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kimutatsu

自分の意見を言うということ

Posted on: 2013年6月4日(火) 22:58

 book001

生徒たちに発信力を身につけさせねばなりません。社会に出てからは
意見をはっきりと言える人が前に出ます。

いろんなタイプの人がいていいとは思います。

リーダーシップがあるというのは確かに褒め言葉です。

でも非リーダー性だって必要です。

リーダーの言葉に文句ばかり言っていてはダメで、リーダーに主体的に
ついていくのが非リーダー性です。

だからいろんなタイプの人がいていいとは思います。

でもリーダーであっても非リーダーであっても、自分の意見はちゃんと言
える人でないとダメです。周囲が迷惑します。

東大卒も何大卒も関係ありませんわな。

自由英作文を書かせると、英語以前の問題で困る生徒がいます。

意見がちゃんと書けないのです。

これは日本語も英語も関係ありません。英語が苦手でも意見は書ける。

ここまでの人生の積み重ねが大事です。ちゃんと意見が言えるようにな
ってほしいと、僕は生徒たちには願っています。

 
momo056

先日の中間考査では「affluenceとhappinessの関係について英語で
自分の意見を書きなさい」という自由英作文を出しました。

これは楽しんで採点しましたが、残念だったのは何も書いていなかった
生徒です。何も書いてないということは、そういうことに対して意見が言
えないのかと思われてもしょうがないと思うんです。

夏休みの補習では『東大英語ライティング&グラマー』を使って、自由英
作文のトレーニングをしようと思っています。

特に東大でよく出題される自分の意見を書く問題については、一学期か
ら何題か出して、チェックしてやろうと思っています。

大学入試なんかで人生は決まりません。

でも入試によく出る自由英作文の意見論述系の問題を使って意見を書き
ながら、社会に出たときの練習をさせるのもいいかなと思っています。

皆さんならaffluence(豊かさ)とhappinessとの関係について、どのよう
に自分の意見を英語でまとめますか?

ちなみに語数は50語から60語の間で述べよ、でした。

「豊かであっても幸せとは限らない。金銭的豊かさがあったとしても幸せ
でない人はたくさんいる」ということを例を挙げて説明している生徒。

あるいは「カネより大事なものはあるが、それを手に入れるには幾ばくか
のカネが必要だ」ということを例を挙げて説明している生徒。

今回の採点は楽しませてもらいました。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
ちなみに配点は満点が10点で、以下7点、4点、0点と
4段階の採点にしました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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ジュンク堂書店住吉店にて

Posted on: 2013年6月3日(月) 21:33

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灘校に最も近い大きい書店さんということになるとJR住吉駅ビルの中
にあるジュンク堂書店住吉店さんです。

そこでキムタツフェアをやってくださっています。

というわけで、Tehuと一緒にご挨拶に行ってきました。

どうして生徒と一緒に行ったのかというとですね。

junku_sumiyoshi1

こんな感じで彼の本をも置いてくださっているからです。ありがたいです。
なかなか平積みにしていただくだけでもレアなことなのに。

コーナーを作って頂けるというのが如何にありがたいことかということを、
Tehuに話しておりました。大変なことなんやぞ!と。

ひとりでも多くの方々に読んで頂ければ嬉しく思います。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

今日もブログにおいでくださいましてありがとうございました。
石原真弓先生からお礼のメールを頂戴しました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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授業に必要な力

Posted on: 2013年6月2日(日) 9:44

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今日は啓林館主催のセミナーが大阪で行われます。宿口先生の学校
が会場で、170名もの先生方が参加してくださるそうです。

えらい遠くから参加してくれはる先生方もおられ、感謝しております。

人前で話すのは高校時代はあまり得意ではありませんでした。

大学時代に音楽をやり、ステージの上で演奏をしていたのですが、それ
が良かったのか、あるいは元から目立ちたがりの性格が開花したのか、
今となってはまったく緊張しなくなりました。

