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kimutatsu

秋が終わりました

Posted on: 2008年9月7日(日) 18:00

灘中野球部

まだまだ残暑が厳しい日々が続いているのですが、灘中野球部に関しては
秋が始まる前に、早くも秋が終わりました。次は春を目指して頑張ります。

最終回の裏に同点に追いつく粘りを見せ、延長戦までもつれこんだのですが
最後の最後は相手の強打に屈する形となりました。

残念無念!(┬┬_┬┬)

ただね、生徒たちにも言うてたんですが、技術的には格段に進歩してるのです。
夏の最初に比べると上手くなった。今日もダブルプレーを1つ成功させました。

プロ野球や甲子園の大会では普通に見えるダブルプレーですけれども、正確さ
が要求されますので、こういう中学の地方大会レベルではかなり珍しい。

なのにどうして負けたのか。

僕はメンタル面にあるんじゃないかなと思っています。

相手が先制点を取ると一気に「負けるんじゃないか」と思ってしまったり、速球
投手と対戦すると、やる前から「打てないんじゃないか」と思ってしまったり。

勝負ごとというのは受験も含め、相手を呑むぐらいの気持ちが大事です。

もちろんそれは日々の練習(や勉強)によって培われる自信が根底にあります。
あれだけやったのだから絶対に勝ってみせるという気持ちが大事ですね。

そりゃ相手も必死にやってる。

必死にやってるもの同士なんだから気持ちの強い人が勝つに決まっています。

秋の大会は終わってしまいましたが、次は春の大会に向けて、メンタル面での
課題を克服するべく練習や練習試合に励んでいこうと思っております。

負けん気の強い木村は実はかなり悔しいのですが、気持ちを切り替えまして
「春」に向かいます。「灘が快進撃」と言われるように頑張りますから。

選手諸君、この無念さは3月の大会で晴らそうやないか!

負けはしましたが、頑張った選手たちに応援のクリックをお願いします!
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(追記)応援のメールをくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。
     次こそはご期待に応えますので、ご支援ご協力をお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

頑張る人たちは素敵だ

Posted on: 2008年9月5日(金) 11:44

酒井さん

昨日は酒井社長と晩御飯を食べてきましてね。楽しかったのですけれども
笑いすぎてちょっとだけお腹の筋肉が痛いです。いやいや、ほんとに。

出版業界の現状や課題などについて議論していたはずなのですが、いつも
どおりに気がつくとはじけておりました。酒井さん、最高ですわ。

実は10月に単語集を出すのですが、それの話もしておりました。

それから来年にはある出版社から勉強法の本も出すのですが、その話も。

結局どういう本を出しても売れないとあっという間に書店さんの書棚からは
消えてしまうのが現状です。売れないのですからしょうがありませんよね。

僕の本はおかげさまで何とか書棚に置いていただいている書店さんが多く、
感謝しておりますが、それでもこれからどうなるかわかりません。

僕の本も「売れる」っていうても年間に各2000冊程なので、例えば一般書の
○万部突破!なんてのに比べると全く売れてないといってもいいのですが。

それでも他の問題集に比べるとまだ多少は売れているということだそうです。

一般書でも映画になるようなのは売れてますが、そうでないものは悲惨です。
まったく売れてない。本は売れないのです。なので専業作家は食えない。

書店に行く人は多いかもしれませんが、雑誌をはじめとして、本が売れない。

出版社サイドとすれば、ではどういう本を出せば読者や書店さんのニーズに
合うのかを考えるようにしないとダメだよねという話で一致しました。

僕の周囲は本好きが多く、年間最低百冊は読んでいるというケースもある。
物凄い人だと数百冊読むという人もいらっしゃる。

でも20冊も読まないという人のほうが圧倒的に多いのが実情なのです。

日本人は忙しすぎるんでしょうかねぇ。

晩御飯を食べ終わったら、ゆっくりと寝るまで読書を楽しむなんて時代は
もう来ないのかなと思いつつ、でも物書きの端くれとしては頑張ろうと思い
ながら帰宅いたしました。酒井さん、ありがとうございましたm(_ _)m

