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kimutatsu について

kimutatsu / kimutatsu23748

kimutatsu

勉強会に参加して

Posted on: 2013年7月10日(水) 21:56

TK143

右が西山先生(帝塚山)、中央が宿口先生(金蘭会)、そして左側が
三原先生(近大附属和歌山)です。

チームキムタツ関西支部の幹事の先生方。

先週、関西支部の勉強会が金蘭会高校で行われましてね。 僕も行っ
てきました。

まずは西山先生が長文の授業をされました。

次に尾崎先生(京都国際高)がユメブンを使って不定詞の授業を。

最後に堀田先生(金蘭会)がパワポを駆使しながら進行形の授業 を
されました。尾崎先生と堀田先生はとても若い先生方です。

それぞれの授業が終わったら分析会です。

ここはこうしたほうがいいという指摘がいろんな学校の先生方から
出されました。特に若い先生方には勉強になったと思います。

大事なことは授業を見てもらうことです。

指摘を恐れて授業をしない人は、いくら理論が卓越していてもダメ
だと思っています。我々は良い授業してナンボの職種ですから。

僕も堀田先生のあとに授業をさせてもらいました。

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『ユメブン①』を使って、英文法の仕上げと英作文の土台作りをする
授業をさせていただきました。

自分は今の高3生徒たちにライティングの教科書を使いませんでした。

もちろん買って持たせはしました。

でも使わなかった。なぜなら使い方がわからなかったから。

どうやって使えば生徒たちの力を伸ばしてやれるのか わからない教材
は絶対に使いません。

形だけ授業していても意味がない。

『ユメブン』であれば英文法の知識の定着と国公立大二次レベルの英
作文を解く前段階まで生徒の力を持っていってやれます。

終わってから質問が相次ぎました。

詳細はまた夏休みのセミナーですべて行います。

英作文や英語のスピーキングの力を伸ばすための前段階をしっかりと
生徒たちに付けてやらないと、全くできるようになりません。

いくら良い教材を暗唱させても、ダメなものはダメだと思います。

僕は学生時代に『構文150』という教材を先生に覚えさせられた。

でもなぜ暗唱してるのか、それがどういうことにつながるのか、全く
わからないまま、ただ試験をクリアすることに意識が向いてた。

だからダメだった。

今は生徒たちにどうして『ユメブン』を使ってやってるのかという話
をしながら、僕も一緒に暗唱をやっています。授業中に。

ユメブンをやる際のテーマは2つ。

①英文法の仕上げ。
②英作文の土台作り。

英作文の指導って面白いです。こうすればよかったのかという想いで、
今は生徒たちの指導をしています。

今回の勉強会に参加された先生方の、多少でも参考になったのであれば
嬉しく思っています。

何よりいつも学校を貸して下さる金蘭会高校の校長先生や教頭先生まで
参加されて、僕の授業を受けてくださったのは感激でした。

ありがとうございました。

また幹事の3人もいつもお疲れ様です。またこれからも頑張りましょう。
関西の英語教育を盛り上げていってください。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
ユメブンの暗唱、めっちゃ楽しいです。


kimutatsu

そうだ、京都行こう

Posted on: 2013年7月10日(水) 21:51

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京都府立高校英語科の先生方によるオフィシャルな研修会がありまして
そこから講演というかセミナーというか、そういうものをしてほしいという依
頼があって行ってきました。

都道府県の先生方の英語研修会で話すのは兵庫県に続いて2回目。

今回は単語指導およびリスニング指導ということだったので、『ユメタン』と
『夢をかなえるリスニング』を使ってワークショップ形式で行いました。

場所は京都駅の近く。府立鳥羽高等学校さん。

例年より多いという80名ほどの先生方がお集まりになっていました。

京都ってのは広くってね。京都駅も京都やし、舞鶴も京都なのです。

奈良に接しているところから日本海までかなり広い範囲から多くの先生方
が集まってくださって、とても嬉しかったです。

懇親会もおおいに盛り上がりました。

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鳥羽高校の佐藤先生から参加された先生方の声を送っていただきました。
一部をご紹介します。

*********************

・英語の基礎力養成をどのようにしたらよいか大変参考になりました。自分の
英語力UPにも役立ちそうです。次回多読多聴のことも伺いたいです。

・灘高校の授業を再現してもらって大変よかった。今後に向けてのモチベーショ
ンにしたい。

・実際に授業をやっていただいたので、とても勉強になりました。ぜひまたワー
クショップに参加させていただきたいです。

・楽しく「授業」を受けることができました。音読の仕方、授業の盛り上げ方、い
ろいろなヒントをもらうことができました。

・とても元気になれました。 Never Give Up

・外国語教育の目的は世界平和だと私も常々思っています。灘といえども受験
ライクでなく、こういったポリシーでもって基本を徹底されていることが驚きでも あ
り、安心でもあり、私もここを目指したいと思いました。

