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kimutatsu

本番に強くなるには?

Posted on: 2009年10月24日(土) 12:13

光山登場

灘区東灘区大会が11月3日から始まるということで、練習試合をそれまでに
何とか2試合したかったのですが・・・できない。

相手がいないのではなく、相手がインフルエンザでメンバーが足りなくなって
しまって、試合のキャンセルが相次いでおります。

\( ̄_ ̄)/

しょうがない。明日は紅白戦するか。

投手の肩ってのは不思議なもんで、7回なら7回、3回なら3回に合った肩に
なってしまっていて、3回しか持たない投手が4イニングス目に入ると・・・

いきなり打たれる!

なのでエースには7回をちゃんと投げられるように指示するのです。すると、
そのエースはブルペンで毎日7回にあたる投球数を投げることになる。

ところが罠がありましてな。

ブルペンで100球投げるのと、練習試合で100球投げるのと、公式戦で10
0級投げるのとでは、天地ほどの開きがあるのです。

漫画『ドカベン』で、監督が新人の投手に「ブルペンの300球は試合の50球
程度と同じぐらいでしかない」と言う場面があります。

実際にブルペンの300が試合の50なのかどうかは専門家ではありません
ので、僕にはわからないが、その発言を水島さんがさせたのはわかる。

なぜならブルペンにはバットを持った打者がいない。

仮にダミーで立たせたとしても、その打者は打たない。

練習試合でも、仮に打たれたってそれで野球が終わるわけじゃない。単なる
練習試合なので、公式戦までに調整すればいいのです。

ところが公式戦では1球が命取りになる。1つの四球が命取りになる。力む。
ストライクが入らない。やばい!

こういうメンタリティーをどこかで作り出さないと、公式戦に弱いチームになり
ます。だから各監督さんたちは選手たちを練習の段階から追い込む。

バント練習で1つ失敗した選手に10キロほど走らせる。

シートバッティングで四球を出した投手にその後数時間走らせる。

スポーツを知らない人がこういう場面を見ると、あの監督の指導は、指導で
はなくて体罰じゃないかと思うかもしれませんが、それは違います。

ここで四球を出したら走らされる・・・あんなには走れない・・・やばい・・・

こういうメンタリティーを作り出すのです。それが練習なのです。練習のため
の練習をしていても、公式戦では勝てませんからね。

模試だって同じです。確かに模試は模試でしかない。ダメでも復習すればい
いし、模試の結果と入試の結果は必ずしも直結しない。

だけど入試を受験する際のメンタリティを模試の時から持てたとしたら?

こんなに受験本番に強い受験生はいないということになるわな。

逆によく聞かれることですが、国公立大本番のために、模試がわりに私大を
受験したほうがいいのかということです。

最初から模試がわりというメンタリティで臨むなら、受験しても意味がない。
合格してもここには来ないと思いながら受験するなら、模試以下になるわな。

普段の勉強の際にも、例えばセンターパックなどを使って、時間をはかって、
いろいろやると思うけど、大事なのはそういう環境以上にメンタリティやな。

これはあくまでもセンターパックなんやという意識があれば、そりゃダメだ。

そろそろ本番と同じ心構えで勉強したほうがいい。それが受験本番に強くな
る秘訣なのだ。本番の疑似体験を重ねることが何より大事なのだ。

僕にメールをくれた守屋さん、そういうわけなので、本番に強くなる秘訣につ
いて書いてみました。さて、そろそろ練習に行ってきますね。

 

(追記)この大会で公式戦1勝目をプレゼントしてもらえるのかな?
     選手諸君、期待しとるよ。練習のための練習じゃ意味がないぞ。

 


kimutatsu

語彙力と文法力を定着させるには

Posted on: 2009年10月24日(土) 1:33

沖縄の牧志公設市場

沖縄に行きたい・・・ついでに言えば、沖縄に住みたい・・・タヒチに住むとなると
さすがにちょっと病気の時とか大変そうやけど、沖縄なら大丈夫やろう。

中間考査の採点が進んでいくが、今回も平均点は80点を大きく越えそう。
否、下手すりゃ90点を越えるかもしれん。それは無理か・・・でもかなり高い。

決して簡単な問題ではないし、中2なのに過去完了進行形まで教えているので
定着させるのに今回はかなり時間がかかった。

今回の試験範囲一覧。
●時制全般(現在形から過去完了進行形まで)
●V+O+to do(tellやaskやwant)
●関係代名詞(whatと複合関係詞除く)
●分詞全般
●不定詞の意味上の主語
●疑問詞+to do
●間接疑問

