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kimutatsu

想いよ、届け!

Posted on: 2012年4月20日(金) 11:53

 

 

 

 

 

 

 
東北でチャリティーセミナーを行ったのが2月なのに、まだ福島のセミナーに
おいでくださった方々へのお礼状が書き終わらない。

早くしないとなぁと思っていたら、相馬農業高校の先生からお返事が届いた。

こういうのは嬉しいなぁ。こちらこそありがとうございました。また行きますので
今後とも宜しくお願いします。

ご自宅の住所から葉書きを下さったので、年賀状もお出しできるなぁ。うれし。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
この日曜日は14時から大阪の啓林館本社ビルで、リーディングの指導法につ
いてセミナーを行います。中1から高3までの指導について語ろうと思います。

啓林館の前田部長によると結構な数の先生方がいらっしゃると。

ありがたいですなぁ、本当に。

5月12日は、今度はアルク主催の大阪セミナーもありますが、こちらも読解の指
導についてということなので、話がかぶってしまいますねぇ。

というわけで、どちらかにいらっしゃればいいと思いますが・・・

あ、違うわ、5月のアルクのは桃山の小川先生、駒場東邦の佐藤先生、帝塚山の
西山先生も講師をされるので、そちらのほうも楽しみにしておいてください。

僕と違って若い先生方なので、おそらくその一生懸命さも含め、参考になる点が
あるように思います。

が、5月12日のセミナーはすでに100名ほどの先生方が申し込んでおられます。

残席はまだもう少しあるそうですが、直前に申し込もうかなと思っておられる先生、
早い目に申し込まれたほうが・・・あと30名ほどで締め切りになってしまいます。

我々講師はいらっしゃる先生が多くても少なくても、特に何が変わるわけではな
いのですが、やはり多くの先生方に聞いていただきたいな。

そしてそれを目の前の生徒たちに合うようにカスタマイズして、お役立て頂けれ
ばなぁと思います。

講師をやるとわかってもらえると思うんよね。

考え方が少しずつグローバルになってきて、自分の教え子たちは言うまでもない
が、オーディエンスの先生方の生徒たちも同じように伸びてくれればいいなと願う
ようになるものだ。

 

 

 

 

 

 

 
昨日、うちの職員室である先生がどこかの新聞か雑誌の電話取材に応えている
声が聞こえてきたんやけどね。

曰く、「教育ってのは、うちの学校さえよければいい、自分の生徒や子どもさえよけ
ればいいっていうような姿勢では、何も上手くいかない」と。

その先生、素晴らしいなぁと思ったなぁ。まったくそのとおりなんよねぇ。

そこに気付くのに、なかなか時間がかかるし、最後まで気が付かない先生や親御
さんもいらっしゃるかもしれないが、最終的にはこの日本の国の教育が良くなれば
いいなぁと、あるいは日本人の英語力が全体的に上がればいいなぁと、そういった
姿勢がないとあかんのやないかなぁ。

『東大英語リスニング』を出したときに、灘でだけ使っていれば灘だけが飛躍的に
東大の数が増えるのにモッタイナイと言われたことがあったなぁ。

でもそんなことしたって意味がないよね。

東大何人合格!やったぁ!っていう時代でもなかろ。

逆に「この本があるなら東大目指してやろう」という生徒に増えてもらいたいなぁ。
灘の生徒たちのライバルが増えれば増えるほど、うちの生徒も頑張れる。

セミナーだって同じやなぁ。

僕が灘の生徒たちにやってる授業を紹介するセミナーに参加する先生方が増え
ていって、そのおかげで日本人の英語力がアップすればいいなぁ。

チームキムタツの先生方が、ナント!毎年500人ずつ増えてる。

3年前の今頃は100人しかいなかったんです。

いまじゃ1600名の先生方が登録されて、一所懸命に勉強されてるのですよ。

日本の英語教育が変わらないわけがないよね。

  

 

 

 

 

