KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2009年9月13日

kimutatsu

嬉しいメール

Posted on: 2009年9月13日(日) 22:32

シーサー!

採点しています。採点中は、ここまで来たらブログを更新しようなんて感じで、
採点しているのです。マラソンの君原方式ですな。

あの電柱まで走ったら休もう・・・あの電柱まで来たら止まろう・・・

そう思いながら42.195キロを走り続けた君原健二さん。若い人は知るまい。

ユメタン②

さて、大阪のある先生からメールを頂戴し、「自分で『ユメタン②』をやってるが
リスニング力とスピーキング力が格段にアップしたのがわかる」とのこと。

嬉しいですねぇ。やらないとわからないと思う。CDは絶対に使ってほしいです。
『ユメタン』を使うメリットは、単語を覚えられるだけではないっていうことです。

英作文の力、スピーキングの力、リスニングの力、もちろん単語を覚えるので
読解力も全てアップします。そこがあの単語集のポイントなのです。

やった人でないとわからないと思う。英語の力をあげたい人はやってください。
やり方はいろんなところに書いてあります。まえがきにも、栞にも。

途中のコラムにも書いてある。

勉強法がわからないという人は、とりあえず『ユメタン』①と②を潰してほしい。
あのレベルをちゃんとやれば、あのレベルの読解力、英作文力、リスニング力
とスピーキング力がアップします。初心を忘れず、最後まで頑張りましょう!

 

(追記)『ユメタン』ゼロ(中学・高1レベル)ですけれども、前半と後半に分けて
     前半を「身の回りの単語を四の五の言わず、とにかく覚えろ!」的な
     作りにしようかなと思っています。単語は全てリストアップしました。
 
    


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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主体的な努力こそ

Posted on: 2009年9月13日(日) 21:22

秋の大会

今日は神戸市中学野球部秋季大会第1ブロック(つまり灘中が入ってるブロック)
の決勝戦が行われまして、ウチが1回戦で負けた本山中が優勝しました。

僕が主審を務めました。負けた鷹匠中の投手も凄かった。

主審をやりながら、「どうすればこういうチームが作れるのかなぁ」と思ってまして
試合後に神戸市優勝を何度もされている住吉中の久保監督に聞いたりもしてい
ました。「先生、どうすれば灘中って強くなると思いますか?」と。

久保監督「僕は木村先生の指導って凄いと思ってます。正直、中学入学時点の
スタートラインであれだけ出遅れてる灘の生徒らが、中3になるとメチャクチャ強く
なるのは凄い。1つだけアドバイスするとすれば・・・」

木村「何でしょう? 厳しいことでもいいので言うてほしい」

久保監督「我々はプロじゃないので、勝てばいいというわけではないと思います。
僕はその点で木村さんの指導は、ベンチワークも含めて素晴らしいと思ってる。
お世辞でもなんでもなく。だから勝てなくても焦らないことです。」

木村「いや、焦ってるわけじゃない。それに指導が素晴らしければもっと勝てるの
ではないかと思うんです。もっと伸ばしたい。もっと強くなりたいんです。」

久保監督「我々がやってる野球の勉強会に参加されますか?」

木村「いつやってるんですか?」

久保監督「夜とかですけどね。我々は放課後になかなか、特に平日は練習を見て
やれないじゃないですか。仕事が忙しくて。だからせめて指導者講習的な感じで、
野球を楽しくできるように、夜に勉強会をやってるんです。」

木村「わかりました。では喜んで参加します」

久保監督「ムチャクチャ忙しいでしょ?」

木村「忙しい。でもあいつら、勝たせてやりたいから行きますわ。」

久保監督「灘が今以上に強くなったら、正直辛いですけどね。まぁ、来るものは
拒まずですので、どうぞおいでください。待っています。」

ということで、強豪ばかりの監督さんがやっているという指導者講習に参加させて
もらうことにしました。灘中が強くなれば、灘高野球部も強くなるしね。

頑張ろうと思って。

試合後

1つ思うんですが、例えば一週間に3コマや4コマの授業をしたからって、生徒た
ちの英語力が飛躍的にあがるわけじゃないのです。

あれは授業を受けた生徒たちがちゃんと家に帰ってからやり直すから成績が上
がるのであって、その点では生徒が勉強する気になる授業こそが「世界で一番の
授業」っていうことになります。僕はそう思ってるんです。

生徒のモチベーションを上げてやれる、英語の面白さを伝えてあげられる、そうい
う授業こそが一番いいのではないかと。そのために教員は勉強勉強です。

英語さえできればいいわけじゃない。話術も含めて勉強です。

いくら英語ができても、伝える力のない先生では、生徒は眠くなる。だから英語教
師塾では、そういう部分を含めて、各先生がたの問題点を指摘するのです。

だとすれば・・・

やはり普段の練習や練習試合を通じて、選手たちが家に帰ってから、「よし!ちゃ
んと素振りしよう!」と思えるかどうかですね。

監督が練習を見てやれないときでも、選手たちが目的意識を持って、練習ができ
るかどうかです。そういう主体性を育てないとまったく強くなれないはずです。

選手たちには口を酸っぱくして言うてるのです。

「練習はみんなと同じ時間、同じクオリティでやってる。問題は家に帰ってからで、
ちゃんと素振りを毎日300本やっているかどうかで決まる。」と。

でも結局はレギュラーの、しかも一部の選手たちしかやってない。

素振りをやっている選手って、何も言わなくてもわかるんです。素振りをしてると
バットスピードが速くなってくる。筋トレも大事ですが、何より素振りです。

で、素振りはやはり自分で時間を見つけて、自発的にやらないとダメなんですね。

やってないってことは、僕の指導力不足なんだろうなと思います。もっと選手たち
に自分の気持ちを伝えていかないとあかん。選手たちではなく、僕が未熟なんだ。

あぁ、結局英語の指導も野球の指導もおんなじなんやなぁ。

先生にやらされてやっているうちは身につきません。主体的な努力こそ、身によく
つくのです。そして、指導者は彼らの主体性を育てるべきなんですね。

本山中学の生徒たち、試合後にとても嬉しそうでした。おめでとうございます。

灘の選手たちにはこれから頑張って、もっと強くなってもらおうと思っているので、
また明日から練習練習です。

 

(追記)決勝戦の主審は少し緊張したけど、いい経験になりました。

 


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