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kimutatsu

whomと整序問題と

Posted on: 2012年1月6日(金) 10:52

 

 

 

 

 

 

 
『ユメブン』にも書きましたが、もうwhomは使わなくなっているんです。いや、関係
代名詞の話なんですが。

古い本ならまだしも、新しい本にも前置詞+whom以外の形でwhomが使われて
いるように書いてある本がありますが、口語では使わないです。

whomは省くのが普通なのですね。

The woman I saw at the ceremony proved to be one of my cousins.

このように目的格の場合、womanの後ろには何も置きません。教科書なんかでも
今はwhomを置かない形を教えているのですが、参考書だけがwhomを使ってる。

それはどうしてもそういった参考書が「whomを使った文章もあって、それにも対応
できるようにしておいてほしい」という気持ちがあるからではないかと。

実際に使う際には、目的格でもwhoを使うことが多い。

『ユメブン』にも書いたとおり。

入試でwhomを使ったらどうなるんでしょうね。×にはならないとは思うけど、採点者
によっては×にするかもしれません。いや、さすがにそれはないか。

英語を話す際には、whomを使わないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

さてセンター試験や私大入試で並べ替え問題が出題されますが、あれの正解率、
かなり低いらしいですね。センターでも問題によってはひと桁の正答率とか。

作るサイドからしても、並べ替え問題を作るのは結構骨が折れます。

たとえば。

It is often said that the dolphins are smart.

これは並べ替え問題の素材としては全く役に立ちません。なぜかというと、文法
上や構造上のポイントが1つしかないからです。

Not only you but I wanted to travel abroad.

みたいな文もそうです。not only A but Bしかポイントがありません。

これはどうでしょうか。

I have something interesting to talk about.

これも出題されません。なぜなら許容解が発生するからです。つまり・・・

I have to talk about something interesting.

と並べ替えても正解となりますよね。だから出題はされません。

ならばこれらはどうでしょうか。

Would you tell me which bus to take to get to Shinjuku Station?
I called my teacher to ask her what time to gather the next day.
I decided to give up studying abroad because I have little money.
It’s often said keeping early hours is good for health.

これらは文中に文法や表現上のポイントが2つも3つもあり、許容解が発生しま
せんから、並べ替えの問題の素文としては使えるということになります。

並べ替えの問題に困ったら、語群をじっくりと見てください。

そして出題者が狙いとしていたポイントがどういう点とどういう点なのかを見極め
ようとすることです。

2つ以上のポイントがありますから、そのポイントごとに語群を分類することです。
そうすることで、ぐっと正解に近付くことができます。

1つのポイントの語群にはAの記号を、もう1つのほうにはBの記号を付けるとかね。
そんな感じでいくつかのグループを作り、あとはそれをどう組み合わせるかです。

何せポイントが2つ以上あると思ってください。

そもそも文の構築力がないと、並べ替え問題はきついかもしれませんが、そうい
う視点で我々は問題を作っているのだということを頭に入れておけば、もしかした
ら役に立つかもしれませんね。

センター試験、頑張ってください!

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
昔の受験生はwhomがないなんて言われたら困りますよねぇ。
ないわけじゃないんですけど、使わないんです。

 


kimutatsu

前田先生、ありがとうございます

Posted on: 2012年1月5日(木) 14:38

 

 

 

 

 

 

 
福島県立磐城高等学校で2月にチャリティーセミナーを行わせて頂くのですが
磐城高校の前田先生がご自分のブログで『ユメブン』の書評を書いて下さった。

前田先生ありがとうございます。

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さて、この本のコンセプトは最初のインプット以外はすべてアウトプットになって
いることでしょう。知識というのは入れるのではなく、くり返し「出す」と定着に向
かっていきます。自宅の電話番号を覚えているのは、くり返しインプットした結果
ではなく、くり返しアウトプットした結果、脳が重要な情報とみとめ長期記憶の中
に入ることになったからです。この本はまずこのアウトプットの原則に則しています。

