京都府立久御山高校の東先生から送っていただいた写真です。『ユメタン①』に
入ったその日に撮影したということで、生徒諸君には頑張ってもらいたいなと。
よく高3になったから長文演習しようとか、英作文をしないととか、そういう時期と
学習内容とをリンクさせるケースが伝統的にありますけれども。
それは文部省→文部科学省が提示する指導要領に沿うとそうならざるを得ない。
だから高3だからリーディングの教科書をしようってことになるんやけど。
だけど単語を覚えてない人が長文演習したって、まったく意味がありません。
いくらセンター試験の過去問を解いたって成績は上がらない。覚えるべきことをま
ず覚えてしまったあとで演習をするなら意味はあるけど。
そんなわけで単語(と文法)に関しては、何よりもどんどん覚えていきましょう。
ぶっちゃけ、単語力が思い切りある人ならば、それほど読書(リーディング)の
演習をしなくても、初見で読める文章は、受験レベルならいっぱいあります。
そりゃもちろんいっぱい演習(多読)したほうがいいのは間違いないけど。
逆に、いくら読書(リーディング)演習をしても、覚えようとしない学習者が全く
伸びないことになってしまうのは、日本語に置き換えればわかることです。
漢字もことわざも熟語も何も知らない外国人が、浅田次郎先生の本をひたすら
読んでも意味がないし、日本語力はまったく付かないことになります。
まずは覚えること。
どんどん覚えましょう。出てきた単語や熟語などで知らないものがあれば、そ
れが入試に出ようが出よまいが、どんどん覚えるのが知識人の姿勢なのです。
「これ、出ますか?」というとる人、そんなことは先生にはわかりません。聞くな
らば大学当局に行って聞いてくだされ。返事はもらえないだろうけど。
とにかく知らないものは全て覚える。これが大事なのです。
なに??? 覚えることがありすぎて時間がない???
時間はたっぷりあります。テレビもケータイも全てぶち壊してでも、本当に夢をか
なえたいのであれば、しっかりと覚えることが大事なのです。
頑張ろう!簡単には叶わないものを叶えるから、夢を追うのは楽しいのです。
今日も僕のブログを読んでくださってありがとうございました。
今週末は池袋のリブロさんで、サイン会を行います。よろしくお願いいたします。