KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 人生論

kimutatsu

先生、僕も頑張りますから

Posted on: 2017年10月19日(木) 21:13

dazaifu

学校から帰宅したら福岡女学院の封筒が届いていました。

僕が「同志」なんて言うと怒られそうですが、同じ志を持っ
た先生からの手紙でした。

玄関先で読みながら、深く深呼吸をすることになりました。

そして自分の思いを手紙にしたためてくださる人生の先輩が
おられることに対して、神様に感謝しておりました。

そしてこんなにも素晴らしい先生なのに、僕のブログやメル
マガを、そして僕の弟子たちのメルマガをも、読んでくださ
っていることを知って、なんと書けばいいんだろう、嬉しい
とかそういう気持ちじゃないな、少し違うかもしれないけど、
その先生に対して畏敬の念を抱いております。

若い人たちにはわからないかもしれませんが、ある程度の年
になると、それまでの人生を振り返りながら前に進むことに
なりますし、残り時間と相談しながら生きることになります。

この先生と知り合って本当によかったなと思っています。

そしてこの先生と出会ってなかったら、きっと背筋を伸ばす
ことなく、いつまでも「これでいいのかな」と思いながら
教員をやっていたようにも思います。

先生、僕も頑張ります。僕は自分の甘さや遊びたい感覚には
負けたくないのです。大した教員ではありませんが、生きる
時間にあぐらをかきたくないのです。

だから頑張ります。またお会いするのを本当に楽しみにして
おります。お互い、しっかりと生きましょうね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
この手紙は宝物になりました。気持ちが駄目になったら
取り出して読もうと思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

ライフワーク

Posted on: 2017年10月18日(水) 7:45

001

両親の仏壇の前に著作をこんなふうに置いてあります。

母の死には間に合いませんでした。父は喜んでくれました。

今もきっと僕が本を出すたびに、「また書いたんか!」と
笑いながら喜んでくれていると信じています。

これから10年間ぐらいの執筆計画を作っているのです。

どこの出版社から出すのかはわからないし、依頼もされて
いない本です。2018年はこれ、2019年はこれ、2020年は
これ・・・という具合いに計画を作っています。

出版社さんから出す薄物、つまり学校専売品はこのリスト
には含まれません。書店さんに並ぶものを指します。

出してくれる出版社があればいいなと思いながら、読者の
方がたが読んで(あるいは使って)喜んでくださる本を、
あと10年で30冊ほど出す予定でいます。

よく「本を書いているんです」というと「頑張って下さい」
と言われることが多いのですが、どちらかといえば楽しく
自分の脳内をアウトプットさせています。

アウトプットのためにはインプットが必要ですので、本を
書くためにも、できるだけ多くの本を読むようにしていま
すし、できるだけ多くの人の話を聞きに行くようにしてい
ます。そうでないと今の脳だけでは限界がありますからね。

皆さんのライフワークは何ですか?

僕は書物が大好きです。読むのも創るのも。

書物とともに生きられれば幸せです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
生きている間に小説も絵本も出せればいいなと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

