KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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鍛えたるから覚悟しとけよ

Posted on: 2009年12月16日(水) 15:32

I’m angry

採点してるのですが・・・お前らなぁ・・・いや、普通にできてる子らはええわ。
問題はやなぁ、いくら難しかったとは言え、覚えてれば取れる問題で落とし
まくってるお前ら、ホンマ覚悟しとかなあかんで。

正月から呼び出すか。しょうがないな。頑張ってもらおう。

確かに80点取るのは難しかった試験ではあるが、普通にやってりゃ70点
以上は取れる。平均点がそれを物語ってる。

というわけで、70点なかった連中は正月から呼び出すことにしよう。

お年玉は暗唱用プリント10枚にしとこう。覚えたら帰れる。覚えなかったら
朝から来て夕方まで帰れない。私? もちろん付き合うさ。

採点しとると、俺はカルシウム不足なんか?と思うぐらいイライラしますな。

生徒の答案

それに引きかえ、足立学園高校の生徒たちは頑張ってるみたいやないか。
加藤先生からメールと画像が届きました。嬉しいメールです。

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昨日、『ユメタン』①が2周目に入りました。1周目は楽々コースでしたが、
2周目は標準コースにし、出題は先生と同じ方式で、30題としました。

その答案の一部を見ていただきたいと思い、送ってみました。

もちろん不合格者もいますが、4月当初に比べれば、彼ら、数段たくましく
合格点をとるようになりました!

この調子でガンガン鍛えようと思っています!

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灘校だから頭がいいんやろうとか、そういう誤解が蔓延しとるし、講演に行
っても「灘の生徒さんたちはできるんでしょうね」と言われることが多い。

そりゃ相対的に見れば、割合的に見れば、そういうことは言えると思う。

しかし駒場東邦の佐藤先生や久留米大附設の大藪先生、ラサールの丸山
先生ともよく話すんやけど、サボってるとどんどん堕ちていくのだ。

いくら灘や駒場東邦や久留米大附設やラサールといえど!

そりゃ大半は頑張ってるけど、実際のところ、期末考査で20点ないなんて
生徒だっているにはいる。これは鍛えてやらないと保護者にも申し訳ない。

僕らが「こいつらは頭がいいから、そのうち帳尻を合わせるかな」なぁんて、
高をくくって鍛えないと、彼ら(や保護者)はEXTRA MONEYをしはらって
予備校に通わねばならないということになってしまう。

それでは申し訳ないし、教員は教員の責任で、生徒らを鍛えねばならぬ。

せっかく進学校に入ってきても、それに安心してしまって勉強しない生徒は
いくらそういう学校の生徒たちでも、等しく堕ちていくのです。

逆に中学入試や高校入試に失敗し、偏差値的に高い学校に入れなくっても
その後の鍛え方が適切だと、どんどん伸びていく。

『ドラゴン桜』で現役合格した水野は、決して極端な例ではないのです。

加藤先生とその生徒さんたち、これからも頑張って下さい。そして大学を選
ぶ際に、英語ができないから自分の進みたい人生の道へは進めないという
悲しいことにならないよう、努力を継続させて、英語の達人になって下さい。

妥協せずに頑張るってのは、思ってる以上に大変なことやけれども、しかし
毎日歯磨きをするが如く、習慣になってしまえばなんてことありません。

大変だといっている人は習慣になっていないのです。

僕もサボっている生徒たちが数年後に泣くのを見たくないのです。なので、
彼らに嫌がられようとも、また泣こうが喚こうが、家の用事があるから帰り
たいと言おうが、まったく無視して彼らを鍛え続ける所存でおります。

 

(追記)採点はどうやら今日中に終わりそうです。

 


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