長野のセミナーが始まる前に嬉しいニュースを聞きました。石川県の
学校で、開校以来はじめて東大の合格者を出したとのこと。
入学してきたときには進研模試の偏差値が４２だった生徒がユメタン
の①（センター試験レベル）をやりこんで、東大に合格したそうです。
高１の夏に４２だった生徒でも、先生方がその生徒の能力に線引きを
せずにユメタン①を６周して徹底され、東大に合格したとのこと。
セミナーに参加された先生が、ユメタンを使ったクイックレスポンスの重
要性を何度も生徒たちに説明されたんやろうなと思っています。
その生徒さんが東大に入られて、今度は自分の本当にやりたいことを
見つけて努力されることを祈念しております。
ユメタンのユーザーがどんどん増えてきて、このような報告を受けること
が多くなってきました。著者としては本当に嬉しい限りです。
今年は去年以上に使ってくださる学校が多いと聞いています。学校
採用数だけなら全ての単語集の中で一番多いと言われています。
ただし、単にユメタンを使っただけでは伸びません。
ＣＤを使って単語の意味と音を体に沁み込ませることです。決して目
だけで覚えてはいけません。
まして意味だけを覚えたり綴りだけを覚えたりするのはダメです。
単語テストはクリアできるかもしれませんね。
でもその小テストが終わったらせっかく覚えたものをすっかり忘れて
しまうことになります。それでは意味がありません。
覚えようなんて思わなくていいからＣＤを何度も何度もかけて頭の中
に沁み込ませてください。
ＣＤは１００語で約４分半。
１０分の休み時間があれば２周できます。３０分の通学時間なら６周
できます。
通学時間を上手く利用して、反復回数を増やし、覚えましょう。
iPodなどが禁止されている学校もありますね。
でもユメタンはカシオさんやキヤノンさんの高校生向けの電子辞書に
標準搭載されています。ユメジュクもそうです。
電子辞書にイヤホンを差し込んで聞くことで学習効果がアップします。
間違っても月曜日に１～２０番、火曜日に２１番～４０番というような覚
え方では定着しません。
先生方にお願いがあるのは、自分の生徒たちは週に１００語も覚えら
れないと決め付けないでほしいということです。
僕が教員になった頃に教えた偏差値４０そこそこの生徒たちでも反復
を授業で行ってやったら週に１００語は楽勝でした。
毎日１００語。授業中に何度も声を出して覚えます。
大事なことは生徒任せにしないことです。覚え方まで授業で教えてや
ってください。そうすれば必ず伸びます。
どうしても無理なら週に５０語ずつにしてくださってもいいと思いますが
まずは１００語ずつから頑張ってみませんか。
生徒たちは目の前のコーチの言うことをよく聞いて、言葉をどんどん覚
えていってください。
そうすればリーディングだけでなく、リスニングもライティングも得意にな
っていきます。言葉を覚えずに問題集ばかりやっても意味がない。
英語が苦手な人。まずは単語をしっかり覚えましょう。そこからスタート
することです。覚えるべきことを覚えれば、必ず得意になります。
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
明日は灘の入学式です。