酒井さん2

それと酒井さんとは全く関係ない話ですが、「キムタツお勧め参考書フェア」
というのを複数の書店さんが同時に行って下さる企画を考えているそうです。

今はその参考書や問題集をリストアップしているんです。英語だけなんですが
それぞれ「英単語」とか「文法」とか「英作文」とか分野ごとに選んでいます。

あちこちの書店さんで同時に行うということですから、お楽しみに(^-^)

三省堂書店さん

僕のほうは日々の授業をちゃんとやって、野球を楽しくやって、そのうえで
自分の書きたい本をひたすら夜になると書くという日々がまた始まりました。

毎日のように仲間がメールをくれます。嬉しいことです。

昨日書いた桂枝雀さんの落語CDを買ったという東京の先生からは、次の
ようなメールを頂戴しました。

*********************

先生、桂枝雀さんのCD毎日聴いています。
通勤の行き帰り、私が購入したのは二話分しか
入っていないので、繰り返しなめるように
聴いております(^_^)v

面白いだけでなく、いや、勉強になりますね。

「間」があるからそれ以外の部分がより引き締まる。

そんな感じを受けております。

YouTubeでは動画も見られるみたいなので、
合わせて楽しんでいます。

今聴いている「落語大全」のシリーズを制覇する予定です。

と言っても、40巻もあるんだけれど…

楽しみながら、うん、うん、と言いながら、
40巻を「潰して」いこうと思っています!(^^)!

2月の教師塾以来、私の中で何かが変わったと思います。

いいものはどんどん真似をして、
自分なりにアレンジして、ますます取り入れていこうと
考えています。

そのような機会を創っていただいた
木村先生には、本当に感謝しております。

**********************

この先生も第1回の英語教師塾に参加され、研鑽された後に第3回のにも
参加されました。第1回では僕から少し厳しいコメントをされた先生です。

ところが第3回の授業では驚きました。物凄く上手くなっていらっしゃった!

他の先生からも「すごく上手くなりましたね」というコメントがありました。

熱心な先生ってのはやはり結果を出しますね。英語の勉強だけではなくって
間の取り方や目線の配り方などの勉強をしっかりとやっていらっしゃいます。

我流でやってもダメです。人から指摘され、それを吸収して、自分でカネを
使って自分に投資しながらやるのです。でないと上達しません。

桂枝雀さんのCDも高いんですが、高いなぁと思って買わない人と、自分を
ちゃんと育てようとして買って勉強する人とでは大きな差が出ますよね。

僕もその先生に負けないように頑張ろうと思います。
頑張ってる受験生に負けないように、できる限りの努力をしようと思います。

酒井さんといい、その先生といい、教員をしているだけでは出逢えなかった
方々と出逢え、刺激を頂戴できるのはありがたいことだと感謝しつつ。

がんばる人たちに応援のクリックをお願いします!
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(追記)ちなみに次の英語教師塾は東京かなぁ・・・と思いながら
     日が取れないので迷っております。
     関東の先生方にもお逢いしたいんですよね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