毎回毎回こうして100名を超えるオーディエンスが足を運んで下さるの
に甘えず、前に立つ人間として勉強し続けないとあきません。

英語だけではなくて。

教員は必ず人の前に立ちます。生徒たちや保護者の前に。

先生と呼ばれる職種の人間は必ずそうですね。医者は患者の前に、政
治家は市民の前に、弁護士はクライアントの前に。

忙しいという言葉を隠れ蓑にして不勉強なのはダメですね。

英語の勉強だけではなくて。

いくら英語力があっても伝え方、話し方が下手だと生徒は寝ます。

それが上手くても3年や6年も同じ授業スタイルだと生徒は飽きます。

セミナーも同じです。そこがセミナーをやっていて難しいところです。

 
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同じリズムで、同じトーンで話をしていると、3時間のセミナーは持たな
いし、まして6時間や7時間のセミナーではなおさらです。

緊張と緩和。

指揮者の佐渡さんが同じことを仰っていました。

指揮者が緊張と緩和を意識しないとお客さんは二度と来てくださらない
と、テレビの番組で仰っていて、教員も同じやなと頷いていました。

大事なことはみんな大声で話す。

大事でないことも大声で話す。

これではダメです。

でも大事なことばかりだとどうなるんでしょうね。ずっと大声?

まさかね。

大事なことだからこそ、さらっと説明して、あえてトレーニングの時間を
増やす。これはよくある授業テクニックです。

大事じゃないところもあえて大声で話して、その後に沈黙をあえて作り
その後に静かな声で大事なことを説明する、というのもアリです。

セミナーも同じ。

説明はパワポに任せて、授業体験を先生方にして頂いたほうがいい。

あるいは大事なところを言う前に沈黙を数秒間続けるなどなど。

机間巡視をして視線の角度を変える。

空いている机に座って声の角度を変える。

最近は「話し方や伝え方を勉強しに来ています」という先生方も増えて
きました。とてもいいことだと思っています。

授業中に寝ている生徒がいたら腹が立ちます。こっちはこんなに一所
懸命にやってるのに。

でも生徒たちももしかしたら一所懸命に聞きたかったのかもしれない。
だけど気が付いたら気を失っていたのかもしれん。

何もかも生徒のせいにするのではなく、自分の授業が下手だから生徒
が眠そうにするのだと考えることが授業改善の第一歩です。

教科の力は大事。そして英語が苦手な人にでもちゃんとわかってもらえ
る説明ができる「伝える力」も大事。

授業はその両輪です。

プロだからこそ謙虚に研究を重ねたいものです。

というわけで準備したらセミナーに出かけます。西山先生と大阪で待ち
合わせて、一緒に昼飯を食ってから宿口さんに会いにいきます。

懇親会もありますが、I’m on the wagon.なのです。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
セミナーにおいて大事なことがもうひとつあるのですが
まぁそれは飲み会ででも興味のある人だけに言います。
普通はあまり興味ないでしょうから。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

I'm on the wagon.

Posted on: 2013年6月1日(土) 22:48

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仙台の大槻先生に送っていただいた写真です。ラーメン屋の壁に貼って
あった「夢が叶う法則」なんですって。

言われてみればこの5つってどれも大事ですねぇ。

ところで石原真弓先生とは年に1度の安河内哲也会で初めてお会いし
まして、それ以来のお付き合いです。

一度僕のセミナーに来てくださったこともあります。

普段はメールのやり取りですが、とても刺激を受けています。

先生が『新英語で日記を書いてみる』という本を送ってくださいまして、自
分の英会話力アップに役立てているのです。

文法や表現の解説のところは基本的な内容ばかりなのですけれど「こん
なことは知ってる」と思わず、その文をクイックレスポンスで言えるかという
観点で読んでみるとかなり勉強になります。

意外と言えない表現が多くて、そのたびに音読を反復して覚えています。
  

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たとえば「おなかがいっぱいだった」はI was full.と言います。

でも「お腹がはちきれそうだった」だとどうでしょう。

考えてはいけません。瞬間英作文(クイックレスポンス)でどうぞ!

My stomach felt like it was going to burst.と書かれています。

僕はどうしても学校で教える英語を中心に勉強してきたので、ちょっとし
た表現というんでしょうかね、そういうのを知らないのです。

だからこういった本はとても役に立ちます。

覚えるだけじゃダメです。

常にクイックレスポンスできないと英語が話せるようになりません。

『新英語で日記を書いてみる』の中で特に気に入った表現があります。

それはon the wagonという表現です。

どんな意味かわかりますか?

