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kimutatsu

いよいよ入試

Posted on: 2012年2月26日(日) 3:12

 

 

 

 

 

 

 
待望の国公立大学の個別入試が始まりました。センター試験で取った点数を
持ち点に、いよいよ生徒たちが受験本番に臨みます。

皆さん、頑張ってください!

今年は出題形式が変わるんじゃないかとか、またいろいろ言われている大学
もあるみたいですが、力があれば形式なんてどうでもよろし。

形式云々に惑わされないで、堂々と闘ってきてくだされ。

それからリスニングのある大学を受験する人は、普段リスニングの勉強をして
いても、なかなか英語耳にならないものですから、試験の少し前から日本語を
封印して、英語中心の生活をしたほうがいいと思う。

いくら力があっても、発揮できなかったらあかんからな。

3月10日あたりが発表ですが、それまで落ち着きませんなぁという人は、いま
こそ東北を旅して、いろんなところを見ておかれてはいかがでしょう。

大学に入れば4月5月あたりはバタバタしますからね。

とにかく最善を尽くしてきてください。合格しないとあかんと考えると緊張します。
普段の力を出し尽くそうと考えればいいのです。判定は神様がします。

人事を尽くし、天命を待つという言葉がありますが、まさに「尽くし」ましょう。

では頑張ってきてください。応援しております!

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
25日から始まった野球の大会で勝ちまして、2回戦に進出
できることになりました。やったぜ!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

北海道通信と朝日中学生ウイークリーと

Posted on: 2012年2月22日(水) 17:04

 

 

 

 

 

 

(福島県立磐城高等学校&双葉高等学校のみんなと)

セミナーに行きますと、そこの学校さんから生徒たちに講演してやってもらえな
いかと依頼を受けることが多々あります。喜んでさせていただいております。

札幌に行ったときにもいくつかの学校さんで講演をさせていただきました。

よく講演料は?と聞かれますが、セミナーに来てるついでにやってるんだから
交通費も宿泊費も講演料も無料にしてくださいと言うと、喜んで貰えます。

ついでと言うたって、精一杯!一所懸命させてもらいます。

北海道に行きましたときに北海道大麻高校さんで講演したのですが、北海道
稚内高校の高木先生から連絡があり、北海道通信という新聞に載ってますよ
ということで、その記事をjpegファイルで送ってくださいました。

講演の内容をうまくまとめてくださっていて、嬉しかったです。

が、特に何の連絡もなかったのでびっくりしました。3段ぶち抜きのでかい記事
でした。講演風景が写真で載っていました。

北海道通信、誰か送って(>_<)

それから朝日中学生ウイークリーの2月19日号の最終面に僕の巨大な写真と
ともに、これまた4段ぶち抜いて「著名人が語る」のコーナーで、僕が中学・高校
時代について語っています。

 

 

 

 

 

 

 
この新聞ってどうやったら手に入るんやろ。朝日新聞社なんやろうな。朝日新聞
の販売店さんに言うたら買えるんやろうか?

 
 

 

 

 

 

 

(福島県立磐城高等学校にて)

朝日中学生ウイークリーもとてもうまく僕の話をまとめてくださっていましてね。

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人に迷惑をかけなければ、自分がこうだと思う価値観を大切にして
行動すればいいと思っています。それを言うと中学生や高校生から
よく「やりたいことが見つからないんです」と相談されます。
大人ですら見つけられなくて、とりあえず今の仕事に就いているって
いう人がたくさんいるので、だめに思う必要はありません。でも、やり
たいことを見つける努力をしないのは怠け者です。

*****************************

で始まる僕の話ですが、最後のところも本当にうまく書いてくださっています。
記者の猪野元さんって方が取材してくれたのですが、文章上手いなぁ。

*****************************

人の気持ちがわからない医者になってどうする、教師が人を教える
のに失敗を知らないでどうするんでしょう?人生なんていくらでもやり
直しができます。生き急がずに、いまを過ごしてほしいと思います。

*****************************

最初と最後だけ抜粋しましたが、北海道通信という新聞も合わせて、読んでく
だされば嬉しく思います。

特に朝日中学生ウイークリーは、若い人たちに対する僕の人生観を本当にうま
く書いてくださっています。よかったら読んでください。

 
いつも僕のブログに来てくださってありがとうございます。
今日はなんか暖かかったですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

東北は熱かった!

