KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2011年8月26日

kimutatsu

浮かび上がって批判されようぜ

Posted on: 2011年8月26日(金) 23:33

 

 

 

 

 

 

(駒場東邦中学・高校の佐藤先生と)

エリザベス・キューブラー・ロス博士の本を読むのは何冊目で何度目だろうと
思いながら読んでいるんですけどねぇ。ある本の中の一節にこうあるのです。

 
批判されたくなかったら、何も言うな、何もするな。何者にもなるな。

 
この言葉は本当に僕らを動かしますね。あぁ、もっともっと動いて、もっと批判さ
れねばならぬ。佐藤先生、石崎先生、そうは思わないかね?

同じところに止まっていたら面白くない。

同僚の前川先生が『男の絆』という本を出され、日経新聞や朝日新聞の書評で
紹介されているのを見ると、これまた刺激を受ける。

若いのにやるなぁ。動いてるなぁ。

彼の言葉に「ネットで批判される人は批判している人たちより上にいる」ってのが
あって僕は気に入ってる。そりゃ間違いなくそうだろう。

この世に生まれついて、その他大勢になるか、多少でも浮かび上がるか。

浮かび上がった瞬間に「何エエカッコしとんねん!」という批判が来るかもしれぬ。

そうやって批判されるのを「もっと批判されてみよう」と楽しめれば、さらに人生を
楽しめる。批判を怖れて引き下がり、その他大勢の仲間入りをすると批判は来な
いけど、それだけの人生になってしまう。

怖れるに足りず。若者よ、どんどん浮かび上がれよ。おっさんに負けるなよ。それ
から年上は尊敬すべきだが、おっさんやおばはんたちの古い価値観に振り回され
ることなく、新しい方法をどんどん取り入れて新しい価値観を作ろう。

ただし主張するなら努力を惜しむな。

それと他人の批評をするなら、自分の実績を出してからにせよ。

ま、とりあえず、まずは誰かから批判される程度には浮かび上がりなはれ。
ついでに言うと、英語ぐらいは自由に使えるようになっとかないと恥ずかしい。

俺たちの若い頃は恥ずかしくなかった。英語が喋れない日本人が当たり前やった
からな。でもこれからは違うぞ。すでに動きは始まってる。

英語さえできれば東大に合格できるシステムができたの知ってるな?東大でさえ
世界の、否、とりあえずはアジアの動きを察知して動き始めた。

英語が喋れないと、聞けないと一流にはなれない。いくら数学ができても、物理が
できても、TOEICの点数が高くても、英語が使えないと一流にはなれぬ。

という潮流が押し寄せてきとるんだ。まじで。詳しくはまた書くけどな。

英語は道具でしかない。だけどその道具を使えなかったら、何も伝えられないのだ。
日本語という道具だけではどこにも立ち向かえない。

何かと大変な時代やけど、とりあえず浮かび上がりなさい。批判を怖れるなよ。もし
批判されたら、自分も結構なポジションに立ったんだと密かに胸を張ろう。

 

(追記)佐藤先生、石崎先生と一緒に本を創っております。
     詳細はあと1ヶ月か2ヶ月すれば書けるとは思う。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

いつもメッセージありがとうございます

Posted on: 2011年8月26日(金) 12:08

 

 

 

 

 

 

 
普段は普通の橋なのですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 
でかい船が通るときだけ、車道部分が上に上がります。これ、バスなどに乗って
いるとかなり待たされるのです。僕は偶然橋が上がるのに遭遇し、シャッターを
押しましたが、待っていてもなかなかでかい船は通らないのですよ。

というわけで、久々にPCの前に座った木村です。

空が高くなってしまってもうすぐ秋やなと思っていたら、中国旅行をされてきたと
いうクラスの保護者の方から中国のお茶を贈っていただきました。

これからは熱いお茶が美味しくなりますね。

紳助さんが引退するというニュースに驚き、僕が教員駆け出しの頃に若手の紳
助さんとさんまさんのトークを聞いては、間の取り方を学んだことを思い出してい
ました。間接的に、このお二人は僕の師匠のようなものです。