何ごとも勉強ですね

Posted on: 2008年9月4日(木) 15:42

教室

英語教師塾の反省会をデジカメの動画で撮っていた人がいらっしゃいましてね。
それをコピーさせてもらったのですが・・・ホントになんというか・・・

反省会の様子を見て、反省している木村です。

参加した先生方、アルク、ベネッセ、数研の方々、一緒に反省しましょう!(笑)
何人かの方々が反省会のビデオをほしいと仰ってるのですが送れません。

どうもファイルが重くてですね。なので逢ったときに見せます。

それから先般の倉吉東の講演を、ICプレーヤーを買ってきて録音したんです。
教師になった頃に小さいラジカセを使ってカセットに録音したのを思い出しつつ。

で、それを聞いているのですが、まだまだ改善点があるなぁと思っております。
自分の授業や講演を記録して聞きなおすのは非常に勉強になりますね。

特に教員って、職業柄? どうもクドイ。

同じことを何度も繰り返す習慣があります。授業では大事な点を繰り返しながら
説明する手法を取るのですが、それが一般的な会話でも導入されたりする。

結婚式のスピーチで、長々と同じようなことを喋ってる人が多いけど、よく聞くと
高校時代の恩師であるとか、要するに教員であることが多いんですよね。

だからこそ録音して、それを聞きなおすという作業は、自分の話し方や話術を
改善するためにも非常に有効なのです。

中旬にはまたまた企業の経営者の方々の前で講演する機会もあるし、他校の
生徒たちの前で話す機会もあります。

それぞれ録音しながら、話術を高めてやろうと思っております。

我々英語の教員にとって英語ができるのは当たり前ですからねぇ。
英語プラス何ができるかがこれからの課題かなと感じております。
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(追記)英語教師塾に参加されていた先生が、僕の話を聞いて
     桂枝雀さんのCDを買ったそうです。素晴らしい!
   

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

読解力を高めるために、その4

Posted on: 2008年9月3日(水) 23:39

酒井社長

この写真がかなり好評らしいのですが、NEXTSTAGE社の酒井社長です。
明日のブログでは酒井さんとのツーショット写真が出るかもしれません。

長いこと会ってなくてメル友状態なのですが、明日は久々に会うのです。

こう見えてかなり忙しくしている上に、酒井さんも日本中飛び回ってるので、
二人が時間を合わせるのは至難の業なのですが、明日は偶然合いました。

というわけで、前から9月4日は予定を入れないようにしていました。

お互い「持ちネタ」は掃いて捨てるほどあるので、かなり盛り上がると思うが
まぁまぁ飲みすぎないように気をつけようと思っております。

国立大学英語R

お陰さまで好評の『国立大学英語リーディング』ですが、前回の記事の中で
長文を読むのにいちいち構造分析をしながら読んでたらアカンと書いた。

そして第3回英語教師塾でもそれについて説明をし、先生方の理解を得て、
実際に僕が授業をしたのですが、やはり反響が大きかったですね。

反響が大きかったということは、ほとんどの皆さんが「これがSで、これがV」
という形で長文読解の授業をされているだと思うんです。

でもそれではダメだと書きました。細かい点までこだわるという点ではOK。
だけどそれだと試験時間内にホントに解けるのか?という問題がある。

で、長文に入る前の基礎段階では、何でもいいから英文解釈の本を1冊か
2冊潰しておくことです。そんなに難しいのじゃなくってもいいけどね。

今月の中旬に『東大英語基礎力マスター』Vol.5が出るけど、そこではもう
最初から最後まで構造分析をし、全ての文に解説を加えてあります。

この手の解説は長文読解問題集では不要だ。
(ましてCDも付いてないということになると、僕は推薦しません。)

単語や文法を押さえるといった勉強とともに、英文解釈用の問題集を使い、
構造分析をする練習をしておくのです。長文用の問題集ではなくって!

たとえば阪大や九州大といった旧帝大レベルの問題でも、1題20分程度で
読み終えることができる。でも構造分析していたらそれでは足りないでしょう。

だから長文の勉強をする前に構造分析はできる状態にしておくのです。

え?矛盾しとる? だから「大事なところだけは構造分析をする」ためにね、
つまり下線部訳の問題対策みたいな感じで構造分析の練習だけしとく。

頑張ってるから悩むねん

つまり長文を読む段階で持っておきたい「力」は次の4つですね。

● 語彙力
● 基本的な文法力
● 構造分析力
● 日本語の本の読解力

これができることが準備段階です。そう、受験勉強を始めるための準備です。
語彙ができてないとか文法が不安だというレベルでは、読めるわけない。
それに日本語の評論文が読めない人に英語で書かれた評論が読めるか。

すでに日本の受験英語は英文和訳重視タイプからは脱却しているのです。
構造分析がいくら得意でも、それだけではまったく対応できません。

ですので、文法をやったり単語を覚えながら例文を覚えたりしつつ、文の構造
をチェックするのは非常に大事なのですが、それも準備でしかありません。

では次の段階ではどうするのか?

