KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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勉強の方法は画一的ではない

Posted on: 2012年5月7日(月) 15:33

 

 

 

 

 

 

 

 

 
GW中は本当にたくさんの人にお逢いしました。仙台ではセミナーに30名程
の先生方が、そして仙台白百合学園の先生方と生徒たち。

仙台で全部合わせたら400名強の方々にお逢いしたことになります。

東京ではTK関東支部の面々60名ほどが、翌日の東大本郷キャンパス近くの
啓林館のセミナーに100名ほどがいらっしゃいました。

5月5日の岡山で行ったセミナーに100名強の先生方が、岡山、広島、四国の
各県、島根や鳥取からいらっしゃいました。

全部単純に数字を足すと、4月末から昨日までに700名ほどの方々とお逢いし
たことになります。これって凄いことですね。

僕の教材を使って授業をされている先生方ってとても増えてきまして、お蔭様で
『ユメタン』は単年度10万部以上売れているそうです。

旺文社から出させていただいたピーターセン先生との共著も好評らしくて増刷が
毎年かかっているし、先般出させて頂いたチャートの『5STAGE』の採用校もか
なり増えているということで、本当に喜んでおります。

ただやはり買っていただくだけではダメで、著者の責任としては「こうやって使っ
て勉強してほしい」ということを伝えることが大事なのかなと思っております。

買っていただいたけど使い方がイマイチわからなくて、お蔭であまり伸びなかっ
たと言われるのはやはり辛い。ちゃんと使えば絶対に伸びるのに。

なのでセミナーでは『ユメタン』などの著書をこう使えば普通は語彙力が付くと
いう話も織り込むようにしているのです。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
で、こうしていろんな先生方と出逢って話を聞いていますと、先生方自身が僕の
本を使って英語などの勉強をしているという話になることが多い。

英語の教員は毎日生徒たちに教えていますので、普通でもかなり英語力は付
いてくるのですが、それでも自分の英語力をもっと伸ばしたいと思っています。

多くの先生方は『ユメタン②』の単語やフレーズをクイックレスポンスできるように
頑張っていますが、国公立二次試験レベルをクイックするのはきついと仰います。

でもできるようになれば、かなり英語が話せるようになりますので、頑張ってくだ
さいねと申し上げます。西山君みたいに『ユメタン③』を頑張ってる人もいます。

なかには思いもよらない本を使って、ご自分の英語力を磨いている先生にお逢い
することもあります。このGWがそうでした。

僕がお聞きした話を箇条書きにしてみますね。

・『私立大学英語リーディング』を使って勉強しています。CDをまず聞いてリスニ
 ング力を鍛え、だいたい聞きとれるところまで聞き込めば、後は速読しています。

・『英語長文速読特訓ゼミ』の難関レベル編を暗唱しています。ピーターセン先生
 が書き起こした英文はかなり素晴らしく、暗唱に値します。

・『ユメジュク』が愛読書で、ipodに入れてクイックレスポンスができるよう通勤の
 間に勉強していますが、2周目に入って自分の英語力、英作力が驚くほど上が
 ったのがわかります。

『ユメジュク』は確かにしっかり覚えると英作文の力は付くと思うけど、先生ご自身
がやられているというのはあまり聞かないので、なんか嬉しかったなぁ。

それと上の2つを暗唱するってのは僕は思いつかなかったけど、頑張っておられる
先生方もいらっしゃるんやなぁと。僕も難関レベル編は暗唱しようかなぁ。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
続いてセミナーのアンケートや懇親会でお伺いした話から。これがなかなか面
白くて、僕も自分の振り返りになりました。

・今日は先生の目線を追い続けました。先生が話し始めると空気が変わるなと
 前から思っていたので、そのコツを知りたくて。

・マイクの持ち方と目線の配り方がかなり勉強になりました。

・セミナーでの立ち位置、全体に話すときの表情とある先生個人に話すときの表
 情が違うのがいい勉強になりました。生徒全体に話すときと誰かを指名して立
 たせて話すときの違いに反映させようと思いました。

・なんといっても話すときの間が他のセミナーとはあまりに違いすぎ、知らず知ら
 ずのうちに「キムタツワールド」に引き込まれてしまうのが前から気になっていた
 ので、今回は録音させていただき、家に帰ってからじっくり聞き込みます。

マイクの持ち方・・・鋭いなぁ。ピンマイクのときは気にならないけど、手で持つマ
イクの場合って持ち方があるんよねぇ。知らない人が多いけど。

「間」に関してはブログにあまり書いたことがないし、授業中の立ち位置について
も書いたことがないけど、効果的に「間」と「位置」を使えば授業が上手くいく。

言うまでもなく講演やセミナーも。

勉強しようと思ったらどんなものでも「師匠」になるし、「教材」になりますね。

その点では「何かいい本はありませんか」と言っている人って、要するに自分の
学ぶ姿勢こそ一番まずいのです。確信を持って言えます。

僕も以前はそうでした。

「間」や「位置」や「目線」などに興味を持つと、人前で話すのが得意になります。
マイクの持ち方は鋭すぎるけど。

こういう驚異的に熱心な先生方と触れ合うからこそ、実は僕も鍛えられるのです。
僕が下手だとみんな離れていきます。セミナーのリピーターも少なくなります。

今週末のセミナーは4月22日、4月29日、5月5日にやったのと全く同じものを
行うのです。それも言うてあるのです。

なのにそれらに来られた先生方がまたまたいらっしゃるのです。

前に聞いた話を聞きに来る熱心さが、僕を鍛えてくれます。同じ話をするのです
けれども、同じ話し方はしませんので、どうぞいろいろ盗んでくださいませ。

みんなありがとう。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
22日から北海道に行きます。修学旅行なのです。

 


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