 
何も学ばない先生はひたすら自分が受験生時代に受けた授業を、目の前の生
徒たちに毎年同じようにしてる。

英語を訳して説明して終わりという先生もいまだにおられると聞きます。

確かにそういう部分も多少は必要やけど、そこから抜け出さないとその生徒は
いつまで経っても英語が使えるようになれない。

英語がまともに使えない日本人を増やすだけになるかもしれないよね。

僕の方法の土台は「受験は言うまでもなく、英語をしっかり使える人材を作る」と
いうことなので、賛同してくださる先生方が増えればいいなと願ってるのです。

体調もやっと戻ったので、日曜日はいつもどおり一所懸命に話そう。
参加される先生方が前向きに吸収し、ご自分の生徒たちに役立ててくれればな。
それを願って、資料を作りました。参加される先生方、宜しくお願いします。

 
今日も僕のブログにきてくださいましてありがとうございました。
ちなみに来週29日は同じ内容のセミナーを東京で行います。

 


kimutatsu

自己管理ができてこそやなぁ

Posted on: 2012年4月20日(金) 1:00

 

 

 

 

 

 

ようやく復活してきたぞ。体調のことです。ま、当たり前のことやけど、寝んとな。
食ってるのは食ってるし、運動量も半端ない。問題は睡眠やな。

学校でも他の先生方から「風邪やったん?」と聞かれるも、「検査したけど何も
わからんやったわ」というと、それって怖いなぁと。

そやねんなぁ。しかもクラビットで治ったしなぁ。

クラビットで治ったってことは、やはり何らかのvirusやったんやろうけど。

夜中の1時に更新していてこんなこと言うのもナンなが、これからは早く寝よ。

 
 

 

 

 

 

 

 
毎日の運動量と体重を記録していたら、どんどん体重が落ちてきた。先々週は
62キロ台やったのが、ここのところ61キロ台をウロウロしてる。

このままいくと、5月には60キロを切ることになろう。食事にも気をつけてはいる
けれども、減らしてるわけではないのでリバウンドはなかろう。

記録するだけではなく、ダメだった日にはダメだったとわかる記号を付け、自分で
行動を管理してるのです。

これって実は大変大事なことでしてな。

勉強に当てはめてみよう。今日やった勉強を必ず記録する習慣をつけてみる。

いかに自分の勉強が足りないものやったかがわかる。それに勉強って「やらされ
てる感」があるうちは伸びないので、「自分からやった勉強」のみを記録してみる。

つまり先生から与えられた勉強(課題や予習など)は一切記録しない。

そうするとほんまに勉強してないことがわかったりする。

僕は毎日日記を付けてるが、その日にやった仕事を必ず記録して、「今日はちゃ
んと生きたぜ」という日には◎を、まぁまぁ頑張ったという日は〇を、あまりうまくは
いかなかった日に△を、全くダメやった日に×を付けてる。

そうすると、頑張ってると思ってたけれども、ところが実際には思うほど〇や◎が
多いわけではないことに気が付く。

さらに飲んだ日にはD(DRINKのD)とか、いろんな記号で日記を書くと、実は俺、
最近は楽しんでるだけで自分を鍛えてないなぁとか、そういうことがわかったりする。

記録する、メモを取るってのは、自分を律するという点でも大事やな。

  

 

 

 

 

 

 
最近はどうも不調やなと思う人、ヤル気がイマイチでないなと思う人、悪いことは
言わん。記録し給え。

そうして自己に対するアセスメントをしっかりと行おう。

そうすると「このままいくと明らかに自分はダメやな」ということが実感できる。

昇るも堕ちるも自分次第。誰が悪いわけでもない。今の自分を作ったのは先生
でも親でもなく、やはり自分の責任やし、これからもそうなのだ。

とすれば、自分を律するのは自分しかおらん。「ヤル気を出すにはどうすればい
いいでしょうね」なんてlight-heartedなことを言うとらんで、上に書いたような工
夫をしっかりすることがスタートラインやなぁ。

まだまだ4月。だけど受験までは9ヶ月ほどしかない。ちなみに先日不合格になっ
てしもた浪人生ものんびりしてたらまたぞろ落ちるぞ。

さぁ、みんなしっかり頑張ろうぜ。自分を律することすらできずに他人と闘えるか。

 
今日も私のブログに来てくださってありがとうございました。
音読と暗唱、楽しんでやっていますか。
長文の復習は必ずその日のうちにやっていますか。
最低限、その程度のことはやりましょう。

 


kimutatsu

読み込み

Posted on: 2012年4月19日(木) 0:44

 

 

 

 

 

 

 (仙台にて)

