KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2017年11月18日

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英文法の補習(時制)

Posted on: 2017年11月18日(土) 11:33

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昨日は補習でした。英文法の「時制」を再学習しました。

希望者約50名が参加していました。生徒会の会議があったと
いうことで、途中参加の子たちも数名いました。

どうすれば時制に強くなれるのか。

それは動詞が出てくれば時制に敏感になることです。

で、敏感になるにはどうすればいいのか。

それは時制のそれぞれを完璧に理解することです。

どういう場合に現在完了なのか、どういう場合に過去完了な
のか、完了形と完了進行形はどう違うのか・・・

その完璧な理解は自習ではなかなか難しいですので、先生の
解説を聞くことになります。まずは理解ありきなのです。

23問の誤文訂正問題を使いながら、それぞれの時制の違いを
説明し、ではこういう場合は何を使う?ではこれは?じゃあ
これはどうだ?という感じで、数をこなしました。

多くの子たちがほぼ完璧に理解してくれたことでしょう。

ここまでで終わると、実はあまり伸びません。

人間の脳はすぐに忘れてしまいます。

だから「やってもやらなくてもいいけど、やったほうがいい
と思う」宿題を出して、補習を終えました。

現在形、現在進行形、現在完了形、現在完了進行形、過去形、
過去進行形、過去完了形、過去完了進行形、未来時制、未来
進行形、未来完了形、未来完了進行形・・・

この12項目につき、それぞれ10文ずつ、つまり120文を自分
で自由英作文してきなさいという宿題です。

やる子はやるでしょう。やらない子はなにかと理屈をつけて
やらないことと思います。

やる子は伸びます。やらない子は補習前とそれほど変わらな
いことになります。強制されないとできないという子では
結局のところ、人生で成功することはできませんので、まず
この程度の「宿題」の時点で強制されなくてもできる自分を
作ってもらいたいなと思って、強制宿題とはしませんでした。

彼らが家に帰ってからが勝負です。

補習に出たのはえらいと思う。

でも成績を伸ばすのは、家に帰ってからなんですよね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
補習プリントだけもらいたいんですけど、と言って
プリントを持って帰った子たちも、上に書いた「宿題」を
やってほしいと願っています。やれば時制の神になれる。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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