KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2017年6月

kimutatsu

無理だとは思うけど

Posted on: 2017年6月20日(火) 9:47

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使える英語力を有しているかどうかを測定するためのセンター
試験の例として、次のようなものを作ってみた。

文部科学省、そして業者の方々、無理であることはわかってる
けど、お考え頂ければ。

こういう形式にするなら、どの業者が儲かろうと応援するかな。
ポイントはスピーキングの対策問題集が作れない点なのです。

でもまぁソフト面もハード面も無理やな。

********************

条件:リーディングとリスニングは現在の形式。ただし、配点は
リーディング50点とリスニング50点の100点満点。ライティング
50点は与えられたお題を書いて提出。GTECのライティング形式
みたいなので十分。スピーキング50点は次のような問題のうち
2題が出題されるが、どれを選ぶかは面接官が決定する。

問われる問題:
①What do you think about the relationship between Okinawa
Governor and the government, as to the US base problem?
②What do you think about the longtime rule of the government?
③What do you think about the relationship between MEXT and METI.
④What do you think is the ideal science education at school?
⑤As you know, Japan closed its doors to the outside world in the
Edo period.  Please explain to foreign people why Japan decided
to have an isolationist policy and what kind of influence the isolation
has had on the religious outlook of Japanese people.

こんな感じの問題のうちどの2題が出題されるかわからない。
受検した人の回答に対して、面接官が質問。そのあと5分ほど
会話を続けることとする。これにしても評価は主観的になって
しまうので、面接官は5名置くものとする。

4技能型のセンター試験としては理想的じゃない?

でも絶対に無理やろうな。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
じゃあ誰がどうやって採点するねん?ってのが最大の
ポイントなんですよね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

2020年度の入試に関して

Posted on: 2017年6月19日(月) 20:22

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今日の朝刊です。センター試験の英語ですが、今行われて
いる試験も併用とのことです。

いい結果になりました。

併用とは言いながら、記事によると多くの国立大学は今の
センター試験形式のを踏襲するとのことです。

まぁそりゃそうでしょうけどね。

業者の試験は入試に最も必要な客観性と公平性が保証され
ないですからね。特にスピーキングに関して言えば、
英検の二次試験も含めて面接官の主観が大きく影響します。

それでは入試としては不向きです。

僕が教えている73回生は、そういうわけで試験の名前こそ
センター試験ではなくなるかもしれないけれども、形式は
マーク式ということですので、あまり変化がないことに
なりました。生徒たちも安心していることでしょう。

文科省の決定が遅すぎましたね。でもよかったです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
壱岐の朝子さんからお葉書を頂戴しました。
ありがとう!ありがとう!

 


kimutatsu

父の日

Posted on: 2017年6月18日(日) 22:52

saki

甲南中学校・高等学校に朝からいたので、今日が何の日なのか
全く意識すらしていなかったのですが、さっき名古屋にいる
娘からラインが来ましてな。

父の日おめでとう!いつもありがとう!

ゴルフの練習場で何度も読んでニタニタしていました。

年に何回かしか会わない娘ですが、仕事を頑張っているようで、
「今日は飛び込みの営業や!」などとラインが来ます。

体に気をつけて頑張ってほしいなと、先輩や同僚と上手くやって
いければいいなと、遠くから祈っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は代休です。同僚たちとゴルフを楽しみます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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第64回灘・甲南定期戦

Posted on: 2017年6月17日(土) 22:37

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今日と明日は灘・甲南定期親善試合が行われます。なんと今年
で64回目というのです。第1回が行われたのが昭和28年。

阪神淡路大震災があった平成7年以外は毎年行われてきました。

運動部同士が戦い、勝敗の合計を競います。

わが中学野球部は今まで灘の19勝、甲南の37勝で、引き分けが
4回という戦績です。

そして今日は中学野球部の試合が行われました。

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試合には負けましたが、非常に粘り強く、いいプレーが随所
に出たように思います。選手たちは試合後にがっかりして
いましたが、僕はそう思いました。