いろんな方がいろんなコメントを出しておられるのを読みましたが、少なくともこ
れはアウトと言われた紳助さんの身の処し方は見事だったと感じています。

政治家がドタバタしてるのと比べれば。

悪かったところは悪かったと反省・後悔し、それを次のステップに生かせればい
いのではないでしょうか。更なるご活躍に期待しましょう。まだ55歳でしょう。

あと30年は生きるとして、できることはいっぱいありますよね。

僕も47歳なので、これからの人生をいろいろと計画しているのですけれども、紳
助さんと違ってresourceがさほどないのでやることは限られてる。

まさかバーやお好み焼き屋さんを経営したりすることはできません。

やっぱり日本の英語教育向上のために何かやり続けたいなとは思っています。

 

 

 

 

 

 

 
この夏にお逢いした先生方から多くのメッセージを頂戴しました。セミナーに参
加された先生方が出席カードに書いてくださったメッセージが500枚ほどある。

その中から数枚をピックアップしますと・・・

**********
Asahi Weeklyの連載を何度か読んでいたので、一体どんな先生なのだろうと
期待していました。想像以上に実践的で情熱的なお話に引き込まれてしまいま
した。特に参加者を生徒に見立てた日々の授業の実践例の実演は最高でした。
これからの授業に何か1つでも役立てていこうと思います。

**********
このような授業を受けることのできる生徒はある意味では不幸だしある意味で
は幸せだと思います。授業中に遊ぼうと思っても遊べないという意味では不幸
ですが、上達しないわけがないという意味では幸せだと思います。先生と灘校
の生徒さんの世界レベルでのご活躍を期待しています。

**********
授業でリスニング・リーディング・ライティングのスキルを全て取り入れて伸ばす
と聞いたとき、どのような授業を展開されるのか興味津々でした。ゲーム感覚で
音読を楽しむ等、工夫がすごいなと思いました。単語の覚えさせかた1つを取っ
ても、学ぶ点が多くあり、さっそく2学期から取り入れてみます。

**********
自分の授業は入試を使って、生徒はプリントを見、自分は教材を見て解説し続
ける方式だが、それこそまったく英語の力を伸ばそうとしていない授業であると
実感した。しっかりと予習をしていない生徒に対して解説のみの授業をするより
今日の木村先生方式の授業のほうが絶対に英語の力が付くと確信したのは、
このセミナーを受けた後に自分自身の英語力がアップしたのを体感できている
からだ。1つの授業の中でR・W・Lの活動を充分に行うことが可能だったと知り
興奮している。感謝の気持ちでいっぱいです。

**********
一番感じたこと。それは教員のレベルが本当の意味で高く、そのレベルまで到
達するために現時点でどういうことをしなければならないかを生徒たちに教える
のが授業なのだということです。単に英語力が高いだけでは駄目で、それを子
どもたちに伝える力、勉強法を伝える力、そして英語力をキープする努力こそが
重要なのだと感じました。

**********
実際にキムタツ先生の授業を受け、すごく感心したとともに考えさせられたこと
といえば、授業中における英語の使用量の多さである。英語は言語である以上
実際に使う機会をどれだけ提供できるかが教員の技量になるのだと強く認識し
た。9月から今以上に「使う機会」を与える授業をしていきたい。

**********

というわけで、なんか褒めていただいてばかりで恐縮なのですが、もちろんこの
方法じゃ駄目だよという方もいらっしゃると思うんですよね。

僕自身もさらにベストの勉強法があればそれを模索していきたいし、そのために
他の先生方とお付き合いしながら、吸収していきたいなと思います。

さて、明日は京都で一般の方々を対象に英語勉強法のセミナーがあります。

16時半から京都駅前のNHKカルチャーセンターで行います。30名ほどの方が
お申し込みなんだそうで、大阪の中台君から「ほとんど女性です」と連絡が。

だからって内容が変わるわけでもない。

というわけでなぜか西山先生と三原先生も来るという明日の京都セミナーも楽
しみたいと思っています。参加される皆さん、宜しくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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