早稲田や慶應の
場合だって、4技能型もへったくれもないでしょう。

大学に入ってから重視されるのは読む力なのですから。

あるいはレポートや論文を書く力なのです。

英検2級レベルの英語力を持って「英語ができる」と思って
いる人なんて大学には誰1人としていないでしょう。

英検2級レベルの「話す力」なんて、実社会に出たら全然使
えないわけで、みんなそんなことわかってるでしょう?

それなのに、民間の試験を導入すると話す力が伸びるなんて
お馬鹿なことを言っている人がいるのが信じられないわ。

それなら民間の試験を最低でも英検準1級にしないと。

最低でもね。

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僕の生徒たちは、いわゆる新タイプの1期生になります。

どうなるのですかと保護者から問われることもあります。

そういうときは「僕に聞いてもしょうがない。文科省に電話
をして聞いて、むしろ僕に教えてくれ」と答えています。

僕のほうはあの子たちがどの大学を受験しようとも、揺るが
ない英語力を身につけて卒業させてやろうと思っているだけ。

甲子園に出る学校の野球部の監督はきっと妥協しないで練習
しているんでしょう?それが「青春の姿」と言われます。

志望大学に入るために勉強するのだって同じですわ。妥協せ
ずに勉強してもらいます。それもあるべき青春の姿だと僕は
思っているのです。

勉強だと「やらせすぎ」とか言われる。野球だと「青春」な
どと言われる。馬鹿馬鹿しいことこのうえない。

東大に入りたい!という子にとっては部活動は単なる趣味に
過ぎないわけで、でも体づくりは大切なので僕はやってもら
いたいと思っています。体育の授業みたいなものです。

一方、甲子園に出る子たちでも、最低限の勉強ぐらいしてお
かないと社会に出たら困ることになるので、やってもらいた
いと思っています。

灘の子たちは大学に行きたいと言っているのです。それもみ
んな、びっくりするような難関大を目指しています。

であればこちらも妥協しません。

僕は英語のプロなので、アマチュアの人たちをプロレベルに
引きあげるのが仕事です。そう考えているので妥協しません。

僕が生徒のレベルに合わせて「あの子たちにはこういうこと
は無理」なんてアマチュアなことを言っていたら、彼らの
英語力は絶対に!絶対に!伸びないのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
4月からは『ユメタン①』の総ざらい。9月からは
『ユメタン②』に入りますが、ロンドン組だけは
4月から『ユメタン②』をやっていってもらいます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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