Posted on: 2012年2月21日(火) 19:28

 

 

 

 

 

 

 
この週末、通訳の柴原智幸先生と一緒に、アルクさん主催の東北チャリティー
セミナーで話をさせていただいてきました。

初日は仙台。2日目は福島県のいわきで行いました。

合わせて130名ほどの先生方がおいで下さいました。感謝しております。

また福岡の田中十督先生、濵﨑春奈先生、京都の西山哲郎先生、東京の加
藤仁恵先生が「お手伝いしたい」と声を上げてくださいました。

4人の先生方にもユメタンの使用事例などを語っていただきました。

それ以外にも福岡や金沢、東京、神奈川、岐阜などから多くの先生方が参加
されました。そして信じられないぐらい盛り上がりました。

今回は福島開催が日曜日だった関係で懇親会ができず、残念だったのですが
仙台では今までで一番盛り上がったんやない?ってぐらい盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

 
セミナーで我々6名が話した内容はさておき、アルクの方々を含めたスタッフ
全員が一枚岩であったことが成功の原因だと思っています。

損得勘定抜きに東北の先生方の、そしてひいては生徒たちの力になれれば
という気持ちがひとつになったのが良かったのではないかと。

そして言うに及ばず、参加された先生方ひとりひとりが主体的であったことで
す。「お客さん」ではなく、学んでやるぞという意識が高かった。

懇親会、当初は申し込みがあまり多くなかったのです。被災地の方々が多い
ことでもあるし、これはしょうがないよねと話していたのです。

ところが終わってから「参加したい!」「飛び入りでもいいか?」という声が相次
ぎました。結局、仙台80名の参加者のうち50名ほどが参加されました。

さらに帰ってきてびっくりしたことがあります。

それは今までのどのセミナーよりもお礼のメールがすでに届いていたことです。
東北の先生方から「ありがとう!」のメールが信じられないぐらい届いていまし
て、本当に嬉しかった。また抜粋してブログにアップします。

同じセミナーを受けても「良かった」という人と「良くなかった」という人がいます。
僕のセミナーはほぼ全員が「良かった」と書いてくださるのが嬉しいのですが、
それは僕が良いのではなく、参加された先生方が良いのです。

「良くなかった」とすれば、それは参加された先生方が受け身になっているケー
スが多々あります。そういう人は講師に疑問点を質問することさえできないで、
よくなかったよくなかったとばかり言っているのです。

僕のセミナーに参加される先生方は、懇親会で僕に質問をぶつけられます。
僕も真剣に答えます。そこに相互理解が生まれます。

だから皆さん、満足されてお帰りになるのではないかと思っています。僕のセ
ミナーは参加者が主体的だからこそ、毎回スーパー大成功するのです。

今回の東北もそうでした。

 

 

 

 

 

 

(福島県立磐城高等学校さんにて)

いっぱい泣きました。セミナーの途中で泣き出した先生やスタッフもいました。
そこにいたみんなが気持ちをひとつにしていたのです。

これで終わりではなく、始まりだと思っています。

復興はいまだ進まずですが、少なくとも我々にできることをしていきたいし、そ
れは柴原先生が仰ったとおり「英語の教員なんだから、英語の教え方や勉強
方法を説明することでお役に立ちたい」ということなのです。

第2回や第3回があればいいな。

秋田の草階先生から「講演に来てほしい」と依頼がありました。花巻の先生か
らのメールにもそう書かれてありました。なんぼでも手を貸します。

『ユメタン』を使っている生徒たちに直接著者から話しかけてやってほしいと仰
った先生も何名かいらっしゃった。なんぼでも話をします。

東北の多くの先生方の力になれたのであれば、そしてひいては東北の生徒た
ちの力になれたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