・灘高校の先生ということで学力の高い子にだけ使えるようなテクニックかと思い
きや、私も重要視している音読トレーニングの方法など、学力の低い子にもすぐ
に応用していただけそうなアイディアをいただけてうれしかったです。

・とてもよい講演でした。どのようなテストをされているか気になります。

・熱い授業に心打たれました。“厳しい”先生になりたいと思いました。木村先生
に感謝です。

・意味を考えずにシャドウイングしている生徒もいたかもしれないと危機感を覚え
ました。意味を確認していたけど、考えながらオーバーラップ、シャドウイングす
るように伝えたいと思います。音のつながりのルールも生徒と学びあってやりた
いと思います。スティーブのスピーチ、音楽があるとすごい感動的になりますね。

*************************

感謝に溢れた声を読んでいると、行かせて頂いてよかったなという気持ちになり
ますね。こちらこそ皆さんに盛り上げて頂き、感謝しています。

公教育が盛り上がらないと日本の教育はダメやろうなと思っています。

公立の先生方はどんどん給料を減らされているし、かなり大変やと思います。

人を育てる仕事の大変さを理解していれば、彼らの給料を減らす選択肢はない
んちゃうかと僕は思うんですけどねぇ。

そのなかで僕のお話が一助となれば、本当に嬉しいです。

京都府の先生方、本当にありがとうございました。また逢いましょう!

 

今日もブログにおいでくださってありがとうございました。
新しいパソコンの設定がよくわからない・・・
せっかく買ったのに古いパソコンでしか更新できません。


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

なかなか人生ってのは

Posted on: 2013年7月8日(月) 21:21

nada03

熊谷主将のお父さんに送って貰った写真です。負けた後のミーティ
ングです。小さく見えている2番が主将です。

将来、社会のリーディングポジションに就いたときに、社会的弱者
の気持ちがわかってあげられるのは控えの選手かも知れんと僕は話
しました。

灘に合格し、成績優秀、クラブではレギュラー、現役で大学合格。

こういう人にはどうしても理解できないものがあるかもしれぬ。

試合に出られなかった選手たちは、出て負けた選手以上に悔しいや
ろうけど、だからこそわかるものがあるかもしれぬと話しました。

大学の合否も同じです。

進学校を出て、現役で難関大に合格したからといって人生の勝者に
なれるわけではありません。

人生に勝ち負けなどそもそもないのです。

問題は死ぬときに「自分の人生はこれでよかったのだ」と思えるか
どうか。想いを残すのは良くないわ。

その1点。

綺麗ごとではなくて。

ある程度の年齢にならないとわからんかもしれへんけどな。

負けたばかりの選手たちにどこまで響いたのかわからないけど、僕
からの最後のメッセージはそういうことでした。

先日、灘で講演してくださった方が「医者になる人が多いんですか。
頭いい人たちなのに、医者って・・・もったいないですね」と仰った。

おそらくそういう価値観のなかった生徒たちは頭をトンカチで殴られ
たような気分になったろう。

本当に医者になりたいと思うのであれば全く問題ない。

でも成績がいいから医者って価値観が進学校に蔓延してるのであれば
それはあまりにももったいないことです。

自分に課せられた社会的使命は他にあるかもしれません。

そういった他の価値観を見せてあげることも学校の役割だと思います。
その点では灘はとても良い環境にあると思っています。

野球で負けた選手たちが大人になってから「この人生で良かった」と
思えるぐらいに活躍してくれることを願っています。

この負けを長い人生の「勝ち」につなげてくれれば。

人生に勝ちも負けもないけどね。誰かと比べるという意味ではな。

でも自分の中での「勝ち」はあるからさ。後悔しない人生は全て勝ち。

 

 

今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
小杉健治の『父からの手紙』を読みました。感動して風呂の中
で泣きました。お勧めの小説です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

