これは東大駒場キャンパスの風景なんですけどね。この道が好きで、昨日は朝から駒場に行って散歩して参りました。10時に教え子たちと会って2時間ほど喋ってきました。
すでに東大に入って半年あまりが経ちますが、いろいろ活動的にやっている人もいれば、まだサークルに入った程度で特に何も動いていないという人もいました。これからアンテナをたくさん立ててやっておいたほうがいいよという話をしたのですが。
大学の4年なり6年なりというのは思っている以上にあっという間に過ぎてしまうし、思いのほか暇なのですよ。「小人閑居して不善を為す」とまではいかなくても、高校時代にかなり強く「大学に入ったらこんなことがしたい」と思っていても、バイトで小遣い稼ぎをしながらもそれとサークル活動などがメインになってしまい、高校時代に描いていたビジョンをなかなか実行できないというケースが目立ちます。
大人になると忙しくなります。仕事に就いて時間に追われ、結婚したら子育てに追われたりし、税金を払うだけでもかなりの負担で遊ぶ時間もカネもないという状況が生まれます。若いときは特にそうです。(わたしゃ今もそうだが)
ところがそういう忙しい中で「勉強したい」という気持ちが生まれることが多々あります。これって人間の不思議な部分ですね。もし大人が暇だったとしたら、そういう気持ちになるんでしょうかね?時間が有り余っている状況より、忙しいほうが前に進みたいという気持ちが生じる。
それが勉強欲につながっているんちゃうかなと最近思っているのです。
例えば受験生でも部活動を引退して「さぁ!受験勉強に勤しむぞ!」と気合いを入れるのですが、気がつくと「あれ?部活動やってたときのほうが勉強してた気がする」ということになるケースも多々あります。
結局、動いている人間というのはどういう方向にも動きたいと思うもので、これこそが人間の持つ慣性の法則の基本原理じゃないかと思っているのです。その意味で言えば自分のモチベーションを上げるのは意外と簡単かもしれません。
ヤル気になりたい!
そう思う人はとりあえず何かを始めてみることです。自分に関心のある何かを続けてどんどんやっていくのです。そうしているうちに脳がいろんな方向に行きたがりますから、そうすると「勉強もしたい」「スポーツもしてみたい」「読書したいな」という欲求が生じます。
そうなれば今度はタイムマネージメントを考えます。与えられた時間をどう使うかということを考え始めるわけですね。1日は24時間しかありませんので、その中で上に書いた欲求をどういうふうに実現するかを考えるわけです。
具体的に!
大事なことは動いてみることです。ヤル気が出ないという状況に僕が最近あまり陥らないのは、実は自分なりに慣性の法則を利用しているからなのです。
試してみようと思われた方は愛のクリックをよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!
(追記)英語教師の勉強会、具体的に動き始めました。