最後になりましたが、場所を提供してくださった聖ドミニコ学院さんと福島県立
磐城高校さんの先生方にお礼申し上げます。

義捐金は今までの人生で一番寄付をしてきたけど、お金だけじゃなくって何か
でけへんかなぁと思ってきました。昨年の3月11日以来。

やっと自分が東北の人たちの力になれた、そんな気がします。

出席カードに書かれていた、ある先生からのメッセージです。

*************************
何よりキムタツ先生と柴原先生が東北に来てくださったこと。
これが嬉しかったです。キムタツ先生の講演中、何度も泣き
そうになりました。ありがとうございました。
私たちは大丈夫です。でもまた来て下さい。待っています。
*************************

参加された全ての先生方とアルクのスタッフ、協賛してくださった企業の方々
に、心をこめてありがとうと言いたい。本当にありがとうございました。

木村達哉拝

 
今日も僕のブログにきてくださってありがとうございました。
僕も元気を頂戴したので、これから頑張ります!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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お礼状

Posted on: 2012年2月16日(木) 13:58

 

 

 

 

 

 

 
セミナーに来てくださった先生方に出席カードを書いて貰うことにしていましてね。
学校名、所在地、お名前を書いていただき、チームキムタツに加入したい先生は
メールアドレスも書いて頂いた上で提出してもらいます。

僕のセミナーの感想やメッセージを書いてくださる先生方がほとんどなのですが
そのおひとりおひとりに、お礼状を手書きで書くようにしております。

先日の札幌で行ったセミナーのお礼状を書いていますが、出席カードを見ながら
なのと、1枚1枚書くので時間がかかってしまいます。

100人ほど来てくださったうち、60人ほど書き終えました。絵葉書が我が家には
たくさんあります。あっという間に100枚の絵葉書がなくなります。

最初のほうに出した先生方からのお返事が届き始めました。嬉しいものですね。
文面から、とっても喜んでくださっていることがわかって。

以前、「お礼を言うのは参加者のほうであって、木村先生のほうではない」という
ありがたいお言葉を頂戴したのですが、でも来てくださらないとセミナーは成り立
たないのですから、僕のほうもお礼を言わねばなりません。

忙しい中、足を運んでくださったのですから。

それに会場の大通高校さん、札幌光星高校さん、大麻高校さん、札幌旭丘高校
さんの先生方にはとりわけお世話になったのです。

僕もお礼を申し述べる理由はたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

 
さて、今年は修学旅行で北海道に行きます。

5月22日が札幌市内観光。
翌日が赤平市の植松電機を訪問し、洞爺湖に泊まります。
3日目が有珠山へ行った後、ニセコ地区や寿都地区で体験学習。
最終日はルスツ遊園地へ行った後、ノーザンホースパークへ行きます。

楽しみだ。

さらに言えば7月末に札幌でアルクさん主催のセミナーがあります。たぶんまた
呼んで貰えるんじゃないかなぁと、勝手に決めつけております。

ということは最低でも今年中に2回は北海道に行けるということですね。

九州や東京にしょっちゅう行くことが多い木村ですが、こうして北海道にも伺って
多くの人たちと友達になれるのが嬉しいのです。

こういう感覚は若い頃にはなかったなぁ。若い頃は物欲や金銭欲が強かったが、
この年齢になると、誰かとつながっている感覚こそ無上の喜びになりますね。

自分でもびっくりですが、若い頃と現在の最大の違いは何かと問われることがあ
れば、そう答えることになるんでしょう。

チームキムタツに加入されている先生方も1600人ほどになりました。

多くの人々とつながっている喜びをかみしめながら、今日も10人ほどの方々に
お礼状を書こうと思っております。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
香川の石井先生、さぬきうどんを送ってくださってありがとうございました。
今日は丸亀高校さんが授業見学に来られたし、まさに香川DAYです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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木村、産みの苦しみ中

Posted on: 2012年2月15日(水) 23:05

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ある学校の先生からメールが来て、チャートの『5STAGE』を絶賛してくださった
ので喜んでいたら、別の先生からメールが来て、BOOK3が4月にずれこむなら
採用ができない、すみませんと・・・本当に申し訳ないなぁ。

