週末の模試のとき、その予備校の方と話をしていたんです。
リスニングの偏差値が、灘校さんはめちゃくちゃ高いですねという話になりました。
偏差値75以上に何人おるんやというぐらいいると。
あ、すみません、共通テスト模試の話です。
灘校だけではありません。いわゆる中高一貫校の偏差値がだいたい高いと。
一方で、公立3年間の学校のリスニングが伸びていないという話でした。
中高一貫の場合、中学校のときから計画的に英語耳を作ります。
普通の学校は。
灘校の生徒たちには、上の教材(中学英語まるまる)をやりました。
かなりタフですが、なにせ40ユニットありますからね。
計画的にこれを使って通訳トレを中学のときからやりました。
高校に入ると、共通テストを睨んでいろんなことをやりました。
これらはほんの一部です。
単に与えて「やってこい」だけでは伸びません。
リスニングの授業をちゃんとやりました。
共通テストレベルならさすがに満点取れるようにしたつもりです。
リスニングは「やっつけ仕事」では力が付きません。
計画的に行わないと、共通テストでもかなりタフですからね。
もちろん灘の生徒でもナントカナルと思っていた人は点数が取れていません。
100点満点の70点も取れていないという惨状です。
でも、さすがにもう教員にはどうしようもありません。
教材はたくさん手元にありますからね。
リスニングは得点源です。
でもやってる人とやっていない人の差がつくパーツでもあります。
受験生は満点を狙って日々のトレーニングを行いましょう。
対策的に「ただ聞いてるだけ」「ただ解いてるだけ」では全然伸びないですよ。
ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕も授業中一緒に声を出しましたので、ずいぶん英語耳になりました。
英語耳になるっていう日本語、なんか変ですけど。