KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2016年10月

kimutatsu

懇切丁寧???

Posted on: 2016年10月13日(木) 20:49

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伊江島が美しい。来年はここで合宿をやることになりましてな。
超がつくほど楽しみなのじゃあ!

それはともかく。

我々教員はいい授業をするのに越したことはないのです。

しかしどんなにいい授業をしても生徒たちが主体的に勉強を
しようとしなければ、あまり数字を伸ばしてやることなんて
できっこないのです。生徒たちのアクティブラーニングを刺激
する授業こそがいい授業と言えるのです。

今日の生徒との会話。

生徒:このlook likeナントカっていう表現とlookの後ろに単語が
続くのってどう違うんですか?
木村:知らんがな。辞書に聞くか、英語ができる友達に聞けよ。
生徒:わかりましたぁ!(笑顔)

しばらくして・・・

木村:さっきのあれ、わかったんか?
生徒:はい、わかりました。あれは・・・(以下省略)

こういうスタイルのほうが少なくとも僕には向いてるんです。

親切を売りにしている学校が多いように思うのですが、親切すぎ
ると自分で解決しようとする力が伸びないと思うんですけどねぇ。

自分で調べりゃわかることを質問してきたら「自分で調べろ」と言
うことも教育だと思っていますし、そこで膝を交えて教えることは
場合によっては伸びない子どもを育てていることになるのかも
しれないよなぁと、僕は思っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
えらい寒くなりましたね。風邪などお召しになりませぬよう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

I’m in …

Posted on: 2016年10月12日(水) 15:38

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ポケットWi-Fiができたおかげで、どこでも執筆ができます。

とても便利になりました。

のんびりと執筆を楽しんでおります。

時間がゆっくり流れています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
涼しくなりましたね。ジョギングも再開しました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

文章

Posted on: 2016年10月12日(水) 5:47

iki07

浅田次郎先生の小説やエッセイが好きなのです。今は『君は嘘
つきだから、小説家にでもなればいい』を読んでいます。

浅田先生は、物書きは文章でお金をもらって生活しているのだ。
ブログなどを使って無料で自分の文章を垂れ流すべきではない
と仰っています。

そうなんだろうなぁと深く頷きつつ・・・

文章に関してはまったくもって未熟で、文章だけでは生きていけ
そうにない兼業作家の木村は、こうしてブログを毎日毎日更新
しています。

ひとりでも多くの読者の方に喜んでいただければいいなと思って。

灘校を退職したら専業作家になるわけですが、それまでにしっかり
筆力を上げておきます。

それまでは少なくともこうしてブログを更新し続けるつもりです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
毎日少なくとも6000アクセス、多い日は20000アクセスも
あるブログです。偏った内容は書きませんので面白くは
ないかもしれませんが、これからも宜しくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

練習試合

Posted on: 2016年10月11日(火) 6:08

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練習試合を行いました。地元の向洋中学校が相手です。

練習の一環として行う試合ですので勝ち負けはいいのですけれども
それでも多くの問題点が露出する結果となってしまいました。

2試合で取った点数が1点。

逆に取られたのが30点。

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僕は3年前に監督を退任して部長になったので、こういうときには
審判をさせていただいているのですが、生徒たちのアドバイスを
求める声があれば気付いた点を述べさせてもらっています。

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英語にしてもスポーツにしても楽器にしても同じことが言えますが
実践的な練習をする前に基礎トレを繰り返しているのかを自分に
問いかけることですね。

受験生が過去問を解いて勉強するのは実践練習でしょう?

でもちゃんと単語や文法、あるいはリスニングの基礎トレをやって
いない生徒が過去問を解いても意味ないですよね。

野球も同じです。

基本はキャッチボール。それができていないのにシートノック等の
実践的な練習をしても意味はありません。

そういうことを生徒たちには述べさせてもらいました。

彼らが春の大会に向けて、どのような基礎トレを重ねてくれるのか
楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
単語集ってそういう意味では基礎トレのツールです。

 


kimutatsu

死ぬほど英語を・・・

Posted on: 2016年10月10日(月) 5:58

saying03

「死ぬほど英語を勉強してきた」という人のブログを見つけまして
とても興味深く読んでおりました。

こちらです。

アメリカの大学院でAやA+をとる人でもこういう思いをするんだ
なぁと思いながら。

そういえば何年も日本にいらっしゃる外国の人でも、やはり少しは
日本語がおかしいことが多いですからねぇ。

ピーターセン先生のような方はかなり珍しい。

でも確かに限界はあるんだろうけど、できる限り頑張って勉強をし
て、自分の力をどこまで伸ばせるのかトライしてみるという意味で
勉強するのはいいことやろうなと思っています。