文法と単語の力がどうすれば定着するのかを考えましてな。

いや、もう十何年も前に。

カラオケで歌を歌うのに何度か練習して、90点台を取れるようになるためには
どうすればいいのか・・・ということから考えを波及させまして。

そこから単語力と文法力を定着させるのには、どうすればいいのかを、考えて
考えて考えて、今まできたといっても過言ではないわ。

そして失敗を重ねて参りました。

が、やっとたどり着いた気がする。今教えてる66回生の生徒たちは幸せやと、
自分でも思う。確かに大変やとは思うけど。

でもこの方法なら定着する・・・という方法を見つけたからで、それに従って勉強
すれば、否、授業をすれば、そして彼らが僕についてきてくれさえすれば、間違
いなく語彙力と文法力はつく。

はずだ。

先生方対象の講演では何度か話をしたんやけど、あまりブログには書かなかっ
たのは、どう書いていいのかわからなかったからだ。

『ユメタン』を使うようになって、生徒たちは物凄く苦労してるけど、物凄く覚える
ようになり、しかも忘れないというお便りやメールを非常に多く頂くようになった。

ありがたし。

教員は妥協すること勿れ。生徒の悲鳴(「悪魔や!」「うげー!」「1週間100語
なんて多すぎる!」その他もろもろ)を快感に感じつつ、卒業時に「あれだけの
勉強をしたんやから落ちるわけなかろ」という自信を植えつけるべきやと思う。

どうやったら文法センタードな定期考査で平均点がこんなにも高く取れるのか、
考えてみた。自分の授業の何が効果的やったのかを。

そしてやはりあのやり方が間違ってなかったんやなと思うブログに出くわした。

敬愛なる前田先生のブログです。

結局、参考書ってのはあくまでも参考書なのだ。

野球の本を熟読するのはいいが、実際にそれを練習や試合で何度も出力する
選手こそが上手くなれるのは言うまでもない。

前田先生のブログを読んで、自分の考えが整理できた。先生、そのとおりです。

文法と単語の力を定着させたい人は、どうぞこちらをお読み下さい。

例えば今回「時制」の定着をするために、再テストも含めれば何度小テストを行
ったかわからんぐらい行った。手を変え品を変え。

あるときは和訳テスト。あるときは誤文訂正。あるときは動詞の形を変化させ、
あるときは穴埋めをさせ、あるときは英作をさせた。

最初は過去進行形と過去完了進行形の違いがわからなかった生徒たちやった
けれども、間違う生徒のほうが少なくなってきたのは、たぶん10回目ぐらいの
小テストの頃やったと思う。

時制だけで10数回。授業開始とともに5分のテスト。隣同士交換で答え合わせ。
回収して記録。落ちたら明日頑張ればいい。追試もする。追々試もする。

でも理論は教えてあるので、もう補習はしない。やるのはテストのみ。追試と。

結局、文法も『ユメタン』と同じ方式でやればよかったのか。出力を増やしたの
が効果的やったのか。そうか・・・

つまり結局は形を変えて反復するのがいいのだ。

高校英文法に昨日から入ったけど、同じ方法で生徒たちの文法力をアップさせ
ようと思う。そして『ユメタン』を使って語彙力をつけさせよう。

鉄板の英語基礎力をつけさせよう。これだけやって不合格になったら、そりゃあ
しょうがないやろうと思えるぐらいまではやろう。自分が納得するまでやろう。

生徒たち、ついてきなされ。

もう夜中の1時半を大きく回ったので、採点を止めて、執筆活動に入ります。

あと1時間だけ頑張ろう。起きたら野球の練習。久々にフォーメーションの練習
をやろう。選手たちには理論は伝えてあるので、後は出力あるのみ。

それはそれとして、生徒諸君、語彙と文法は早いうちに定着させないと、あとに
なって異常なほど苦労するぞ。できれば高2の終わりまでにやっとこうぜ。

そして高3は多読と多聴に徹するべし。がんばれ。

 

(追記)前田先生、ありがとう。頭の中がすっきり晴れました。

 


kimutatsu

みんな、本を読もう!

