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kimutatsu

切り替えて多読多聴

Posted on: 2013年5月8日(水) 21:59

tatsu&tetsu

先日、安河内哲ちゃんがテレビに出ていたのでちょっと見ていましたが
以前一緒に飲んだときに彼がいろいろ言うてたので、ナントナク複雑な
というか、居心地悪いんやろうなと思いながら見てました。

講演やセミナーやと、仮に誤解が生じたとしても直接オーディエンスの
方々と話ができるからいいよね。

TVオーディエンスの場合にはこちらの言い分なんて通らんのやから怖
いもんがあるなぁと思いますね。特に僕などは学校の普通の教員やか
ら、変に失敗すると灘校に迷惑をかけることになりかねないし。

ライブが一番です。

ライブ・・・僕にとってはセミナーや講演がそれにあたりますけど。

と言っていたら、授業が終わってからTehuがスマホを見せてくれました。

YAHOOのトップページに僕の生徒の顔が。

ももクロが話題になってるそうですね。

ももクロじゃない。なだクロか。

文化祭で彼らが中庭で踊って好評やったやつです。

頑張った彼らが話題になるのは嬉しいのですが、変な話題のなり方って
あまり良くないよねという話をその生徒としていました。

彼に限らず、高3生徒たちは自分の目標に向かってリスタートを切りまし
たので、まずは文化祭からの気持ちの切り替えが大事だと思います。

あまりにも受験受験しすぎるのは良くないけどね。

でも文化祭はもう終わったので、気持ちを切り替えることって重要です。
彼らがそれを一番感じていると思うので、彼らを信じたいと思っています。
  

  
toudai06

授業のほうは順調です。今日は大意要約をしましたが、昨日はマドンナ
のPVを見ながらリスニングの勉強をしました。

受験ライクなリスニングもいいのですが、実際に英語を話しているシーン
を使ってやったほうが面白いかなと思いまして。

マドンナのHung Upという曲のPVを動画で見てもらいました。

生徒たちは最初はびっくりしていたようですが、次にそのPVの製作場面
のDVDを見てもらいました。

スタッフがどういうことを考えてこの曲やPVを作ったのかを語ります。

バックにはHung Upが流れていますし、誰かが爆笑しているシーンがあ
ったりなどしてところどころ聞き取りにくい場面もあります。

GW前は違うものを使いました。

ボストンマラソンのexplosionについてのアメリカのニュース番組でした。
教室で直接ネットにつないで、Youtubeで動画を見ました。

マドンナのPVはだいたい20分。ボストンマラソンのは10分ほどです。

単に聞いているだけではなく、マドンナの場合だとHung Upの映画監督
であるヨハン・レンクや、ニュース番組だとキャスターの表情なども助けに
なります。いろんな情報を駆使して「相手が何を言っているのか」を把握す
るトレーニングです。

昨年までは受験用の問題集を使ってトレーニングしていたのですけれども
それは今年に関しては『東大英語リスニング』などを使って個別にやって
くれればいいなと思っています。

授業ではあえて受験ライクなものを使わずに行っています。

生徒たちに聞いてみるとこっちのほうが面白いし集中できていいということ
ですので、僕も一緒になって楽しみながら静かにシャドーイングしています。

来週は今月号の『English Journal』を使ってやろうと思っています。

受験に関してはもう彼らに教えることがほとんどありません。むしろ今から
は多読と多聴を重ねて、経験値を上げることが大事なのです。

たくさんの英語を読んだり聞いたりしながら、その精度を上げてもらいます。

いろんなものを使いながら頑張ってもらいます。

ちなみに4月は約25長文読んだり聞いたりしてもらいました。こんな感じ
で頑張ってもらおうと思っています。

  

今日もブログにおこしくださいましてありがとうございました。
『ユメジュク』が2周しましたので、『ユメタン』に戻ります。

 


kimutatsu

何故そうするのか

Posted on: 2013年5月6日(月) 23:29

counseling_room

この本、やっと手に入りましたと山形の宇田先生からメールをいた
だきました。宇田さん、読んでくれてありがとう!

自分の本の読者から直接「読んだ」メールを頂戴できるのはホンマ
幸せなことやなと思います。

森野先生からは『ユメタン』の復習をどうさせるかという話をしよう!
というメールを頂戴しました。そうですね、12日に会いましょう!