それはパラグラフ単位で「筆者のいいたいこと」を正確につかむ練習をする!
ということなのです。特に読書経験のない人にとっては大変なレベルです。

正直すべての教科や科目が「読書」のうえに成り立ってるのだということを、
我々中学や高校の教員はもっと声を大にして言わねばならぬ。

単語を覚えた。文法も理解した。構造分析もできる。

ところがそれだけでは英語は読めません。少なくとも長文は読めません。
読めるかもしれないが、恐ろしく遅いペースで読むことになります。

準備段階(構造分析をする段階)から「筆者の言いたいことをつかむ」という
練習を重ねておくのです。で、長文をやりながらも段落をしっかりと意識する。

長文を読み始めた時期にこういう練習をしているかどうかは大事ですね。

それこそ『国立大学英語リーディング』には構造分析図がついてないぞ!
なんて情けないコメントを言わなくても済むように練習をしておくことです。

やり方はまた今度書きますね。構造分析についてちょっと苦手という人は
長文をやる前に必ず練習しておきましょう。

上にも書きましたが、『東大英語基礎力マスター』Vol.5はちょっと構造の
複雑な文を載せてありますので、それで練習すればいいかと思います。

その段階が終われば、いよいよ読解力を高める練習に入るのです!

読書の重要性をもっと声高に叫ぶべきだと思われる方は
どうぞ愛のクリックをよろしくお願いいたします!
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(追記)西大和時代の教え子から何年かぶりに連絡がありました。
     東京で頑張ってるみたいです。田中君、手紙をありがとう!

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

秋の大会が始まるぞ!

Posted on: 2008年9月3日(水) 12:13

試合後の風景

上の写真は京都の東山中学と練習試合をやったあとに、うちの保護者が撮って
くださったものです。手に伊右衛門を持ったまま礼をしてしもたがなm(_ _)m

東山中学はとてもいい中学でした。また試合会場の岡崎公園球場もいい球場で
夏休みにいい形で試合ができてよかったなぁと、副顧問と話しております。

この土曜日から秋の大会が始まります。うちはクジの関係で2回戦からです。
相手は魚崎中学で、昨年の覇者である住吉中学を1回戦で破った強豪です。

しかしうちも春には負けた大原中学に勝ったりして、少しずつ強くなってきました。
ミスをしなければいい戦いができると思っています。

生徒たちには勉強もそうですが、部活動も頑張ってもらいたいなと願っています。
「秋」の大会なのに秋が来る前に終わらないように(笑)頑張ってまいります!

文武両道!を果たすべく頑張る生徒たちに愛のクリックを!
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(追記)私もかなり運動してる・・・のに、太った。夏は新陳代謝が悪いからなぁ。
     え?飲みすぎって? 違います。食べすぎなのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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二学期が始まりました

Posted on: 2008年9月2日(火) 10:36

やる気のでるお言葉

二学期が始まりました。相変わらず自分の時間がまったく取れない木村です。 
夏休みは忙しかったです。野球の試合や練習に割く時間が一番多かったなぁ。

おかげでチームのほうはだいぶ強くなりました。ただまだやはり球際に弱い!
これは生徒たちにも言うてありますが、相手を上から見下ろす気概が大事です。

ピンチになるとドキドキする。

先制されると弱気になる。

打ちそうな選手が出てきたら四球を出す。

そういうのでは強いチームには勝てませんよね。相手が報徳のような、名前で
相手を威嚇できるようなチームとやるときでも、上から相手を見下ろすのです。

試合を経ながら、彼らがメンタル面でも強くなってくれることを願っています。

B社Y君=大仏
(大阪の淀屋橋駅の改札にて)

B社O君=プロレスラー
(博多の天神にて)

