KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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本番に強くなるには?

Posted on: 2009年10月24日(土) 12:13

光山登場

灘区東灘区大会が11月3日から始まるということで、練習試合をそれまでに
何とか2試合したかったのですが・・・できない。

相手がいないのではなく、相手がインフルエンザでメンバーが足りなくなって
しまって、試合のキャンセルが相次いでおります。

\( ̄_ ̄)/

しょうがない。明日は紅白戦するか。

投手の肩ってのは不思議なもんで、7回なら7回、3回なら3回に合った肩に
なってしまっていて、3回しか持たない投手が4イニングス目に入ると・・・

いきなり打たれる!

なのでエースには7回をちゃんと投げられるように指示するのです。すると、
そのエースはブルペンで毎日7回にあたる投球数を投げることになる。

ところが罠がありましてな。

ブルペンで100球投げるのと、練習試合で100球投げるのと、公式戦で10
0級投げるのとでは、天地ほどの開きがあるのです。

漫画『ドカベン』で、監督が新人の投手に「ブルペンの300球は試合の50球
程度と同じぐらいでしかない」と言う場面があります。

実際にブルペンの300が試合の50なのかどうかは専門家ではありません
ので、僕にはわからないが、その発言を水島さんがさせたのはわかる。

なぜならブルペンにはバットを持った打者がいない。

仮にダミーで立たせたとしても、その打者は打たない。

練習試合でも、仮に打たれたってそれで野球が終わるわけじゃない。単なる
練習試合なので、公式戦までに調整すればいいのです。

ところが公式戦では1球が命取りになる。1つの四球が命取りになる。力む。
ストライクが入らない。やばい!

こういうメンタリティーをどこかで作り出さないと、公式戦に弱いチームになり
ます。だから各監督さんたちは選手たちを練習の段階から追い込む。

バント練習で1つ失敗した選手に10キロほど走らせる。

シートバッティングで四球を出した投手にその後数時間走らせる。

スポーツを知らない人がこういう場面を見ると、あの監督の指導は、指導で
はなくて体罰じゃないかと思うかもしれませんが、それは違います。

ここで四球を出したら走らされる・・・あんなには走れない・・・やばい・・・

こういうメンタリティーを作り出すのです。それが練習なのです。練習のため
の練習をしていても、公式戦では勝てませんからね。

模試だって同じです。確かに模試は模試でしかない。ダメでも復習すればい
いし、模試の結果と入試の結果は必ずしも直結しない。

だけど入試を受験する際のメンタリティを模試の時から持てたとしたら?

こんなに受験本番に強い受験生はいないということになるわな。

逆によく聞かれることですが、国公立大本番のために、模試がわりに私大を
受験したほうがいいのかということです。

最初から模試がわりというメンタリティで臨むなら、受験しても意味がない。
合格してもここには来ないと思いながら受験するなら、模試以下になるわな。

普段の勉強の際にも、例えばセンターパックなどを使って、時間をはかって、
いろいろやると思うけど、大事なのはそういう環境以上にメンタリティやな。

これはあくまでもセンターパックなんやという意識があれば、そりゃダメだ。

そろそろ本番と同じ心構えで勉強したほうがいい。それが受験本番に強くな
る秘訣なのだ。本番の疑似体験を重ねることが何より大事なのだ。

僕にメールをくれた守屋さん、そういうわけなので、本番に強くなる秘訣につ
いて書いてみました。さて、そろそろ練習に行ってきますね。

 

(追記)この大会で公式戦1勝目をプレゼントしてもらえるのかな?
     選手諸君、期待しとるよ。練習のための練習じゃ意味がないぞ。

 


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