学校さんに講演で行ったりすると「『ユメタン』の」という
枕詞がつけられることが多いのです。
自分としては次作こそ代表作にという意気込みで毎年新しい
本を書いていますが、一番使ってくださっている人の数が
多いのが『ユメタン』ですので、そうなるんだろうなと
思ってはいますし、それ自体は嬉しいことです。
ところが最近多いのが『まるまるリスニング』いいですね!
というものです。正確には『高校英語まるまるリスニング』
なのですが、多くの学校では「まるリス」と呼んで下さって
使っていただいています。
リスニングって問題を解いているだけでは「英語を聞き取れ
る脳」にならないものですから、音読活動が必要になります。
この本(も『ユメリス』もそうですが)は音読の基礎トレを
していただいて、最終的にはバックトランスレーションまで
やることで英作文やスピーキング力もつけようという本です。
日本語で僕が文章を書き、それを灘校の同僚であるマークが
英語に直してくれた合作なのです。
年賀状に「まるリスのスクリプトいいですね」と書いてある
のを見ると嬉しいものです。
『ユメタン』や『ユメリス』などの夢シリーズもたくさんの
学校で使っていただいていますが、このまるまるシリーズも
よかったら手に取ってみてください。
ただし、タフですよ。タフでないと力が付かないので。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
えべっさんが始まりました。僕は今日の宵えびすに行ってきます。