さて、勉強の話です。 

夏に行われた東大模試と京大模試にざっと目を通しました。だいたい例年と
同じレベルだなぁと思いながらも・・・やはり本番より少し難しいですね。

模試にしても問題集にしても、だいたい本番よりは難しく作ってあります。

できないと嘆いてもしょうがありません。復習するために模試を受験するので、
もう一度「模試ノート」にコピーして貼り付けて、何度も復習することです。

京大の場合は解釈と英作しかないので、どちらも伸ばせばいいのですけれど、
東大をはじめとする他大学ではいろんなタイプの問題が出題されます。

その中でいかに強いタイプの問題を作るかがポイントですね。

合格するためには100点を取る必要はありません。

センター試験と合わせて合格最低点を取れれば合格できるのです。だとすれば
勉強するときにもやはり戦略は必要になってきます。

たとえば東大を例にとりますと、リスニングは得点源ですから、センター試験の
リスニングから始めて、『東大英語リスニング』→『東大英語リスニングSUPER』
という流れを作れば、やり方をミスらなければ70%から80%は取れます。

自由英作文だって得点源です。ここで落とすとかなり厳しい戦いになります。

ところがリーディングに関しては、「大意要約」、「パラグラフ整序」、「長文読解」、
「英文解釈」という問題パターンがあります。

ここで仮に「パラグラフ整序」の点数が取れなくても、「大意要約」や「英文解釈」
の点数が取れれば、十分合格点を取ることができるということになる。

だとすればリスニングと自由英作文は徹底的にやるとして、それ以外の問題で
どの問題をどれぐらい取りにいくのかという考え方は大事だと思いますね。

もちろん全て取れるような高い英語力を目指すのは言うまでもありません。

しかし自分の得意な問題パターンを作ることを念頭に置いて勉強を進めれば、
秋の模試でも良い結果を修めることができるのではないかと思いますね。

いよいよセンター試験の願書が配付される時期が来ました。

受験生は体調に気をつけて、最後の最後まで頑張って下さいね。

中学生や高1生などは基本的な力をつけることです。そうすれば受験期になって
慌てなくていいですからね。特に文法や語彙はがちがちに固めてしまいましょう。

勉強の秋。

皆さん、まだまだ暑い日が続きますが、しっかり頑張って下さいね。

頑張る生徒たちにエールをお願いいたします!
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(追記)いろんな人に「太ったね」と言われます・・・ダイエットの秋やな。

 