どう生きるか、どう死ぬか

Posted on: 2017年10月17日(火) 20:42

02

高知と名古屋のセミナーで書いてくださった出席カードの
僕へのメッセージを読んでいます。こういうのは嬉しい。

高知のには「また来てください」と。

名古屋のには「名古屋のセミナーを増やしてください」と
それぞれ書かれてあります。

04

僕の本業は灘校の教員です。だから灘の生徒たちの英語力を
インプルーブすることが仕事なのです。でも空いた時間は
自分の時間ですので、好きなことをして生きています。

勤務時間以外は自由に生きようと決めています。

本当はいろんなことをアウトソーシングしたいのです。でも
採点や教材づくりは僕でないとなかなかできないことも多い
ものですから、自分でやることになります。

本来は採点なんかはそういう業者があればアウトソーシング
すればいいとは思うんですけどね。

誰かが採点している間にもっとクリエイティブな仕事をする
ことができます。授業教材を溜めることもできますからね。

教員自身が採点するから見えてくるものがあるのだ!という
ような前時代的なことを言う人もいるでしょうけどね。

さて、それはそれとして。

今は灘の生徒たちのために働いているのですが、灘校を退職
したら何をしようかなぁと考えることが増えてきました。

65歳で退職するとすれば、あと11年です。

今まで一生懸命に奉職してきたので、ここからは誰かの下で
働こうとは思いません。自分の好きな仕事だけをしたいなと
思っております。

本当は自分の学校を経営したいのです。

トットちゃんでも笑顔で生きていける学校がいいな。

仕事をしないで遊んでばかりというのは僕らしくないなぁと
思っています。英語ではないにしても、教育にはたずさわっ
ていければいいなと思っています。

おそらくある程度の年齢の人は同じことを考えられると思う
のですね。どうやって生きるか、どうやって死ぬか。

僕もあと11年かけていろいろ考えようと思っています。

中間考査は明日まで。採点を頑張ります。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
採点および矢部君から頼まれた「仕事」のために、
執筆が1週間まったくできていません。Oh, my God.
11月の第2週からまた執筆を頑張ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

ノーベル賞受賞と言えば

Posted on: 2017年10月8日(日) 5:57

04

Kazuo Ishiguroさんがノーベル文学賞を受賞されましたね。

そういえば以前彼の小説を原書で読んだことがあったなぁと
思って探しておりました。が、見あたらないなぁ。

学校に置いてるのかな。

ノーベル賞と言えば、マリア・スクウォドフスカ・キュリー
さんが一番凄いと思ってるのは、20世紀初頭のまだ女性科学
者に対する偏見の強かった時代に、女性初のノーベル賞を受
賞したのみならず、物理学賞と化学賞という異なる分野で2
度受賞していることです。

そんなキュリー夫人の名言。

チャンスは準備を終えた者にだけ微笑んでくれるのです。

僕などは53歳にもなってまだまだ未熟で準備中。これからも
精進を重ねて、いつかはという想いをしております。

08

ノーベル文学賞と言えば、ボブ・ディランですよね。すでに
忘れている人もいるかもしれないけど、彼は昨年の今ごろに
ノーベル文学賞を受賞しました。

歌詞も「文学」なのかという議論がここかしこで湧き上がり、
彼の曲の歌詞がいかに文学的かという議論につながりました。

そんなボブ・ディランの名言。

何もかも失われた時にも、未来だけはまだ残っている。

さて、僕もがんばろ。今みたいな低いレベルのままで死にた
くないわ。まだやりたいことがいくつも残ってる。

皆さん、豊かに生きましょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕は清志郎さんのある言葉が大好きなのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

生徒からの嬉しい連絡

Posted on: 2017年10月6日(金) 21:30

00

僕が担任をしているのは中3の2組です。今日はその2組の
生徒から「気象予報士試験に合格しました!」という連絡を
もらいました。

T君、おめでとう!

将来はそういう方向に進むのか、あるいは別の道を行くのか
はわかりませんが、資格をいくつか取りながらモチベーショ
ンを上げたり将来の道を模索したりするのはいいことです。

医師免許を持っていても医師にならない人もいますし、教員
免許を持っていても教員にならない人もいます。

資格というのはそういうものです。

選択肢なのですね。

簡単に取得できるような資格はほとんど役に立ちませんけれ
ども、努力して取ったものは人生の選択肢になります。

日本中の子どもたちが、いくつかの選択肢を模索して、その
中から「さぁどう生きようかな」と考えるようになれば、
とてもいい国になるやろうなと思っております。

彼が添付してくれた気象予報士試験合格証明書の写真を見て
そんなことを考えました。僕も刺激を受けました。

皆さん、頑張って人生を豊かに生きましょう!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英検も準1級ぐらいまで取ったら次は別の言語に行けば
いいと思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

