KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 日記

kimutatsu

合掌

Posted on: 2011年8月15日(月) 19:17

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんのお見舞い、お悔やみメールを頂戴いたしました。ありがとうございます。
無事に通夜式も告別式も終わりました。伯母を見送ってまいりました。

家族葬ということで少人数だったのですが、そのほうが魂や想いが濃くなるんで
すねぇ。そういう形態は初めてだったので、ある意味良い経験になりました。

しかし・・・

ある人の人生を想うことってのはつまり、自分自身の人生を辿ることなんですね。

葬儀中、伯母の波乱万丈な人生を想うにつれ、そこに関わった自分の人生を辿っ
ては、人生のきっしょきっしょのシーンに胸を熱くしておりました。

人間が死んだときしか親戚なんて集まれなくなってくるものですが、伯母のお陰で
十年以上ぶりにいとこやその子供たちにも会えて嬉しかったです。

伯母の冥福を祈ります。おばちゃん、十数年前、うちの親父の件でいろいろと迷惑
かけたな。ありがとう。また何十年後かに会おうぜ。

 
(追記)先般のブログで「叔母」と書きましたが、「伯母」の間違いでした。
     漢字の使い方を間違えるなんて情けないですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

Take good care of yourself!

Posted on: 2011年8月13日(土) 14:27

 

 

 

 

 

 

 

 

 
お盆は家や実家にいるのが当たり前な仏教徒の考え方によれば、旅行に行く
なんてのは言語道断で、まして海外に出るなんてのはアンビリーバブルなわけ
ですが、しかし甲子園球場近辺はもう大騒ぎな感じなのです。

僕は奈良が故郷なので、今住んでいる兵庫の東洋大姫路も応援しているけど、
それ以上に智辯学園を応援しとるのです。

それはそれとして・・・

僕はようやく何もかもから解放されたので、本を読んだり書いたりし、疲れたら
親父の形見の安楽椅子に座って爆睡。起きてはまた本を手にとるという生活。

を、今日から始めました。

ところが先ほど北千里に住んでるおばちゃんから電話があり、僕が幼少の頃に
世話になった叔母が亡くなったとのこと。

通夜や葬儀は明日・明後日ということなので、北千里のおばちゃんを連れて行
かねばならぬ。

「たっちゃん!ちょっとおばちゃんな、足が大変なんや。連れてってや!」

わかってるがな。任しときぃな。負うて歩いたるわい。

それはそうと何かと世話になった叔母が亡くなったのはまた何かと考えさせ
られるな。そもそも昔から言われることやけど、お盆ってのはこっちにいらっし
ゃったご先祖様が連れていってしまうらしい。

僕も気をつけないと。

時節柄、気を遣ってビールなどを送ってくださる人がいるけど、そんな気を遣
っていただくより、その分を東北の方々のために寄付してくだされ。

僕はいまはもうほとんど飲みません。セミナー直後の懇親会ぐらいですがな。
健康のためにというより、特に飲みたいわけじゃないのです。

ビールよりもキリンレモンとか「ジャンボ」って名前のアイスクリームとかのほう
が好きで、書斎の冷蔵庫にはキリンレモンが冷えています。

明日は墓参りをした後で、叔母の通夜に行ってきます。かなり暑い日が続きま
すから、皆さんもご自愛専一のほどお願い申し上げます。

 
(追記)濵﨑先生から送っていただいたオレンジジュース、かなり美味しいです。
     ありがとうございました。あのサイズがまたいいですね。大きすぎず。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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workshop in KYOTO

Posted on: 2011年8月13日(土) 7:12

 

 

 

 

 

 

(ロンドンでこのTDKを見ると「また来たな」と思います。)

一般の方々向けの勉強会のお知らせです。NHK文化センター京都教室で
8月27日午後に英語の勉強会を行います。

「夢をかなえる英語勉強法」というタイトルで。

最近は学校の先生方向けに「どのように授業をすればいいのか」という感じ
のワークショップが多くなっていて、一般の方向けにはあまりやっていなかっ
たのですが、NHKさんが是非にということなのでお受けしました。