kimutatsu

鳥取県立倉吉東高校にて

Posted on: 2008年8月31日(日) 16:28

倉吉東高

夏休みの終わりに鳥取県立倉吉東高校に行って講演をして参りました。倉吉東の
先生方、生徒さんたち、いろいろとありがとうございました。

以前、岡山県で行われた先生方の勉強会に参加させていただいたのです。

そのときに知り合った数学科の竹歳先生からご連絡を頂戴し、是非生徒たちに
話をしてやってほしいということで、言うまでもなく快諾をいたしました。

27日に博多で教員対象の講演会があった直後なので、疲れも出るかなと思って
いたのですが、なんということなく元気に倉吉まで行って参りました。

三宮駅から特急列車に乗って約3時間で倉吉駅に降り立ちました。

ホームで2人の男子生徒から「こんにちは!」と挨拶を受け、気分よく改札を出ると
今度は竹歳先生と女子生徒たちが待っていてくれました。

車で学校まで行くと正門のところで多くの生徒たちが待ち受けてくれて、それなら!
ということで一緒に写真を撮ったのが上の画像です。

「先生、お荷物をお持ちしますよ!」なんて生徒に言われたのは初めてでしたが、
保護者の皆さんと先生方との教育が行き届いているんだなぁと感心しました。

倉吉駅

29日は向こうに着いてから、校長先生や教頭先生、PTA会長や副会長、担当の
先生方と一緒に晩御飯を食べて、ワイワイ言いながら楽しく過ごしました。

30日は朝からハワイ(羽合)にあるホールに行きまして、講演いたしました。

生徒たちの姿勢が非常に前向きで、聞く姿勢もよく、終わってからの質疑応答にも
熱が入りました。気分よく帰路につきました。

7月に鹿児島県立出水高校に行ったときにも思いましたが、地方には地方の良さ
がありますね。その土地特有の風土と、それゆえの人々の性質があります。

都会とは違って地方はシャイな性格の生徒が多いと言われることが多いのですが
決してそうではありません。講演後も質問しにくる積極的な生徒もいました。

三朝温泉

今回の講演の演題は「もっと高く! もっと遠くへ!」でした。

今の自分に満足することなく、あるいは現時点の自分に不満を持っていたとしても
能力や可能性に線引きすることなく、努力していこうやないかと話しました。

人間誰でも不安感があります。

でもだからといっても「自分に~なんてできない」とか「今の自分はこの程度だろう」
なんて線引きをすると、本当はひとりひとりの能力はすごく高いのに、伸びない。

それではせっかくこの世に生を受けたのに、面白くないですよね。

どんな人でもそうです。人間の可能性は非常に高い。それを生かすか殺すかは、
自分の考え方と行動次第なのです。

どうせ自分はと考えるのでは、せっかくの命がもったいないことになります。

そういう意味を込めて、このHPのタイトルを『もっと高く! もっと遠くへ!』にして
読者の皆さんや僕自身が飛翔できるようにと願っているのですね。

講演でもそういう話をということだったので、演題も同じにしてもらいました。

僕の話を聞いた生徒たちが、決して自分の能力を見くびることなく、潜在能力を
信じて努力し、夢を見つけてそれを叶えてくれればいいなと願っております。

明日から2学期が始まります。うちの生徒たちにも機会があれば話してやろうと
思います。倉吉東高の先生方、生徒たち、PTAの皆さん、ありがとうございました。

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(追記)ちなみに鳥取から夕方に帰り、そのまま甲子園へ行って阪神VS読売を
     観戦しました。一夜明けて、今日は朝から練習試合を行いました。
     44歳のおっさんですが、かなり元気です。わっはっは!(-^〇^-)

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

出逢い力を高めよう!

Posted on: 2008年8月28日(木) 9:25

田中十督先生

上の画像は先般の英語教師塾の様子です。授業をやっていらっしゃるのは
西南学院中・高の田中先生です。こんな感じで1人ずつ授業をします。

もちろん僕もやりました。

木村

ちなみにこれはある先生が授業されたあとに僕がコメントをしてるところです。

他にも雰囲気が伝わりやすい画像が数点あるのですが、勝手に載せますと
肖像権の関係もありますので、OKが出た先生のみアップします。

田中先生もご自分のブログでこんなふうに書いておられる。

やる気のあるメンバーが集まって、それが初対面であっても刺激を受ける。
そういう機会ってそうそうあるものではありません。

僕は昨日から講演で博多に来ておりますが(また博多…)、ここでも先生方
相手にいろいろと話をし、終わってからの反省会で刺激を受けます。

思うのですが・・・

一期一会という言葉を大事にしたいという人は非常に多いのですね。

ところが出逢いがないと嘆いていらっしゃる人も非常に多い。

1年4組の教室

実は我々は自分から進んで出逢おうとしなければ出逢いはありません。
誰かがやってくるのを待っていても連絡はありません。

待っても待っても「白馬の王子様」はやってこないのです。

ではどうすれば「出逢い力」を高めることができるのか。

 

出逢う機会を増やすことです。つまり自分から動いてみることです。

 

面倒だなと思いながら参加しなかった勉強会に参加したり、講演に出席したり
してみる。そうすると今まで出逢えなかった人たちと出逢える。

出逢いがないというのは、要するに自分の動きが少ないのですね。

去年に「英語教師塾」を立ち上げたおかげで、非常に多くの先生方と出逢え、
そして彼ら(彼女ら)と友達になれたのは、僕自身が動いたからなのです。

自分からいろいろと動いてみましょう。そして出逢い力を高めてみることです。
そうすることで実は今までと違う自分にも出逢えることになります。

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(追記)昨日もよく笑いました。参加された先生方、ありがとうございます!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

