KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

落ち着かない受験生へ

Posted on: 2008年2月28日(木) 13:11

ちくさ正文館 

アルクから連絡がありまして、『センター試験英語リスニング合格の法則』
の基礎編を、昨日、ある学校が一括で採用してくださったそうです。

先日の岩田高校もそうでした。本当に嬉しく思います。

ご採用下さった学校で「有効な使い方がわからん」と思われる先生方は、
躊躇なく私までご連絡下さい。ご説明いたしますので。

せっかく買ったけど良い使い方がわからなくて、結局使いこなせなかった
というような経験は僕にもあります。

著者の書いた「本書の使い方」を熟読するのですが、個人で使う場合と
学校や学年全体で使うのとはやはり異なりますからね。

というわけで、僕の本を買って使って下さってるのに「全体でどう使うか」
わからないという声がありましたら、ご連絡よろしくお願いいたします。

また昨日のコメントで「中学生向けに本を書いてください」という声があり、
早速検討し始めました。ありがとうございました。

全ての声に応えることはできないかもしれませんが、そういう声があれば
できる限り実現に向けて努力したいと思っています。

よろしくお願いいたします。

東大本郷

学校に高3生徒たちが帰ってきました。卒業式は終わっておりますので
言うまでもなく自由登校なのですが、結構来ているようです。

東大の後期のシステムが変わりました。我々もどうなるのかわからずに
とりあえず過去問をやりながら文章を書く練習をするという感じですね。

後期を阪大などにする生徒も、結局やることは同じで過去問をやりつつ
まぁしかしなかなか集中できず・・・という感じになっているようです。

確かに落ち着かんわなぁ・・・

でも人生ってのはそんなことだらけです。中学や高校受験なら翌日に
結果が出ますので、待つ期間は24時間で済みます。

運転免許なら数十分まてば結果が出ます。

現代の我々はすぐに結果を求めるようになったとよく言われます。しかし
こうして何かを忸怩たる思いで待つというのも大事なことだと思います。

大人になるとこんなことばっかりです。待っている間にその人の真価が
問われることになります。ただ単に待つだけではダメなのです。

待っている間にも戦略を練ることも、人間として成長することもできます。
「ダメだったらどうしよう」 ではなく「ダメだったらこうしよう」にできます。

一番ダメなのは何もしないでいることです。

出来が悪かったからと落ち込んでいる人には何も生まれません。もちろん
気持ちは痛いほどわかりますが、まずは動き出さないとしょうがない。

後期試験の出題傾向がわからないからと言ってのんびり待つのもいい。
でも「最後まで粘る」という人は何か動いているものです。

後期までにいろんなジャンルの本を読んで、合格した人もいます。

『国立大学英語リーディング(超難関大学編)』を持っている人は91頁を
開いて、吉木さんの合格体験談を読んでみてください。

前期が終わってからどうしても東大に行きたくて、10数冊の本を読んで
そのお陰で東大に合格したという話が書かれているでしょう?

神様ってのは動いている人を応援するものです。

動いていない人にはいくら言ってもわからない。動かないとわからないよ
としか言えない。でも動き出すと神様は背中を押してくれるものです。

確かに落ち着かない。その気持ちは痛いほどわかる。もう前期に関しては
どうしようもないように思える。確かにそれは正しい。

でも例えばこの期間に10数冊読んだ人は合格した後にも、その読書の
経験が生かされることにもなるでしょう。

仮に不合格になってもそれが後期試験に生かされることになります。

浪人が決まったとしても、初動が早かった分、来年の受験にも有利です。
4月になったら勉強しよう、では遅すぎますよね。

「何をしていいのかわからない」は言い訳です。
「やることが多すぎて絞りこめない」ならわかります。

最後まで粘り強く頑張る人にこそ勝利の神様は微笑みます。

絶対にあきらめない!

口で言うのは簡単ですが、今こそ「負けじ魂」が試されている時ではない
でしょうか?今こそ諸君の秘めたる力を発揮すべき時なのです。

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(追記)「~するしかできない」と思っている時こそ、実行力が問われます。
     今後の人生においてもそうです。
     選択肢が残り1つというケースなんてほとんどありません。

 

   


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