越谷北高校に行ってきた

Posted on: 2013年7月8日(月) 19:30

kimutatsu0016

画像と内容は全く関係ありません。先日、埼玉県にある越谷北高校
に行ってきました。山本先生に講演を依頼されまして。

それが写真を撮らなかったので、ブログに使えるのがないのよね。

生徒たちはとても楽しそうに講演を聞いてくれました。特に女子!
よく笑い、よく頷きながら、僕の話を聞いてくれました。

後日、山本先生から生徒たちの声を送って頂いたのですが、嬉しい
言葉に溢れていました。

*****************************

●木村先生のお話はとても楽しくて、今まで受験に対して持っていた
ネガティブなイメージが少し軽減された気がします。私もやる前から
どうせ無理だと思うのはやめようと思いました。

●木村先生のお話は、最初から最後までとてもおもしろい話ばかりで
楽しかったです。先生の体験談から英語の勉強法までとてもためにな
りました。単語はただ覚えるだけでなく、声に出して、耳で聞き、目
で見て覚えていかないと完璧に覚えられないということが分かりまし
た。今日学んだことをこれからの勉強に生かしていきたいと思います。

●全然堅苦しくなくてすごく楽しかったです。きっと木村先生の授業を
受けたら勉強が苦に感じなくなるんだろうなと本当に思いました。
英語はひたすら暗記ということをずっと思っていましたが、そういう
考えを持っていたから勉強が楽しく感じなかったのかなと思いました。
今まで自分になんで大学に行くんだろうとずっと悩んでいましたが、
今日の木村先生のお話を聞いて、うじうじと色々と考えるよりも、とり
あえず動こうと思いました。

●今日の木村先生の講演を聞いて、受験に対する否定的な感情や不安が
晴れたように思えます。受験のために覚えなければならないと思うより、
覚えれば自分の世界が広がると思って、前向きにこれからの受験勉強に
取り組もうと思います。「どうせ」なんて言葉は捨て、自分の夢をたく
さん見つけて全部かなえていこうと思います。受験勉強の中でたくさん
のハッピーをみつけられるようにがんばりたいと思います。

●今日、先生のお話が聞けて、今どうやって受験勉強を進めたらよいか
迷っていたので、とても役に立ちました。英語が苦手なので、先生のお
話にもあったように、単語を目で、耳で、発音して効率よく覚えていき
たいと思いました。最初から最後まで話がおもしろくて、聞いていて飽
きませんでした。先生の失敗談を聞くと勇気が出ました。「どうせ」と
いう単語を今日から封印します。

******************************

言うまでもなく、これはほんの一部です。

山本先生、そして生徒たち、本当にありがとうございました。こちらこ
そ元気をもらいました。とても良い気分で帰りました。

これからも努力を楽しんで下さい。

ほかの人たちの役に立てるパワフルな人間になってください。
おおいに期待しています。灘の生徒たちに負けないよう頑張って下さい。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
写真を撮り忘れたのは痛恨の極みです。山本先生、ごめんなさい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

夏が終わりました

Posted on: 2013年7月8日(月) 6:25

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夏の大会は1回戦で負けました。とてもいいピッチャーで、こちら
は梅月のヒット1本に抑えられてしまいました。

最後の試合でああいういい投手と対戦できて良かったです。

僕のほうは朝早くからの審判(しかも主審)でヘロヘロでしたけれ
ども、例年のとおり総体は楽しくやろうと選手たちに声をかけまし
た。ミスしても笑顔で試合をやろうと。

試合後は泣いている選手もいましたが、精一杯できたのであれば
良いのではないでしょうか。

nada02

高校野球部のほうも残念ながら負けてしまいました。本当は自分
の学年なので観戦したかったけど、中学と高校の1回戦が同じ日
だったのでそれも叶いませんでした。

試合は見てないけど、きっと精一杯戦ったのだと思います。

これで5年4か月続けてきた野球は引退です。気持ちを切り替え、
また今日から次の目標に向けて努力してほしいと願っています。

中学野球のほうは次は植村が主将です。

熊谷の学年ができなかったことを、彼らが主体的にやっていって
くれることを願っています。

できるだけのサポートはしてやりながら、また彼らの成長を見守
りたいと思います。

今の熊谷を中心とした学年もいい学年でした。

なかなか勝てなかったけど、それはそれで思い出になるでしょう。

高校野球部に進む生徒たちは、中学でやり残したことを卒業まで
にし尽くしてほしいなと願っています。

毎年思うことですが、もうあいつらと野球することはないんやなと
いう寂しい気持ちでおります。

この気持ちには何年顧問をやっても慣れませんわ。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
しかし審判と監督はさすがにきついです。
これだけ鍛えていても朝起きたら体じゅうが悲鳴をあげてる。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