Posted on: 2009年10月23日(金) 22:58

山田君

以前、山田君と飲みながら勉強論を戦わせていたときに、ぽそっと彼が「結局は
勉強って経済活動なんですね」と言ったのを聞いて、微妙に感動した木村です。

若いのに、よくわかっとる。

勉強も経済活動だという意味がわからん人に卑近な例を。

例えば最近あまり話題にならないけど、相変わらず水面下では苦しんでいる人
も多い「派遣切り」という問題やけど。

確かに突然切られた人はかなりショックやし、生活どないすんねんって気持ちに
なるのは言うまでもない。

しかし企業側の論理だって間違っているわけではない。

企業だって生き残っていかねばならない。

というわけで経費の中でもっとも大きいウエートを占める人件費を削減するのは
当然やと思うんです。

問題は・・・

もしあなたがその対象者のひとりであったとする。

隣にもうひとりの対象者がいる。東大卒。二人の仕事の能力はそれほど変わら
ないとしましょう。ここでいう「能力」は潜在能力のことではありませんぞ。

あなたは猛勉強をして、法律、経済、英語、フランス語、中国語などに強くなった
としましょう。寝る間も惜しんで、一所懸命に勉強をしたとします。

企業サイドに立ってみたらわかると思うけど、あなたは切られません。

切られないどころか、もっと給料の高い会社から引き抜きがあるかもしれない。

勉強そのものが一種の経済活動になるということです。

45歳の僕が勉強するのはすでに経済活動ではなく、例えば読書やヒアリング・
マラソンそのものへの純粋な興味になってる。

でも万が一、灘が倒産してしまったとしても、今なら英語を使って食べていける。

何も武器がない人は、これから大変やと思う。特に卒業大学の名前だけじゃあ、
とても食べていけない。自分はこれができるという武器を持たないとあかん。

その意味で読書ができない人はかなり不利やな。不利な理由は社会に出れば、
きっと理解できる。否、体感できると思う。

本を読もう。それが勉強の第一歩やと思う。経済活動の第一歩でもある。

今日のこの人のブログはいつにも増して熱いけど、とってもいいことを、そして、
大人が子どもに対して、あるいは自身に対して、言い続けねばならない真理を、
書いてくれてる。

大人が子どもに対して「もっと本を読みましょう」と言うのであれば、やはり自ら
すすんで本を手に取らねばならないし、本を買わねばならぬ。

 

(追記)最近、中国古典の本を買いました。かなりはまっております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

多謝!

Posted on: 2009年10月23日(金) 22:14

東大合格者風景

ようやく『ユメタン』ゼロ(中学修了~高校基礎レベル)を作り終えました。 
巻末のお世話になった先生方一覧を整理するのに、かなり時間がかかってし
まって、編集者の澤さんにご迷惑をかけました。が、やっとできました。

今回もかなり多くの先生方のご意見を吸収することができ、383名の先生方
のお名前が掲載されることになります。

それからこれまた今回もいろんな先生方にコラムを書いていただきました。

手元にゲラがあるのですが、どのコラムもモチベーションをアップさせるのに、
うってつけの素晴らしいコラムばかりです。

今回コラムをお願いしたのは次の先生方です。

 

天川正先生(共愛学園中学・高等学校) 

上田高裕先生(東山中学・高等学校)

執行正治先生(佐賀県立佐賀西高等学校)

菅野健夫先生(北海道札幌北高等学校) 

棚町幸則先生(筑紫女学園中学・高等学校)

馬場志子先生(佐賀県立鹿島高等学校)

福島卓也先生(鳥取県立鳥取東高等学校) 

前田浩之先生(福島県立磐城高等学校)

吉村暢泰先生(東福岡高等学校・東福岡自彊館中学校)

 

中学から高1レベルの単語が習得できていないから、英語の成績が伸びない
という生徒は非常に多いのではないかと思っているのです。

こういった現場にいる先生方の声を吸収することができて、自分で言うのも何
ですが、本当にいい単語集ができたと思っています。

先生方、心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

(追記)今月はブログの更新が滞ってますねというメールを頂戴して
     きましたが、これでまた始めることができますわ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

