先日紹介させていただいた徳島県立徳島北高等学校の生徒諸君が作ったという
『ユメタン』ベースのTシャツが送られてきました。おぉ!これええやん!
和泉先生の手紙に「パジャマとしてお使い下さい」とあるけど、僕は赤が好きやで、
ちゃんと着させていただきます。パジャマには勿体ない。
今日ある先生と話をしていて「英語力って過去問とかやってるだけでは上がらんで
すな」と仰ったので「そうですね」と返事。
「先生はどうやってるの?」とお聞きになったので、包み隠さずに説明した。
「あぁ、鬼やなぁ。でもそれぐらいやらないと上がらんわなぁ」と。
基礎を鉄板にして、そのうえで人が考えられないぐらいに数を解く・・・が基本です。
ただし単に数を解いてもダメですねん。
そのあたりのコツこそ教員の力なんやけど、生徒の力に合ったものを与え続けてお
いて、そろそろかなと思った頃に今までより少しだけレベルが上のを与える。
それができたかどうかをしっかりと分析(ここ大事)した上で、またしばらくは、そのレ
ベルのものを与え続けて、もうできるかなと思ったら、またステップアップ。
この繰り返しですね。
例えばレベル1を1冊だけやって、次にレベル2を1冊やって、次にレベル3を1冊やっ
て・・・というのではなかなか上がらない。
レベル1を数冊やって、次にレベル2を数冊、次にレベル3を数冊という感じですねぇ。
ただし例えばレベル1を数冊やったあとに適当にレベル2を与えるのではなく、レベル
1ができてるのかどうかをちゃんと分析しないとあかんのです。
教員の力ってそこの見極め力こそが命です。
現在は高1を教えていますが、もう入試演習に入ってるのです。でも入試演習とは言
いながら、入試を使ってるわけではないのです。そこがミソです。
ま、なんにせよ頑張るのは生徒たち自身なので、僕は彼らのスーパーサポーターとし
て精一杯縁の下から支えようと思っております。