僕は僕でいろんな教材を使いながら生徒たちに指導しているので
すが、明日は『表現のための実践ロイヤル英文法』を配ります。

大学に入ってからも使える本なので、明日は『ユメジュク』のテスト
をしたあとに、みんなでいろんなページを読みながら勉強します。

我々教員にとって大事なことは、優れた教材を使うということに加
えて、それをどう使えば力が伸びるのかを説明してやることです。

単に配布して終わりというのでは誰でもできます。

どう使えば効果的に力を伸ばすことができるのか。その理由は?
という部分まで踏み込んで説明できてはじめてプロやと思うなぁ。

以前の僕はどこどこの学校で採用しているからウチも・・・という感
覚的な理由で本を採用していました。

さらに言えば、それをどう使えば力が伸びるのかという話を生徒た
ちにしてやったことなんて、ただの1度もなかったと思う。

それではコーチ失格ですよね。

僕の本を使ってくださってる学校、とても多いのですが、著者として
は正しく使っていただくとともに、先生方にはどうしてその使い方が
いいのかという理由を生徒らにちゃんと説明してやってほしいなと。

強く願っています。

理由がなくて「これはいいぞ!」と言われても説得力に欠けます。

「こうしなさい。なぜならばこうだからだ」がコーチングには必要です。

明日は生徒たちにそういう話をしてやろうと思って、準備しています。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
毎日腹筋と胸筋を鍛えているので体がでかくなりました。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

新採の先生方、がんばりや!

Posted on: 2013年5月5日(日) 23:54

yumetan43

いただいたメールで嬉しかったものは保存してるんですけどね。携帯
のメールは保護れるんですけど、パソコンに頂いたのはフォルダ作っ
て保存してあるんです。

それを読み返していました。

一昨年から昨年にかけて多いのが「教員採用試験に合格した!」と
いうものです。10通以上ありますねん。

なにかと事件を起こして処分される教員も多いのですが大半の教員
は生徒のことを思って頑張ってますねん。

で、相変わらず教員採用試験の倍率は高くってさ。

結構狭き門になってるのです。

そのわりに多くの学校さんから「ええ先生いてませんか。紹介して下
さい」って言われることが増えているんですけど。

『ユメタン』のゼロと①のフレーズを完璧に覚えた結果、3年目でやっ
と合格したというメールをくださったのが兵庫県のT先生。

それから同じように『ユメタン』の①と②のフレーズを覚えて合格した
という先生もいらっしゃるんです。

CDに合わせて瞬間英作文ができるところまでこだわったというその
先生はすでに30歳近い人ですが、合格されたとのこと。

そういう先生がこの4月から正採用の教員として働いてはるんです。

たぶん講師時代とは違う壁にぶち当たってはるとは思うけどね。

でもそれはそれでええ勉強ですわ。

自分が書いた本を使って教員採用試験に合格した先生が、またそ
の本を使って生徒たちの英語力を上げてくれれば嬉しいな。

受験にしか通用しない英語力ではつまらんので、是非とも突然「先
生、海外の大学を受験します」と言われても慌てなくて済む、そうい
う英語力を普段から涵養してあげてほしいなと願っています。

新人の先生方、頑張ってくださいね。

おっさんの先生も頑張ります。

 

今日もブログにおいでくださいましてありがとうございました。
単語集1冊をしっかりと勉強するだけで相当な力が付きます。

   


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

I believe in the art of repetition.

Posted on: 2013年5月5日(日) 10:35

nada016

昨日の写真が応援に来てくださっていた生徒のお父さんから送られて
きました。Mさん、感謝しております。ありがとうございます。

うちの生徒たちって本当にハッピーやと思うんですよね。

学校の環境は最高やし、部活があるというと父母が応援に来てくれて
盛り上げてくれはるし。

あとは自分でやるべきことがしっかりできるかどうかやな。

nada017

試合が始まってあれこれしてもしょうがない。実は勝負なんて試合前に
だいたい決まっていたりするものです。

普段、問題意識を持って練習できているかどうかが最大のポイントです
よね。これって仕事でも何でも同じですけど。

英語の勉強もだいたい同じです。

ただ単に長文の問題集を解いているだけで英語力が上がると信じてる
人は幸せです。でも絶対に上がりませんから。

過去問を解いていれば模試の成績や入試の点数が上がると信じてる人
と同じです。

大事なのは、まずはモチベーション。ヤル気。生きる気力。

その上で反復的なトレーニング。今日3時間やっても明日はゼロではダメ
です。それなら今日1時間、明日1時間、明後日1時間のほうがいい。

結局は野球も英語もダイエットも仕事も何もかも同じですね。
  

nada015

よく僕に「担任もやっていて野球の練習試合などもあってよくあれだけ
本を書く時間がありますね」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。