For the Purpose of Surviving the Crisis

Posted on: 2017年9月18日(月) 10:48

030

台風、淡路島あたりを通過中とNHKが報じた時、我が家のリビ
ングの窓がものすごい勢いで震えておりました。

モモが生きていれば大変なことになっていただろう。

現在は北海道のほうに行っているようですが、被災された方々
には心よりお見舞い申し上げます。

大分県の様子が報じられていました。ものすごい勢いで濁流が
街を飲み込んでいまして、まばたきをするのを忘れるぐらい、
テレビのスクリーンを見つめておりました。

今年はどうもこういう天災が多いように思いますね。

そういえば、ビッグバンで有名なホーキング博士が6月ぐらい
でしたか、「人間の寿命はあと100年ほど」と発表しまして
世界中を驚かせました。

我々のような文系人間とは違ってサイエンティストは、複数の
データをもとにして結論を導き出します。

その人が「人類はあと100年で滅びる」と言い出したものです
から、いろんなことを考えさせられました。
「移住先を真剣に検討したほうがいい」なんて言われますと、
さすがにあと100年なんて生きられない我々としても、考えさ
せられるというものです。

それでもCO2排出規制に消極的なアメリカには、逆に驚きを
覚えます。対照的に中国ですが、電気自動車への移行が始まっ
たと報じられています。

いくら英語だ数学だと言いましても、人類がこれ以上発展しな
いのであれば勉強など意味のないことかもしれません。

我々の勉強はすべて人類の幸福や愛のためにあるのですから。

こういうことになると政治家が悪いとか企業が悪いとか言う人
が必ずいますが、政治家や企業家に丸投げするのではなく、
一人ひとりがまずは考えることが大切です。

本当にあと100年で終わらせないように、どういう行動をとれば
いいのか、今なにができるのか、どうすれば終わらないように
できるのか等を考え、特に若い人たちには未来の地球上に人類が
闊歩できるよう、真剣に取り組んでいってほしいと願っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに「若い人たち」には僕(53歳)も含まれます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

精神のカタルシス成功せり

Posted on: 2017年8月22日(火) 7:15

051

精神のカタルシス週間が終了し、自宅に戻ってきました。

一週間、毎日笑って心をじゃぶじゃぶ洗濯してきました。

慶良間諸島の渡嘉敷島は初めてでした。タヒチより美しいの
ではないかとも思われる海に心を洗っていただきました。

美味しいものを食べ、友達と泡盛を飲みながら毎晩いろんな
ことを語り合ったので、体もひとまわり大きくなったぞ(涙)。

ずっと仕事はできません。ずっと勉強はできません。

こういう切り替えを意識的に行わないと集中力が減退します。

今日から仕事モードばりばりな木村です。

沖縄のみんな、ありがとう!

沖縄県の英語教育に貢献してくれた柴原さんと佐藤くんにも
お礼を言いたい。ありがとう!

ここからは気持ちを切り替えて、仕事を頑張りましょう!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日の夕方から熊本に移動します。
例の地震後はじめて熊本に参ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

充電=休むことじゃない

Posted on: 2017年8月18日(金) 22:43

048

充電って何もしないことじゃないんよね。そうじゃなくってさ、
いつでも動けるように、充電中に動いておくことって大事。

ごろごろしてテレビを見て何時まででも寝て・・・

・・・な感じにしていると、充電してることにならへんのよ。

むしろ朝は5時過ぎには起きて、朝ご飯を食べ、散歩を楽しみ、
執筆活動をし、時間の許す限り読書をする。

だから「さぁ、二学期でっせ!」と言われてもすぐに動ける。

充電中って完全にスイッチオフにすることじゃないので、そこを
間違えてしまうと、充電どころか逆に疲れることになってしまい、
明日から仕事ってときに「嫌やなぁ」になってしまう。

それじゃあ充電の意味がない。

そんなわけで僕は充電中。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は那覇で私学振興会主催の勉強会です。
幼稚園の先生から大学の先生までたくさんの方がご来場されます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

What Matters.

Posted on: 2017年7月17日(月) 15:49

020

僕のHPはこちらから質問を送れるようになっています。

で、けっこうな数のご質問を頂きますが、なかなかお返事が
できずにいて心苦しく思っています。

お返事はブログ上でさせていただきます。

先日頂いたご質問。

余計なところはカットしてあります。

*****************
私もキムタツ先生のようにいろんな活動をしてみたいと
想いながら生きています。会社勤めをしています。
キムタツ先生は学校の教員をしながら本を書かれていたり、
福島や沖縄などで子どもたちのために活動をされたり、
全国各地で講演やセミナーをされたりしていますが、
そんなふうにいろいろな活動をするうえで
もっとも大切にされていること、
もっとも必要だと思っておられること、
もっとも重視されていることは何でしょう。
*****************

大切なものや必要なものはいろいろあるのでしょうけれども
僕がもっとも大切にし、大切にし、重視していることは…

A lot of sleep and no stress.