僕は英語のプロなので「英語を頑張る」っていうのは変です。

イチロー選手が「野球頑張ります」って言わないのと同じ。

でもまぁできる限り穴のないようにしようと思っています。

それと同時に自分としては物書きですが、文章を書くスキルについ
ては発展途上なので、そちらをむしろ頑張ろうと思っています。

面白いブログを見つけたのでご紹介させていただきました。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
昨日は練習試合でしたが、ぼろ負けしました。無念。

 


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リスニングのトレーニング用として

Posted on: 2016年10月9日(日) 6:00

sokudoku

この本を中2で一括採用しました。とは言っても速読用ではなくて
リスニング用です。授業ではディクテーションをしてもらいます。

自宅学習ではCDを聞きながら音声をコピーしてもらいます。

そして翌日の授業でちゃんとやってきたかどうかの確認テストを
することになります。

自宅にCDがあって何度も再生しながらオーバーラッピングとか
シャドーイングとかを行う必要があるのです。

文章だけならプリントでもいいのですが、CDに合わせて音読しな
いと効果が半減どころか、かなり薄くなるので採用しました。
(僕に著作権があるので、僕がコピーしてプリントにして配布しても
法律違反にならないのです。)

まさかCDだけを採用することはできませんからね。

マーク・ピーターセン先生が書きおこされた英文が素晴らしくって
どう使おうかと思っていたのですが、全文ディクテーションからの
音読の上で全文暗唱、そして全文暗写をしてもらいます。

めちゃ力がつくなぁと思いながら、僕も生徒たちと一緒に何十回と
なく音読をし、一緒に暗写をしました。

オリジナルの文章と全文違わずに書けると、とても嬉しいものです。

プロでも勉強になる表現がたくさんあります。

ピーターセン先生に感謝しつつ、生徒らの英語力が伸びるように
授業と家庭学習の時間を上手く使います。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
スクリプトを読んだあとは速いほうの音声で音読をします。
ディクテーションはゆっくりのほうの音声でやります。

 


kimutatsu

最近思ってること

Posted on: 2016年10月8日(土) 7:22

kangaku03

先日、関学大に行ったときに高大接続センターの山田君に撮影
してもらいました。学生時代、いつもここにいました。

当時は切り株と呼んでいた場所です。

今は切り株がないので、なんと呼ばれているのか知りません。

ここで毎日のようにギターを弾いていました。

もう今から30年以上前の話です。

kangaku02

当時の写真を引っ張り出してきました。右でヤマハSGを弾いてる
背の低いのが僕です。髪の毛が長い!

これは僕が20歳のときですね。6月のライブやと思います。

だから今から32年前か。場所は森ノ宮のピッコロ。

このときは教員になろうかなぁぐらいの気持ちしかなかったのです。
将来の夢なんてのも持っていなかったなぁ。

年齢を重ねるにつれ、見えてくるもの、やりたいこと、生きてるうち
に叶えてみたいこと・・・が増えてきます。

それと同時に、こんなことならあの時にやっときゃよかったのにと
後悔することも増えてきます。

だからと言って若い人たちに「将来後悔するからやれ」と言ってば
かりいるような面倒くさい大人でありたいとは思いません。

僕はこうして後悔したという話はしますが。

そこから何を学ぶかは若い人たちの自由ですし、自己責任です。
だから生徒たちには「堕ちる人生もダメなわけじゃない。自分で
選んで生きればいい。」と言ってあります。

まぁしかしこれから先は何年生きられるかわかりませんし、後悔
しない人生、ストレスの溜まらない人生を生きられればいいなと
思っております。

さ、大阪のセミナーに出かけます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
せっかく生まれてきたのですから笑って生きたいものです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

明日は大阪

Posted on: 2016年10月7日(金) 6:00

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明日は大阪ロングセミナーです。遠くは石川県からご参加下さる
先生もいらっしゃいます。いつもながら頭が下がります。

先日の福岡ロングセミナーと同様、会場はいっぱいになりそうで、
今日は珍しく緊張しています。

夏の東京ロングセミナーは知っている先生方が多いので、それは
それで緊張するんです。「聞いたことがあるぞ」という内容ばかり
7時間も聞かされていてもつまらないですからね。