あまり多くなると指導しにくいのでマックス40名ぐらいでとお願いしました。

現在すでに20名程度の申し込みがあるということなので、まだ残席に余裕
はありますが、もう13日ですのでお急ぎいただければと思います。

お申し込みはこちらからお願いします

今回は勉強法の説明だけじゃなくて、実際に英語を使っていろいろと活動を
やってもらおうと思っています。僕の生徒たちに行った授業を再現しようかと。

というわけで、京都近辺の皆さん、どうぞ宜しくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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粛々とやるべし

Posted on: 2011年8月9日(火) 17:38

 

 

 

 

 

 

ロンドンの食べ物といえばフィッシュ&チップスしか思いつかないぐらいロンドン
の食文化は駄目駄目な感じやけど、フィッシュ&チップスはビールには合う。

ま、要するに白身魚フライなんやけどね。

前回59回生と一緒に行ったときに5キロ増で日本に帰ってきた反省を生かして
今回はほとんど飲まなかったし、フィッシュ&チップスを食べなかった。

おかげで帰ってきたときの体重は現状維持で、とても自分を褒めてあげたものだ
けれども、先般の東京での英語合宿で3キロ太った。

なにせ頭はひたすら使うんだけど、ホテルから一切出ないで英語の勉強や授業
力向上の勉強をしたので、英語のアウトプットはかなりやった一方、カロリーに関
して言えばインプットばかりの3日間だったのだ。

野球漬けになっているこの数日間で、網の上の秋刀魚みたいに真っ黒に日焼け
をして、さらに体重も順調に落ち、若干の熱中症を除けば体調はばっちり。

その大会も今日は0-13で関学に負け、明日は最下位決定戦を戦うことになった。
まぁしょうがない。弱いとか強いとか以前の問題だ。しばらく試合は入れない。

それよりやるべきことがある。

野球から帰ってPCの前に座ると、身体にこもった太陽熱が「頼むからベッドに身体
を投げてくれ」と懇願するが如く僕の脳みそを揺さぶっては偏頭痛をひどくするけど
だからといって横になると自分の魂が怒り出しそうな気がするので、まずは電源を
入れて、OUTLOOK EXPRESSを立ち上げる。

教師塾に参加される先生方からの返信が多数。

高1生徒たちからのメールが何通か。

手元にあるTo-Do Listに目を落として、さぁ頑張るべとMY DOCUMENTを開く。
「アルク」を開くか、「ベネッセ」を開くか、あるいは・・・

アルク  VS  ベネッセ  VS  S社  VS  D社 との闘い。

毎日繰りひろげられるこの闘いを楽しみながら、今日も夜まで執筆を楽しもう。
明日で大会が終わる。そうしたら24時間、本を書くことができる。

嬉しい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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今日から私学大会がスタート

Posted on: 2011年8月8日(月) 22:43


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日から私学大会。甲南中学と対戦して9-12で敗れました。昨日も書きましたが、
負けたことに関してはなんとも思わない。現時点では負けが多くても問題ない。
 
問題は負け方だ。どうせ甲南に勝てるわけがないという気持ちで臨んだのであれば
今後もしばらくは勝てないし、勝ったらあかんと思う。
 
まぁでもみんな一所懸命にプレーした結果、3点差まで追いついたんやから、まずま
ず良しとしようかな。
 

  
  
   
   
   
   
   
   
   
  