特にセンターの岩崎が好プレーを連発していました。

明日は高校野球、高校サッカー、テニス、柔道、剣道、卓球
など、さまざまな競技が行われます。場所は甲南学園です。

僕は明日は応援だけですが、両校の生徒たちの熱戦を愉しも
うと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
甲南の生徒たちが大きい声で知らない僕にも挨拶して
くれるのが好きです。灘の生徒に見習ってほしいな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

kimutatsu

期末考査が近づいてきた

Posted on: 2017年6月16日(金) 12:31

sanseido

期末考査が近づいてきました。生徒たちからはそろそろ試験
範囲を発表してほしいという声がでています。

僕はもうすでに発表してあります。

『中学英語まるまるリスニングBOOK(標準編)』は春休み
の宿題だったのですが、中間考査ではL. 1~10までしか
範囲に入れていなかったので、それのLesson 11~40の30課
を15課ずつに分けて英語Aと英語Bに振り分けます。

出題形式はリスニングではなく、リーディング素材として出す
ことになります。リスニング素材であっても復習するときは
リーディング素材と同様に黙読音読を繰り返してくれている
はずなので、「しっかり読んできたでしょ?」を確認するため
の試験にします

英語Aにはリーディングのマテリアルを範囲として加えます。
英語Bには『一億人の英文法問題集』と『ユメブン①』とを
加えることになります。

生徒たちにはまたしっかりと復習してもらいます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
来週のチームキムタツ関西支部の無料勉強会ですが
一般受付をしています。中学生から企業戦士まで
多くの方々が参加されます。楽しみにしています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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国大協

Posted on: 2017年6月15日(木) 22:35

todai

大学入試センター試験に代えて2020年度に新テストが始まる
ことになっているのですが、国立大学協会が現在の英語試験
について、「現時点で廃止の可否を判断するのは拙速」と
する意見書を承認して、文科省に提出しました。

まぁ、そりゃそうでしょうね。まともな人ならそう思うやろ。

民間の資格試験を活用する方針という案がありますが、授業
でやっていることと入試とがかい離する学校も出てくるので
しょうがなしに高3の授業が対策的なものになってしまって
4技能型の民間資格試験を導入することによって、
結局はますます「使える英語」から離れてしまうでしょう。

過去問ばっかりやってる教室が目に浮かびます。

世も末ですわ。

文科省ももうそろそろ本音を言えばいいのになぁと思いつつ、
現場にいる僕のほうはどんな試験になろうとも満点近く生徒
たちに取らせてやろうと考えて、生徒たちの英語の総合力を
日々伸ばしているです。

文科省の人たち、授業見学に来てもらえませんか。

うちの生徒たち、中3ですけどかなり英語が話せるようにな
ってきました。日本について、日本文化について、日本人に
ついて、日本の芸術や歴史について、毎時間喋っています。

オールイングリッシュなんかではなく、しっかりと日本語で
解説をして理解をさせたうえで、4技能+アルファの力を
生徒たちには身につけてもらっています。

なんか国大協がまともで嬉しかったな。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
文科省がないと言っていた文書、やっぱりあったんですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

少しずつでも動き続ける

Posted on: 2017年6月14日(水) 23:10

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中間考査の結果(学年席次など)が出てきたので、授業中に
いろいろと話をしました。

「点数が高い人はそのまま努力を続けよう。低い人は点数が
低かったことそのものは全く問題ないよ。復習すればとり
返せるだけのことやからな。点数が悪いくせに復習もしない
ということでは全く意味がないから、間違えたところは
必ず復習しておいたほうがいいわ」

「点数が低かった人の最大の問題は、点数が低いことよりも
成績が悪いことやサボってしまうことに慣れてしまうこと。
そして頑張らない自分が当たり前になってしまうこと。
高2になったら頑張ろうとか、高3になったら頑張ろうとか
思っているタイプの人って、結局は高2や高3になっても
体が思うように動かない。」

「なぜなら人間の行動には慣性の法則が働くから。動いてい
る人は動き続けたほうが楽で、止まるとしんどい。逆に
止まっている人は止まり続けるほうが楽で、動くとしんどい。
少しずつでも動き続けていないと、さぁ高2だ!さぁ高3だ!
とか言っても、それまで止まっていた人は動くのがしんどい
ものだから、動き始めてもすぐに休憩したくなる。」

