KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2018年2月10日

kimutatsu

After a Long Separation

Posted on: 2018年2月10日(土) 12:05

buneido1

昨日は京都でした。文英堂の槇井君の誕生日を祝ってやると
いうのは口実で、実は関学大時代に一緒にバンドをやってい
たN君に会うために京都に向かいました。

僕がボーカルで、彼はドラムスでした。

19歳のときに出会い、一緒にバンドを組み、幾度となくステ
ージに立ちました。しょっちゅう喧嘩しました。

彼は西大和学園時代の同僚でもありました。

僕も彼も学年部長に任命され、自分で言うのもなんですけれ
ども、ある程度は組織と生徒たちに貢献できたんじゃないか
と思っております。

ちょっといろいろあって、僕も彼も西大和学園を辞めました。

僕は灘校へ移って教員を続けました。彼のほうは事情があり、
職を転々としましたが、今は京都でKappa亭というカレー屋
さんを経営していると、ある人から聞きました。

それが昨年の秋。

確信はなかったのですが、とりあえず行ってみるかと思って、
文英堂の槇井君の名前で予約を入れてもらっていました。

ちなみに上の写真は文英堂の大橋さんです。営業の。

 

039

店に入った瞬間、涙腺が緩んでいたのですが、なんとか我慢
してテーブルへ。何よりN君が「お前・・・」と言ったきり
黙ってしまったので、「お前な、客が来たんやからいらっし
ゃいませぐらい言え、アホんだら!」と声をかけました。

N君が「お前は客として来たのか?友達として来たのか?」
と言うものですから、「四の五の言わずに芋焼酎の水割りを
とっとと出せ」と言って席に座りました。

他のお客さんが帰ったあと、20数年ぶりにゆっくり話しました。

喋っているうちに涙が止まらなくなりました。

学生時代のことを喋っているうちに、「おい、久しぶりにラ
イブやろうぜ」と彼が言うものですから、ギターを弾きなが
ら数曲を歌いました。

練習しなくても弾けるもんですね。歌も覚えているものです。
ライブの前に100回以上歌い、同じぐらいギターを弾いたの
で、体が覚えているんですね。

昨日のライブの観客は2名。槙井君と大橋さん。

フェイスブックにはライブの様子を動画でアップしました。

19歳から27歳まで、誰よりも一緒に時間を過ごした彼に会う
ために、京都の二条河原町のKappa亭というカレー屋さんに
行く機会が激増しそうです。

人生は生きてなんぼです。N君の「俺は生きた」という言葉
がとても重く、そしてとても嬉しくて、ハンカチを濡らして
しまいました。

N、ありがとう。お前とまた話せる日が来るとは思っていな
かった。俺の人生にとって、とても大きい日になった。

感謝。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
文英堂の槇井君と大橋さん、昨夜はお付き合いくださって
ありがとうございました。感謝しております。
僕がビールをおごるので、また付き合って下さい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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