伊江島は沖縄のミニチュアと言われています。地上戦が行われ、
戦争が終わった後は米軍基地が建設されました。
戦争中は住民1500人、日本軍将兵2000人が犠牲となりました。
米軍の攻撃で伊江村の建物はことごとく破壊されました。
唯一、残っているのが上の写真の建物です。
公益質屋の跡なのですが、壁には大きな穴がぽっかりと空いて
いますし、無数の銃弾跡が残っています。
こういう建物こそ戦争の証人なのですが、保存をしようとする
とけっこうな額の公的資金が必要となります。
現在のところは、建物をそのまま残しているだけで、公的資金
に関してはまったく投入されていないということでした。
広島の原爆ドームほどではないにしても、この建物も歴史的な
証人として価値があるのではないでしょうかね。
教育委員会の方と話をしながら、ではどうすれば国が援助して
くれるのかということを話し合いました。
伊江島、沖縄が好きだという人でもあまり行ったことがないと
いう人が多いのではないでしょうか。
今でも島には基地をはじめとして、戦争の爪痕が残っています。
機会があれば、どうぞお立ち寄りください。
本部港からフェリーで30分ほどで着く離島です。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
伊江島といえばタッチューですよね。登ってきました。