いや、僕は意外と暇ですからと答えるのですが、全く信じてもらえませ
ん。時間の使い方が上手いんでしょうね!と褒めてくださいます。

いや・・・

もし他の人と違う点があるとすれば、毎日やっているという点かもしれ
ません。毎日同じことをやっているだけです。

昨日は岐阜の義兄が我が家にやってきました。一緒に飲みました。
とても楽しかった。結構飲んで酔っ払いました。

でも晩御飯が終わったあとは腹筋を50回やり、腕立てを110回やって
目を覚ましてから、いつもどおり本を書きました。

毎日書いています。

本ってだいたい200ページぐらいです。

これ、10日で書くのは専業作家でないときついものがあります。

僕のように授業の準備やシミュレーションに時間をかけるタイプの教員
は10日で200ページを書くことはちょっときつい。

毎日20ページですからね。

でも毎日4ページなら書けます。

それなら50日で1冊は書けることになります。

毎日続ければ2ヶ月に1冊のペースで書こうと思えば書けるのです。

問題は毎日やれるかどうか。その1点なのです。

野球の素振りもそう、英語の勉強もそう、ダイエットもそう、仕事もそう。
続けていれば何らかの結果を出すことはできます。

才能なんて要らないと凡人の僕は確信しています。要るのは続けること。
その1点だけです。

そうすれば人生において、何らかのものを遺すことができると思いますね。
四の五の言ってないで、とにかく始めること。そして続けることです。

生徒たちには周囲に深く感謝をし、基礎練習の反復を飽きることなく続け
てほしいなと願っています。そうすれば何らかの結果がでるはずです。

  
  
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
今日も最低4ページ書きます。乗れば30ページ書きます。
明日も明後日もその次も必ず4ページは書きます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

やり方さえ正しければ

Posted on: 2013年5月4日(土) 23:43

powerful method3

リスニングの勉強をする際、初期段階ではディクテーションがかなり大
事です。音の認識やミスの分析という点で欠かせないトレーニングです。

ある程度のリスニング力が付いてくれば、そうですね、センター試験の
リスニングでコンスタントに44点以上取れるようになってくれば、次の
ステップに移るのもええんやないかなと思っています。

センター試験のリスニングは超簡単ですが、それでも全国平均はとても
低いのです。これは完全にトレーニング不足なのです。

単に聞いているだけ、解いているだけではダメです。伸びません。

『パワフルメソッド』に具体的方法は書いたので、ここでは割愛します。

ディクテーションを皮切りに、いくつかの基礎トレをひたすら繰り返すこと
こそが、英語の達人への王道なのです。

一時期、時短って言葉が流行りましたね。

リスニングにはそういうものはあり得ません。

特に日本に住んでいる我々は。

だって日本では日本語さえ喋れれば普通に不自由なく喋れるわけです。
その環境下でリスニング力をつけるには、週何時間ものトレーニングが
必要となりますし、時間だけじゃなく工夫も要ります。

週に3時間や4時間しか英語を聞かない人がリスニングを得意にするの
なんて絶対に無理です。

特に高校生などの初期段階では。

英語にばかり時間や労力は割けないという人もいるでしょう。

そういう人はリスニングを身につけるのはあきらめたほうがいいと思うな。
だってどう考えても無理やもん。絶対に無理やと思う。

こうすれば突然聞きとれるようになったという方法があるのであれば、そ
ういう方法をトライしてみればいいと思います。

僕はそういうものはないと信じています。

yurindou_nishi
  

リスニングに大事なものはPPPルールなのです。

PPPルール・・・先日行ってきた千葉の和洋国府台女子高校の直井先生
が教えてくれました。英語が得意になる3つのPです。

皆さんは英語が得意になる3つのP、わかりますか。

僕は「うーん、発音(pronunciation)と・・・」と答えて、正解を外してしま
いました。

3つのPにpronunciationは含まれていませんでした。

英語が得意になるための3つのP。

皆さんは何かわかりますか。正解は僕のセミナーで発表しています。

大事なことは最低でも聞く時間とトレーニングする時間を増やすことです。
あとは方法さえ正しければ、普通にTOEICなら900近く取れるはずです。

  