同窓会をしているわけではないので、1年間自分が学んだことを
存分に発揮しようと意気込み、上手く伝わるかな、大丈夫かなと
緊張するのが東京ロングなのです。

福岡と大阪のロングセミナーは、知っている先生方もいらっしゃる
のですが(中には東京ロングにいらっしゃったのに福岡や大阪の
ロングセミナーにもいらっしゃる方もおられる)、むしろ新しい先生
の方が多いのです。

福岡と大阪のロングセミナーは。

「初めて木村のセミナーにいらっしゃった方、手を挙げてください」
と言うと、4分の3ぐらいが手をお挙げになります。

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せっかくお休みを返上して、本来なら家で休んでいたいなという気
持ちも心の片隅に抱きながら、でも僕のセミナーに期待をして
ご参加くださる熱心な方々ばかりなのです。

期待を裏切らないように、いつもどおりの自分を飾らずに出そうと
思いながら講師を務めさせていただいているのですが、福岡と
大阪は東京とは違う緊張感があります。

最後に矢部くんが「講師の木村先生にもう一度拍手を」と言うまで
まったく気が抜けません。

明日もおいでくださった方々にご満足いただけるよう頑張ります。

これなら自分の授業に活かすことができると言っていただけるよう
わかりやすく、心を込めてご説明させていただきます。

ご参加くださる先生方、明日はどうぞ宜しくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
いつもながらセミナー前夜はパワポ資料を何度も何度も
見返して、加除訂正を繰り返します。

 


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ノーベル賞受賞に思うこと

Posted on: 2016年10月6日(木) 5:00

206

東京工業大の大隅良典栄誉教授のノーベル医学・生理学賞授業
が発表されました。この数年、日本人の受賞が続いています。

以前、灘校に勤めておられた理科の先生から次のようなことを聞
かされたことがあります。今からもう15年以上前のことです。

「木村、理系の大学教員っていうのはな、要するに全員がノーベル
賞を狙ってるんや。そういう意味で理系に進む生徒っていうのは
専門分野でノーベル賞を狙おうとする姿勢がないとあかんねん」

教員になってそんなことを聞かされたのは初めてでしたので、驚い
たのを覚えています。

「文系の先生とは違うんですか」と聞きますと・・・

「全然違う。文系の教員は高校の教科書を作ったり参考書の監修を
やったりして生きていく人が多い。研究一筋の人は少ないと思う。
理系は違う。そんなもので貰えるカネよりノーベル賞がほしいんや。
ノーベル賞受賞のために研究をしてるようなもんなんやで。それ以外
にはほとんど興味がない。」

極端な意見という批判もあるのでしょうが、その先生も大学で教えて
おられ、ご自身もノーベル賞を狙っておられたこともあって、
口調はいつにも増して真剣そのものでした。

そして「毎年、誰かがノーベル賞を受賞したというニュースを見てなぁ
わしは寂しい気分になるんや。嫉妬やなぁ。俺も狙ってたのにって。」
と自虐的な笑顔を見せられました。

理系に進む人たちにとっては、特に大学に残って研究される方々に
とっては、ノーベル賞受賞こそが夢なんでしょうね。

僕の教え子たちの多くが理系に進みますが、彼らの中から自分の夢
をかなえて、何年か先にノーベル賞を受賞する人が出てくることを
実はひそかに願っています。

大学合格なんてレベルで満足するのではなく、世界的に活躍する人
に育ってほしいなぁと願っています。

そういう人を育てるんやという意識で日々の授業を行っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
関西は強い風が吹きましたが、台風は全く大丈夫でした。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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ベネッセから本を出します

Posted on: 2016年10月5日(水) 5:14

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11月29日にベネッセから本を出すことになりました。

リスニングとスピーキングのトレーニングブックです。

書名は『Listening & Speaking Training Seminar』です。

上はBook1とBook2の表紙画像です。Book2は12月22日に、
そしてBook3はおそらく来年の2月か3月に出ます。

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これが裏表紙。

検印を押す欄ですが、けっこうお洒落ですね。

ラーンズ編集者の本気が伝わってきます。

また詳細は書きますが、11月29日(いい肉の日)に発刊です。

またよかったらお使いください。

英語を聞き取ってディクテーションし、音読に音読を重ねたうえで
そのコンテンツに関して英語で話すという流れになっています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに学校専売品なので書店さんには置かれません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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