次に、Step 1 からファイナルステップに向けて、同じ項目を少しずつ単語を変え
ながら進んで行っている点が、無理なく定着を促します。ドリルの「歩幅」が大き
くもなく、小さくもなく、ちょうどいいのです。これを「変化のあるくり返し」といいます。
穴埋め、誤文訂正、疑問文への変換、語順、英作文とルールの認識からメカニ
カルなドリルを経て、英作文へと進んでいきます。また、この過程で少なからぬ
表現、音声を体に取り込むことにもなり、文法というより英語の総合力をあげるの
に適した構成になっています。

この本は、Forest, Be, Dual Scope, Breakthroughなどが構造的に抱え
ている問題にメスを入れてます。それは問題数、問題の種類が少なすぎて定着
にいたらないということ。そして問題の出し方についても定着をうながすトレー
ニング順序を考えていないという点。

文法力は単にワークブックやネクステの問題をやればいいというのではなく、
音読筆写を中心とした、もっと根本的な学習の在り方を考えないとダメである
ということ、文法学習はRLSWの学習の起点になりうるということを提起した点
で、ユメブンは画期的といえるでしょう。

すでに文法参考書の教科書を使っていて、自分で教材を作るとすれば、ユメブン
の構成が大いに参考になるでしょう。その場合ファイナルステップの英作文を意
識して、それを達成するために前のステップに、そこで使う表現をまぶしておくと
いう伏線構造を忘れないようにしたいですね。

よくExplicitな文法知識なしの学校の授業もありますが、その場合、結局生徒
は塾かどこかで補充しています。やはりExplicitな文法指導は必要不可欠だと
思います。ユメブンの1も楽しみ。

木村先生、佐藤先生、石崎先生、すてきな本をありがとうございます。

************************

こちらこそありがとうございました。感謝申し上げます。

文法をちゃんと勉強すれば、英作文が絶対に得意になっていきますが、この本
は英文法、英作文、リスニング、スピーキングの力をアップさせたくて作りました。

反復しながらアウトプットの力を付けていってほしいなと願っています。

 
僕のブログに来てくださってありがとうございました。
前田先生のブログはこちらです。他にもためになる内容がたくさんあります。

 


kimutatsu

今年の目標は何ですか

Posted on: 2012年1月5日(木) 11:33

 

 

 

 

 

 