リーディングの授業をやる前は、生徒に読ませる読解素材を徹底的に読み込み
ますねん。自分が予習不足やなぁと思うときは、だいたい10回程度しか読んで
なくて、50回を超えると授業がとてもスムーズに進みます。

ただなぁ・・・

授業がたった50分しかない。1コマにこいつとこいつとこいつをやれば、絶対に
ごっつい力が付くねんとわかってるのに、時として予定通りに終わらない。

1コマ70分ぐらいにしてもらえんかなぁ。そうしたらなぁ。

今日の授業は2006年の北海道大の大問1を使います。まだ読み込み不足で、
生徒に解説ができる程度にしか読めてない。

以前はこの程度の予習しかせずに授業に臨んでたなぁ。

もう0時半をまわりましたが、あと1時間読み込みます。生徒もこれぐらい読み込
みをしてくれればなぁ。定期考査のためのリーディングなんて不毛なのに。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございます。
1月2日に65.5キロあった体重が61.6キロになりました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

復活

Posted on: 2012年4月18日(水) 19:16

 

 

 

 

 

 

 

 

 
久しぶりの更新ですが、忙しかったわけではなく、倒れておりました。ホンマね。
風邪ではないしインフルエンザでもなかったら、この熱は何なん?って感じで。

月曜日、学校に行こうと思って準備していたら、どうも変な汗が出てきて。

気分が悪かったので、トイレの世話になり、そのまま休みをいただきました。
前川先生からは「休めるときにゆっくり休みましょう」とありがたいメールを頂戴
して、さもありなんと思いつつ横になりました。

大したことないわいと思っていたら、昼過ぎから熱が38度5分にまで上がって
これはもしかしてインフルエンザって奴か?と思い、お医者さんへ。

「検査しよか」の一声で、返事をする前にあの細長い棒を鼻に突っ込まれて微
動だにできぬ私。

「しばらく寝といて」の声で隣の部屋のベッドに。

とにかくしんどいし、寝そうになっていたらまた呼ばれて「インフルエンザちゃう
かったわ。でも風邪でもなさそうやしなぁ・・・はよ治りたい?」と。

「ええ、そりゃまぁできるだけ早いほうが嬉しいです」というと「ほんだら点滴や」
ということで、処置室にて1時間の点滴。

まぁしかし、いわゆる昔の町医者な感じの先生で、わかりやすいし好感が持て
る。その証拠に待合室は超満員で、あとからあとからどんどん客が来る。

否、患者さんが来る。

 

 

 

 

 

 

 
点滴の間に?知らぬ間に血液をとられ、検査をしてもらいました。

終わってから先生がいらして「白血球の数が大したことないのに、この※♯ŧ
(私には理解不能だった)っていうのが高いやろ?これがなぁ・・・」

じっと数字を見つめるしかない私。

先生、元気よく「とりあえずやなぁ、様子見よ!」と。

「それはそうとな、木村さん、あんた酒好きか。ガンマGTPがちょお高いで」と。
うん、わかっとるんだ。わかっとるから毎日こんなに運動しとるんだ、先生。

ということで、何が原因かわからんまま帰宅。倒れるように寝て、さらに1日お休
みを頂戴して、火曜日の夕方頃に熱が引きました。

結局何やったんやろ。いただいたクラビットを飲んでたら治りました。抗生物質ね。

今日は久々に授業をしましたが、駅から学校まで歩くだけで息が切れ、さらには
やはり午前中の授業はきつかったですが、何とか復活しました。

ふぅ、さすがに48歳にもなると、意味わからんと体力落ちるんでしょうかねぇ。

ある生徒から「無理して来なくていいのに。こんだけ積み重ねてきたんやから、
すぐには英語力なんか落ちませんて」と言われ、嬉しいやら悲しいやら。

まぁとにかく健康には気をつけて、これからも頑張ります。

「ブログ更新がないけど、大丈夫ですか」と心配のメールをくださった編集者諸氏、
大丈夫、心配しなくても今日からまた執筆を頑張るよ。

でもありがとう。

 
今日も私のブログに来てくださってありがとうございました。
お医者さんの「もしかして過労かぁ?っていうほど忙しいわけちゃうやろ?」
というお言葉に、意味もなく「ですよね。気合いが足りませんねん」と答えた
私です。まぁ、結局そういうことなんやろうな。気合い気合い。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

