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kimutatsu

応援をするということ

Posted on: 2010年6月19日(土) 9:52

 

 

 

 

 

 

  
今日は関学と練習試合です。総体前の最後の練習試合なので気合が入ります。
背番号がもらえた選手もそうでない選手も全力で試合をしてほしいと思います。

背番号がもらえないと辛いものですが、だからと言ってスネてしまうのはアスリー
トではありませんよね。もらえなかったのであれば全力でサポートすべきです。

以前、東京に住んでおられる高山さんからこういうメールを頂きました。

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いつもブログからお力をいただいております。ありがとうございます。
今日の野球部のお話に感銘を受けました。
私は陸上部だったのですが、一年の時大学を卒業したばかりの新任の先生が
顧問としてやってきて、私が卒業するころは大所帯の部活にしてしまいました。

熱血の先生で私はその部に入ってとても運が良かったと今でも思っているので
すが、その顧問と木村先生が重なりまして、今日3年生だけで30人と読んで灘
に入るだけでも凄いのに野球部に入った子たちの運勢は強いと思いながら読ん
でいました。

(中略)

ベンチ入りできなかった話から思いだしたことがありまして僭越ながら書かせて
ください。

20年前にニューヨークマラソンに参加したのですがその時配られたパンフレット
に書いてあった事です。ニューヨークシティーマラソンには参加者の定員は2万5
千人。(スタート直後のスタッテン橋の許容範囲)

そのうち1万5千人が国内の参加者で1万人が外国からの参加者。

一番ニューヨークマラソンを走りたいと思っている人はニューヨーク市民らしく応募
数が多いので抽選があるそうです。(東京マラソンもそうですね)

走りたいのに抽選漏れてしまうニューヨーク市民があまりにも多いので、「一人で
も多くの完走者を作るために応援をすること」をニューヨーク市民の使命にしたそう
です。そしてその時点で世界で最も完走者のでるマラソン大会はニューヨークだっ
たそうです。

私はこのパンフレットを帰りの飛行機の中で読んだのですがものすごく納得できた
のです。とにかく応援がすごかったのです。

1マイルごとに公式にミュージシャンが音楽を演奏してくれてランナーが立ち止ま
って踊り出してしまうほどでそれ以外に非公式のミュージシャンも演奏をしてくれ
ていて走っている間音楽が絶えないのです。

下を向いていれば「顔を上げろ!きれいな脚だ!きれいな髪だ!結婚してくれ!」

…なんでもありという感じで応援してくれるのです。「あと12キロ、あと12キロ」と
一人ごとを言いながら走っていたら、私の前に黒人の青年が現れて後ろ走りをし
ながら私に向かって「独り言なんて言ってないで、言いたいことがあったら俺がき
いてやるから俺に言え!」(英語で書けなくてすみません)なんて言ってきました。

ゴールはセントラルパークで公園内に入ると和太鼓の音が聞こえてきました。
ゴールすると1輪の赤いバラが手渡されました。

荷物を受け取りホテルに向かって歩いているとすれ違う人が「やったな!おめでと
う!」と声をかけてくれるのです。それは、翌日も翌翌日も続きました。なぜならば
筋肉痛で脚を引きづっていたのでランナーだと一目でわかったようです。

今でもよく完走できたなと思うのですが、あの応援のマジックにかかったのだなと
思います。

ベンチに入れなかった3年生にエールを送りたいです。キムタツ先生、選手にマジ
ックをかけてください。

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高山さん、ありがとうございました。本当に感謝しております。応援ってのはこうで
ないとあきませんね。僕もマジックをかけるべく頑張りますが、何よりも控えにまわ
った選手たちが、背番号をつけた選手たちにマジックをかけてくれることを願って
おります。彼ら選手たちこそが主役なのです。

背番号をもらった選手たちも。

背番号をもらえなかった選手たちも。

7月4日の総体に向けて、全員でやるべきことをやっていこうと思っています。

  

(追記)受験生の応援をする保護者の皆さんにも今日の記事が役に立つことを
     祈っております。

(追記)試合が終われば、夜の新幹線で東京に向かいます。明日はセミナー。
     110名の先生方が待ってくださっています。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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嬉しいメール三昧

Posted on: 2010年6月18日(金) 9:03

 

 

 

 

 

 