これは「禁酒している」という意味です。

「僕、禁酒中なんだよね」はI’m on the wagon.となります。

ちなみにI fell off the wagon.だと「禁酒中なのに、つい飲んでしまった」
という意味になります。石原先生の本からの抜粋です。

アルクの英辞郎で調べると、climb on the wagonで「禁酒する」です。
go on the wagonという表現もあります。

こういうのって面白いですね。wagonってのは給水車のことなんだそうで
給水車に乗っていて水しか飲めないイメージなんでしょう。

で、僕は実はI’m on the wagon every June.なのです。

そう、今日は6月1日なので今日からですね。

Oh, I fell off the wagon today, too!なんてことのないように頑張ろうと
思っております。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
今日はTehuと長いことお茶していました。
生徒とロイホでお茶するのはたぶん初めてです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

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Take care!

Posted on: 2013年5月31日(金) 0:26

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まいったなぁ・・・というぐらい咳が止まらなくなってしまいましてねぇ。
熱はないのですが、普通にしてられんぐらい咳こんでいました。

医者も2軒行きました。

1軒目では効かず。2軒目の医者では「多少きつくてもええから咳を
止めてください」と言って、そういう薬をもらいました。

おかげで多少はましになりました。

健康、大事やね。

健康のためなら死ねるわ。

アホなことを言うてんと、早く完治するよう養生します。ほんま、みな
さん、気ぃつけてください。

 

今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
しかし医者もいろいろですね。2軒目の医者はごっつ流行ってました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

常翔啓光学園にて

Posted on: 2013年5月27日(月) 21:57

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大阪の常翔啓光学園の生徒たちです。手には『ユメタン』のゼロを
持ってくれています。なんか嬉しそうですね。

中央右寄りの生徒がサイン色紙を持っています。

そう、僕のサイン色紙です。

先日、鈴木先生に頼まれて、クラスに掲示するから色紙を書いて
くださいと言われたのです。

もちろんOKしまして、セミナーのときに書きました。

教室の前に掲示したところ、手を合わせる生徒もいましたとのこと。

ご利益があればいいのですが・・・

鈴木先生からのメールには「生徒たち、ユメタン、英語、大好きです!」
と書かれてありました。本当に嬉しく思います。

英語が喋れるようになって世界に飛び出し、いろんな問題を解決す
る人材に育ってほしいなと願っています。

 

今日もブログにおいでいただき、ありがとうございました。
ちょっと風邪かなぁ・・・咳がひどいので病院に行ってきました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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野依良治先生の講演に思う

Posted on: 2013年5月25日(土) 15:18

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昨日も書きましたが今日は灘校の新校舎完成の記念式典がありまし
て、多くの来賓の方々や保護者の方々が学校にいらっしゃいました。

今日はノーベル化学賞を受賞された野依良治先生の講演が第二部で
行われました。

今日のはご来賓や保護者や教員向けでした。

しかし今日のこそ生徒たちに聞かせたかったなぁ!

とても心に残る講演でした。

しかしあれやね。

日本もいつまでも「東大ランキング!」とかやっとったらあかんねぇ。

東大に何人合格!いぇーい!みたいなことを高校の教員がやっとって
もあかんなぁ。ほんまにそう思いながら聞いていました。

もっと各学校が特色を発揮しながら、自分の生徒たちを育てるというこ
とに意識を注がないとあかんと思います。

長い目で。日本や世界のことを考えながら。

成績ばかりよくて東大や一橋大などに入っても、コミュニケーション能力
や発表(プレゼン)能力などがないとあきませんね。

学部は当然ながら大学院でも日本人が日本人に向けた日本人のため
の研究を行ってるようではダメです!という野依先生の言葉は重い。

高校3年生だからといって演習ばかりやらせていてはダメですね。

大学に入っても使い物にならん学生になっては、大学の先生にも生徒
たちにも申し訳ない!