今日もブログにおこしくださいましてありがとうございました。
3つのPがあれば、誰でも英語が超得意になります。

 


kimutatsu

まぁとりあえず

Posted on: 2013年5月4日(土) 23:19

nada132

今日の写真じゃないですけどね。今日の試合は12-11で勝ちました。
勝ったと喜ぶようなスコアじゃないけどね。まぁでも一応勝ちました。

春合宿が終わってからの練習試合は、これで3連勝です。

でもまぁたかが練習試合なので、夏の公式戦に向けて普段の練習をが
んばってほしいなと願っています。

力がないわけじゃないんですけどね。

メンタルの問題やと思ってるんです。

昨日、文化祭のダンスユニットで活躍した前田クンに聞いた話を選手た
ちにしました。ダンスも英語の勉強も何もかも同じですね。

またそれについては詳しく書きます。

とにかく勝ちました。文化祭あけでヘロヘロでしたが、勝ててよかったな。

  
  
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
しかし長い試合やった。12-11の試合って考えれんわ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

本を書くということ、その想い

Posted on: 2013年5月4日(土) 9:51

maru&junku_umeda

今日は午後から練習試合です。ゆっくり寝ようと思ってたのに変な夢を
見て起きてしもたので、PCに向かってますねん。

昨日と一昨日の文化祭にはたくさんの卒業生が来てくれました。

すでに大学も卒業して医師や官僚として働いている教え子たちの話を
聞いて、みな大変やなと思いながら「体に気をつけてがんばれよ!」と
声をかけてばかりいました。

彼らが学生時代とは違うなと思ったのは「はい」という返事だけではなく、
「先生もお体に気をつけて頑張ってください」が言えるようになっていたこ
とです。心が洗われる思いがしました。

中には「自分では本を書いたこともないくせに、評論家然としてアマゾン
などに悪いコメントを書いてばかりいた自分を今は反省してる」と言って
いた教え子もいました。

今は自分で本を書いているそうです。

そういうコメントを顔を隠して書くことは恥ずかしいことだということに気付
いただけでも人間としての徳というのかな、備わってきた証ですよね。

最初は売れないかもしれないけど、1人でも読んでくれはる人がいたら、
その人に対する礼だけは失してはならないという話をしました。

ファンは1人いてくれれば、その人が心の支えになるもんやと。

僕はお陰さまでたくさんの人たちに本を読んでもらえるようになりました。
知らない人からのファンレターをたくさん頂戴するようになりました。
春先には1日に僕の本が何千冊と売れる日もあります。

それでも「買いました」というおひとりおひとりを大事にしたい。

先生は何年ぐらい書いてはるんですかと彼が質問したので「原稿を書い
て、それをそのままゴミ箱に捨てていた時代も含めると20年ぐらいかな」
と言うと「じゃあ、自分の本が先生の本みたいに平積みにしてもらえるの
はだいたい45歳になった頃ですね」と。

そうなるように頑張ります!ということでした。
  

sanseido02

こうやって書店さんで平積みにして頂いたり面陳にして頂いたりするのっ
て、本を書いてみればわかりますが、大変なことなのです。

当たり前のように僕の本が平積みになっていたり面陳になっていたり
すると、感覚が麻痺してくるようにも思えます。

でも書店さんの棚ってのはかなり限られた数やし限られたスペースなの
で、そういった置き方をしてくださることに心から感謝しているのです。

平積みや面陳には書店員さんの「読んでみてください」や「使ってみてく
ださい」という気持ちが表れています。

これから本を書こうとする人たちには、読者の方々だけではなく、書店で
働いている人たちのそういった気持ちも考えて、本を書いてほしいなと。

昨日も実は灘校の近くにあるジュンク堂書店住吉店さんに行ってご挨拶
してきました。いつもありがとうございますとお礼を申し上げてきました。

こうして考えると、クリエーターって感謝に感謝を重ねながら良いモノを
創るという意識がないと絶対にダメなんでしょうね。

それは本だけじゃなくて他のモノを創る全てのクリエーターにも当てはま
ることなんやろうなと、僕は思っています。

tehu

ちなみに僕は以前は買う人でした。アマゾンがなかった時代にはレビュ
ーを書く場所なんてなかったので、同僚に「この参考書はあかんな」とか
そういったことばかり言っていたように思います。