今日は勉強会

Posted on: 2013年7月6日(土) 14:41

momo

月曜日の試験ができました。やれやれ。生徒たちには頑張って
ほしいなと願っていますが、まぁさすがにこの時期になってや
らんってのはもうね。

今日はチームキムタツ関西支部の勉強会があります。

金蘭会高校さんをお借りして。

何人かの先生方が授業をされます。

学校の枠を超えた研究授業ですね。プチ英語教師塾です。

僕は英文法の復習から英作文の流れを重視した授業をやらせて
もらうことになりました。

40名ほどの先生方が参加されるそうです。

暑いけど、金蘭会高校はとても快適なので楽しくやれそうです。

 

今日もブログにおいでいただき、ありがとうございました。
明日はいよいよ夏の大会です。こちらも楽しんできます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

白熱教室、3週連続1位になりました

Posted on: 2013年7月5日(金) 6:39

sanseido02

東洋経済onlineの方から連絡がありまして、3週連続1位を獲得
しました!ということでした。

「ありがとうございます!」と言いそうになったのですが・・・

よく考えたら僕が書いたわけじゃないので、おめでとうございま
すと申し上げました。いや、本当に凄いことです。

まじで凄い!あまりないと思うなぁ。

東洋経済onlineで取り上げて頂いただけでも日本の英語教育にとっ
てはとても意味のあることやと思います。

3週連続で取り上げてくださったというのは更に凄いことでしてね。
日本で一番注目されてる雑誌なのに凄いなぁと思っていました。

それが3週連続で1位というのは凄いの極みです。

安河内さんには本当に感謝しています。

彼とは来月か再来月に対談をすることになっていますが、またその
ときにでもお礼を申し上げよう。哲ちゃん、ありがとう。

keirindo

また東洋経済onlineの記事を読んでくださった皆さんにも心からお
礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

まだお読みでないという方はどうぞお読みください。

今週のは「灘高はリスニングをこう教えている」です。
↓  ↓  ↓
こちらからお読みください

お読みくださいましてありがとうございます。感謝しております。

 

今日もブログにおいでいただきましてありがとうございました。
こういう形の縁も嬉しいものです。感謝しています。
さて、今日から期末考査が始まります。


kimutatsu

ホームページが変わります

Posted on: 2013年7月4日(木) 17:07

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HPがリニューアルされますと書いてからえらい長いこと経ってる
やないかと突っ込んでる皆さん、そう急かしなさんな。

7月15日にリニューアルオープンしますねん。

ブログ以外は何から何まで変わります。

楽しみにしといてくださいや。

HPを作ってくれてる山元さんがおお張り切りで、テストページを
見せてくれましたが、おぉ!動画のページまである!

楽しみにしといてください。

さっき7月から秋までの僕の予定をアルク矢部君が送ってくれまし
たが、I cannot stop a nosebleed.なぐらいぎっしりです。

この中で調査書も書かねばならないのですな、高3なので。

がんばれ、俺。

 

 

今日もブログにおいでいただき、感謝しております。
お互い健康に気を付けて頑張りましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英作文の授業をやることに

Posted on: 2013年7月4日(木) 9:09

kimutatsu0054

7月6日の夕方にチームキムタツ関西支部の先生方が勉強会を開催
されます。30名の先生方が大阪にお集まりになります。

西山先生(帝塚山中・高)が中心となった勉強会です。

西山先生は読解の授業を参加者の前で披露するとのこと。

彼以外にお二人の若い先生方が英文法などの授業をされるということ
です。要するにプチ英語教師塾ですね。

僕が行くと皆さん恐縮されたり緊張されたりするので、あまり行かない
ほうがいいかなぁと思って、関東の佐藤先生や関西の西山先生に少し
遠慮している木村なのです。いや、まじで。

ただ、例年どおり総体の前日は飲みながらスターティングメンバーを決
めるのですが、6日がまさに夏の大会前日なのですよ。

ならばひとりで飲むよりみんなで飲みながらのほうがいいかなと。

西山先生と会場校である金蘭会高校の宿口先生に連絡。

「今から参加してもいいか」と。

さらには「せっかく行くなら授業させてもらえんやろうか」と。

お二人から「英作文の授業をしてほしい」というリクエストがあったので
開始時刻には間に合わないかもしれないけど参加することになりました。

京大や阪大ライクな英作文も実は簡単に書けます。

竹岡先生の本などを使って数をこなすことってやはり大事だと思います。

ただしその前段階が必要です。前段階のトレーニングが必要。

そのためのトレーニングを今まさに灘の授業でやってるので、その部分
を今度の土曜日に金蘭会高校でやらせてもらいます。

英作文の授業は英文法の復習も同時にできるので、僕は大好きです。

参加される先生方には電子辞書を持ってきて下さいと連絡してあります。
なければ英和辞典を2冊、和英を1冊、英英を1冊持ってきて下さいと。

楽しみにしております。

 

今日もブログにおこしくださいましてありがとうございました。
以前は英作文の授業が苦手でした。今は一番得意です。
  


kimutatsu

Take it easy!!!