ファンタスティック ウィークエンド

Posted on: 2009年10月20日(火) 12:17

KIMUTATSU-LOVE

激動の週末が終わって、うちの学年は「めでたく」今日から中間考査。

「めでたく」というのはつまり、新型インフルで休んでる生徒が多いので、
これってもしかして中間考査できる?って思っておりましてな。

でも始まりました。一部の学年は先週土曜日から。中1と中3は昨日の
月曜日から、中2は今日から始まりました。とりあえず全学年始まった。

週末にアメリカ人教授と晩餐を楽しんだ話は書きました。

備忘録のために、この週末のことを書いておこう。

翌日起きて歌舞伎町を散歩し、昼過ぎから人と会って、いろいろと今後
のことを打ち合わせ。

打ち合わせ中に安河内先生から電話を頂戴して、モチベーションアップ。

竹岡先生とか安河内先生とか、BIG NAMEな先生と話をすると、僕も
頑張らないとあかんなという気分になる。

だいたい毎月1回か2回は上京してると伝えると「飲みましょう。時間が
空いていたら必ず駆け付けるから」と仰っていただく。

恐縮しまくり。

安河内先生、ありがとうございます。お体に気をつけて頑張って下さい。
僕も頑張ります。いい刺激を頂戴しました。ありがとうございました。

夕方に八王子に行って、某社の「東大入試分析会議」に出席。

東大の英語入試の配点や、自由英作文や大意要約の採点基準などに
ついて話し合いを行う。すぐに終わると思いきや9時過ぎまで。

自由英作文や大意要約の採点基準については正解がないので、ある意
味では気楽な会議ではあるけど、誠心誠意自分の意見を伝える。

で、それが9時過ぎまでかかったということは?

帰れん・・・明日昼から西宮で講演やのに。

というわけで、新横浜に宿をとり、会議終了後に移動。

ところが・・・

こちらで泊まるなんて言うと、みんな黙ってなくって、結局山田君と合流。
千葉ちゃんと八王子東の石崎先生もご一緒くださる。

飲み会を22時半から始めると、明らかに石崎先生は帰宅できないのに
一緒に飲みたいからと言って、ついて来られる。ありがたいこっちゃな。

翌日に部活の指導を控えていて、決して暇ではないのに、「一緒に飲み
たい」と言ってもらえる幸せをかみしめつつ、乾杯!

いつもと違って山田君はおとなしかった(笑)。やればできるやん。

翌日は8時の新幹線に乗って新大阪まで戻り、無事帰宅。ほとんど寝て
ないので、目がこむら返りを起こしかけてる。

しかし一般の方々対象の講演が2時間後に控えているので、しゃきっと
するために、熱いシャワーを浴びて目を覚ます。

ふっ・・・かぁつ!\(-o-)/

酒井社長と

その後西宮ガーデンズに移動し、講演。80名の方々がご参加くださいま
した。ありがとうございました。多謝。

そこでは「我が子の人間力を高める親力」というタイトルで、お話をさせて
いただきました。英語の勉強法とモチベーションの上げ方をリンクさせて。

子どものやる気ってのは教員や親が上げてやるもんじゃないわな。

自分の内から沸々とせり上がってくるのがやる気なのです。

が、しかしやはりそうは言っても人間同士。助け合うことが大事なのです。
教員や親の取り組みが違うと、やる気が出たり出なかったりする。

何名かの先生方も来られていましたが、大半が保護者の方々。
灘の保護者の方々も、10名ぐらいはいらっしゃったように思われます。

何名かの方からメールを頂戴しました。こちらこそ感謝しております。

この週末は実り多き週末でした。旺文社での出会い、アメリカ人教授との
会食、某社の方々、安河内先生からのお電話、夜の東大入試分析会議
とその後の山田君や石崎君たちとの飲み会、ガーデンズでの出会い。

そして全部終わってから、何名かの先生方(またしても西山君。またしても
ドランカー三原君。久しぶりに寺村君。そして後藤君。酒井社長とアルク
中台ちゃんも)と共に梅田で打ち上げをしました。