今は他の人が誰かが書いた本に対して言っているのを聞くと「それなら
もっといいのを自分で創ってみたらどうやねん」と言うようにしています。

するとだいたいが「いやー、なかなか自分では創れんでしょ」と言う。

そうかな。やってみたこともないくせに。

批判癖ばかり付いてしまって自分では動かない人になってるんですね・・・

それじゃあダメです。

「いつかは本を書いてみたい」という人は今すぐ書いてみるべきだと思う。
ある本がダメだなと思ったときがチャンスなのです。

書いても売れません。でも何年も書いてるとスキルが上がってきます。
自分の下手さに気が付いたときが2回目のチャンスです。

yumebun01

2年前に『ユメブン』を石崎君と佐藤君との共著で出しました。最初に彼
らの原稿を見たときは、正直ちょっと時間がかかるなと思いました。

編集者に連絡をしたり本人たちに話をしたりしながら、だんだん良くなっ
ていきました。

今ではとても高い評価を頂く本になりました。

暗唱例文が面白い!

「英文法ができるようになる → 英作文に活かせるようになる」という流れ
がよくわかった!

などという声を頂戴し、学校採用もかなり増えてきました。

でも最初の原稿ではまったくダメダメな本でした。

そんな感じでこれからも多くの「若い著者たち」のお手伝いができればと
僕は思っています。年齢が若いという意味ではなくて、著者としての経験
年数が若いという意味な。

「自分ならもっとこういう本が書ける」という野心的な人のほうが成功する
ものです。問題意識が高い人であればあるほど書けます。

受信しているばかりではなく、本という形で発信する人が増えればいい
なと思っています。

特に学校現場の先生方はたくさんの資料をお持ちなはず。

それを使って書いていけばいいのになと思っています。

大学や予備校の先生以上に多くのスキルと資料を持ってるはずなので
それを活用すればいいのです。時間なら捨てるほどあります。

人が寝ている時間にやればいいのです。
  

sanseido03
  

さて・・・

僕は最近は『FOREST』や『VISION QUEST』みたいな総合英語の参考
書を書きませんかと言われることが増えてきました。

分厚い英語の参考書です。問題集ではありません。

ああいう本って必ず何人かの手による共著です。単独の著者による本は
ほとんど聞いたことがありません。

名前はひとりしか書いていなくても、実際には数名の高校の先生方で書
いていることが多いのです。

よく読むと「時制」の説明の方法と「仮定法」の方法とにズレがあったりと
か、「5文型」の過去分詞の説明と「分詞」の過去分詞の説明とに大幅な
ズレがあったりとかします。

僕はそういうのを見つけるのが得意な「嫌な客」なので、見つけてはひと
りで付箋を付けては、他の本の正しい説明を探しながら勉強します。

でもあんな分厚い参考書を作るとなると、何人かで書かないとしょうがな
いですし、何より大事なのは監修の先生の取りまとめなのです。

監修の先生が「名前だけ」だとかなりダメダメなことになりますね。

で、ああいうのを書きませんかと言われるんです、これが。

いま一番売れてるのは啓林館の『VISION QUEST』です。『FOREST』
以上に売れています。シェアが46%ぐらいあるそうですよ。

啓林館の前田さんが僕に言うてました。前田さん、よかったなぁ。

で、その『VISION QUEST』を超えるような本を書くのは大変やと思うし
今は他の本を書きたい気持ちが強いので、断っています。

でも今から書き溜めて、5年後ぐらいをめどにひとりで書いていこうかなぁ
とも考え始めました。

全部ひとりで? いや、最初はそのつもりで。

もしかしたらラサールの丸山君や帝塚山の西山君や駒場東邦の佐藤君
あたりに手伝ってもらうことになるかもしれへんけど。

海外の文法書を読みながら、ひとりで書いていくと英文法の復習にもな
って、英語の勉強の集大成にもなるかなと思い始めたのです。

本の名前は『VISION QUEST』に負けないよう『VISION REQUEST』に
でもするか。意味不明やけどな。

その時点で出してくれる出版社がなかったら、原稿をコピーして無料でた
くさんの学校の先生方に配布します。要するに自費出版ですね。

そういうのはカネのためにやるんじゃない。

本を書いていますという教え子に触発されて、また新たなる「書きたい」が
生まれました。まだ先の話ですが、もし出すようなことがあれば「そういやぁ、
何年も前にブログに書いてたなぁ」と思ってください。

