KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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プチ授業変革をやってみた

Posted on: 2010年9月7日(火) 21:15

  

  

  

  

  

  

  

「だいたいこうすれば英語力は身につくよ」という話は『ユメ勉』に書いたので
読んでくれた人は僕の授業でどういうことをやってるのかを体感・・・とまでは
いかなくても、理解してもらえたんやないかと思う。

ただ、僕自身が成長し続けないと、同じことを毎年やっていてはどうかと思い、
23年間の教員生活で、今までやったことのないことをやってみました。

2学期最初の授業で。

いや、ちゃんと英語の先生をやってきた人なら軽々とできるんだろうけれども
僕にとっては初めてのことやったので、実は結構緊張感があった。

それは、ALL ENGLISHの授業。

僕は言うまでもなく、生徒たちも全て英語で話す授業。

僕が英語を話し続けるのは簡単やけど、だけど自分のペースで話しても
あまり意味がないよね。

前に勤めていた学校で、すでに退職された先生やけど、中1生徒相手に
自分で英語をひたすら話し続けて保護者からクレームの嵐が来た先生が
いたけど、これでは良くない。それは授業ではない。

ALL ENGLISHといっても、教員のほうは生徒たちがある程度は理解で
きる英語で話して、彼らとコミュニケーションを取ることが大事やと思う。

自由気ままに話して「どうだ、俺はこんなに英語が話せるんやぞ」と自慢を
しても意味がない。教員が生徒に自慢をしてもナンセンス極まりない。

生徒たちが英語を話す雰囲気を上手く作ったうえで、結果的に彼らにアウト
プットすることの意味と楽しさを経験させねばならないはずだ。

結論から言えば、こんなことならもっと早くやっときゃ良かったと思うぐらいに、
スムーズにことが運びました。さすが2年間音読と暗唱を繰り返してきたこ
とはある。グループでの生徒たちの会話を聞いてたけど、なかなか良かった。

授業の最後に英語を学ぶ意義や、これからのメニューを説明し(もちろん全て
英語で)無事に授業が終わりました。

何人かの生徒たちに感想を聞いてみたけど、みんな「面白かった」とのこと。

ただし「かなりハード」ということやったけど「こりゃ力が付く」とのことやったので
2学期から3学期にかけて、メニューを組んで続けていこうと思ってる。

大事なのはINPUTで終わらない指導なのです。

それに気づくのが遅かったけど、まぁでも46歳で気づいてよかった。

23年目で初めてのトライ。ひと処に留まらず、変化し続ける木村でありたい。

 


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