KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2010年2月4日

kimutatsu

水仙郷にて

Posted on: 2010年2月4日(木) 21:56

画像1

先日、淡路島の水仙郷に行ってきました。ブラスバンド部のアンサンブルコンテ
スト県大会に娘が出場した関係で、その発表待ちの時間を利用して、淡路島の
南のほうまでドライブしました。上の画像はそのとき撮影したものです。

水仙ってのは下向いて咲くんやね。上から見てもちっとも綺麗じゃなかったけど
下から見上げたらすっごく美しくて感動していました。

画像2

ご覧のように、梅の花も少しずつ咲いてきておりまして、寒い寒いと言いながら、
花はだんだん春の準備をしているんですなぁ。

年齢を重ねますと、若いときには何も感じなかったものに心を動かされますね。
こういった花や草木がそうです。

灘をすでに退職された英語科の先輩が「石を見ていると心が落ち着くんや」と
仰っていたのを思い出します。

石??? ですか???

と僕が聞くと、「この石も最初は山の上のほうにおった巨大な岩の一部やったん
かもしれん。川を流れてくる間に小さく丸くなってきて、そしてワシに出会った。
これを縁(えにし)と呼ばずして何と呼ぶ」とお答えになりましてね。

当時は「まぁ言われてみればそりゃそうやけど」というアホな反応しかできなかっ
た僕ですが、今になればわかる。

まだ石を見ても心は落ち着かないけど。

その先生曰く、最初は人間に心を動かしていた我々も、歳を重ねるにつれて、
犬やネコのような生き物に心を動かし、次に花や草木といった動かない生物に
感動し、最後には石のような静物に感動するようになる、と。

そしてそれはつまり自分も静物に近づいていることを意味する、と。

ふむ。

しかしやはり人としては、人と触れ合うことを何より大事にしたいな。

昨日も今吉先生と西山先生と溝田先生、ベネッセ後クンが拙宅に来られ、語り
ながら痛飲した。

飲みながら「どうやれば英語の力が付くか」、「どうすれば学校としての実績を
上げることができるか」という話になり、最後、酔った僕は一席ぶつことに。

彼らはみなメモを取りながら、酔っぱらいの戯言を聞いてくれた。ありがたや。

ふむ、当分は静物になりそうもない。まだまだ人との触れあいを楽しもう。

 

(追記)水口先生、いつもありがとうございます。明日はよろしくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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