リスニングの学習手順

Posted on: 2012年4月12日(木) 23:33

 

 

 

 

 

 

 

 

啓林館のオモロイ前田部長からメールを頂戴し、この本がドえらい売れているとの
ことでした。使ってくれてる人たち、そして先生方、ありがとうございます。

この本を使ってくれている生徒諸君に連絡があります。

この本のCDね、かなり速いと思うんです。たぶん同じような感じの他社の本と比べ
たら、たぶん一番速いぐらいではないかと。

その意味ではセンター試験に最も近いのではないかと思うんです。だからちゃんと
やれば、確実にリスニング力が付くんです。自信を持って取り組んでほしい。

ただし、ちゃんとやれば。

以下にその「ちゃんと」の手順を書いておくので、よく読んでいただき、今後の勉強に
活かしてほしいな。よろしくお願いします。

ちなみにこれは上のセンターリスニングだけでなく、アルクの『夢リス』でも同じなので、
そちらを使ってる人たちも参考にしていただきたい。

 1.放送を聞いた後、正解を記入する。(要するに問題を解く)
 2.ある程度(90%以上)正確に聞けた人は解答を見て下さい。
   そしてすぐに解答冊子を閉じて、下の9番に飛んでください。
 3.聞けなかった人は答えだけチラ見して、答え合わせをした
   あとに、解答冊子を閉じて、何度も何度も聞いてください。
   10回でも20回でも聞いてもらいたいものです。
 4.ある程度聞けるようになったら、下の9番に移りましょう。
 5.ある程度も聞けないという悲しい人は、心配しなくていいので
   しょうがないから解答冊子を開いて、英文を見てしまいましょう。
 6.そのうえで、知らなかった単語や熟語などを覚えてしまいます。
 7.そしてどうしてこの英語がこういう和訳になるのかを精読します。
 8.精読が終わったら、解答冊子を閉じて下さい。
 9.さて、ディクテーションを始めて下さい。何度もCDを止めながら
   裏面のディクテーションシートにどんどん書き込んでいきます。
10.これ以上はもう自分には無理というところまでやったら、解答と
   見比べて、どうして聞きとれなかったのかを分析しましょう。
11.解答冊子のディクテーションを間違った箇所に下線を引きます。
   そしてCDに合わせて音読(オーバーラッピング)しましょう。
12.できるようになったら解答冊子を閉じ、シャドーイングをします。
13.慣れてきたら、速いほうの放送のトラックを聞いてオーバーラッ
   ピングをしたりシャドーイングをしたり、音読トレーニングを楽しみ
   ましょう。どんどん力が付いてくるはずです。
14.和訳を見ながら、英語が完全に言えるところまで読み込みます。
15.和訳を見なくても、英語が完全に言えるところまで読み込みます。
16.CDと同じ速さで話せるようになったら、かなりリスニング力はアッ
   プしています。こんな感じで他の問題も同じように学習します。
17.学習した翌日かその翌日に思い出しながら、空で英文を言ってみ
   ましょう。時間に余裕があれば、白い紙に書きつけてみましょう。

というのが「ちゃんと」の学習法でしてね。

こんな感じでリスニングをやっていると、普通はリスニング力だけでなく英作文力も
ドえらいアップしてくるし、単語力や文法力がアップするのでリーディングの力だって
どんどん上がってくるのだ。

聞いて終わりではもったいない。リスニングの「ちゃんと」の学習法を面倒臭がらず、
それこそ「ちゃんと」やってほしい。

いくら正解であっても、聞きとれていなくて、ただナントナク選んだら正解やったわと
いうのでは、あまり意味がないと思うんよね。

上に書いた方法で、「ちゃんと」勉強して下さい。確実にリスニング力が付きます。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
外務大臣がテレビで日本語で話しているのを見るとガッカリしませんか。
首相と外務大臣は、外国の人たちも確実に聞いているであろう話題の
ときだけでもいいから英語で話してほしいな。

 


kimutatsu

あと1年で仕上げる

Posted on: 2012年4月11日(水) 23:41

 

 

 

 

 

 