と思っていたら、別の先生からも「出るの、4月になるんですって」とメールが。

95%はできている・・・と思う・・・のですが・・・。

ちなみにシリウスとか新中問とかにも簡単な読解問題が載ってるけど、あれっ
てあまり意味がないと思うんですけど、活用してる先生っているのかなぁ。

だって文法の問題集の中にある読解問題を使っても、文法力を読解問題の中
で応用できるかどうかなんてチェックできないよね。

僕は今の高1生徒たちが中学生の頃は、あの読解問題は飛ばしていいよと指
示したんですけどね。そんなことするぐらいなら単語覚えろと。

と言いながらチャートさんから「読解問題も作ってほしい」と言われたので、ない
頭を絞って、200語程度の長文を5つ書き起こしております。

テーマも内容も何もかも自由なので、とにかく読解や小説を5題作ってるところ
なのです。まだ1つもできてない。

あ、だから4月にずれ込むのか? だとしたら悲しいなぁ。せっかく待っていてく
ださったのに。申し訳ありません。

僕自身が文法問題集のなかの読解問題を使わないので、自分で作るとなると
どうもイメージできなくて困ってるのです。

ものすご頑張ろ。

角川書店さんと大和書房さんのも書かないと。おっと旺文社さんのも。

うー、やることがいっぱい。学校のことに絞ってるとこちらが手薄になるなぁ。

ちょっと効率を考えながら、全部同時にやってしまおう。ごっつ頑張ろ。

・・・とここまで書いてから1時間後に書きおこしの読解問題が1題完成しました。
が・・・これ・・・かなりいいじゃーん!!!嬉々として設問を作っております。

わはは!やればできるなぁ。

こういう問題だったら、文法問題集の中の読解問題でも効果的やなぁって文章を
1題作りました。設問も含め、かなり気に入ってますねん。あぁ、うれし。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
そういえば数研の佐々木君から聞いたけど、僕が文法の総合参考書
(『Forest』や『Dual Scope』や『ゼスター』みたいなやつ)を執筆中と
いう噂が流れているらしい・・・
せっかく噂が流れてるんなら、例文も理論も完璧なのを作ってみよか?
あれって複数の先生でバラバラに担当を決めて書くもんだから、どうも
ページや項目に統一性がないのが多いんよねぇ。
 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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本のご紹介を

Posted on: 2012年2月14日(火) 22:03

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかたくさんチョコレートを贈ってくださってありがとうございました。なかなか
すぐには食べきれないので、オフィスの冷蔵庫に入れて少しずつ食べます。

お気遣いありがとうございます。

先日、兵庫県の英語の先生方の前で講演を依頼され、話してきたのですけれ
ども、そのときにお逢いした新垣先生から本の紹介を増やしてほしいというリク
エストがありました。

今月、灘の生徒たちに紹介した本のコラムをこちらにもアップしますので、もしよ
かったらお読みください。

*********************

『向日葵の咲かない夏』道尾秀介

ストーリーの視点や展開が面白くて、なおかつ文章力のある小説が
三度の飯より好きなのです。それがあればとても幸せな気分に浸れ
ます。

展開がいくらエキサイティングかつエキセントリックであっても、文章
力がない小説は読んでいてイライラします。本屋大賞という賞があり
ますが知っていますか。全国の書店員さんが、その年に最も売りたい
本を投票して決定するのです。ところがそれを受賞した作品であって
も、「これが?」と思わずにはいられない文章の小説が思いの外たく
さんあります。確かに展開は興味深いかもしれないけど、こんなの何
の調査や資料がなくても、妄想だけで書けるじゃないかという本は薄っ
ぺらいし、実際そういう本の場合、表現も読者に迎合しているかのよう
な陳腐な言葉が並ぶことが多くて辟易してしまいます。以前、そういう
本が選ばれていて、がっかりしたことがあります。

また、芥川賞や直木賞を受賞しても、それで燃え尽きてしまって創作
から離れてしまう作家もたくさんいらっしゃいます。書く力があるのに
もったいないですよね。物書きの場合、文章を書き続けているからこそ
見えてくるものがあります。書き続けているからこそプロットの展開を
構成する力も文章を書く力も付いてくるものです。芥川賞や直木賞は
新人賞なのです。それがスタートラインなのに、よーいドンで燃え尽き
てしまっていてはナニヲカイワンヤなのですね。世の中には掃いて捨
てるほど作家がいるのに、売れっ子作家がほとんどいないのは、言う
なれば一種のデフレスパイラルで、著作業だけでは食っていけないか
ら他の仕事をする(タレント業など)→そっちのほうがメインになってくる
→創作から離れていく→文章を書く力が付かない→ますます売れない、
ということになっているのではないかと思っています。

