KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2020年1月21日

kimutatsu

土台となる言葉を覚えませんか

Posted on: 2020年1月21日(火) 7:20

011

岡山の目﨑先生がセンター試験と『ユメタン①』のヒット数
を毎年確認して下さっているんです。ありがたいです。

今年もこんな感じでやってくださいました。

赤いハイライターが付いているのが『ユメタン①』です。
(青いのが『ユメタン②』です)

yumetan1

yumetan2

毎年たくさんの単語集が売り出され、生徒たちはこっちがいい、
あっちがいいと揺れ動くものです。

そしてそれは英語の教員も同じでして、中にはいまだに音声が
ついていない単語集を採用し、生徒たちのリスニング力を伸ば
せない教員もおられると聞いています。残念なことです。

単語指導の基本は読んだり聞いたり書いたりしながら、未知語
が出てきたら調べて覚えるということだと思うんです。

でも『ユメタン①』レベルの単語を先にガーーーっと潰す。

たった1000語しかありません。それでも上の写真のような的中
率です。こいつを何周をして頭に刷り込んでしまうんです。

やっているうちに教科書などで何度も出てくるはずです。単語
集でも読みながらでも聞きながらでも刷り込むことになります。

そうすればセンターレベル(英検2級程度)の文章なら読める。

中3までに終わらせる学校がたくさんあります。あるいは高1
の間に何周もする学校がたくさんあるのです。

そうすると高1の終わりにはセンター試験が160~180点取れる
生徒が続出するという嬉しい知らせが毎年届いています。

1周目はそれほど覚えられなくても、何周もしているうちに、
まだこの単語集やるんですか、もうほとんど覚えましたけどと
いう状態になってくる。そうするとセンターレベルなら大丈夫。

この1000語をいかに早く覚えてしまうか。

逆にこの1000語でさえも苦しい受験生は、英語に関しては相当
苦しむことになるのではないでしょうか。

外国語の学習は、それが英語でなくても、まずは言葉を知らな
いとどうしようもないです。

目﨑先生にはいつも感謝しています。ありがとうございます。

この1000語を覚えながら、生徒たちはできるだけたくさんの
文章を読んだり聞いたり書いたりしながら、もっとたくさんの
言葉を覚え、ゆくゆくは世界で活躍する人材になって下さい。

なんだかんだ言って、英語が苦手な生徒なんていないんです。
言葉を知らない人がいるだけです。

そんなこと言ったら、僕はフランス語もドイツ語もスワヒリ
語もスペイン語も「苦手」ということになります。

でもそれらの言語の語彙をしっかり覚えたら、きっと得意に
なると思っています。まだ勉強していないだけのことです。

いま英語ができないと思っている人は語彙を知らないだけで、
別に英語が苦手なわけではないのです。

言葉をたくさん知っているのに英語が苦手なんていう人には
お会いしたことがありません。こんな言葉も知らないのか?
という人にはたくさんお会いしてきました。

まずは『ユメタン①』の1000語を何度も何度も反復すること
です。そうすればかなり読めて聞けるようになってきます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
外国語の勉強で知識から入らない人はいません。
それを「無味乾燥な暗記」という人は、「無味乾燥」
という言葉の意味を取り違えているのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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