  
『ユメタン』を使って毎週テストをやっているのですが、相変わらず絶好調でして
他校さんはどうかなと気になっていたら、昨日メールを頂戴しました。

チームキムタツのMLです。東山中・高の西山先生から。

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おはようございます。いつもお世話になり、ありがとうございます。
本日はユメタンゼロの近況報告をさせてください。

本年度は高校1年生を担当しておりまして、4クラス中、2クラスがスポーツ
クラスです。ほとんどの生徒が運動部に加入しており、全国大会に出場する
部も多く、強化指定を受けているクラブの生徒たちは、帰宅時間が9時や10
時になる生徒もいるようです。

英語に対する苦手意識も相当なものですので、ユメタンゼロに関しましては
足立学園の加藤先生メソッドに倣い、「楽々コース」を導入しました。

しかし、楽々コースとはいえ、中学時代に英単語をきちんと覚えてこなかった
生徒たちですので、当初は不合格者続出で、困り果てました。

そこで、「授業内で英語力をつけさせる!」という原点に立ち返り、特進クラス
よりもユメタンにかける時間を増やし、授業中に自信をつけさせました。
すると、前回の小テストあたりから効果が表れ始め、今日の小テストでは何と
合格者が全体の9割まできました。毎回一桁点数だったラグビー部の生徒は
採点中ずっと私の横に立ち、合格を確認すると飛び上がって喜び、握手を求め
てきました。

「来週からは少しずつ名詞や副詞が難しくなるで!」と言うと、サッカー部の生
徒が「もう大丈夫ですよ!」と言ってくれました。

ああ、本当にユメタンを導入してよかった。

今では、日焼けして精悍な顔をした体格のいい運動部員たちが、休み時間か
ら黄色いユメタンを手にしてくれています。彼らの将来のために、また明日から
ユメタン片手に頑張ります。

あまりにも嬉しかったので、メールいたしました。長文お許しください。

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うーむ、頑張ってるなぁと思ったら、立て続けに嬉しいメールが。上記、加藤先生
と引き続いて西山先生からレスが。

 

 

 

 

 

 

 

 
こんばんは、足立学園の加藤です。

西山先生、頑張っておられるようですね。
苦しんで苦しんでようやく合格できたときの喜び、
私も何度も生徒たちと分かち合って来ました。

生徒たちが一度そういう思いをすると、あとは楽になると思いますよ。
いい思いは何度だってしたいですからね、誰だって。

ところで。
昨日の授業でのことですが、教科書の本文中にthink of A as Bが
出てきました。
「AをBと見なす」という意味を確認した後で、
「これと同じ意味で別の表現は?」と1人の生徒を指名しました。

彼がすぐ答えられず困惑していたところ、
別の生徒が「ユメタンに出てきたじゃん!『バナナをおやつと見なす』だろ!」。
他の生徒も「そう、そう」とうなずいていました。

私が「じゃあ『バナナをおやつと見なす』、みんなでせーの!」
 
「 ‘regard a banana as a snack’!!」

…ユメタン、恐るべし、です。

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木村先生、加藤先生

メッセージありがとうございました。実はこの話には続きがあります。

昨日の5時間目は空き時間でした。興奮して昨日の近況メールを送信しようと
していると、同僚から「西山先生、生徒たちが待ってますよ」と言われました。

・・・。すっかり時間割変更を見落としていました!

5分ほど遅れて、理系の特進クラスの前に行くと、全員がユメタンを開いて、
全員で声を出していました。

一瞬、何が起こっているのかよく分かりませんでした・・・。

窓ガラス越しに、目を凝らして見てみると、ひとりの生徒が日本語を読み上げ、
残りが英語を口に出し、僕のいない間にユメタンのUnit.7を1周半終わらせて
いました!自分たちで考えて、行動してくれていました。

時間割変更を見落としていた私は本当に情けないのですが、ユメタンとともに
成長している生徒たちに感動し、涙が出そうになりました。

というわけで、昨日はユメタンと生徒たちに感動体験を2つもさせてもらいました!

ユメタンは今や僕が自信を持って、周囲に紹介できる自慢の教材です!