明日は関学との対戦。関学ってのはいい学校で、OBを非常に大事にしてくれる。これ
は灘も負けないぐらい大事にするが、関学の比ではないと思う。
 
それはそれとして、先輩を立てて負けろなんて言えるわけがないので、後輩が采配を
ふるう関学の胸を借りるつもりで、また試合をしてこよう。
 
日焼けが凄くて、やりたいことがたくさんあるのに何もできないが、まぁのんびりやろう。
昼間は部活動に勤しみ、帰ってから爆睡して、夜に本を書く。
 
今は夜の11時前。今から楽しく本を書きます。
 
 
(追記)18日の東京セミナー(定員100名)は130名ほどのお申し込みがありまして
    すでにキャンセル待ちとなっています。
    それから20日の広島セミナー(定員100名)も110名ほどのお申し込みがあ
    りまして、これまたキャンセル待ちとなっています。
    お申し込みになられました先生方にはお礼申し上げます。
 
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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新チームスタート!

Posted on: 2011年8月8日(月) 1:07

 

 

 

 

 

 
新チームのthe first gameがあって、滝川中学校相手にぼろ負けしました。
ぼろ負けってのはこういうのを言うんやってくらい負けました。

ま、しょうがないやん。

いま負けるのは問題ない。というより負けたほうがいいと思う。

問題は負けたくせに笑っている選手がいたら、そりゃ負け続けるでってことに
なるやろうということと、それを次の試合に生かそうとする姿勢がない選手は
きっとそのうち出番がなくなるでってことやな。

今日はちっともストライクが入らない投手がいて、でもあえて続投させました。
6回2/3を投げて、150球も投げた。

押し出し押し出しで1回裏に9点取られた。でも投手を変えなかった。

悔しい気持ちこそ人間を前進させるのだ。最近はやたらフォローを大事にして
失敗して叱責したらフォローするというのが定番になってるけど、そんなことば
っかりしていたら強い人間になれんじゃないか。

突き放す強さがないと、本当のピンチになったときに対応できない人間になっ
てしまう。進学校出身の人間は弱いと言われるが、それじゃあいかんよね。

もちろんストライクが入らない投手は使えない。

だけどいまストライクが取れなくても、半年後に取れるようになってくれれば、
その投手は、投手としてだけでなく、人間としても成長するのだ。

だから今日から始まる私学大会でもその投手は使う。もしもまたストライクが
入らなければ負けるけれども、「自分のせいで負けた」という気持ちが強けれ
ば強いほど、きっと彼なら立ち上がってくれるだろう。

もし誰かのせいにしてしまったとしたら、もうそこまでだ。そりゃエラーするよ。
人間ってのは失敗する生き物なのだ。それはしょうがない。

問題はエラーから何を学ぶかであって、エラーや敗戦を怖がっていては何も
できない。だからエラーした選手は怒らない。

むしろ怖いのは「負けたのは自分のせいではない」というメンタリティーなの
だ。「あいつのせいで負けた」と責任を転嫁する習慣のある人間は使い物に
ならぬ。失敗はすべて自分のせいだ。

その気持ちが普段の厳しさ、甘えを断じる姿勢につながる。

というわけで今日からしばらく仁川学院さんにお世話になります。私学大会
は親善大会なので、あまり勝ち負けにこだわらず、だけど厳しい姿勢で臨み
ます。お近くの方は仁川学院さんまで応援においでください。

 
(追記)駐車場はありません。阪急電車をお使い下さい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

生徒からのメールとアクセス数と

Posted on: 2011年8月8日(月) 0:27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
テムズ河沿いを散歩してると、こうした大道芸人さんに会うことができるのです。
マイケル・ジャクソンはじっと立ってるだけでした。全身ブルーに塗ったギタリスト
がビートルズを弾いていました。見てるだけで楽しかったですねぇ。

多くの生徒たちからイギリスでの感想が送られてきていますが、「英語ってのは
読む練習をするだけでは何の役にも立たないことがわかった」とか「喋る頻度は
負けたけど、文法や単語は僕のほうが勝ってたと思う」とか書いてありました。

