
この写真は『ENGLISH EXPRESS』新年号からの抜粋です。
担当の方からご連絡がありまして。
朝日出版社のメルマガ「~英語を“楽習”しましょ~」というのがあります。
そこでこのインタビューの裏話が書かれるそうです。
朝日出版社のメルマガを読んでおられる方はどうぞ楽しみにして下さい。
それとアルクのHP上で英文法の指導法についてコラムを書きました。
4技能を伸ばすための英文法指導についてというタイトルで、指導者向けです。
こちらです。
英文法はネクステなどの4技能型問題集をやる人が多いようです。
そしてそれ自体は否定しません。
英文法学習の入口としてはいいのではないでしょうか。
でも、高3になってもネクステをやっているようでは駄目です。
おそらく何周繰り返しても忘れてしまいます。
道路交通法を勉強して、車を運転しないようなものです。
そのうちその法律を忘れてしまいます。
英文法を学んだら、必ず英語の文をひたすら書くことです。
英文法学習の入口は四択でもいいのですが、出口(ゴール)は作文です。
たとえば仮定法の問題だけを解いていても、英文を書かないと絶対にマスターできません。
英語のプロの場合、それがわかっているので自分でひたすら英作をします。
問題集をするというより、自分で文を作って書いていくのです。
場合によってはそれが板書という形になるかもしれません。
・僕の背がもう少し高かったら黒板の一番上に手が届くのに。
・お母さんが生きていたら、僕の合格を喜んでくれるだろうに。
・つまらないことを言わなければ、あの政治家も辞職せずに済んだだろう。
・あんな馬鹿な事件を起こさなかったら、あの人は今も教員をやっていることだろう。
・あなたに出会わなかったら、今の僕はありません。
・あそこのOBがなかったら、今日のゴルフは完璧だったのに。
こんな感じで、仮定法を一通り学んだら自分で思いつく限りの文を書きます。
そのなかでもし知らない語句があったら、調べます。
それによって語彙力も同時についてくるのです。
英文法を四択で終わらせると、英作文での文法ミスを減らせません。
それに英文法そのものを忘れていってしまいます。
言語の学習においては、その言語のルールを学ぶのは重要です。
が、正しく学ばないと時間と労力の無駄になってしまいます。
気をつけましょう。
ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕が高校のときはGRAMMARという単位がありました。
なので英語の勉強をかなりきっちりやることができました。