木村先生、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

  
もちろん僕のメーリングリストは「木村の本を買おう!」という政治的な意図で作
ったのではありません。学校教育、英語教育を高めるために作ったのです。

今では650名を超える全国の学校の先生方が加入されています。

時としては勉強会の報告が為されたり、音読の方法について議論になることも
あります。相手をバカにしたり中傷したりする発言は一切ありません。

『ユメタン』をはじめとした問題集や教科書などの使用事例がこうして語られるこ
とも多々あります。『ユメタン』の場合、僕にとってはたまらない快感です。

普段はどうやって使っていただいているかわからないですから。

僕も頑張ろうという気持ちになりますね。本当に元気が出ます。

西山先生、加藤先生、ありがとうございました。それと東山高と足立学園高の
生徒諸君は引き続いて頑張っていってください。応援しております。

 

(追記)昨日「石黒先生のがあったな」と書いたら、筑陽学園の生徒たちがそれ
     を見つけて喜んでくれたそうです。では石黒さんの本を採用しよう。

(追記)長崎の荒木先生、高1の娘さんの「『ユメタン』凄い!覚えられる!」とい
     うお言葉もかなり嬉しかったです。よろしくお伝えください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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夏休みの宿題を考え中

Posted on: 2010年6月16日(水) 12:10

  

 

 

 

 

  

  

  

  
夏休みの宿題を考えてるんですよねぇ。どうしよかなぁ。うーむ・・・
意味もなくたくさん勉強させて、提出だけさせるようなのはダメやし。

かと言って少な過ぎるのもどうかと思うしなぁ。

チームキムタツ関東支部の先生方が勉強会を立ち上げたそうです。
こういう動きは素晴らしい。

第1回の議題は「夏休みの宿題をどう出すか、どうチェックをするか」と
いうことらしい。あー、僕も参加したいなぁ。7月2日か・・・大会前やな。

無理やし(;一_一)

どうなったのかまたチームキムタツのメーリングリストで報告があるや
ろうからそれを待つことにしよう。

それはそれとして夏休みの宿題をどうするか。

①『ユメタン』ゼロの残りのフレーズを全て暗唱、暗写してくる。
②『東大英語基礎力マスターVol.3』の残りを全て解いてくる。

この2つは決定的として、これだけではどうしようもない。

③長文読解の薄い学校採択品を渡して、5長文ぐらいを全て読んで
  音読して暗唱して暗写してくる。

500語ぐらいから成る長文を単に解くだけでは、それが高2後半ぐらい
ならいいけど、中3や高1なんかでは丸呑みしないと力つかんわ。

だから③のための問題集を探そう。確か石黒先生のがあったな。

④英文法をベースにした英作文の薄物を、全問解いて、解答例を全て
  音読して暗唱して暗写してくる。

ここまでやったら出し過ぎかなぁ。でも総体が終わって部活動も引退し
てしまうんやから、これぐらいはできるかなぁ。2学期からでもいいかな。

というわけで、考えます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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使える英語を身につける

Posted on: 2010年6月15日(火) 20:44

 

 

 

 

 

 

 
いろんな出版社さんから本を出して貰えませんかと、ありがたいお言葉を頂戴し
そのたびにありがたいことやなぁと思うのですが、すみません、体が1つしかなく
その上あまり筆が速くないので、また縁があればと申し上げております。

いつか本を出してみたいなと思っていた十数年前が嘘みたいですが、しかしだ
からと言って妥協せずに良いものを書いていきたいと思っております。

昨日、安河内さんから「ブログ見ました!」とメールを頂戴しました。

以前、安河内さんと飲んだときに「日本人ってどうして『あいつは実は英語がで
きない』とか、『俺のほうができる』とか、そういう低いレベルでしか考えられない
んでしょうねぇ」と仰いましてね。

アメリカ人の人たちが見たら不思議に思うんでしょうね。お前ら、ノンネイティブ
同士で何をツマランことを言うとるんだ?って。

英語を研究してる人たちはそれはそれでいいとは思うけど、我々は研究者では
ないので、「いかに使うか」を常に念頭に置いて勉強すべきですよ。

今日は『ユメジュク』が初めて徳島県の県立高校さんでご採用頂いたというニュ
ースをアルクの原田さんに教えていただきました。

『ユメジュク』だけじゃなく、言うまでもなく『ユメタン』もそうなんですが、大学入学
後に「覚えてない」とか「使えない」ということがないように考えて作りました。

大学に合格させるために英語を教えてるわけじゃない。

『ユメ勉』に書いたとおり、大学や社会に入ってからちゃんと使える英語力を身に
つけてやりたい。僕みたいに35過ぎてから必死のパッチでリスニングの勉強を
しなければならないような目に遭わせたくない。