以前も書きましたが・・・常々思っていることを書きますわ。

疲れることなく、愚痴をこぼすことなく、悪口を言うことなく、
真っ直ぐに前を向いて、初心を忘れることなく努力すれば、
必ずや道は開けるはずです。

他の方々との縁を大切にしながら、お互い助け合いながら、
自分の夢を追いかけながら、生きていきたいものです。

ともすれば目の前の嫌ごとに追われてしまって、長い目で
人生を見ることができなくなってしまうこともあります。

が、そういうときこそ大きく息をついて、今の土砂降りだって
そんなに長くは続かないと、気持ちを切り替えることです。

すぐに結果が出なくても、10年後になりたい自分になれて
いるように、毎日の地道な努力を継続することですね。

大きく大きく生きていきましょう。週末にお会いしたすべての方々に心より
感謝をしております。また会いましょう!

 

(追記)今日の英語の試験はよくできてる。
     前へ進まず復習して良かった。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

アンフォーゲッタブル

Posted on: 2009年10月17日(土) 11:18

Tokyo Univ.
(この画像はブログの内容とは何の関係もありません)

昨日から東京に来ております。昨夜は新宿御苑のイタリア料理店で、極めて
有意義な時間を過ごすことができました。

あるアメリカ人の大学教授との晩餐を楽しみました。

間を取り持ってくださった旺文社のみなさん、ありがとうございましたm(__)m

昼過ぎから旺文社で榊原さんと、美人の荒川さんとの打ち合わせを行って、
それが夕方まで。終わってからみんなでタクシーで新宿へ。

高鳴る胸を押さえながら待っておりました。

入ってこられた先生は恰幅良く、にこやかに席におつきになりました。

何から喋ったのかも覚えていないのですが、先生が話されたことを逐一メモ
に書きつけながら、ワインを飲み続けておりました。

さっきメモを見ていたのですが、英語のスペリングが汚い・・・飲みながらやし
遠視で手元が見えにくいし・・・読みづらい。でも解読しよう。

コミュニケーション重視の英語教育に対して警鐘を鳴らされる一幕もありまし
た。文法や単語を知らないで、どうして読んだり書いたり聞いたり話したりで
きるんでしょうか?コミュニケーションって何なんでしょう?と仰いました。

そのとおりです。

僕の故郷は奈良の明日香なんですと言うと、一呼吸置いて「大好きです!」
と大声で。

社交辞令でも嬉しいもんやなと思っていると・・・

飛鳥寺の話、裏にある蘇我入鹿の首塚の話、大化の改新の話・・・出てくる
出てくる!果てはPCを取り出して、マイピクチャを開かれると、なんと!!!
蘇我入鹿の首塚の写真が!ほんまに詳しいやん!

握手をし、抱き合って、写真を撮って、ついでにサインもちょうだいして別れ
ました。興奮冷めやらぬまま、行きつけの寿司屋にひとりで行きました。

写真はあるのですが、かなり著名な方だし、勝手に使うのはどうかと思うので
来年のある時期が来たらアップします。

がんばってきてよかった。

ほんとに。

いと嬉し。

寿司屋に行くと、アルクの矢部君が入口で。「なんでいるの?」と聞きますと、
いや、東京へいらっしゃるといつもこちらで飲んでおられるので、とのこと。

これまた嬉し。

矢部君にその教授との話を、まるで子どもが母親に楽しかった遠足の話を
するかの如く、興奮しながら喋っておりました。

矢部ちゃん、おおきにありがとう。

今朝から気分がいい。軽く酒が残ってるけど、楽しかった昨夜を思い出しな
がら、よし!これからも頑張りまっせ!と声を出し、ベッドから起き上がった。

シャワーを浴びたら、ちょっと散歩してきます(昼間の歌舞伎町を)。

帰って原稿を書き、昼から人と会って、最後は八王子東の石崎君たちと会う
のです。これまた楽しみだ。

疲れることなく、愚痴をこぼすことなく、悪口を言うことなく頑張りましょう。
真っ直ぐ前を向いて初心を忘れず努力すれば、必ずや道は開けるはずです。

他の人たちとの縁を大切にしながら、その基本姿勢を崩さず生きていきます。

 

(追記)昨夜は興奮しすぎて、いろんな方々にわけわからんメールを送り
     まくっておりました。メールした先生方、どうもすみません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

嬉しいメール

Posted on: 2009年10月14日(水) 20:19

長崎にて
(長崎にて祈りを捧げるの図)