 
授業が始まりました。と言っても週末には健診と宿題考査があるので、実質的
には来週からみたいなもんで、今日は今年1年の方向性について話しました。

そして教材を配布して、英字新聞の一節をreciteしておしまい。

明日はリスニングを行います。

リスニングはもうセンター試験レベルはクリアしたものとして、高2では『東大英
語リスニングBASIC』からスタートし、ちょっとずつ長いのを聞かせます。

最終的には10分ぐらい、集中して英語を聞ける状態にすれば、東大の英語は
5分間のリスニングなので(5分が3題、2回放送されて合計30分)10分ほど
続けて英語を聞けるリスニング体力があれば、東大レベルなら大丈夫。

と同時に5分以上英語を話すトレーニングも行います。

誰かに5分間英語を話させて、それをみんなで聞き、終わってから英語で質疑
応答をするという授業になります。

受験には関係なさそうに見えるでしょ?

それが大違い。

それを効果的に行うことによって、リスニング力が大幅にアップしますのや。

ただしその前に頭の中に巨大なデータベースを作っておかねばなりませんので
だから中学の時からひたすらrecitationを繰り返してきたのです。

言うなれば、今までの修行は今年のためにあると言っても過言ではない。

今までの修行がリーディングの礎となり、リスニングの礎となり、もちろんライティ
ングの礎となるんやなぁ。

というわけで、生徒たちにはあと1年で受験に関して言えば英語はおしまいねと
いう話をしました。もちろん高3でも授業はやるにはやるけど。

やるにはやるけど、高3になって英語や数学が足を引っ張ってる状態やと、残念
ではあるけど東大はちょっと現役ではきついからねという話をしました。

高3になると、どうしても英語や数学なんかやってられないぐらい、理系の理科や
文系の地歴をできるところまで伸ばしてもらわんとあかん。

なので、英語や数学は高2までで仕上げるつもりで取り組むことになる。

とにかく現役で合格したかったら、付いてきなさいという話をしました。英語に関
しては、たいがいの生徒は大丈夫。今年度も頑張ってもらいましょう。

必殺ツール:ユメタン②
        ユメジュク
        授業の教材(Ultra English)
        Why don’t you recite?の自作プリント
        ユメブン①および英作文のテキスト(自作)
        東大英語リスニングBASIC
        東大英語リスニング
        東大英語リスニングSUPER

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
いよいよ高2。この1年で仕上げます。楽しみでなりません。

 


kimutatsu

本をご紹介します

Posted on: 2012年4月11日(水) 19:07

 

 

 

 

 

 
久しぶりに本をご紹介。ここに挙げたもの以外も読んでるんですけれども、まぁ
推薦するほどでもないかなと思ったものは挙げていません。

1.『ママの狙撃銃』 荻原浩 双葉文庫
  荻原(Ogiwara)さんの小説は本当に軽快で、それでいて読み応えがあり、
  ストーリー展開が面白くてワクワクできます。この小説では「ママ」の苦悩が
  上手く描写されていて、しばらく間をあけて再読したいなと思わされました。

2.『風の中のマリア』 百田尚樹 講談社文庫
  ストーリー自体は平易なので、彼が『永遠のゼロ』で見せたようなストーリー
  の深さはありません。それなのにご紹介するのは、彼の日本語の使い方の
  上手さに感心するからです。それと小説を書くにあたって、かなり資料を読み
  こみ、勉強されたんだなということがわかります。小説って妄想ではないとい
  うことがこういった優れた作家の作品を読めばわかりますね。

3.『憑神』 浅田次郎 新潮文庫
  出かけるときには何かの小説を鞄に放り込むんですが、気楽な作品のほう
  がいいなと思って、書斎の書棚にあったこの小説を取って再読しました。
  やっぱり浅田先生は天才ですねぇ。どうすればこんな作品が書けるんやろう。
  ストーリー展開、日本語の美しさ、技巧など、様々な点で楽しめる作品です。

4.『霧笛荘夜話』 浅田次郎 角川文庫
  霧笛荘という古いアパートの住人が繰りひろげる人間模様を、時には涙を流
  しながら、時には笑い皺を気にしながら、そして時には人間の生き方ってのは
  結局は一元的ではないんだなということを確認しながら、じっくり読んでほしい。
  本当の幸せってのは何なんでしょうね。すぐにでも再読したい作品です。