そこで・・・

今の授業を少しだけ変化させて、受験にも大学に入った後にも活かせら
れるような形にしようと考え始めました。

あと彼らに授業ができるのは6月、9月、10月、11月の4ヶ月です。

その間に「木村の授業はよかった」と、後になって生徒たちが思ってくれ
るものにしようと、野依先生の講演を聞いて思いました。

ちょっと考えます。

 
今日も僕のブログにおいで頂きましてありがとうございました。
でも何よりもまず中間考査の採点をせんとあきません。
今日と明日で仕上げます。必ず!やります!
・・・ うん、頑張らんとあかんな!!!やらなな!
・・・ ・・・ たぶんできるんや・・・ないかな・・・
まぁ、無理かもしれんが、そのときはそのときで・・・

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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タフじゃないと力なんか付くか!

Posted on: 2013年5月24日(金) 23:35

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おかげさまで角川書店の『キムタツ式灘校生が実践している(中略)
パワフルメソッド』が第三刷になりました。

構造分析を否定するなんて!

とか

発音記号を否定するとはケシカラン!

とか

そういった「ほんまに読んだか、お前?」的な意見もありますが、概ね
たくさんの方々にご好評いただいております。

確かにTOEICで点数を上げることは大事だとは思うんですけどね。

でも高い点数を取っている割りには喋れんという人もたくさんいます。

英検1級を取った人でもあまり英語が話せないという人もたくさん。

それでは意味がないんじゃないのか?と僕は思っているのです。

英語を勉強する目的をはき違えてはいかんのではないでしょうかね。
大学に合格するために英語をやるのも良し。TOEICで高得点を取る
ために勉強するのも良し。

でもそれって単なる一里塚でしかないでしょ。

喋れないと意味ないよ。英語に限らず。

アメリカからやってきた留学生が「漢字検定で2級取りました!!」と
大騒ぎしてたとして、でもその人が全く喋れなかったら意味ないわ。

『パワフルメソッド』を読んで「こんなタフなことできるか!」と思った人
はしなくてよろし。別の方法で頑張ればいいと思う。

「試しにやってみよう」と思った人はとってもエライ。

今じゃ日本のいたるところで『パワフルメソッド』に書いた方法で高校
生たちが勉強してるのです。

音読に音読を重ね、暗唱まで頑張って、その暗唱した文章や文を自
分のニーズに合うように加工できれば英語が話せるのです。

単語の覚え方を間違えてるからリスニングができなくてスピーキング
もできないのかもしれません。

文法の勉強の方法を間違えてるからできないのかもしれません。

1つずつチェックしながら読んでもらえたらいいなと願っています。

 

今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
最近は東野圭吾さんの本を読みながら、瞬間英作文的に翻訳を
しているのですが、名詞が問題やな、名詞がな。
でもこれ異常に英語力が伸びます。

 


kimutatsu

東大総長の講演

Posted on: 2013年5月24日(金) 22:49

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今日は新校舎完成の記念式典の一環で、講演会がありました。
全校生徒たちが体育館に集まり、講演を約2時間聞きました。

おいでいただいたのは東京大学総長の濱田純一氏。

なんでも東大総長が高校で講演をするってのは歴史上初めてと
いうことでした。

なかなか東大に入学しても話すことのできない人の話が聞けた
というのは貴重な経験でした。

濱田さんは灘の卒業生です。20回生なんだそうです。

生徒たちは少し暑い体育館の中で熱心に濱田総長の話に耳を
傾けていました。

明日は記念式典です。

濱田総長だけでなく、ノーベル賞を受賞した野依先生やテレビで
おなじみの勝谷誠彦さんなど、多くの方々がいらっしゃいます。

  
  
今日も僕のブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
暑くなってきたからか、疲れやすくなってきましたね。
皆さん、健康にはくれぐれも気をつけましょう。いや、お互いに。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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パスナビ

Posted on: 2013年5月22日(水) 19:48

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今年度も『蛍雪時代』でコラムを書かせていただいているのですけれ
ども、『蛍雪時代』を買っていない一般の方も読めます。

旺文社のパスナビというサイトに僕のコーナーがありまして。

そこで読むことができます。

今後はパスナビのリンクを貼りますので、そこに行って頂きまして読ん
でいただければと思っております。

僕のコラム以外にもいろいろコンテンツが豊富にありますので、楽しん
で見てもらえればいいんやないでしょうか。

というわけで、こちらで読めます。宜しくお願いいたします。

 

僕のこのHPもリニューアルすることになりました。
どうぞお楽しみに。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記