KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

人生は他人との比較ではなく

Posted on: 2008年3月29日(土) 12:34

ちくさ正文館

最近はちょっと体力が落ちてきたなと感じつつ、しかし周囲の人たちからは
凄いエネルギーですねと言われるので、それを聞いて元気になる木村です。

まぁね、44歳やからね。それなりにオッサンなわけよ。

オッサンと言えば・・・

和田秀樹さんが映画を作りましたね。昨年1度お逢いして晩飯をご馳走に
なりましたが、その時にこの映画の話をしていらっしゃいました。

ストーリーは『ドラゴン桜』と似たような感じですね。

タイトルは『受験のシンデレラ』でして、カリスマ講師が不良少女を東大に
入学させるというストーリーみたいです・・・ので『ドラゴン桜』と似ています。

どれぐらい興行収入があるのかわかりませんが、機会があれば僕も見に
映画館に行こうと思っていま・・・

す・・・と思って調べてみたら、神戸や大阪では上演されないみたいですね。
まぁでも話題になってくれば関西にも来ると思うので、頑張ってほしいです。

東京ではいくつかの映画館で上演されるみたいです。

和田さん、以前から映画を作ってみたいと考えておられたみたいですので、
やっとその夢が叶ったというところなんでしょう。

その映画がいいかどうかはわからないのですが、和田さんが灘高時代から
映画を作りたいと思っていたその願いが叶えられたことに敬意を表します。

和田さん、これからも頑張って下さいね!(^-^)

東大英語基礎力

かく言う僕もがんばっています。何度も言いますが、生来の野良ですので、
刺激がないとすぐにサボってしまう癖を克服しつつ頑張っております。

生来の野良・・・生まれつきの怠け者 ┐( ̄ヘ ̄)┌

昨日、4月から東大に入学する女の子と話をしていたのですが、やっぱり
凄いですねぇ。努力の前提になるやる気やエネルギーが凄いと思いました。

誰にも負けたくないという気持ちを持って、努力を続けてきたとのこと。

詳細は『東大英語リスニングSUPER』のKimutatsu’s cafeで書きますので
楽しみにしておいて下さいね。

僕は「○○には負けたくない」という気持ちをあまり持ったことがありません。
自分のサボり癖に負けたくないという思いはありますけれども。

大人になると、自分のライバルになる人を探すのがなかなか大変でしてね。
「あの人には負けたくない」という相手が見つけられません。

だいたい何をもって「勝ち」とし、「負け」とするのか、明確な指標がないし。

収入?まさかね。営業成績を比べたりすることは数字上はできるでしょうが
しかし人生は数字で表すことができませんからねぇ。

例えばイチロー選手と松井選手。どちらが上でしょう?

年俸ならイチローですよね。知名度は似たようなもの。HRの数は松井で、
タイプの違う二人を比較することなんてできません。

人と人とを比べて、こいつが「勝ち」で、あいつが「負け」なんて言えません。

第一その「負け」と言われた人でも自分の人生に満足していたら、他人が
どう判断しても全く意味のないことですからね。

医者が勝ちで教師が負け?
弁護士が勝ちでサラリーマンが負け?

こう見ると職業での比較もできそうにありません。

新渡戸

やはりそうなると自分の人生に対する納得度というか満足度がポイントで
それと今の自分の位置や状態との比較ということになるんでしょう。

そりゃ収入は多いほうが生活はしやすいし、満足度も高いかもしれんけど、
でもやりたいことをやって生きていくのが一番いいですからねぇ。

成績のいい人が理Ⅲに入って、そのまま厚生労働省に入ったとしましょう。
でも30歳を過ぎて、自分のやりたいことはこれじゃないと気づいたとする。

この人の残りの人生はどうなりますかね?

親は「うちの息子は官僚ですねん」って胸を張るかもしれません。

でも本人は「他の仕事をやりたかった」という自分と日々闘わねばならん。
地獄ですよ。僕ならとても続けていけないなと思いますね。

大学を選ぶときに将来の職業まで考えて選べという人がいるけど、それは
無理なんじゃないかと思う。でも大学の4年や6年では探さないといかん。

で、実際にその仕事に就いたときに誰よりも頑張ってみることです。

誰よりも仕事で頑張った人には見えてくるものがあります。その仕事が持つ
本当の面白さです。それが頑張っていない人には見えにくいものです。

誰よりも頑張ってきたのに、自分が人生でやるのはこの仕事じゃないなと
思うのであれば、勇気ある撤退だって選択肢のひとつだと思っています。

それは決して、「誰かとの比較」なんかではないんですね。

僕は教員か物書きか野球選手になりたかった。幸いにして、教員をやりつつ
本を書いて、野球部の監督ができているので、日々充実しています。

でもそれは教員になった最初の5年ぐらいで、誰よりも頑張ったから神様が
与えてくれたご褒美かなと思って、あの時頑張った自分に感謝しています。

これから大学生になろうという人へ・・・

確かに合否は誰かとの戦いなのですが、その後の人生は自分との闘いで、
だからこそ難しいし、だからこそ面白いのです。

自分の美意識や価値観を、いろんな書物やいろんな人々との触れ合いの
なかから、どんどん高めていくことです。

そして死ぬときに「この人生でよかった」と思えるように努力することですね。

大学では感性を磨いて、社会に出る準備をしてほしいなと思っています。
頑張らないと見えてこないものが見えるよう、頑張ってくださいね。

今日も愛のクリックをよろしくお願いします(^O^)
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(追記)整理していたら昔作った模試の原稿が出てきました。
     今見直すと問題の作り方が下手ですね(苦笑) 

  


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