若い人は本をあまり読まなくなったと言われますが、本当にそうなんでしょうか。
むしろ大人のほうが読まなくなったのではないかと僕は思っています。

教員や親が本を読み、本について語るからこそ、生徒や子供たちも本を手に取
るのではないでしょうか。

忙しい中でも本を開く気持ちの余裕を持ちたいものです。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
5月2日と3日は灘校の文化祭です。どうぞおこしください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

やっと動き出した

Posted on: 2012年4月10日(火) 21:34

 

 

 

 

 

 

 

 

 
高2の授業が明日から始まります。また彼らには頑張ってもらおう。高1の3学期
にこの本(画像)をやりまして、生徒たちが実際に解けているかどうかは知らない
けれども、だいたい「読む」というのがどういうことかわかってくれたと思うんです。

今日は始業式が終わったあと、明日からやるテキストを編んでました。

今までのパターンを踏襲し、授業開始直後は単語を5分、その後はreciteをやり、
読書に移るという感じで進めるつもりです。

なんか今までは「読解」という言葉を使ってたんですが、今日作ったテキストを見
ていると、英語で書かれた文章をいかに楽しんで速く読むかという部分こそ重要
やなぁと思いますね。

だからあまり「読解」とか「長文読解」とかいう二字熟語や四字熟語を使わないで
これからはできるだけ「読書」という熟語を使おう。

リーディングの和訳を読解とするのは変だ。読書こそ正しい。

というわけで、明日からはまた読書と作文を楽しみながらやろうと思っております。
作文は『ユメブン』①を使って行います。

 
 

 

 

 

 

 

 
この前から西山君が「本を書きたい」と言うので、いろいろと教えていたのですが
書き方ばかり気にしてなかなか動かないものだから、スキルはこちらで教えるから、
まずは捨てることになるかもしれないけど、書きたい本をイメージして書いてみと
メールしました。

それが先週の水曜日やったかなぁ。あるいは木曜日。

どれぐらい書けばいいですかと返事が来たので、とりあえず50ページ書いてみと。

毎日22時から27時までは執筆の時間と決めて(僕はそう決めてる)必ず書いて
みとメールしました。

でも僕なら慣れてるので50頁は2日もあれば書けますが、書いたことのない人に
とって50頁ってのはかなりキツイんじゃないかなと思ってたのですが・・・

さっき送られてきました。

わはは、やるなぁ。

こういうヤル気満々なのは、こちらまでスピリットが揺り動かされますなぁ。

曰く、22時から27時まで執筆してるそうです。数時間寝て職場に行って、そして
帰ってからまたPCに向かってるんでしょう。

僕ははじめての本を出すまでに、2000枚ぐらい書きました。それらは全てゴミ箱
に捨てました。後輩に見せたら「買うか買わないかと聞かれたら、買わないと答え
るでしょうねぇ」と言われてはその理由を聞いて、どんどん新しい本に彼の意見を
反映させていきました。

それが約10冊分ぐらいにはなったと思う。もっとかなぁ。

その後運よく本が出せましたけれども、それも捨てた本のおかげでスキルが上がっ
たからだと今でも思っています。

西山原稿を見ながら、確かにまだ粗くてリライトしないといけないところだらけでは
あるけれども、35歳なりの若い筆致で、彼の情熱を感じながら読んでいました。

これをベースにして、秋までには仕上げようと思います。

木村&西山の共著がやっと動き出しました。楽しみにしておいてくださいね。

 
今日も僕のブログにおいでくださいまして、ありがとうございました。
4月26日に仙台でセミナーを行います。興味のある方はどうぞ
ご連絡をお願いいたします。あるいは仙台白百合学園の英語科
主任、亀谷(かめや)先生までご連絡下さい。宜しくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

演歌歌手のごとく

Posted on: 2012年4月8日(日) 11:11

  

 

     

    

    

   
演歌が好きで、紅白歌合戦では何より石川さゆりを楽しみにしている木村なんです。
スタレビもさだまさしも好きなのですが、石川さゆりが大好きなのです。

『津軽海峡・冬景色』や『能登半島』もいいですが、やはり『天城越え』ですよね。

ですよねって言われたって、興味のない人にとっては「そうでしょうか」と言うしかない
やんけという声が聞こえてきそうですが、とにかく『天城越え』ですわ。

そして『ウイスキーがお好きでしょ』な。あれもいいなぁ、おい。

ちなみに生まれて初めて親にドーナツ盤を買ってもらったのは『そして神戸』でしたが
そのときは神戸で暮らし働くことになるなんて思ってなかったですね。

ま、どうでもいいですね。でも石川さゆりは最高です。

石川さゆりと同じぐらい好きなのが八神純子ですが、もうこの話はいいですね、はい。
 

 