 

 
今日もブログを覗いてくださってありがとうございます。
それではそろそろグラウンドに行ってきますわ。

 


kimutatsu

練習試合

Posted on: 2013年5月3日(金) 23:16

nada008

文化祭も終わり、明日から連休が・・・と思いきや、明日は試合ですねん。
午後からですが、滝川中学校と練習試合。

相手のピッチャーは左の本格派やし、こっちは文化祭準備で4番バッター
が骨折してしもて試合に出れんし・・・

まぁ、気楽にやります。

今のチームで試合ができるのはあともうちょっと。

4番バッターのB君も夏の大会までには復帰できるらしいし、とりあえず、
夏の1勝を目指して練習および練習試合を頑張ってもらいます。

しかしちょっと今年50歳の人間にとっては体力的にきついな。勝ってくれ
たら疲れも吹っ飛ぶんやけどなぁ。

 

 
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

東北

Posted on: 2013年5月3日(金) 22:21

nada014

今回の文化祭の目玉のひとつが東北企画でした。春に生徒たち
が東北の被災地に赴いたのですが、そこで学んできたことを発表
したり展示したりするという企画でした。

単に展示するだけでなく、展示室を訪問してくださったお一人お一
人に、実際に東北に行った生徒たちが語り部として案内してまわ
るというのがあって、とてもいい企画でした。

その一環として、体育館前に気仙沼で実際に津波に飲まれてしま
った道路パトロールカーを展示するというものがありました。

上の画像がそれです。

生徒たちも頑張った文化祭ですが、こういったご協力がなければ、
きっと成功できなかったと思うんですね。

その点で言えば「上手くいった上手くいった」と喜ぶだけではなくて、
支えてくださった方々に対する感謝がないとあかんと思います。

東北に関して言えば、彼らの展示にもありましたが、単なる義捐金
の寄付だけではなく、さまざまな形の支援があると思います。

僕は東北から英語の勉強を盛り上げたいと思って、いろんな学校
を訪問して生徒たちに勉強法を伝えるという形をとっています。

あるいは東北を訪れて、実際にお金を落としてくるという支援だって
いいと思うし、それは人によって様々あっていいはずです。

ダメなのは自分では何もしないくせに、評論家然として語ることです。

あんなことしても無駄だとか、あれはいい格好したいだけだとか・・・

東北の支援はまだまだ続けねばなりません。ひとりでも多くの人が
有形無形の支援を続けることが大事だと思っています。

今回、福島の相馬高校から東大に合格した生徒が訪ねてきてくれて
本当に嬉しかったです。彼とがっちりと握手をしました。

また現役の相馬高校の生徒も来てくれました。東北大を狙っていると
言っていました。頑張りやと言って僕のユメジュクをプレゼントしました。

いろんな支援があっていいと思います。大事なのは動くことです。

その点においても、今回の文化祭はとても良かったと思っています。

  
  
今日もブログにおいでくださってありがとうございました。
相馬高校からは12年ぶりに東大に合格したそうですが、
その彼が僕の単語集を使ってくれていたことが著者として
とても嬉しいですし、誇りに思っています。

   


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

最後の文化祭も終わり

Posted on: 2013年5月3日(金) 21:49

nada013

文化委員長の村田の涙を見るまでもなく、極めていい文化祭やったな
と思っています。たくさんの先生方が仰ってたとおり。

教員がほとんどノータッチの文化祭。

彼らの結束に敬意を表したい。

と同時に、そういう彼らやからこそ、来週からの授業にはまるで何ごと
もなかったかのように切り替えて臨んでもらいたいと願う。

再度言うけど、本当にいい文化祭やった。

村田以下、スタッフ諸君、そして様々な展示やパフォーマンスにおいて
力を発揮した諸君、お疲れさまでした。

66回生にとっては灘校生活最後の文化祭。とても良かったよ。

ありがとう。ありがとう。

  
   
   
今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
個人的にはなだいろクローバーZを堪能しました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記