「道尾秀介は裏切らない」という帯の文句を見てこの本を手に取り、レ
ジに持っていきました。浅田次郎先生や遠藤周作先生、宮本輝先生
の文章に慣れてしまうと、なかなかこれはという作家に出会えない上
に、自分の書く文章にさえ辟易としてしまうものです。その中で若手作
家の書いたこの本を推薦した理由は、「裏切らない」というスローガン
が決してオーバーではないと感じたからです。死後の世界を、予想を
覆す形でうまく、そして時としてはコミカルに取りこんでプロットを展開
させながらも、人間の深層心理をおどろおどろしく表現しているあたり
は、今までの作家にはなかったものではないかと思っています。今年
読んだ本の中では一押しの作品です。(木村)

********************

他にも面白い本はたくさんあるのですが、今日は道尾の作品を紹介しました。
まだ読んでない人はどうぞお読み下さい。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
読書は全ての勉強の基本です。どの本を読めばいいかわからん
という人は、とりあえずこの本を買ってみてください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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チャリティーセミナーが近づいてきた!

Posted on: 2012年2月13日(月) 13:54

 

 

 

 

 

 

 

 

 
仙台と福島でのチャリティーセミナーが近づいてきました。楽しみでなりません。
協賛していただける企業があればいいなと思っていたのですが・・・

・株式会社ベネッセコーポレーション
・カシオ計算機株式会社
・株式会社旺文社
・株式会社チャート研究所
・財団法人ビジネスコミュニケーション協会
・株式会社新興出版社啓林館
(お申し込み順)

と、主催する株式会社アルクさんも含めると7社も集まりました。

放送通訳の柴原智幸先生もヤル気満々で、楽しみにしてくださっています。

それからチームキムタツの中から田中十督、西山、加藤、濵﨑の4先生方も東
京や京都や福岡からお助け部隊として駆けつけてくれることになりました。

申し込みの先生方を見ると、これまた福岡や金沢、三重など、東北以外からも
多数集まってくださることがわかりました。ありがたい限りです。

受講料は無料!募金箱にお寄せいただいた義捐金以外にも、アルクから20万
円と、協賛企業からも義捐金をいただけることになりました。

全員が自腹切って集まって、懇親会もおおいに盛り上げるぜ!という形にしよう
と思っております。
 

 

 

 

 

 

 

 
あとは中身ですが、柴原先生が「英語の先生方が元気になる音読・発声トレー
ニング」を、僕が「英語の土台をいかにして築き、4技能を高めるか」という話を、
それぞれ実践例を交えながらワークショップ形式で行う予定です。

僕のほうは『ユメタン』と『ユメブン』を使って、使える英語力をいかに高めるかと
いう話をさせていただくつもりです。英単語と英文法力を高めることによって、読
解力もリスニング力も英作文力も英語を話す力も付きますので。

またお助け部隊の4名の先生方からのプレゼンも企画しております。

懇親会は田中、西山、木村がおおいに盛り上げることになるのでしょうけれども
福島のほうは日曜日開催ということなので、仙台の夜だけになります。

日曜の朝が6時集合で福島に向けて全員がバスで移動することになっているの
で、田中と西山はウコンの力を大量にキープしておいてくれ。

というわけで、いよいよ近づいてきました。

詳細はこちらをご覧下さい。

なお、仙台のほうはあっという間に満席になってしまいました。もういっぱいです
けれども、福島のほうはまだ残席があるということです。

行こうと思ってたのになぁという先生方、塾や予備校の講師の方々は福島のほ
うにおまわりいただければと思います。

アルクさんも儲けは関係なしにやっておりますが、たくさんのスタッフが集まって
いいものにしよう!と燃えていらっしゃいます。

東北の先生方にいい形で貢献できればいいよね。

今までは自分なりに多くの寄付をさせていただいたり、無料セミナーでもお金を
頂戴しながら、それを寄付させていただいたりしてきました。

でも正直、できることってお金以外ないのかなぁという思いは消えなかったので
す。もっとできることってあるんやないのかなぁと。

けれども、こうして多くの先生方や企業様の協力を得ながら、こういったチャリ
ティーセミナーを開催させていただけるようになったのは感無量です。

強烈に良いセミナーにしてやろうと思っております!

