
福島の常円寺さんをお借りして開催されました英語スーパー夢合宿が
無事に終わりました。ご協力くださった皆さんに感謝申し上げます。
まずは開会式。阿部和尚様の檄が飛びます。

初日は英語の勉強法の説明と、英単語と英文法の勉強法から。特に
この2つは英語学習の土台の両輪なので、何よりも重視してほしいと
彼らに訴えかけ、効果的な勉強法について説明しました。

単語に関しては読んだり聞いたりしたものの中で知らない単語を
覚えていくのは言うまでもないけれども、多読しながら覚えるだけ
なのであれば、せめて1日に数時間の英語学習が必要なので、
そこまで英語に時間をかけられないなら単語集を併用するように
という話から入りました。
そして実際に英語の4技能に通用する覚え方とでも言いましょうか、
具体的に生徒たちにたくさんの英単語を覚えてもらいました。
英文法も同じような形で説明し、初日から濃いメニューとなりました。
中には「こんなにたくさんの単語が覚えられるなんて思わなかった」
と僕に言いに来てくれた生徒もいて、僕もテンションが上がりました。

福島テレビさんと福島民友新聞さん、それから講談社の『週刊現代』
さんの取材が入りました。
取材対象は前川君ですが、主役は勉強している生徒たちのほうです。

2日目は正しいリーディングの勉強法でした。ただ単に長文問題集を
解いて終わりという勉強法では、何冊の問題集をやったところで
芳しい結果は得られないよと説明し、実際に3つの文章にトライして
もらいました。そして復習を徹底的にやってもらいました。
ボランティアでご参加くださった先生方が多数いらっしゃいました。
東京や千葉、埼玉や石川、大阪や長崎、鹿児島などから手弁当で
駆けつけてくださり、生徒たちのサポートをしたり、添削をしたりして
くださいました。朝から夜までずっとつきっきりで。
これらの先生方がいなければ、成功しなかったでしょう。










最終日は生徒たちにスピーキングの勉強の仕方を説明したうえで
メモの取り方、スクリプトのおこし方を勉強してもらいました。
そして実際に55人全員がひとりずつ英語で自分の夢や福島の今に
ついて、数分ずつのスピーチを行いました。
55人全員がです!
彼らの英語を聞きながら、僕はもう泣きそうになっていました。
英語が苦手でと言っていた生徒も、堂々とみんなの前で英語を話し
ていました。否、英語で話していました。




閉会式は前川君の言葉。最後の最後は「君たちが大学生になったら
今度はボランティアスタッフとして参加してほしい」という言葉でした。
帰りに生徒たちから「本当に頑張った。英語がダメだった理由が自分
で消化できた。今日帰ってから新しい方法で努力します」という言葉を
もらって、ほんとに今回の夢合宿が成功した気がしました。
参加した生徒たち全員が、この合宿を離れてからも、主体的学習者と
して、自分の力を高めることを楽しんでもらえればいいなと思います。
お手伝いくださった先生方、和尚様、奥様、おばあさま、お世話になり
ました。ありがとうございました。
朝5時に起きてお寺の庭で音読している生徒たちもいました。
廊下で差し入れのお菓子を食べながら、一生懸命に暗唱してる女子
生徒たちもいました。
それぞれのシーンがいずれも感動的です。
来年からも続けていこうと思います。本当にありがとうございました。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日(8/8)の神戸新聞朝刊で僕の『人生の授業』を
取り上げてくださっていました。
新聞社さんから取材申し込みがあると、緊張します。
写真の自分の顔がひきつってるように見えるなぁ。