アルクのお地蔵さんに聞いたのですが、今日に新しい本が取り次ぎ書店さんに卸されるそうです。ですので都市圏は明日か明後日には書店に並ぶと思います。
生徒に問題集なんですかと聞かれるのですが、問題集ってわけではありません。
単語集と熟語集と発音アクセント頻出単語集と語法小辞典と文法小辞典と発音アクセント法則集とが1冊になったものです。ですのでどちらかと言えば参考書に近いかもしれません。
でもこれに特化した問題集ってNEXTSTAGE(桐原)やUPGRADE(数研)のようなものがいっぱいありますからね。あれをやっていて、なかなか知識を整理しきれないでいるという人に使ってもらえればいいなと思っております。
文法と語法に関しては重要で頻出だと思われる最小限度のものを取り上げて解説してあります。ですので、とりあえず苦手な人はせめてこれだけは押さえとけ!という感じの本になっています。
よろしくお願いしますね(^-^)
しかし本来は文法や語法ってのは高2までに片付けておきたいものです。高3からは読解や英作やリスニングなど、より実践的な問題演習を繰り返すべきじゃないかと。
知識を吸収するのはもちろん勉強する上でものごっつい大事で、それこそ今になっても単語は覚え続けている日々なのですが、受験英語に関して言えば、そんな悠長なことを言うてられないのですね。
というのは高3になったら理科もやらなあかんし、社会だってやらなあかん。理系の人ならセンターの国語で120点とかやと木っ端微塵になるし、文系の数学だってやはり気になる。
英語ばっかりやっとれるかぁ!(^O^)
という声がうちの学校でもあちこちから聞こえて参ります。特に読解に関しては、英語より現代文の力がベースになるので、本を読む習慣のない人はなかなか英語も伸びにくい。
ですので知識に関してはできるだけ高2の終わりまでに押さえておきたいところなのです。その点で、この本は高2の生徒たちにも使ってもらえたらいいなと思っています。
最近、リスニングをやっていてもリーディングをやっていても思うのですが、語彙力がないってのは悲しいことですね。なんにもできません。
日本語でもそうですね。外国から来られた方が街を歩いていて、前から車が来る。それが黄信号で止まらずに突っ込んでくる。しかもウインカーを出さないで曲がろうとしやがる。そこに小さい子供が!
ここでその外国から来られた方が事故の唯一の目撃者だったとして、警察の事情聴取に対し、ちゃんと説明するためには最低限の単語力が必要になります。
我々が英語を勉強する場合でも単語力(と文法力)がベースになります。ですので、どんなENGLISH LEARNERであっても単語をできるだけ多く覚えることが先決なのですね。
僕が浪人時代に駿台の先生に「単語なんて前後から類推すればいいんや。それより構造分析力が大事!」なんて言われ、それを間に受けてエライ目に遭いました。
もちろん構造分析力も大事なんですが、それはそれで英語の基礎を形成するもので、まさか「これがS、これがVで・・・」なんて言いながら長文を読むわけにはいかんでしょう?
そんなことしてたら日が暮れて朝になって太陽が昇ったなと思ったらまたその太陽が西に傾くことになってしまうがな(長いボケでゴメン)
速読力の基礎になるのはやはり単語力と文法力。
そしてその上で構造分析力やあるいは読んだ文章の数などがモノを言うわけですね。日本文を速読するのに置き換えれば常識的にわかってもらえると思います。
そんなわけで英語が苦手やなと思っている高校生(や社会人)は、この本に載っている単語や熟語や文法事項、慣用表現などで1つでも知らないものがあれば慌てて覚えること!
あるいはそこそこまでは来たけど、ここから伸びんなぁと思っている人も中身を見て「あれ?こんなん知らんぞ」というのがあればすぐに覚えてほしい!
このレベルも知らないとかなり苦しい戦いになるはずやからね。
早いところでは明日には書店に並ぶかと思いますが、よろしくお願いいたします。手にとっていただいて、いいなと思われましたら、どうぞ可愛がってやってください。
いつも愛のクリックをありがとうございますm(__)m
最近とても数字が下がってきました(>_<)
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(追記)発売中のアエラEnglishの1月号は単語力をつける特集でして、僕も写真入りで出ています。
(追記)娘が風邪をひきました。皆さんもお気をつけください。