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
高校入試が終わって、ようやく一息ついております。

 

 
 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英検2級を受検して

Posted on: 2012年2月12日(日) 1:07

 

 

 

 

 

 

 

 

 
先日、すでに持っている人を除いて、高校1年生全体で英検2級を受検しました。
灘は高2まで模試がないので、こういうのを受けながら生徒の力をチェックします。

中2で英検3級。
中3でGTECのBasic。
高1で英検2級。
高2でGTECのAdvanced。
高3でTOEIC。

そしていずれを受ける前にも一切の対策をせず、授業を受けただけの状態で受
検してもらいます。過去問もなにも一切配布しない。

対策しても意味がありません。合格したり、点数を取ったりすることが目的じゃあ
りませんからね。授業がどこまで「使える英語力」の涵養に通じているのかが重
要なのです。そこがOKなのであれば、大学受験程度は大したことありません。

結果的にかなり多くの生徒たちが英検2級に合格しました。

それだけ書くと非常に良い成績なのですが、やはり落ちた生徒たちがね・・・まぁ
教員としては非常に気になります。

全員合格させてやりたかった。

と言っていてもしょうがないので、次は1年後に受検するGTECに向けて、使える英
語力と、日本にある大学の受験程度は突破できる処理能力を涵養してやろうと思っ
ています。

生徒たちも、そして僕自身も、さすがに高2になるのでたずなをしっかりと握りなおし
て頑張る集団であらねばなりません。頑張ります。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今日は灘高入試の合格発表&昼からは野球の試合です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

『贈与論』

Posted on: 2012年2月11日(土) 15:51

 

 

 

 

 

 

向こう側に札幌西の島田先生と大麻の金山先生が写っていて、とてもいい感じ
になっていますが(笑)北海道の先生方から頂いた誕生日ケーキです。

僕はお酒を誰かと一緒にいただくのが大好きなので(自宅では飲まないように
してる)甘いのも好きと言うと意外な顔をされますが、大好きなのです。

特にケーキ&チョコレートな。あ、それとおはぎ。

止まらなくなるよね。ケーキバイキングなんかに行くと、胸焼けと闘いながらも、
人はどうしてこんなにも食べてしまうんやろうねぇ・・・というぐらい食べる。

というわけで、北海道でもケーキを頂きました。感謝感謝です。

 

 

 

 

 

 

 
卒業式で学校長がマルセル・モースの『贈与論』という本の話をなさいました。
いい話だなぁと思って聞いておりました。

経済活動って、基本的にお金が動いてナンボなところがあります。

お金が作られる前には物々交換が行われていましたが、それでは物々交換っ
てのは経済活動ではなかったのでしょうか。

それは違いますよね。むしろそこからのスタートだったわけです。そしてそこには
物だけでなく、心の交流もあったと言われています。精神的な価値をも交換する
ということです。相手への信用がないと交換できません。

難しい経済の話は置いておくとして・・・

この、誰かに物をあげ、そしてそれに対してお返しをするという、極めて当たり前
の行為が、実は現代では軽んじられているように思うのですね。

例えば挨拶がその1つです。

誰かから年賀状が来る。これは挨拶です。誰かから会釈をされる。これも挨拶
ですね。

それに対してお返しをしないとします。

年賀状の返事を書かない。お返しの会釈をしない。

もらいっぱなしだと、なにやら気持ち悪くてしかたがないという部分にこそ、その
人が持っている心の温かみがあるのだとモースは述べています。

そしてそれこそが経済活動の基盤(=信用)となるのだということです。

現代こそお互いに共同して生きていかねばならない時代ですし、そのためには
スムーズな贈与交換と、それに基づいたお互いの信頼を築くことが重要ではな
いかなぁと思っています。