Posted on: 2013年7月4日(木) 8:18

momo063

なんかあれですね、教員ってのは精神をすり減らす仕事が多くって
だから鬱をはじめとするmental diseasesになる人が多いんです。

でも、思うんですが、のんびりやりましょう。

わかってもらえたらラッキー。

わかってもらえないのが当たり前で、例えば「英語ってもっとこうやっ
って勉強したほうが伸びる!」って思ってる人がいっぱいいます。

プロ野球の観戦に行ってごらんなさい。

スタンドにいる人たち(僕を含む)は全員「和田より俺のほうが采配が
上手い!」という人たちばっかりです。

当然、野次が飛びます。和田監督は無視しています。当然です。

いちいち素人の考えを聞いていてはプロは務まりません。

僕のところにはNHKのプロフェッショナルから依頼は来ませんが、も
しも来たら「プロとは」の問いに「強い信念を持って仕事に臨める人」と
答えることになるでしょう。

誰から何を言われても揺るがない信念。

でもそういう強い信念を持とうと思ったら、今までの価値観を常に振り
返りながら「ここは間違ってるんちゃうかな」という反省と、セミナー等
に積極的に参加して「新しい自分」を作ろうとする努力が必要です。

動かなくて本ばかり読んでいる「エセプロ」は要りません。

そんな人が信念を持っても、それは迷惑で頑固な人ということになる。

特に英語の世界はそうです。数年前に現場を離れてしまった人はもう
現在の価値観を共有できません。

まして10年以上前に受験生だった保護者と、現在現場にいる先生方
との間に、英語勉強法に対する考えに齟齬が生じるのは当然です。

だから僕は自分の指導を理解してくださって子どもを委ねてくださる灘
の保護者には本当に感謝しています。

そして自由にやらせてもらえるからこそ責任を感じています。

信念。

しんどいなぁと思っているプロの人たち、自分はこんなにも動いている
という実績があり、自分はもしかして重大な間違いを犯してるんじゃな
いかと省みながらもスキルを伸ばす努力ができているなら、強い信念
を持って生徒たちに当たろうじゃありませんか。

momo064

それと休めるときには休むことです。体調が悪かったらすっぱり休む
こと。企業勤めの人のほうが休んでいます。

体調が悪くなくても休めるなら休む。のんびりしている時間がクリエイ
ティビティーを生み出すのです。人をクリエイトする側に余裕がないと
何も創造できません。

学校で仕事し、家に持ち帰っては採点し・・・これでは心が涙を流す
のも当たり前のことではないでしょうか。

体調が悪くても授業があるからと言って出勤し、声が出にくかったり
耳が聞こえなかったりしても出勤し、同僚が休むと自習監督に出て、
やる必要があるかどうかわからん補習を強迫観念的にやって・・・

精神のカタルシスを図る時間や余地などどこにもありません。

そうは言っても自分が休んだら大変なことになる・・・は間違い。

そういうのを傲慢と言うのです。

同僚の教員を信じて休めるときにはすっぱりと休むことです。
大事なことは自己管理です。無理して長期休暇になるのは絶対避け
ねばなりません。そっちのほうが生徒に迷惑をかける。

休んだときには携帯の電源を落として、明日の出勤の際には100%
の力が出せるよう、充電すべきです。

でも休まなくてもいいように、普段から体を鍛えておくことが重要です。
音読1時間、ウォーキング1時間の僕のルーチンはそういうことです。

僕の友人はそういうことが苦手で数年前に自殺しました。

大阪のある私学で国語の教員をしてたんですけど、亡くなってからブ
ログが見つかりました。

関学時代、僕も彼もギターでした。不器用を絵に描いたような奴でね。

人を育てるのは大変なことです。

自分の子どもをも放ったらかしてでも他人の子どもを育てねばならな
い仕事です。大変じゃないわけがない。

だからこそ「信念」と「自己管理」を大事にして、お互い頑張りましょう。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
教員は「ちょい悪」ぐらいがちょうどいいのです。
  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般