KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2011年2月10日

kimutatsu

Enjoy Making Efforts!!!

Posted on: 2011年2月10日(木) 17:18

 

 

 

 

 

 

 

 

宮崎の先生に「木村先生は火山の噴火より熱い」と言われたのですが、いや
それが実はそうでもありませんのや。結構なんていうかそののんびりしてる。

テンションは高いように思われてるけど、実際はテンションの高低を場面場面
で使い分けてるし。テンションの低い自分も好きなんよね。

英語でmake effortsっていう表現があって、『ユメタン①』の最初にもそれを
使ってフレーズを作ってあるんですけどね。

ただその「努力!努力!」って言うても、大事なのは瞬間的に燃えることでは
ないんやないでしょうか。大事なんはそうやないよね。

確かに努力は大事ですけど、ほんだらどれぐらいの人間が思い切り毎日毎日
努力しまくってるんやろう?俺は努力しまくっとるで!な人って多いの?

逆に余裕を持って、ひとつひとつをこなすことを目標にして、人生謳歌するぐら
いのほうがなんやオモロイんちゃうかなぁと思ってるんです。

そら1個1個は結構頑張るんやけど。

 

 

 

 

 

 

 
例えば僕、本が好きで毎月15~20冊ぐらいは読みます。野球やってる上に
原稿も書いて、もちろん授業して講演して日本中飛び回って・・・

凄いですねと言われるんです。

でもみんなこの程度やってない?

それに観点を変えてみると、僕の努力ってホンマに努力って言えるのかなぁ。

ショッピングが好きな人、釣りが好きな人、寝るのが好きな人、ネットサーフィ
ンが好きな人など、それぞれ違ったものが好きですやん。

僕は本が好きなだけ。「疲れてるやろうから本は読まなくていいですよ」なんて
言われたら、もう何をしていいかわからんぐらい。鞄には本が常に数冊。

それに月に15冊ぐらい読む人なんていっぱいいらっしゃる。むしろ少ないぐらい
やないか。本当はもっと僕も読みたい。

野球は部活動やからね。たいがいの先生方が部活動の指導をしてはります。
だから「野球もやって凄い」っていうのは違うと思うなぁ。

授業は本業やし、生徒らの成績上げてナンボの職業なんやから、それぐらい
はやらないとあきません。それが仕事ってもんよ。

執筆は好きな仕事やし、講演やセミナーは人と触れ合えるから最高に好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
こうして見ていくと、つまるところ僕は努力しているっていうよりむしろ、上に書
いたようなことを日々楽しんでやってるだけですわなぁ。

あ、そうそうEJのインタビューを暗唱してるけど、それもかなり楽しんでやって
る。学校の空き時間はipodを耳に当てて、overwrappingしてる。

逆に眉間に皺を寄せて、「えらい頑張ってまんなぁ」的にする努力ってのはさ、
将来の自分をイメージしたり、成功したときの自分をビジュアライズしたり、要
するに、プラスイメージを持っておかないと続かない気がするんよね。

これが一番あかん。

努力で大事なのは瞬発力じゃない。

一番大事なのは、継続や。どんなしょうもないことでも継続したら力になるわ。
逆にどんなに凄いことやっても一発屋では役にも立たんわなぁ。

たとえば仕事が上手いこといってる奴ってのは、どこか楽しそうや。スポーツ
然り、楽器然り、勉強然り、恋愛然り。

この努力、なんやオモロないなと思ったら、工夫してオモロくしないとアカンよ。
継続しない努力は何の実も結ばんのやから。

そう考えてみると、工夫する力のある人は強いってことになるんやろうな。どう
やってオモロないもんをオモロくするかは、その人の発想力がモノを言う。

皆さん、「努力」を楽しみましょう!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

青島にて with young teachers

Posted on: 2011年2月10日(木) 15:20

 

 

 

 

 

 

宮崎にはセミナーをするために赴いたのですが、帰り(6日)に時間があった
ので、他の先生方プラスアルク矢部っちと一緒に青島に寄って帰りました。

読売が春季キャンプを張っているところを通り過ぎて、しばらくいくと青島が。

曇っていたのが残念やけど、でも海にぽっかりと浮かぶ青島まで気持ちよく
歩いていけたし、道中は爆笑につぐ爆笑だったので、気分は良かった。

子供たちが蟹を取って遊んでた。

 

 

 

 

 

 

駐車場から青島に向いて歩き出して、途中に青島駅があったのでそこで位置
を確認し、再度歩き出したら、ある女性が「あ!タマタマがある!」と叫ぶ。

宮崎の名産タマタマを知らなかった男性4名が固まる。

「何があったって?」と僕。

「タマタマ」

そんなしょーーーもないことで爆笑しながら歩く僕たちはすでに中学時代の
修学旅行中に戻ったような気分だったのかもしれぬ。

 

 

 

 

 

 

まぁ、大人になってもそういう気持ちを大事にしたほうが面白いに決まってるし
妙に分別臭くなるよりは、童心を楽しめる人間でありたい。

帰りに遅い昼飯を食べようってことで、宮崎と言えばチキン南蛮じゃない?と
いうことになって、チキン南蛮発祥の店「おぐら」に連れてってもらった。

矢部っちが「ご飯は大盛り」ってことで、僕と矢部君は大盛りに挑戦したけど
あえなく撃沈。普通のご飯でもかなり多いよ。

チキン南蛮は美味しかった。しかもでかかった。

飛行機を怖がる間もないぐらいにダッシュで空港まですっ飛ばして、チェックイ
ンし、別れを惜しみながら宮崎をあとにしました。

 

 

 

 

 

 

『ユメタン』を創る際に、北海道から沖縄まで、本当に日本中の先生方と触れ
合うことができました。それ以後もそうです。

そうするなかで、いま僕はこんなふうに思っています。

去年、札幌からスタートした「日本を巡ろう」な感じのセミナー(僕は個人的には
セミナーではなくライブと呼んでるけど)は、人と人とのつながりを感じるツアー
となっていて、チームキムタツの先生方も1000人を超えました。

ベテランもいれば若手もいます。ベテランが凄いという職種ではないし、若手
だからダメだというわけではない。みんなある意味凄いし、みんなまだ発展途
上で、だからこそ助け合わねばならないのです。

ただやはり僕たち教員だけではあまりにも横のつながりがなさ過ぎる。だから
間にアルクやベネッセ、それ以外にもいろいろと会社があるけど、そういった会
社の助けを借りながら、触れ合う機会をどんどん作り、そしてお互いがどんどん
成長していかねばならない。

それぞれが意固地になるのではなく、人の言うことを聞きながら、自分を成長
させていかないと、特に生徒数が激減する今後こそ教員の真価が問われる。

そして僕は幸いにしてメッセージを発信する立場にいるので、これからはその
つながりを生かして、では何をするかが問題だと思っています。

各先生方、そして各学校がどんどん成長し、それがひいては日本の英語教育
全体の質向上につながればいいなと思っているし、きっとそうなります。

主役は生徒たち。そして僕たちはスーパーティーチャーではなく、あくまでも
スーパーサポーター、スーパーヘルパーとして頑張っていきたい。

そして個人的には頑張っているけどなかなか前に出ることができない先生方
のスーパーサポーター、スーパーサブでありたいなと思っていたりもします。

これからも楽しみながらやっていこうと思っています。

 

(追記)亡くなった両親の新婚旅行先であった宮崎にいけて嬉しかった。
     両親が青島に行ったというのを聞いてたから、連れてってくれた
     若い先生方には本当に感謝してる。

 


ACCESS COUNTER

Total 38014322 Hits!

▲PAGE TOP