挨拶ができない人が、大人でもたくさんいます。とても残念なことです。子どもた
ちが挨拶しないと注意するのに、自分はできないという人もいらっしゃいます。

何が良くて何が悪いか、価値観は人によって異なるのは言うまでもありません
けれども、しかし独りでは生きていけない我々ですので、贈与交換の基本であ
る挨拶は大切にしたいですね。

挨拶こそ、共同生活の仕組みを維持するための有効で、かつ非常に簡単な手
段なのです。

そう思って、今朝からずっとやっていたことがあります。7時間もかけて。

いただいた年賀状やお礼状の整理をしてみました。

すると・・・

年賀状をいただいておきながら、返事を出していない相手がお二人もいらっしゃ
ることに気付いて愕然となりました。まぎれてしまったんですね。

とても気持ち悪くなると同時に、本当に申し訳なくなりました。大変失礼なことを
してしまった。

生徒にはエラソウに「挨拶しなさい」と言っているのに・・・

相手の挨拶を無視する形になってしまいました。とても気持ち悪い・・・

僕は特にモースが言うような「心の温かい人間」ではないですが、しかしこんな
にも気持ち悪いものなんですね。でも多少の「心の温かみ」が残っていてよかっ
たと考えるべきなのでしょうか。

とにかく今から返事を書きます。

さすがに年賀状ではなく、寒中お見舞いという形で。

それとモースの『贈与論』ですが、ちくま学芸文庫から出ています。ハードカバ
ーは勁草書房から出ているのがあります。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
挨拶、大切にしたいですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

卒業式

Posted on: 2012年2月9日(木) 22:28

 

 

 

 

 

 

 

 

 (札幌セミナーでの様子です)

北海道の先生方からのお礼メールやお葉書きが止まらなくて、本当に嬉しく
思っています。感謝感謝です。

今日は本校の卒業式がありまして、64回生が卒業していきました。

灘の卒業証書授与は呼名のときに、生徒たちがひとりずつ壇上に上がって、
校長先生から証書を受け取るのです。

在校生からは先輩の名前(やあだ名)を呼ぶ声が飛びます。

たまに卒業生が簡単なパフォーマンスをしたり、各クラブの代表が「野球部卒
業生起立!お世話になった○○先生に礼!」みたいなことをするのです。

で、僕は以前からこういうのって良くないなと思ってきました。

こんなにも大人な集団なのに、どうしてセレモニーという、言うなればもっとも
大人らしさを発揮できる場で、子どもみたいなことをするんだろうと思って。

騒ぐのであれば、終わってから騒ぐ場があるし、クラブの先生にお礼を言うの
は卒業「式」ではなく、卒業「後」のクラブの集まりでいいのではないかと。

式典というのはそういう場ではない。

今日も朝から多くの先生方が「またあぁいうことをする生徒が続出して、せっか
くの卒業式が間延びするんやろうな」と、職員室のあちこちで話していました。

1組が始まって、一発目は誰がするのかと思っていたら・・・10人過ぎたところ
で僕の前にいた先生が「珍しいな」と呟かれた。

半分過ぎたところで、また別の先生が「こいつら大人やなぁ」と。

そして1組が終わって、僕の周りの先生方が一斉に目と目を合わせて「これ
は・・・」という顔をされたのです。

式典が終わったとき、我々教員はみんな彼らを褒め称えていました。

そう、誰もパフォーマンスをしなかった。結果的に誰もしなかった。変な格好を
してる人はいたが、まったく印象に残らなかったし、話題にも上らなかった。

それぐらい64回生は立派でした。

終わってから、とてもいい卒業式でしたねと、彼らの担任団に声をかける先生
方がたくさんいらして、担任団の先生方も照れておられたけれども、なにより
彼らの6年間の指導の賜物なんだろうなと思いました。

本当にいい卒業式だったなぁ。代表生徒K君の答辞も本当によかった。

僕の生徒たちが卒業するのは2年後。間違いなく僕は泣くなぁ。

そのときもまた今日の先輩たちに習って、いい卒業式を作ってくれればいいな
と、うちの学年の先生方で話をしながら帰りました。

64回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。そしていい卒業式をありがと
うございました。入試では力を発揮できるよう、残りの日々を頑張って下さい。

そして世界の人たちの幸せに貢献できる、素敵な人材に育ってくださいね。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
感謝しております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記