もっと遠慮しないで喋ればよかった。
もっとたくさん単語を覚えないと。
中1以来の暗唱の積み重ねの勝利だ。
今後の英語の勉強にものすごい影響を及ぼした。

そういった感想を読んで、僕自身が魂を揺さぶられております。

頑張るで。俺も負けない。2学期以降の授業からは入試を見据えた内容がどん
どん入ってきますが、リスニングやスピーキングの力を上げることを怠ってしまう
と大学に入ってからが大変なので、それも一緒にトライしてもらおう。

それからこのブログですが、アクセス数が900万アクセスを超えました。毎日の
ように訪れては「更新されてないとガッカリしてる」と僕に言ってくれた灘の生徒
や「家族で読んでいます」と仰った保護者の方々がいて、それからはできるだけ
更新しようとは思ってるけど、なかなか毎日は難しいので許していただきたい。

いつもありがとうございます。

以前は「頑張って更新」していたこともあるけど、今は「楽しんで更新」してるので、
読むほうも気軽に読んでください。今後もよろしくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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Under Way

Posted on: 2011年8月6日(土) 7:15

 

 

 

 

 

  

(ロンドンでの僕の「書斎」です)

ロンドンからスタートした今年の夏の旅も小休止。昨日東京から帰ってきたけど
ロンドン→札幌→熊本→大阪→東京と続いて、今日からしばらく自宅にいます。

帰ったらロンドンから無事帰った生徒たちからたくさんのメールが。

確実に英語のリスニングとスピーキングの力が大幅に伸びましたというメールに、
また「英語は道具であって、目的ではないことがわかった。試験のために勉強を
するのではないことを痛感した」というメールにニンマリ。

そのとおりなのだ。

「ユメタンの単語を思い切り覚えようと思った」というのも。道具の数を増やした方
が豊かな表現ができるようになるのは言うまでもない。そのとおり。

熊本や大阪では私学の先生方の前でスピーチ。特に熊本ではひたすら英語を使
えて楽しかった(Some of the people listening to me were from the US.)。

皆さんの前で話したときは日本語やったけど。飲み会では英語を極力使った。

アメリカ人の大学の先生が「木村先生のメソッドで力が付かなければおかしい」と
びっくりするぐらい褒めてくださって、自信にもなったし、またプレッシャーも感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

  
東京では多くのヤル気満々の先生方の合宿にコーチ役として参加。英語力を上げ
るのには母国語の力がないと駄目という通訳の柴原先生の言葉に納得。

合宿では英語の音読、暗唱だけでなく、日本語(『山月記』や宮沢賢治の詩を使っ
ておられた)の朗読も取り入れておられ、柴原先生は凄いなぁと思いつつ見てた。

僕はもっぱら授業そのもののチェックをさせていただいた。

8月17日に行う英語教師塾in TOKYOも大盛況なので、そちらも頑張ろう。それと
矢部君に聞いたら、8月18日の単独セミナーin TOKYOはなんと130人もの先生
方が申し込まれていて、キャンセル待ちということらしい。

いい加減な気持ちで参加したくないので、今日から資料も含めて熟考します。

明日からは野球部の試合&大会が始まるので、また真っ黒になろう。今年はちょっ
と思うところがあって、練習試合をあまりいれてない。

西山クンに話したら「ぜったいそのほうがいいですよねぇ!」と。うん、俺もそう思う。
よく意味もなく「模試!」という受験生や保護者がいるが、それがナンセンスなのは
プロならわかるはずだ。それと同じで練習試合はまだ先でいい。

昨日の夜に帰ったら、生徒たちや保護者の方々、他校の先生方からの暑中見舞い
が多数。そうかもう暑中見舞いか・・・と思う間もなく、ベッドで気を失った。

返事を出さないとな。

特に生徒や保護者の方々からの暖かいメッセージを読んで、2学期も頑張ろう!と
強く思った木村です。それまでにたっぷりと勉強します。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

slowly walking toward my next dream

Posted on: 2011年8月2日(火) 1:47

 