 

 

 

 

 

 
4月28日に東京の駒場東邦高校で行うセミナーでは、設問の作り方や文法授業で
の例文の作り方について説明し、みんなで作ろうと思っています。

佐藤先生から連絡があり、すでに40名以上の先生方がお申し込みなんだそうです。
最近、東京でセミナーをやると物凄い数の人が集まります。おそらく佐藤君や石崎君、
加藤さんといった中心メンバーたちが積み上げてきた成果なんでしょう。

その前に4月26日に仙台白百合学園高校でもセミナーを行いますが、平日ですし、
お集まりになった先生方と一緒に勉強できればいいなと思っています。

『ユメタン』にしても『ユメブン』にしても『5STAGE英文法完成』にしても、例文やフレ
ーズが良いですねと言っていただくことがよくあります。

設問や例文作りってのは基本的なコツみたいなものを知っているかどうかによって、
その先生の試験や授業がかなり変わってくるものです。

仙台でもそういった話をしたほうがいいのか、それともリーディングの授業の方法に
ついて話したほうがいいのか、いろいろと考えております。

それから上に写真をアップした秋田の宮脇書店さんの担当者さんから、春めいた絵
葉書を頂きました。僕からお礼状を送らせて頂いたのですが、そのお返事でした。

「秋田旅行も兼ねて弊店にお立ち寄り下さい」と書かれてありましたので、夏休みを
利用していってくるつもりです。

秋田と言えば草階先生もいらっしゃるし、加藤先生もいらっしゃるので、秋田高校さ
んと宮脇書店さん、あるいはその周辺をまわってこようと思っています。

仙台といい、東京といい、秋田といい、また5月5日には岡山で読解の授業について
のセミナーもありますし、夏休みには札幌や広島にも参ります。

多くの方々と触れ合えるのが今から楽しみでなりません。

何より大事なのは66回生の英語指導ですが、時間の許す限り、演歌歌手があちこ
ちで公演なさるが如く、僕も日本中をまわらせてもらえればいいなと思っています。

 
今日も僕のブログにおこしくださいましてありがとうございました。
あちこちで花見が行われていますが、花見って英語でなんと言うかご存知?

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

居眠り

Posted on: 2012年4月7日(土) 9:24

 

 

 

 

  

 
橋下大阪市長が、講話中に居眠りをしていた新規採用職員に対して叱責をしたと
いう記事を読みました。その場で立たせて所属と名前を言わせたそうです。

いいですねぇ。公務員だから云々っていう議論が好きな人がいますが、民間の入
社式でも寝てる人がいるとある人から聞いたことがあります。

そういう場合はどうするんですか?と聞くと、会社によるけど、うちは気合いを注入
しますねぇと笑いながら話されていました。

気合い注入。いいですねぇ。

ちなみに僕は、生徒たちの授業中の居眠りには闘魂を注入することにしています。
以前はペットボトルに入れた水を頭からぶっかけたものです。

公務員が寝ていてもこれぐらい怒られるのに、国会議員とか県会議員などの居眠
りは、税金の無駄遣いとも言えるのに、何もお咎めなしなんですね。

議員さんたちの居眠りシーンを見ていると、要するにこの人たちは選挙にしか関心
がないんやなぁということが、とてもよくわかります。

あと、野次とな。僕が議員だったら「いま私に野次を飛ばしたのは、◎◎党の西山
先生ですが、今後は西山先生に野次を飛ばされぬよう頑張ります」ぐらい言うな。

居眠りと野次を禁止して、ちゃんと議論を行ってもらいたいもんだ。

選挙ではなく、国民のために。

さて、今日まで春休みですが、学校にいって新学年の教材を作成してきますわ。
授業はまだしばらくないので、じっくりと熟考しながら作ってきます。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
灘の正門の桜はようやく入学式に間に合ってくれそうです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記