今日も『ユメタン』のテストを行いましたが、不合格になった生徒たちでもかなり
英語力が付いてきたように思います。

さすがに中学の検定教科書3冊まるまる暗唱して、英文法の授業ではひたすら
文例を音読して暗唱して、英語Ⅰの教科書も暗唱し、そして『ユメタン』ゼロの文
例をも覚えていってる彼らが、力が付かないわけがない。

中3夏休み過ぎたら『ユメタン』①を覚えてもらいます。

高1夏休み過ぎたら『ユメタン』②を覚えてもらいます。

高2夏休み過ぎたら『ユメジュク』を覚えてもらいます。

単語や熟語だけじゃなく、文ごと丸覚えしてもらいます。

授業でやった長文は全て音読を重ねて、パラグラフ単位で暗唱してもらいます。

これでたぶん英作文に特化した授業はほとんど必要ないと思う。英語を聞いた
り話したりすることも、かなり自由にできるようになると思う。

大学に入った後に困らないように、しつこくに纏わりついていこうと思っています。

 

 


kimutatsu

安河内先生が本をお出しになりました

Posted on: 2010年6月14日(月) 12:26

 

 

 

 

 

 

  
一昨日、安河内哲也先生と電話で喋っていたのですが、本当にタフですねぇ。
私もかなり元気玉ですが、哲ちゃんもかなり元気やなぁ。

あの人は飲んでいても前向きやし、悪口を言わないし、「悪口を言われてる方が
いいですよ」なんて笑ってるし、なかなかナイスガイだ。

で、安河内さんが『子どもを英語嫌いにしない11の法則』という本を上梓され
ましたのでご紹介します。

『ユメ勉』にも書きましたが、「授業を大事にしよう」とか「英語力を伸ばすのには
10年かかる」といったような当たり前のことが書かれています。

当たり前のことなんだけど、これが大事なのです。

僕はどっちかというとプログレスという教科書は使いにくいなと思ってるのですが
哲ちゃんはプログレスがいいと言っていて、そこだけかな、多少ズレがあるのは。

もちろん人によって意見が違うのは言うまでもないし、それぞれの意見を読んで
では自分ならどう考えるかという部分が、読書という知的作業には大事なのだ。

英語学習で大事なのは「4技能をまとめて学習する」ということです。これがもっ
とも大事なことです。だから「そろそろ英作文をやろうか」なんてのはおかしい。

偏った勉強方法なのです。

安河内さんも同じことを書いておられます。まさに『ユメ勉』と全く同じなのです。

「僕は英文解釈の専門家なんだよね」とか「英作文専門なんだよね」なんてこと
を普通のプロは言いません。仮に言う人がいたら、それは英作文の指導に関し
て関心が一番あるというようなニュアンスなのです。

この本は保護者や指導者向けに書かれた本ではありますが、教員志望の大学
生もぜひ読んでいただいて(できれば『ユメ勉』も 笑)教員になった時の指導に
生かしてもらえればいいなと思っています。

ちなみに・・・

私、今はある外国の方がお書きになったものを翻訳してるのですが・・・

英語は理解できるんです。100%わかります。それを日本語にするのって本当
に難しいですね。構造が違う言語を母国語に直すのはマジで難しい!

英語力以上に母語の力が必要とされます。英語ばっかり勉強してたらあかんな
と痛感させられました。英英辞典と英和辞典と国語辞典を駆使しております。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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総体に向けて

Posted on: 2010年6月13日(日) 19:53

 

 

 

 

  

 

  
今日は朝から灘甲定期戦があって、雨の中試合をしてきました。負けましたけど
何より総体前なので試合ができてよかった。悪い面をあと2週間で調整します。

灘甲定期戦は、灘と甲南とで行われる親善大会です。早慶戦ほどではないけど
かなり盛り上がります。陸上は灘が勝ったって言うてたな。野球は負けました。

雨で開会式や閉会式が中止になったのが残念でしたが、それぞれの部が雨中
にも関わらず頑張っていたので、それはそれでよかったと思います。

ちなみに6月26日から神戸市中学野球大会が始まります。

灘の1回戦は7月4日の第2試合。場所は灘校グラウンドです。

相手は垂水中学。

相手も負けたら引退なわけで、一所懸命に調整してくるはずです。選手たちには
勝ち負けに関係なく、100%自分のパフォーマンスを発揮できるようにメンタル面
もフィジカル面も調整していこうと言ってあります。