先日、佐賀の先生方の前でお話をさせていただいたのですが、帰りにちょっと
長崎に寄りたくなりましてね。長崎のこの像が見たくて、我侭を言いました。

長崎は壱岐に行ったことがある以外は初めてでして、さだまさしさんのエッセイ
や小説などを読んで、前から行きたいなと思っていたのです。

で、佐賀から車で1時間ぐらいということで、行ってきました。

長崎といえば思い浮かぶのが、坂、シーボルト、カステラ、さだまさしさん、長崎
ちゃんぽん・・・そして何よりも原爆です。

原爆資料館に立ち寄る時間がなくて残念だったのですが、せめてこの像の前で
祈りを捧げることができたのはラッキーでした。

帰宅すると次のようなメールが届いていました。

*****************************

看護学科再受験予定の40歳主婦です。
久々に英語の勉強をしてみたら、最近はリスニングなんて物が
あって、途方に暮れていました。

先生の「センター試験英語リスニング合格の法則」のお陰で、
模試で9割をとることができました。

いい本を出してくださって、本当にありがとうございました。

年齢が年齢なので(笑)、面接ではじかれるかもしれませんが、
センター試験本番まで油断せずに頑張ります!

ひとことお礼を申し上げたくてメールさせていただきました。

*****************************

こうやって心温まるメールを頂戴しますと、本当に嬉しく思いますねぇ(涙)。

メールをくださったMさん、ありがとうございました。センター試験本番も頑張っ
て90%以上をゲットしましょう!応援しています。

もちろんMさんにはメールを差し上げて、お礼を申し述べました。
こういうメールをいただいて、僕のほうこそ感謝感謝です。ありがたいものです。

また新しい本に対する意欲が湧いてきました。頑張りますよ。

 

(追記)18日の西宮ガーデンズでの講演ですが、70名程度の方々が参加
     されるということです。定員が何人か知らないのですが、まだ入ります
     ということなので、よければご参加下さい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

佐賀は熱かった!

Posted on: 2009年10月12日(月) 12:49

佐賀西・弘学館の先生方と

これだけ長身の先生方に挟まれると(笑)僕の小ささがスタンドアウトするので
ちょっとこの写真を使うのはどうかとも思ったのですが、そもそも見た目なんて
気にするタイプでもないので、まぁいいや。

というわけで、ほとんど初めて佐賀に行ってまいりました。

「ほとんど初めて」というのはどういうことかというと、56回生を受け持った際、
修学旅行で佐賀の嬉野温泉というところで一泊しているのですよ。

でも実際に佐賀でじっくり滞在したわけではなく、通過しただけだったのです。
今回初めて佐賀の方々に触れ、佐賀の空気を堪能してまいりました。

佐賀県(と一部福岡県)の先生方50数名の前で、6年間のシラバスについて
講演をし、少しだけ英文法の模擬授業をして参りました。

僕の授業なんて大したことないのですが、そこはほれ、他の先生の授業を見
るというのは、大したことない授業でも参考になるというものだ。

講演自体は漫談に近いものなので、先生方は笑いながらメモを取っておられ
ました。参加された先生方、いろいろとありがとうございました。

僕の話が多少なりとも参考になれば幸いです。

やる気の出る言葉

終わってから多くの先生方と飲みに行ったのですが、これまた楽しくてねぇ。
やっぱり大事なのは人と人とのつながりやなぁと思いましたわ。

上の写真は参加された佐賀西高校の執行先生、山口先生、弘学館高校の
平田先生、百原先生、林田先生です。楽しい先生方ばっかりでした。

どうやれば効果的な授業が展開できるか、どうすれば語彙力がつくのか・・・
どう指導すれば文法力が定着するんやろうか・・・

そんな話ばかり出てきて、あぁ、熱い先生方がここにもいらっしゃるんだなぁと
思って、嬉しくて嬉しくてですね。

11月28日の英語教師塾に今からでも参加したい!と申し出られた先生方も
いらっしゃいました。もちろんWELCOMEです。

いい気分で帰ってまいりました。

佐賀の先生方、本当にありがとうございました。お世話になりました!