 

 

 

 

 

 

 

バートランド・ラッセル卿の自宅の近くにあるラッセル・スクエアで見つけたリス
の写真です。ラッセル・スクエアだけでなく、街のいたるところにリスがいます。

ロンドンってそういう意味で、東京や大阪の公園と違って、なんか人と動物とが
共存しているなぁという感じがしますなぁ。

ロンドンの郵便とかホテルとか、そういうのは日本のほうがだいぶ上やと思う。
だけど公園に関してはロンドンのほうがいいなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
現在、某出版社から来春発売の問題集を作っていまして、とてもいい出来です。
書店さんには置かれない中学生用の問題集3冊セットですが、革命的だと思う。

この夏休み中に全てやってしまおうと思って予定を立てていますが・・・どうかな。

それが終わったらこれを、その次はこれというふうに、少しずつ仕事をしていって
来年からは仕事を減らそうと思っているのです。

次の夢に向かって、ちょっとずつ歩かないと、残り時間があまり長くないからねぇ。
その準備はすでに始めているけど、今の時間の使い方だと始めることもできない。

北海道の学校で、次の夢について語りました。宣言したからには叶えたいなと。

とりあえず今やってるそのシリーズについては、完璧な作品に仕上げねばならぬ。
そしてそれが終わったら・・・と思っているのです。

さて、頑張ろう。もう午前2時になる。身体がきついな(>_<)

 
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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北海道のセミナーにて

Posted on: 2011年8月1日(月) 22:00

 

 

 

 

 

 

 

 

  
北海道で先生方対象の授業力向上セミナーをやってきました。今年も昨年に
引き続いて、100名強の先生方がお集まりくださいました。

感謝感謝!

更にその前後に札幌国際情報高校、札幌東高校、立命館慶祥中・高校にて
授業見学や講演をしてきました。楽しかった。

セミナーの評価は昨年よりも高くて、満足のいくものでしたと石川君@アルク。
それなら良かった。

高2や高3で長文とか英作文とかを中心にした授業を進めることになるのでしょ
うけれども、その前の段階でリスニング中心の授業をして、頭の中に英語の巨
大なデータベースを作り上げておくと楽だと思います。

それから単語や文法の指導ですが、これも高3になって「こんな単語も知らない
のか?」ということになると難関大学への合格が厳しくなってきます。

単語や文法といった言語材料は早い段階で覚えていくこと。もちろん忘れても
構わないので、まずは徹底的に覚えてしまうことです。

そして長文に触れながら思い出していけばよろし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ただし覚える際に発音もアクセントも何もかも無視して、CDを使わないで覚え
てしまうと、つまり目で見て単語の意味だけを覚えてしまうと、これまた高3に
なったときに「あれ? 伸びない・・・」ということになります。

英語に限らず言語は「喋って聞く」のが使用の中心となります。「読む」ためだ
けの勉強に終始しないようにしなければ、結局は伸びないことになります。

そういったことを頭に置いて、我々英語の教員は指導すべきだと確信している
のです。昔の教え方が悪かったとは言いませんが、少なくとも昔は「喋る・聞く」
ということを考えないことが多かったように思います。

海外に行けばわかるはずです。TOEIC900点ある人でも苦労することが多い
のは、我々は日本語だけで生活できる国民だからなのです。

だから一時的に勉強してTOEICや英検で高得点が取れても、いざ使う段階に
なると、なかなかスムーズに使えないということが多いように思います。

だからこそ余計に「使う」ということを意識して、その一里塚として大学入試があ
るのだと考えればいいのではないでしょうか。

大学にも合格するし、入学後の飛躍にもつながる教え方・学習法・・・

ということをセミナーではお話ししているつもりです。そのセミナーが高評価だっ
たと聞いて、英語教育がどんどん変わっていっていることを体感しては、非常に
喜んでいるのです。北海道の先生方、ありがとうございました。
  
 


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