英語教師塾が終わりました

Posted on: 2008年8月26日(火) 10:20

灘校 

第3回英語教師塾が無事終了いたしました。今回は延べ約50名の方々が
参加されまして、大きく盛り上がりました。皆さん、ありがとうございました。

第1回が英作文、第2回が英文法をテーマにしました。今回は読解でしたが
読解の授業こそ、先生方が悩みながらやっていらっしゃることなのです。

SVXXの構造を上から取りながら読み進めることは簡単です。予備校などの
先生でも1時間に数行しか進まないという方もいらっしゃいます。

でもホントにそれでいいのか?という問題があります。

僕はいいとは思わないんです。特に長文読解ってのは本を読むのと同じでして
ある程度の数をこなさないと力がつかないのですよ。

1週間に1~2個の長文しか解説できないというのであれば、それはちょっと…
という気がしています。それなら英文解釈の授業とどう変わらないのかと。

今回は評論、小説、大意要約の3題を用意しました。

そして先生方に好きなものを選んで授業をしてもらいました。

先生方は皆さん熱心な方々で、僕自身も勉強になりました。僕が前でひたすら
授業をするだけではそれぞれの先生方のスキルはアップしません。

先生方が自分でやり、それを指摘してもらうからこそ成長できるのです。

僕ももちろん前で授業をしました。僕だけは3つとも授業を行いました。

特に僕は評論と大意要約と英作文に関しては得意にしているので、僕なりの
授業のやり方が先生方の参考なり刺激なりになればなぁと思っています。

大意要約問題は得点源なんですよ!と僕は解説したら、先生方は「確かに!」
というふうに頷いておられました。

それまでは「大意要約の授業ってどうすればいいのかわからん」と仰っていた
先生方が、「これなら得点源になる!」とメールをくださいました。

今まで知らなかったことがこういう会に参加することで一気にわかる!なんて
ことはあまりありません。だいたいどの先生方も出し惜しみしますからね。

僕は出し惜しみしません。参加された先生方は(参加費は無料ですけれども)
東京や九州などから自腹切って来られるんですよね。

そういう出費に見合うだけの勉強会でないとツマランですからね。

今回参加された先生方はおそらく各学校に戻り、評論なり要約なり小説なりの
授業方法を工夫されると思うんですよ。

特に要約は僕が説明した通りに生徒たちに解かせれば、絶対に得点源になる!

こうやって日本中の生徒たちの英語力がアップすれば僕は幸せです。

日本の生徒たちの英語力がアップする、その中心とは言わないまでも、何らかの
要素の一部として僕が存在することができるなら満足です。

頑張った先生方、ありがとうございました。おつかれさまでした。

なかには僕にボロカスに言われた先生もいらっしゃいますけれども、今後の糧に
なればいいなと思っております。これからもよろしくお願いします。

こういう熱心な先生方ばかりだと英語の苦手な生徒も減ると思います。
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(追記)夜の反省会の激しさも日本一だと思います。
     誰が何と言おうと絶対に日本一の盛り上がりだと確信しております。
     Y君、O君、U君、N君お疲れさまでした。君たちは最高やわ。

 


kimutatsu

東山中の皆さん、ありがとうございました!

Posted on: 2008年8月23日(土) 9:56

灘の試合風景

先日、京都の平安神宮の横にある岡崎公園球場で、東山中学と試合をしました。
この上の写真のような非常に綺麗な球場で練習試合を行いましてね。

勝ち負けに関係なく、選手たちは非常に喜んでいました。

東山中学の顧問の先生方には感謝しております。本当にありがとうございます!
この両校の練習試合を定期戦にしようやないかという話もありました。

甲南と灘はすでに年に1度、灘甲南定期戦ということで全てのクラブが定期戦を
行っていますが、こうして他校と年に1回、親善的に試合ができるのは嬉しい!

というわけで、また来年も東山中学の野球部にはお世話になります。よろしく!

今年はうちが勝ちましたが、東山中学の選手たちは礼儀正しく、声が出ているし
これからさらに強くなっていくんだろうなと思いましたね。非常にいいチームです。

灘中野球部も先般の私学大会では苦汁を飲みましたが、これから試合を重ね、
どんどん強くなっていけばいいなと思っております。

愛のクリック、いつもありがとうございます。
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(追記)今日は引退した中3と現在の中2を中心とした部員たちとの
     いわゆる「引退試合」が行われる予定でしたが、雨で流れました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記