今日、背番号を渡しました。1番から18番まで。

部員は70名弱います。中3に限っても30名います。

30名の中で背番号がもらえるのが18名。12名がベンチに入れないんです。

前川部長と2人でいろいろ話し合いながらメンバーを決めました。そしてその18
名には背番号をプレゼントしました。一生の宝にしなさいと言って。

背番号は重い。

もらえた選手はもらえなかった選手の分まで頑張る・・・とは言いますが、そりゃ
言葉で言うのは簡単やけど、それは重い話なのです。

だからこういう話をしました。

 

もらえた選手ももらえなかった選手も、最後の最後まで今までどおり練習しよう。

 

もらえなかった選手たちも含めて、一緒に総体の1勝を取りにいきます。いままで
以上に気合を込めて、練習に励もうと思っています。

18名ではなく、最後の最後まで30名で練習しようと思っております。そして直接に
は関係のない中2や中1の生徒たちも最後まで手伝ってほしいと願っております。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

蛍雪時代のコラムです

Posted on: 2010年6月12日(土) 13:39

 

 

 

 

 

 

  
今年も旺文社の蛍雪時代に連載をさせていただいている木村なのですが、
蛍雪時代が教室に置かれていない浪人生や一般の方々のために、なんと
旺文社さんはパスナビというサイトで読めるようにしてくれています。

例年のとおり。

というわけで、今年の蛍雪時代のコラムは「ガツンとくる言葉」であります。
お読みになりたいという方はこちらからどうぞ。

毎月、テーマになる漢字を決めて、それに添ってコラムを書いていきますねん。

6月号のテーマは「志」ということになっております。よければお読みください。

 


kimutatsu

山手学院高の生徒諸君、頑張って!

Posted on: 2010年6月12日(土) 11:20

 

 

 

 

 

 

 

 

  
山手学院高等学校の女子生徒たちです。一昨日から昨日にかけて東京にいた
のですが、一昨日の夜は新宿で山手学院の本間先生と八王子東の石崎先生
が迎えてくれました。感謝感謝です。夜10時から晩御飯をご一緒しました。

その際に本間先生が使っている『ユメタン』①の表紙を生徒諸君から預かってこ
られたので、そこにサインをさせていただいたのが上の画像です。

生徒たちへの手紙も一緒に手渡しました。

多くの学校で『ユメタン』を使って頂いていますが、先生方から「生徒たちへの激
励のメッセージを書いてほしい」と依頼されることがあります。

カードか何かに一言添える程度であればすぐなのですが、便箋にびっしり書かせ
ていただくものですから、1校あたりに費やす時間がかなりかかります。

なのでお待ちいただいている先生方には申し訳ないのですが、そういう事情です
のでご理解いただきまして、よろしくお願いいたします。

『ユメタン』の表紙を生徒たちに返却し、手書きの手紙を印刷して配布した本間先
生からメールを頂戴し、生徒たちが飛び跳ねて喜んでいるとご報告頂きました。

僕はタレントでも何でもない一般ピーポーなのに、僕のサインで喜んでもらえたら
なんか気恥ずかしい感じもしますが、でもありがたいものです。

山手学院高の生徒さんたち、本間先生をはじめとする先生方のご指導に従って、
決して我流に陥ることなく、努力を続けてほしいと願っています。

それから『ユメジュク』に関しても多くの先生方や予備校の先生方からメールを頂
いています。これまたありがたいメールばかりで恐縮しております。

英語に限らず、言語ってのは使えないと意味がありません。

「私、フランス語ができるんです」
「そうなんや!じゃあちょっと喋ってみて!」
「いや、読むのは結構できるけど喋るのは無理」

これでは「できる」とは言えませんよね。

できれば『ユメジュク』のセンテンスを全て音読して、英語を使う場面に応用できるぐ
らいまで暗唱してしまいましょう。そうすればかなり英語力全体が高まります。

英語のどんな学習をしていても「いつか使ってやる」ということを意識することが大事
なのです。皆さん、頑張ってください!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

まずは覚えるべし!