です。

意外な答えかもしれませんが、本当にそうです。

睡眠不足になると大量の仕事ができません。それに眠くって
眠くってしょうがない状態では高いパフォーマンスを発揮
することができません。睡魔は敵です。

また、ストレスが大きくなるとそのストレス源となるネガテ
ィブな要素が頭から離れなくなります。それって嫌じゃない?

「これストレスやなぁ」と思うと、それをデリートする手段を
めっちゃ考えます。それが他者からの攻撃であれば弁護士に
相談しますし、同僚との関係悪化であればじっくり話し合って
そのストレスを除去することに全力を傾けますね。

有限の時間の中で暮らしていますので、多量のやりたいことを
パッパとこなしていくために最も必要なこととなると、やはり
a lot of sleep and no stressだということになります。

032

やりたいことに集中して徹底的にやりたいのです。

地上に出てきた蝉がやりたくもない英語の勉強をしたり、やり
たくもない仕事をしていたらどう思いますか。

人間だって同じようなもんですよ。

やりたいことをやって生きていきたい。

死んでしまったら元も子もないわけですから、そのためにも
やはりa lot of sleep and no stressこそ最も大切にしたいと
思っています。手塚治虫先生は偉大だけど、夜も寝ないで
大好きな漫画を描いた挙句、60歳でお亡くなりになった。

僕は手塚先生みたいに偉大じゃないけど、手塚先生より長く
生きて、やりたいことは全てやって死ぬつもりでおります。

A lot of sleep and no stress.

能力は高くありません。でも健康に生きて、いつまでも元気
で好きなこと、やりたいことをし続けようと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
囲碁部の合宿が終わりました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

少しずつでも動き続ける

Posted on: 2017年6月14日(水) 23:10

21

中間考査の結果(学年席次など)が出てきたので、授業中に
いろいろと話をしました。

「点数が高い人はそのまま努力を続けよう。低い人は点数が
低かったことそのものは全く問題ないよ。復習すればとり
返せるだけのことやからな。点数が悪いくせに復習もしない
ということでは全く意味がないから、間違えたところは
必ず復習しておいたほうがいいわ」

「点数が低かった人の最大の問題は、点数が低いことよりも
成績が悪いことやサボってしまうことに慣れてしまうこと。
そして頑張らない自分が当たり前になってしまうこと。
高2になったら頑張ろうとか、高3になったら頑張ろうとか
思っているタイプの人って、結局は高2や高3になっても
体が思うように動かない。」

「なぜなら人間の行動には慣性の法則が働くから。動いてい
る人は動き続けたほうが楽で、止まるとしんどい。逆に
止まっている人は止まり続けるほうが楽で、動くとしんどい。
少しずつでも動き続けていないと、さぁ高2だ!さぁ高3だ!
とか言っても、それまで止まっていた人は動くのがしんどい
ものだから、動き始めてもすぐに休憩したくなる。」

「だから小テストや定期考査などを利用して、動き続ける
習慣を身につけておいたほうが、結局は楽になるよ」

という話をしました。

少しずつでも動き続けないと、止まってしまうと逆にキツイ
というタイプになれば、活発に動いているほうが楽なので
他の人から見れば「努力してる!」と思えることでも
自分にとっては「努力してるほうが楽なんだ」という自分が
作れるというものです。

以前は僕も止まっているほうが楽で、できることなら休んで
いたいなという側だったので、生徒たちの気持ちもわかる
んですけどね。

「53歳の人生の先輩からのアドバイスな」と言いながら生徒
たちに話しました。

頑張っている子は今のままでいいのですが、頑張れなかった
子たちがこれからは「少しずつでも動き続けよう」と、
重い腰をあげることにおおいに期待しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
寒暖の差が大きいからか、風邪がはやり始めているそうです。
皆さん、気をつけましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

ACCESS COUNTER

Total 38046200 Hits!

▲PAGE TOP