  
仕事が始まりましたね。学校は7日からか、あるいは9日からというところが多い
ようですが、実際には教員はだいぶ前から始動しているものです。

ちなみに僕は31日だけ紅白歌合戦を見てお酒を頂きましたが、元旦から今年の
目標を決めて動いております。といっても大した目標ではありませんが。

今年は毎日最低1つは文章をリスニング → 暗唱しようと思っていまして。

数年前に買ったオバマ大統領の演説集を、そういえばipodに入れるだけいれて
ほとんど聴いていなかったなと思い返し、オバマのモノマネをすることにしました。

というわけで、オバマ大統領の演説を1日1つずつリスニング → ディクテーション
→ 知らない単語や表現の暗記 → シャドーイング → 暗唱をやっています。

それが終わったら別の本を買ってくるか、English Journalを使います。
とにかくインタビューであれニュースであれ演説であれ、1日1パッセージ暗唱。

それから3日に書店さんに行って、小説を12冊買ってきました。今年も1ケ月あ
たり最低でも10冊は小説を読み、日本語の感性を鍛えようと思っています。

それと健康管理のために、毎日1時間のウォーキングですね。

この3つを今年の目標にしてみました。無理なく、だけど自分に厳しくやっていこう。

再度書いてみると・・・

 ① 1日1文章の英語のリスニングと暗唱。
 ② 1か月10冊の読書。
 ③ 毎日1時間のウォーキング。

1年続ければ結構な力になってるんやないかなと思うんですけど・・・って、②は
一昨年からやっていますけどね。①は抜けることが多かったので。

それにプラスして、去年はTKから佐藤先生と石崎先生が本を出したので、今年
はまた別の先生方にも書いてもらおうと思っています。

書店さんに行くと「うちの学校の先生の本がある!」と生徒たちが喜ぶような、そ
ういう社会にしてみたいなと思っていましてね。

どうも学校教育と出版物って乖離してきた気がするんですよね。

塾や予備校ばかり行ってないで学校のことを大事にしなさい!と言っているので
すけれども、その割に予備校の先生方の本に頼っていたのが今まで。

これからは書店さんにいくと学校の先生方の出した本がいっぱい並んでるという
感じになってくればいいなと思っています。

英語だけじゃなくって、数学とか国語の先生方が作ったプリントなどが本になって、
書店さんの店頭に並ぶ世の中になってほしいなぁ。

学校の教員はかなり入試問題を研究していますし、書く力のある先生方だって
かなりたくさんいらっしゃいます。

英語に関しては、僕がその一助となればと思っています。本を書くのとプリント
を作るのでは天地の開きがありますので、本の作り方をお教えしようと思って。

皆さんの今年の目標は何でしょうか。今年も夢や目標に向かって頑張れる自分
でありたいですね。お互い頑張りましょう。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
次は並べ替えの問題の攻略法について書きたいと思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

速読力がないと全くダメ

Posted on: 2012年1月3日(火) 22:00

 

 

 

 

 

 

甲子園ボウルを自宅で観戦していました。いつもは社会人の圧勝なのですが、
今年は関学が頑張っていましたねぇ。負けましたが、嬉しかったです。

年賀状がどんどん届いておりまして。

あぁ、あんなに出したのに抜けてるやん。田尻先生、石原真弓先生、竹岡先生
から年賀状を頂戴して、慌ててポストに走っていってる木村です。

皆さん、忙しくてもちゃんと一筆手書きを加えておられまして。

素晴らしいですね。手書き部分のない、印刷だけの年賀状ってガッカリな感じで
すけどね。忙しくても「いつもブログ見ていますよ」という一筆だけでも、いや仮に
見ていらっしゃらないとしてもだ!

そりゃ嬉しいもんです。

皆さん、年賀状には最低限手書き部分を入れましょうね。

と思っていたら福崎悟郎先生からはメールで年賀状が。俺だしたよな・・・出し
て・・・ないかな・・・ないな・・・ない気がするな・・・ヤバイ(>_<)

 

 

 

 

 

 

 
センター試験で高得点を取る生徒ってのは、だいたい40~60分ぐらいで解き
終わるんやけど、要するに速読ができているってことなのです。

あの程度の文章をながながと読書しているようではアカンということです。

ではどうすれば速読できるようになるんでしょうね。

まず必要なのは絶対に単語の力です。単語力のない人は速読が絶対にできま
せん。いろんなスキルを使ったとしても、スキャニングがどうだの、スキミングが
どうだの言うてみても、単語力がない人は速読ができません。

そのうえで、文章をそもそも読み慣れていないと速読はできません。

その点で、皆さんは日本語の文章を速く読めますか。テクニックなんて関係ない
のです。日本語をちゃんと速く読めますか。少なくとも人並みの速さで。

音読と同じ速度ででも、再読することなく読めるのであれば問題なし。

日本語でもかなりゆっくりしか読めない人。例えば薄い文庫本に3時間も4時間
もかけてしまう人は、だいたいそもそも読む力がないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
今さらな感じがするかもしれませんが、そういう人は過去問をいくらやってもあま
り意味がなくて、まずは読む練習からしたほうがいいと思います。