「だから小テストや定期考査などを利用して、動き続ける
習慣を身につけておいたほうが、結局は楽になるよ」

という話をしました。

少しずつでも動き続けないと、止まってしまうと逆にキツイ
というタイプになれば、活発に動いているほうが楽なので
他の人から見れば「努力してる!」と思えることでも
自分にとっては「努力してるほうが楽なんだ」という自分が
作れるというものです。

以前は僕も止まっているほうが楽で、できることなら休んで
いたいなという側だったので、生徒たちの気持ちもわかる
んですけどね。

「53歳の人生の先輩からのアドバイスな」と言いながら生徒
たちに話しました。

頑張っている子は今のままでいいのですが、頑張れなかった
子たちがこれからは「少しずつでも動き続けよう」と、
重い腰をあげることにおおいに期待しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
寒暖の差が大きいからか、風邪がはやり始めているそうです。
皆さん、気をつけましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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関学大OB・OG対象の講演を行います

Posted on: 2017年6月13日(火) 10:13

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関西学院大学の話ばかりで申し訳ないのですが、8月5日(土)
に関学大OBやOGの教員対象に講演をすることになりました。

関学教師の会主催です。

関学大を卒業して教員になった人たちの会の総会が、8月5日に
行われるそうなのです。英語科だけではなく、小学校の先生や
大学の先生なども対象になっている総会です。そういう立派な
会の総会で講演してもらえないかというご連絡を、関西学院大
の教務機構、教職教育研究センターの方から頂きました。

タイトルは『教員としての力の付け方』としました。

自分がどうやって力を付けてきたのか、教員になってからどうい
う勉強をしてきたのか、生徒たちをどう鍛えているのかという話
をさせていただこうと思っています。

関学を出て教員をされている方のお役に立てればと思っています。

どうぞ宜しくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英語教員だけではないということなので、英語の話より
もっと深い話ができると喜んでおります。

 


kimutatsu

関学大でのセミナー(6/24)に関して

Posted on: 2017年6月12日(月) 22:34

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僕の母校である関西学院大学です。美しいキャンパス。学生
時代はほとんど勉強せずに音楽やら麻雀やらばかりしていて
本当にもったいない時間を過ごしました。アホやったなぁ。

そして卒業してから約30年が経ち、まさかこんなできの悪い
劣等生が母校からフェローにならないかと打診されるとは
思ってもみなかったので、そう言って頂いたときには何かの
罰ゲームかなにかじゃないかと思ったものです。

で、フェローになったおかげでえらい立派な辞令を頂戴した
のに加え、関学大でセミナーをやるならやっていいよ的な
お話を頂戴することになりました。先般書いたとおり。

で、いつもならチームキムタツの勉強会は、僕のメーリスで
のみ募集し、加入されている方とその方が連れてきた人のみ
の参加にしているのですが、今回は関学大の大教室を使える
ことになった(なんと500人収容だった。先日は間違って
200人収容って書いたけど、正しくは500人)。

そこで一般の方々でも参加していただけますよと申し上げた
ところ、えらいたくさんのお申し込みを頂戴しました。

なかには中学生(with his parents)も。

病院にお勤めの方(お医者さんか?)も。

僕のほうは先生方を対象にして話をするというよりもむしろ、
英語を話せなかった僕がどうやって話せるようになってきた
のかという話と、どのように灘の生徒たちに指導しているか
という話をさせていただきます。

よかったらどうぞお越しくださいね。

お申し込みはこちらから。

なんせ定員が500人なので、ぎりぎりまで締め切らなくても
大丈夫じゃないかと思っています。

でも名簿を作る関係で、前日の23日の朝には締め切ります。

皆さんにお会いするのを楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
できれば電子辞書を持ってきてもらえれば嬉しいなぁ。

 


kimutatsu

総体が始まる

Posted on: 2017年6月12日(月) 7:07

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月末から総体が始まります。灘中学校野球部の1回戦は2日、
第1試合です。相手は飛松中学校です。

思えば昨年の夏。

新チーム結成後はほとんど勝てず、そのままこの春まで来て
淡路島の合宿では監督と僕とでノックの雨を降らせ、打撃
練習はテーマを決めていろいろとやってきました。

その後かな、少しずつ形になってきたように思います。

この総体で73回生の選手たちと野球をするのは最後になる。

どういう試合を見せてくれるのか、楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに僕は第3試合で審判をやることになりました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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