KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2020年2月5日

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英語の基本的勉強法

Posted on: 2020年2月5日(水) 18:09

05

英語に関する質問がよく届くんですけど、日本語に比べれば
英語はけっこう楽ですけどね。

誰でもできるようになります。

なにせ英語を日本語に直せ、日本語を英語に直せれば誰でも
得意になれるので、あまり難しく考えないことです。

ただ、構造が日本語と違いますし、冠詞や助動詞などの知識
がある程度ないといけないのですが、それでも日本語の助詞
とか時制に比べれば楽勝です。

日本語ってモノをはっきりと言わない「察してくれ言語」で、
一方の英語はしっかりと主語も目的語も原因も理由も明示を
する言語なのですね。だからわかりやすいです。

059

いまは授業でこの『ユメジュク』をやっています。覚えろと
言っているのではないです。使えるようにしてもらいます。

英語の表現がいっぱい詰まっているのですが、機械的に覚え
るというよりも、使用シーンを考えることが大事です。

『ユメジュク』から抜粋します。

It’s dangerous to fall behind with the bills.
The player agreed to a seven-year contract with the team.
The rule applies to all the students of this school.

これを機械的に覚えても、英作文などで使えなければ意味が
あまりないと思いませんか。

上から
請求を滞納するのは危険だよ。
その選手はチームと7年契約を結ぶことに合意した。
その規則はこの学校の全生徒に適用される。

というような意味です。で、これをそのまま覚えるというよ
りも、「滞納する」や「合意する」などのシーンを想像し、
こういう文脈で使えるぞという意識を持つことですね。

そのうえで、単語を変えて自分で言えるようにすることです。

覚える際には必ず声に出します。脳に刷り込むために。
でもその前に必ず文を分析します。たとえば第1文であれば
It is A to doの構文だなとか。その上で頭にまずは入れます。

It’s dangerous to fall behind with the bills.
The player agreed to a seven-year contract with the team.
The rule applies to all the students of this school.

それぞれ3回ずつ声を出してください。出しましたか?

057

では次の日本語を英語に直してください。

請求を滞納するのは危険だよ。
その選手はチームと7年契約を結ぶことに合意した。
その規則はこの学校の全生徒に適用される。

言えなかったらもう一度英語に戻ればいいのです。

何回か声に出して、日本語を見たらちゃんと英語に直せるか
チェックします。直せれば次、また次という具合に進みます。

5文ぐらいやったら、もう一度最初から。

10文やったら、もう一度最初から。

15文やったら、もう一度最初から。

20文やったら、もう一度最初から。

日本語を見て英語に直せるかどうかチェックしていきます。

その上で自分で場面を考えながら単語を入れ替えます。

「大谷選手はチームと5年契約を結ぶことに合意した」とか。

地道な作業ですが、こういうことを通じて「この人、こんな
表現をよく知ってるなぁ」という人になれるのです。

英語はそれほど難しくありません。

でも日常的に使うわけじゃないので、やらなくなると一気に
脳が覚えたことをデリートしやがります。

なので毎日やるのです。同じことを。

 

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみにイディオムはちゃんとやったほうがいいですよ。
単語も大事やけど、イディオムが使えないと英作文は上がらない。

 


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