かといって、今さら『人間失格』あたりの薄い本を出してきて1時間半から2時間
で読む練習をしても、それこそ泥縄になってしまいます。

そこでセンター試験用の簡単な読解問題集を買ってきて、解くというより読むと
いう点に力点を置いて、どんどん読書を進めていってほしいのですね。

1冊に20題ぐらい載っているでしょうから、それを1時間とは言わないまでも、だ
いたい2~3時間ぐらいで読んでみてください。下線部があっても気にせずに。

1題を、長いものでも15分程度で。300語程度のものなら2分ぐらいで。

この訓練をすることで、かなり読むのが速くなります。

ただし知らない単語が出てきたらメモに書き出すことと、読みながら頭に入って
こない箇所があったら下線を引くなり付箋をつけるなりしてください。

そして後からじっくりと精読してみてください。

それから右手に鉛筆を持ってる人、スラッシュとかSやVなどの記号を書きたい
シンドロームにかかっている人は、鉛筆を手から離してください。

単語で知らないものは確実に覚えましょう。それとその速度でちゃんと読めない
人は読めるようになるまで、ストップウォッチ片手に頑張りましょう。

もう読み込んだなと思ったら次の問題集へ。それが終わったらさらに次へ。

センター試験までまだ2週間ありますので、それまでに数冊の問題集を速読し
てみてください。そして知らない単語や表現を徹底的に覚えてしまいましょう。

え?そんなにたくさん問題集がない?

書店さんに行ったらいっぱいあるよ。それから一度やった問題集を使ってもいい
からね。むしろすでに一度やったもののほうがいいぐらい。

本をたくさん買うともったいない?

浪人したら1年に100万ぐらいかかるよ。そうならないために言うとるんや。
そもそも本を買う金をケチるなよ。大学に入ったら本1冊数千円かかるぞ。

とにかくセンター試験で点数が取れないと入試もへったくれもないんやからな。
必死のパッチで頑張ってくれ。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
帰省ラッシュが凄いことになっていますが、皆さんは大丈夫ですか。

 
 


kimutatsu

センター試験はそろそろ・・・

Posted on: 2012年1月2日(月) 21:18

 

 

 

 

 

 

三輪さん(大神神社)の展望台からみた奈良盆地です。右側に二上山があって
大津皇子が埋められているのです。耳成山は美人ですね。左隣が畝傍山、そし
て左端に見えるのが香久山です。

香久山は香具山や天香久山(あまのかぐやま)とも言われ、万葉集の中に9首
詠まれているのです。

春過ぎて夏来るらし白たへの衣干したり天香具山 (持統天皇)

あたりが最も有名かなぁ。

とにかく三輪さんの展望台からは大和三山および二上山がよく見えて、僕は大
好きなのです。奈良に行く度に寄りたいスポットになっております。

三輪さんの展望台は大神神社の中の久延彦神社にいく途中にあるので、奈良
の人は勉強の神様である久延彦神社にいくついでに、展望台に寄られてみて
はいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

(昭和天皇ご親拝を記念して作られた日本一の大鳥居です)

もうすぐセンター試験が近づいてきましたね。センター試験の英語の問題ですが
そろそろ変わってもいいんやないかなと思ってるのですが、どうでしょうね。

リスニングがこれだけ重視されているのに、あの1番はないやろと、だいぶ前か
ら言ってきたのですが、「頻出発音・アクセント」なんて勉強しているようでは全く
あかんし、そんな英語の勉強をさせるセンター試験のほうにも問題がある。

12月に大阪で試験の作り方・設問の作り方という先生方対象のセミナーを行っ
たのですけどね。

試験をみたらその先生がどういう授業をされているのかわかります。

この先生、この試験を作るってことはきっとこういう授業なんやろうなと思うことに
しています。やたらと和訳問題や説明問題が多かったりすると・・・な気分になり
ます。僕も出題するには出題しますが・・・

和訳や「下線部を説明せよ」的な問題って、全訳を見て勉強しても対応できます
からね。実力問題の場合は違いますが、定期考査だとそうです。

それは英語の問題ではない。

英語を英語のまま勉強し、試験を通じて英語の力を付ける試験問題でないと駄
目だと思うんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

