KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2020年12月15日

kimutatsu

長文の読み方

Posted on: 2020年12月15日(火) 22:21

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えらい寒くなりましたね。びっくりするわ。さむ。
皆さん、コロナも気になりますが、風邪ひかないようにお気をつけください。

コロナウイルスってご存知のとおり、かなり前からある風邪のウイルスです。
ライノウイルスの次に風邪の原因となるウイルスなのです。

それの新型が今回の感染症を引き起こしている新型コロナウイルス。
そうなるとやはり寒いと新型コロナの感染症も流行しやすいんでしょうね。

ウェザーリポートによると今日から木曜まではかなり冷えそうです。
皆さん、気をつけましょう。

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高2の生徒(兵庫県立高校)から質問がありました。

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模試で長文が読めません。どうすればいいのでしょうか。
やるべきことがあれば、教えてください。
**********

長文が読めないということです。この長文が何語ぐらいなのかは書かれていません。
だいたい500~800語ぐらいのものを指すという前提で回答します。

長い文章を読むのが苦手な場合、いろんな原因があります。
①その文章を読むための語彙力があまりに不足している。
②イディオムや慣用表現の知識がなさ過ぎる。
③あまりのも読むのが遅い。文構造をとりながらでないと読めない。
④段落を意識する読み方をせず、文章全体を読んでしまう。

①と②については多くの受験生が抱えている問題点です。
こういった人の場合、せめて『ユメタン②』レベルは覚えておきたい。

③は、文章って「これがSで、これがOで」という読み方をするとわけがわからなくなります。
一度、日本語の文章を使ってやってみてください。
「菅首相がS、発表したがV」といった具合です。
おそらくゆっくりとしか読めず、したがって全体が見えなくなるはずです。
さーっと読んだほうが全体が見えやすくなります。

④は、いくら長い文章でも段落というものがあります。
800語から成る文章の場合、5~9段落ぐらいから成るはずです。

第1段落はこういうことが書いてある。
第2段落はこういうことが書いてある。
という具合に文章を読んでいくことになるわけですね。
文単位で読んでしまうと、わからない語があったら戸惑います。
段落単位で読んでいく読み方をするのです。

第1段落はこういうことが書いてあるんだから、この語はだいたいこういう意味だろうな。
こういう推測ができるようになれば、文章を読むのが上手くなります。

全体を読むというより、段落を読む感覚で読み進めてください。
そうするとだいたい100語から150語が読めればいいということがわかるはず。
それぞれの段落の語数がそれぐらいだからですね。

ただ、そうはいってもかなりの読書量をこなしながら、上に書いたことを体感するのです。
せめて今から入試まで1日1長文ぐらいは読むようにしていってください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
さくらが布団から出てきません。

 


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