Posted on: 2010年6月11日(金) 9:54

 

 

 

 

 

 

  
ある先生との対談があって都内某所におります。それについてはまた
明日以降にご紹介できればと。

次のようなメールを頂戴しました。札幌に住んでいるという高校3年生の
K.Aさんです。

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キムタツ先生、こんにちは!札幌の高校に通っている高3女子です。
いつもブログを拝見しています。この夏に札幌でセミナーをされると聞き
先生対象なので自分には関係ないのにわくわくしています。
今日は相談なのですが、私は北海道の高校生にしては珍しいのですが
東京の私立大学を志望しています。早稲田か慶応に入れればいいなと
思っています。でも模試などでは点数が全然取れません。英語だけでは
なくて古文や世界史なども合格圏内からは程遠いのが現状です。
特に長文読解で点数を取らないといけないのに、長い文章が読めないで
読んでいる途中で集中が途切れてしまったり、文章が何を言っているのか
わからなくなったりして、設問も解けません。過去問などもそろそろやって
いっているのですが、あまり正答率は高くありません。
これから夏に向けてどういうことをやっていくべきなのか、教えていただき
たいなと思ってメールしました。よろしくお願いします。あ、もちろんブログ
で回答してもらって構いません。よろしくお願いします。

*************************

ここに実は使っている問題集の一覧なんかも載っていたのですが、それは
割愛します。どれも書店さんで売られている長文問題集とか英作問題集
とか、そういうものでした。

結論から言えば、点数がとれない理由はおそらくひとつしかありません。

  
覚えるべきことを覚えていないからです。

  
勉強法云々という問題でもないし、使っている問題集が悪いわけでもなく、
演習をやる前に、多読をする前に、過去問などをやる前にすべきこと、つま
り、覚えるべきことを覚えるということをしていないからなのです。

もちろん演習をやりながら覚えてもいいし、多読をしながら覚えてもいい。

だけど演習をするためには、多読をするためには、ある程度の単語力とか
文法力が必要なのです。それがないと演習や多読をしても意味がない。

なのでKさんへのアドバイスとしては、学校で使っている単語集を夏休み
の終わりまでに何とか2周、文法の簡単な問題集をとりあえず1周やって、
それぞれを覚えてしまってください。

古文や日本史もそう。入試に合わせてやるんじゃなくて、夏の終わりまで。
そこまでに最低でも1周やってしまいましょう。

大事なのは覚えようとすることではなく、やる回数をこなすことです。

覚えようとすると緊張しますが、とにかく反復回数を増やすことが大事。
反復しているうちに覚えてしまいます。自然に覚えるぐらい反復する。

演習や過去問は秋からでも十分です。10月からでもいい。場合によって
は11月からでも十分間に合う。

大事なのはそれより基礎を固めるということです。

日本語でも何とか普通に会話したり読書したりできるのは、平がなとか
カタカナとか漢字とかをある程度は覚えているからです。

特にまだ6月ですからね。焦らなくていいので、着実に覚えていきましょう。
覚えながら演習力を身につける方法もあるのですが、それは『ユメ勉』に
書きましたので、そちらをお読みくださいね。

友達が赤本などをやっていると焦るかもしれません。

でもその友達もわけわからずやっているのかもしれません。やるべきでは
ないのに、受験生だからという理由だけでやっているのかもしれない。

基本的なことを覚えてからでも十分間に合います。まずは覚えましょう。

覚える学習→考える学習へ移行するのですが、考える学習をするために
は、まずは覚えるべきことを頭に叩き込むことです。頑張りましょう!

  

(追記)今日は超有名な外国人の方との対談です。楽しみです。
     英語の勉強法についても聞いてこようと思っています。

  


kimutatsu

東大のTさん、メールありがとう!

Posted on: 2010年6月10日(木) 9:51

 

 

 

 

 

 

 

 

  
東大文ⅠのTさんからメールを頂戴し、『東大英語リスニングBASIC』の
お陰で合格できたということでした。いや、こちらこそありがとう。

赤本でやってみたら全然聞けなかったので、学校で配布されたセンター
リスニングの冊子をやった後に、秋までじっくりこの本をやったとのこと。

夏の東大模試ではリスニングの点数が10点程度しかなく、焦っていたが
秋の模試ではどの業者のも20点以上取れるようになっていたと。

リスニングはちゃんとやれば、東大の場合は難しくない。

と言ってもやる人とやらない人とで最も差がつくのがリスニングだと思う。

なので絶対に合格したいという人は是非とも満点を狙って頑張ってほしい
なと思います。このBASICと『東大英語リスニング』で十分です。

浪人生で「もうやることがない」という人はSUPERまでやりましょうね。

メールをもらって嬉しかった。Tさん、東大ライフを満喫してくださいね。

 

(追記)安河内先生から新刊が送られてきました。安河内さん、多忙な
     はずなのに頑張るなぁ。ちょっと電話してみよう。またこちらでも
     その新刊はご紹介いたします。