その点でいえば、センター試験は決して悪いわけじゃないけど、あの大問1だけ
はなんとかしたほうがいいのではないかと思っているのです。

リスニングを導入したのに、目でみて音を答える問題ってのはどうなんやろね。

もっと読解を速読系にすれば、あんなに少ない問題数ってことにもならないだろ
うし、あれだと英語力をちゃんと問えないと思いますけどね。

それにセンター試験の対策をする場合には、いかに速くいかに正確に解くかが
重要だと思うんですが、そのスキルを伸ばすために何が必要かという部分こそ、
生徒たちの未来の英語力につながると思うんですけどね。

僕はセンター試験はそろそろ問題を変えないとあかんと思っています。僕が作
問者だったら、もう少し単語レベルを落としてでも、もっと多く読ませたうえで、単
純な問題をもっと増やし、大問数を15題ぐらいにしますね。

80分もあるんでしょう。だったら1題平均5分として15題ぐらいやな。最後まで
解けなかった受験生は「遅い!」ってことにする。

ゆっくりと構文を取りながら読む読解力なんて、受験の世界以外では役に立た
ないんやから、実際に英語を使う場面を想定してそうすると思いますね。

受験生は頑張ってくださいね。しばらくはセンター試験で点数を取るためのスキ
ルについて書いていこうかなと思っています。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
2月4日に札幌でセミナーを行います。詳細はアルクさんのHPまで。

 


kimutatsu

2012年 謹賀新年

Posted on: 2012年1月1日(日) 1:40

 

  

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。
本年もご指導賜りますよう、お願い申し上げます。

今年の目標を紙に書いて貼り付けておきましょう。

僕の目標はまた昨年に引き続いてということになりそうですが、
今までやったことがないことにチャレンジしてみます。

英語の勉強はできるだけネイティブに近づけるように頑張ります。
そして今年は日本語のほうも頑張ってみようと思っています。

死ぬまで勉強ですわ。お互い、高めあえるお付き合いをお願いします。

 
さっそく僕のブログに来てくださってありがとうございます。
今年も良い年にしましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

大晦日

Posted on: 2011年12月31日(土) 19:50

 

 

 

 

 

 

 

 

 
紅白歌合戦が始まりました。僕はダイエーでシャブリの白を買って帰ってきたあ
とに風呂に入り、じっくりと今年の垢を落として、先ほど一息つきました。

片づけが終わってガランとした書斎を眺めていたのですが、おもむろに自分の授
業DVDを取り出して、しばらく見ておりました。相変わらず下手な授業です。

生徒たちに前置詞プラス関係代名詞の説明をしているDVDを見ながら、そろそ
ろ紅白を見にリビングにいってこようかなと思っているところです。

今年はいろんなことがありました。たくさんの笑顔と、それと引き換えにするに
はあまりに残酷なほど多くの涙がありました。

しかし何にせよ、我々は前を向いて生きていくことが大事なのです。

人の悪口を言わず、職場や周囲の人たちの愚痴を言わず、精神的に疲れてし
まわないで、背筋を伸ばしてまっすぐに歩くことが大事なのでしょう。

その中で見えてくるもの、神様が見せてくださるものがあるのだと信じたい。

来年も良い年にしましょう。どんな年であれ、主体的に受け入れ、そして自分の
力で良い年にしてみせましょう。

皆さん、今年も頑張りましたね。お疲れさまでした。良いお正月をお迎え下さい。

僕は今年の様々なシーンを思いだしながら、支えてくださった全ての方々に感
謝しつつ、美味しくお酒をいただきます。

 
いつも僕のブログに来てくださって感謝しております。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

 年賀状

Posted on: 2011年12月31日(土) 1:19

 

 

 

 

 

 

 
年賀状をようやく書き終わりました。年賀状って頂戴すると嬉しいものですね。
最近は年賀状の慣習が若い人たちの間ではあまり続けていこうぜ感がない
ように思いますが、とてもいいことだと思うので続けていってほしいな。

メールで済ませるのではなくて。

ただし職場の年賀状はあまりにも形式的なので、廃止すべきだとは思うけど。
実際、前の職場も今の職場も「年賀状は要らんやろう」という校長先生の鶴の
ひと言があり、特に親しい人同士でないとやり取りはしていません。

