KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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卒業式に思う

Posted on: 2010年2月9日(火) 13:35

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今日はとても暖かくて、朝起きたときの気温が13度でした。3月下旬並みなんだ
そうです。一応コートを持って学校に行ったのですが、要りませんでした。

今日は62回生の卒業式が行われました。

とてもいい卒業式でした。最後の『仰げば尊し』ではウルウルしてしまいました。

式次第にはなかった『仰げば尊し』の斉唱ですので、おそらくは生徒らが主体的に
企画したのでしょう。 目を真っ赤にしている卒業生が例年より多かったこともあり
とても感動的な卒業式になったように思います。

生徒たちは2月25・26日に各大学を受験します。

先日の週刊誌の記事にありました「東大までの人、東大からの人」ではないです
けれども、大学に入った後にどんどん活躍してほしいなと願っております。

単に大学に入っただけ、単にその大学の卒業生であるだけ、というのでは意味が
ありません。社会に出て、人々に感謝される人間に育ってほしいと願っています。

『礼記』に次のような言葉があります。

 

君子の人を愛するや徳を以ってし、

細人の人を愛するや姑息を以ってす。

 

細人というのは小人と同義でして、「つまらない人」という意味です。言うまでもなく
君子の反意語です。

皆さんには、他の方々のために、打算ではなく、心からいろんなことをしてやりた
いと願う君子になってほしい。それが「人を愛する」ということなのです。

62回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 


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