今日はカイロプラクティックに行った後、来週の中間考査を作り、それが終わ
ったら、佐賀の先生方にお礼のメールを書こうと思っております。

 

(追記)出逢った方々とのつながり、縁を大事にしていかねばバチが当たる。
     行く所々でそう思います。今週も新たな出会いがありそうで、わくわく
     しております。

(追記)18日の西宮ガーデンズでの講演ですが、70名程度の方々が参加
     されるということです。定員が何人か知らないのですが、まだ入ります
     ということなので、よければご参加下さい。

(追記)西宮ガーデンズにあるブックファーストさんで、僕の本を下のような
     展開で置いてくださっているということです。ありがたいですねぇ。
     講演にいらっしゃる方々、よければよろしくお願いいたします。
     もちろんサインをご希望の方にはさせていただきますので。

ブックファーストさん

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

ちょっとご連絡

Posted on: 2009年10月12日(月) 12:18

灘校正門

本日10月12日の22時45分からNHKで『ザ・コーチ』という番組がありますが、
そこで灘校で教鞭をとられた国語科の橋本先生の特集があります。

新聞をみますとこう書かれてあります。

********************************

あの学校を文庫本一冊で東大合格数日本一に導いた97歳伝説の教師
型破り授業

********************************

かなり前から本校にカメラが入りまして、いろいろと収録が行われていましてね。

橋本先生は現在97歳で、入学式や卒業式の折にたまに拝見しますが、お元気
でいらっしゃいます。僕の『頑張ってるから悩むねん』にも取り上げさせていただ
きましたが、『源氏物語』を現代語訳された先生であります。

橋本先生が教壇に立たれていたときの教え子の1人が遠藤周作先生です。

お時間のあられる方はどうぞご覧下さい。僕もビデオセットしました。

 

(追記)ちなみに僕の授業も収録されたので、もしかしたら一瞬ぐらいは
     映るかもしれん。それと野球部の練習風景も収録されたので(笑)

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

台風、大丈夫でしたか?

Posted on: 2009年10月8日(木) 20:11

日大高の先生方と
(日大高の先生方と)

昨日来の台風、凄かったですね。実はうちの学年、インフルエンザで学年閉鎖に
なっとるんですが、さらに今日は警報のために休校となりました。

学校には昼ぐらいにノコノコと行ったのですが、ほとんど先生方も来られてなくて、
ちょっと授業の準備をして、すぐに帰宅しました。

台風、チームキムタツのメーリングリストに寄せられたメールによると、今のところ
先生方の学校などでは大きな被害もないようです。

子どものときは台風が来るなんて聞くと、まるで遠足の前の日みたいに、ある種、
ドキドキしながら「待っていた」ところがあります。

今はさすがにちょっと違うなぁ。

学校が休みになると生徒が喜ぶ\( ̄_ ̄)/

休めるのは嬉しいので、実は教員も喜ぶ・・・こともある。

が、今回みたいにインフルエンザで学年閉鎖で、さらに台風まで来て休みが続くと
こっちの指導計画に若干の狂いが出るので、ちょっと良くない。

ちなみにこのインフルエンザの閉鎖で4日間休みだったので、余裕を持って中間
考査に臨めるなぁと思ってたら、カツカツになってしもおたわ。

あなかなし。

とりあえず今やってるレッスンで中学英語は終わるので、そこまでを範囲にするの
は変わらないとしても、反復復習の時間がなくなったので、これは考査後にしよ。

今回の範囲である<tell / ask / want / adviseなど+O+to do>であるとか
時制とか関係代名詞であるとかは、高校英文法の範囲に入っても大事やしね。

とりあえず生徒たちをイジメ・・・否、鍛えるための(笑)プリントを作り溜めしとこう。

最近、中学英文法の大事さを噛み締めている木村です。大人になってやり直すの
だって、やはり中学英語が出来てないとなかなか定着しにくいものだ。

でね、中学英語を鍛えなおすための凄くいい企画を思いついたんやけど・・・

それを作る時間的余裕がない。企画だけ誰かに渡して、その人に作ってもらおう。

 

(追記)昨日500名の先生方にメールを発射したのですが、『ユメタン』の
     アンケートの回答をくださるのに加えて、いろんなメッセージを書いて
     くださっているのです。なんだかその先生方と再会したような気分に
     なれるのは嬉しいものです。いとうれし。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記