なんせ職場の人間とは、新年始まったらすぐに会いますからね。

でも「今年会えるかなぁ」という人と「この人には世話になったな」という人には
年賀状を出して挨拶をしておきたい。

本来は年始の挨拶といって、世話になった方のご自宅を挨拶回りするのが昔
の慣習やったのですが、今はさすがにね。

だからせめて年賀状ぐらいは出したいものです。

今年は1600枚ほど書きました。その大半が全国の先生方なのです。何も手
書き部分がない年賀状ほど味気ないものはないので、必ず一筆添えて。

それと年賀状に限らず、僕は誰かから葉書きを頂戴したら返事を書かないと失
礼にあたると思う性質なので、必ず返事を書くようにしています。

あぁ例外はあるなぁ。いきなり本を送ってこられて「僕が書いたので感想を!」と
言われるケース。知り合いの場合は別やけど、知らない人から「感想を」と言わ
れても、人間関係が出来てないと言えないことだってある。

だけど年賀状などの場合には、いただいたら絶対に返事をするのです。だって
失礼じゃない?いくらなんでも。縁を大事にしたいのもあるけど、それ以前の問
題として、知ってる人から頂いて返事を書かないなんて、どうも気持ち悪くて。

この正月もきっと、教え子たちや生徒たちからたくさんの年賀状を頂戴するん
やろうな。それに返事を書くのも楽しいものです。教員としては。

中には官僚になった教え子や弁護士になった教え子、税理士になった教え子
などから「頑張ってます」という年賀状も届きます。とても嬉しいものです。

つまり何が言いたいかというと、1600枚書いたけど、書いてない人から届くと、
そこにまたプラスされるので、少し余計に葉書きを置いてあるのです。

あれ、書いてない人から届くと「あ、書き忘れた!しまった!」って気分になりま
すよね。その意外な人から届くのも正月の楽しみでもありますけどね。

皆さんは年賀状を書きましたか。お世話になった方々に「ありがとう」が言える
絶好のチャンスですから、部屋の掃除が終わったら是非書いてみて下さい。

 
あと1日で2011年が終わりますね。年末のお忙しいときなのに
僕のブログに来てくださってありがとうございました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

来年をそろそろ考えてまして

Posted on: 2011年12月30日(金) 23:22

 

 

 

 

 

 

 
『ユメブン』の著者3人です。TK関東支部の先生方と忘年会をやったのですが、
先生方が『ユメブン』出版おめでとうのケーキを用意してくださったのです。

いや、こういうのは嬉しいですねぇ。ありがとうございます。3人を代表してお礼
を申し述べます。感謝申し上げます。

多くの先生方が祝福してくださいました。そして石崎先生、佐藤先生の「まさか
1年前は自分が本を出すことになるなんて思ってもみませんでした」という言葉
は、実感だと思います。

でもこれからさらに多くの先生方に本を書いてもらおうと思っているのです。

今までは参考書といえば予備校の講師の先生方や大学の先生の監修によるも
のが多くて、実際に現場の先生こそ生徒たちの進度やニーズを一番よく知って
いるにも関わらず、ほとんど書いてる先生方がいなかったのですね。

