英語の勉強に限らないことですが、勉強法ってのは1つしかないと思います。
もちろん枝葉の部分はたくさんあるのですが、根幹を為すのは1つだけです。
それは基本をまずはしっかりと固めるということです。
基本ということになると、センター試験は高1と高2の範囲からの出題で
その意味では最も基本的な部分だということになるかと思うのですね。
よく「センター試験の勉強はいつからやれば?」なんて質問をされます。
でも実は僕、その質問の意味がよくわからんのですよ。
センター試験の勉強ってのは、例えば文系の物理や理系の地歴等のように
二次試験で課されない科目に特化したものなんでしょうか?
それとも英語や数学などの教科も含めてのものなんでしょうか?
一応今日のところは英語や数学や国語など、二次試験にも課される教科に
ついて書いてみますね。
英語や数学などに関して言うならば、答えは1つですよね。センター対策は
高2の秋ぐらいからは最低でも始めないとアカンということになります。
リスニング1つとってもそうですね。センター試験のリスニングレベルで苦労し
模試を受けても40点もいかない生徒が『東大英語リスニング』をやったって、
また赤本をやったって、全く意味ないですよね。
リーディングにしてもそう。よく「長文が読めない」という人がいるけれども、
その人に『センター試験英語合格の法則(語彙・語法・文法・発音編』の内容を
ほとんど100%覚えているかどうかを聞いてみたら、大半がダメだと思う。
あの本って最小限のレベルの文法と語法のことしか載せていないのですが、
それも知らないとなると、全く英語が武器として使えないことになります。
単語にしてもそう。
キクタンBASICぐらいのレベルを80%程度しか覚えていない生徒が、長文の
勉強をしても意味がないわけで、そのレベルは100%にしておきたい。
そのレベルをまずは固めてしまわないと、いくら演習をしてもダメ!なのです。
いくら難しい問題を解いても無駄です。厳しいようだけど意味がありません。
その点では高2の時にセンター試験の過去問をいくつか解いてみればいい。
そして英語や数学で180点以上取れれば、だいたい基礎はできているので
次のレベルの勉強を始めてもいいかなと思います。
180点なんてトンデモナイ!という人は、どこがまずいのか先生と相談しつつ
自分の弱点を補強する勉強をまずはしてしまわないとダメですよね。
文法が弱いのであれば文法を、語彙力がないのであれば語彙を、古文なら
敬語が全くわかってないのであれば敬語表現を、それぞれ潰します。
数学であれば教科書に載っている例題レベルが100%解けるかどうかです。
基礎の部分で自分に甘くなって、「だいたいわかるから」という姿勢でいると・・・
結局後々になって「過去問が解けない」だの「いくらやっても伸びない」だのと
泣き言を言うことになるのです。
二次試験に必要な教科のセンター対策はむしろ、二次試験対策の一部として
やってみればいいんじゃないかなと思っています。
センター試験レベルができるようになることがまず第1段階で、それができれば
いよいよ二次試験用の問題集などを使いながら、演習を増やすことです。
文系の理科や理系の社会のようなものに特化した記事は、リクエストがあれば
また書きますね。それは英語や数学とは少し異なることになりますからね。
いずれにしても大事なことは、基礎を固めるということです。
愚直なほど基礎をしっかりと固めるために、授業を大事にする姿勢が大事で、
またそれについても次回に書きたいと思っています。
この続き読みたいですか?リクエストが多ければ書きますね。
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(追記)続きがあるかどうかわからんので、タイトルは(その1?)と
させてもらいました。