これからはいろんな学校のいろんな先生方に書いてもらおうと思っています。

来年は誰がライターとしてデビューするのでしょうか。楽しみにしているのです。
いくら英語力があっても本は書けません。しかし英語力がないと書けません。

英語力と表現力、そして現場のニーズがわかってないと良いものは書けない。
大学入試もリスニングや表現力重視になり、配点もきっと変わっていくでしょう。

そういった変化に対応する情報収集力もないとダメです。そのためには今のや
りかたに固執しない、頭の柔かさが必要となります。

石橋を叩いて渡るという諺がありますが、そういった資質は教材を作る人間にと
っては邪魔な要素でしかありません。

むしろ必要に応じて新しいものをどんどん取り入れようとする姿勢が大事です。

そして何よりも大事なもの、それは想いです。アルクの嵯峨さんの「想いがなけ
れば、本なんて書けるわけがない」は名言です。

来年は誰に本を書いてもらおうかなぁと思いながら、1月1日からまた闘いモー
ドになってやろうと思いながら、どんどん考えたことを手帳に書き付けています。

またあと2日すれば、新しい年が始まりますね。いい年にしましょう。

 
僕のブログを覗いてくださってありがとうございます。
そろそろ来年の達成目標を手帳に書く準備を始めてはいかがでしょう?

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英語を自由に使いこなすために

Posted on: 2011年12月30日(金) 14:27

 

 

 

 

 

 

 

 

この本はすごい!と褒めていただくと相当嬉しいものです。勉強用の本の場合
は「凄い!」と言ってくださる人が口コミで広げてくださるパターンが多いのです
けれども、その点では『ユメタン』がそうでした。

最初はそうでもなかったのですが、採用してくださった学校の先生方の「CDを
使って覚えている生徒たちは、単語の定着率が半端なく高い!」と言ってくださ
ったのですね。

そこから今では1年間に10万部もの『ユメタン』たちが書店さんを旅立つことに
なりました。そして英語を喋りたいという、我々の夢の実現に役立ててもらって
いるのです。

僕はいつも書店さんに行くと、自分の息子や娘たちに「いいお客さんに買っても
らうんやで」と声をかけることにしています。

やはり問題集ってのは電子機器などと一緒で、クリエーターが考える正しい使
い方ってのがあるのですが、『ユメタン』の場合は単に目で見て覚えるのではな
くって、音を聞いてクイックレスポンスができるように勉強してほしいのです。

CDごと丸呑みし、クイックができるようになったら、英語が聞けるようになります
し、英語が話せるようになってくるのです。それは間違いないのです。

大学入試のためだけに英語を勉強しているという人もいて、それはそれでしょう
がないなと思いますが、やっぱりせめて高校生なのですから英語ぐらいは自由
に話せるようになっていてほしいなと願っています。

東大をはじめとする難関大学に入っても、英語も使いこなせないのではどうかと
思って、だから受験用の単語集にはなかった「英語を話せるようになる夢を叶え
たい」という思いを持って『ユメタン』を作ったのです。

 

 

 

 

 

 

 
今回そのコンセプトはそのままに、東京の佐藤先生や石崎先生と『ユメブン』を
作りました。

これも「文法をちゃんと勉強したら英語が話せるようになるし、英作文が得意に
なるに決まってる!」という、英語の世界では当たり前のことを本にしたのです。

買ってくださった多くの先生方から、『ユメブン』すげぇ!という声を頂戴するよう
になりました。ありがとうございます。

ちゃんと使ってくださったら文法だけではなくって、英語のリスニングや英作文が
絶対に得意になるはずなんです。

そういうふうに作ったんです。

多くの日本人が英語ではもう悩まなくていいように、話し合って話し合って作っ
たのです。そういう想いを込めて、『ユメタン』も『ユメブン』も作ったのです。

使ってくださった方々が「英語が話せるようになってきた」と言ってくださるように
願っています。英単語や英文法を勉強しながら、リスニングやスピーキング、あ
るいは英作文の力をどんどん付けてください。

そして世界のいろんなところで困っている人たちの役に立てる人材に成長して
いただければいいなと願っています。

英語を喋ることができれば活躍するエリアが広くなります。

英語を喋ることができるようになれば海外に行ってみたくなります。

そしてそこで他の人と触れ合いたくなるはずです。

そこで自由に動いてみたいなと思うようになるのではないでしょうか。

そういう夢を叶えられるように、来年も引き続いて英語の勉強を頑張ってほしい
なと願っています。ちなみに僕も英語をもっと勉強しようと思っています。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今年もあと36時間ぐらいになりましたね。年越しの準備は進んでいますか。